スペクトル解析

スペクトル解析について

Cisco Catalyst Center は、アクセスポイントからスペクトログラムストリームを受信し、スペクトル解析をリアルタイムのスペクトログラムビューとして可視化します。ネットワーク管理者は、エンドユーザーからの RF 違反の問題、または Catalyst Center からの無線周波数の問題を受け取ります。違反を分析するには、対応する AP を選択し、スペクトログラムストリームを分析する必要があります。

設定がグローバルであるか、特定のチャネル用であるかに基づいて、すべての AP は特定のチャネルを使用してクライアントと通信します。

多数のクライアントが同じ AP に参加すると、フレームがドロップされる可能性が高くなります。クライアントがすぐにドロップする、またはオンボーディングされないという問題がある場合は、スペクトル解析を実行して、チャネルが妨げられていないかどうかを確認する必要があります。

Web UI にリストされているすべての AP でスペクトル解析を有効にし、対応する AP に基づいてグラフを表示することができます。有効にすると、AP がスペクトルデータを Catalyst Center に送信し、ここで 3 つの異なるチャートに集約されます。

スペクトル解析の実行中に、次のチャートを表示できます。

  • パーシステンスチャート:5 分間の、各チャネルにおける各信号の振幅対電力の比率をプロットします。このチャートは、1 つの信号を表す青色と、多数の信号を表す赤色で色分けされています。このチャートは、5 分の間隔内の信号データの経過時間を表す不透明度もプロットし、古いデータはより透過的になります。

  • ウォーターフォールチャート:5 分間にチャネルで分析される、すべての信号をプロットします。X 軸に強度、Y 軸に時間が表されます。このチャートは、低い値を表す青色と、高い値を表す赤色で色分けされています。

  • 干渉およびデューティチャート:チャネル帯域幅ごとに検出された干渉の重大度をプロットし、干渉タイプをリストします。干渉は円でプロットされ、中心は重大度を表し、半径は影響を受けるチャネル帯域幅のセクションを表しています。干渉の影響は重大度として測定され、値の範囲は 0 ~ 100 です。干渉タイプは RF 署名から決定され、干渉の Cisco CleanAir テクノロジーによって識別され ます。

ライブスペクトル解析

Web UI を使用して、AP 無線のライブスペクトル解析を実行し、対応する AP の無線によって生成された周波数のスペクトルをモニターすることができます。ライブスペクトルキャプチャは、使用可能な場合は無線 2 を使用します。それ以外の場合は、無線 0 と無線 1 の両方が使用されます。無線 2 でのライブスペクトル解析を有効にすると、Cisco Catalyst Center に 2.4 Ghz と 5 Ghz の両方の範囲の干渉の統合ビューが表示されます。ただし、この機能が無線 0 または無線 1 で有効になっている場合は、無線が関連付けられているスペクトルの一部のみを表示できます。Web UI で無線を選択し、この無線に関連付けられているライブスペクトルを 10 分間分表示して、後から要件に基づいて期間を拡張することができます。

AP スペクトル解析の実行(GUI)

始める前に

Cisco Catalyst Center の検出機能を使用して、スペクトル解析を実行する AP を特定します。。

手順


ステップ 1

[Provision] > [Inventory] の順に選択します。

[Inventory] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2

[AP Name] をクリックします。

[360 degree Device] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3

[Intelligent Capture] をクリックします。

ステップ 4

[Spectrum Analysis] をクリックしてグラフを表示します。

ステップ 5

[Radio] ドロップダウンリストから無線を選択します。

ステップ 6

[Start Spectrum Analysis] をクリックします。

解析用のグラフが Web UI に表示されます。

解析を停止するには、[Stop Spectrum Analysis] をクリックします。


スペクトル解析の設定

手順

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

configure terminal

例:

Device# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

icap subscription ap rf spectrum enable

例:

Device# icap subscription ap rf spectrum enable

AP でスペクトル解析を設定します。

ステップ 3

icap subscription ap rf spectrum slotnumber

例:

Device# icap subscription ap rf spectrum slot 0

スペクトル解析を有効にする無線スロットを選択します。

スペクトル解析の確認

次に、選択した AP のスペクトル解析を確認する show ap icap subscription name コマンドの出力例を示します。

Device#show ap icap subscription name
Subscription list
-----------------
Full Pkt Capture : Disabled
Partial Pkt Capture : Enabled
Anomaly Event : Enabled
Debug : Disabled
Stats : Disabled
Ap Operational Data : Disabled
Sensor Message : Enabled
RRM Operational Data : Disabled
Client Events : Disabled
aWIPS Forensic Pkts: Disabled

MAC and Filters subscription list
---------------------------------
Full-packet-trace: None
Partial-packet-trace: None
Filters: None
Anomaly Detection: None

Client Stats
------------
None

RF Spectrum
-----------
Radio Slot(s): 1