カーネルミニダンプおよび Trustzone アップグレードについて
802.11AX AP でカーネルクラッシュが発生した場合、クラッシュの原因を特定するためにアクセスできるのは AP コンソールログのみです。しかし、多くの場合、これらのログではクラッシュの正確な理由を特定するのに十分な情報が提供されません。Cisco IOS XE 17.14.1 リリース以降では、カーネルミニダンプおよび Trustzone アップグレード機能により、カーネルクラッシュを診断するためのより効果的な方法が提供されます。
カーネルミニダンプおよび Trustzone アップグレード機能は、ドライバ内のカーネルクラッシュをデバッグするために重要な情報を含む特定のセクションとデータ構造を収集するのに役立ちます。この機能を有効にすると、重要なカーネルまたはドライバのデータ構造への参照およびデータが、カーネルメモリ内の TLV 構造に保存されます。その後、AP のクラッシュとリブートプロセスの後に、TLV 参照データ構造がフラッシュメモリに保存され、詳細分析のためにエクスポートできます。TLV データは /storage/cores ディレクトリに保存されます。
信頼ゾーンのアップグレード
Qualcomm Software Development Kit(QSDK)バージョン 11.3 を搭載した AP では、信頼ゾーンはクラッシュ後に CPU レジスタを収集し、カーネル クラッシュ ダンプ プロセス中に後で取得できるようにメモリに保存します。カーネルクラッシュダンプを容易にするために、信頼ゾーンは、カーネルミニダンプおよび Trustzone アップグレード機能が有効になっている AP の最新バージョンに自動的に更新されます。
![]() (注) |
信頼ゾーンのアップグレードは 1 回限りのアクティビティです。カーネルミニダンプおよび Trustzone アップグレード機能を無効にするか、コントローラソフトウェアを Cisco IOS XE 17.14.1 から以前のリリースにダウングレードしても、信頼ゾーンのアップグレードはロールバックされません。 |
Cisco IOS XE 17.14.1 では、カーネルミニダンプおよび Trustzone アップグレード機能は、次の AP でのみサポートされています。
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Cisco Catalyst 9124 シリーズ アクセスポイント
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Cisco Catalyst 9136 シリーズ アクセスポイント

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