タイムスタンプの精度の向上

機能の概要と変更履歴

要約データ

該当製品または機能エリア

P-GW

該当プラットフォーム

  • ASR 5500

  • VPC-DI

  • VPC-SI

機能のデフォルト

無効:設定が必要

このリリースでの関連する変更点

N/A

関連資料

  • P-GW Administration Guide

  • Statistics and Counters Reference

マニュアルの変更履歴

改訂の詳細

リリース

show active-charging flows full debug-info all コマンドが拡張され、VPP とセッションマネージャ間のタイムスタンプの精度が表示されるようになりました。詳細については、『P-GW Administration Guide』の「VPP メトリックの機能拡張」の章を参照してください。

21.27

機能説明

データパケットがオフロードされると、最後に到着したパケットから計算されたティックは、セッションマネージャの Starent Network Transmission(SNX)グローバルティックタイムよりも遅れが生じます。これにより、VPP とセッションマネージャの間で時刻が同期されなくなります。フロータイムアウトが誤って推定されるため、フローがセッションから削除されます。

show active-charging flows full debug-info all コマンドが拡張され、正しいフローアイドルタイムアウトが表示されるようになりました。

モニタリングおよびトラブルシューティング

ここでは、この機能をサポートする show コマンドを使ったモニタリングと障害対応の方法について説明します。

コマンドと出力の表示

この項では、この機能の show コマンドとそれらの出力に関する情報を示します。

show active-charging flows full debug-info all

表 1. show active-charging flows full debug-info all コマンド出力の説明
フィールド 説明

Last Active Tick Time

データパケットの最後のアクティブなティック時間を示します。

Current Tick Time

現在のシステムティック時刻を示します。