機能説明
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S-GW は、NS/EP NGN-PS の使用に割り当てられた値のセットから選択された割り当ておよび保持プライオリティ(ARP)を含む、受信した GTP-C メッセージの総数のペグカウントを指定された間隔(分単位)で生成します。このペグカウントは、S-GW レベルで管理されます。
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P-GW は、NS/EP NGN-PS の使用に割り当てられた値のセットから選択された ARP を含む、受信した GTP-C メッセージの総数のペグカウントを指定された間隔(分単位)で生成します。このペグカウントは、特定の P-GW レベルで管理されます。
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GTP-C メッセージのペグカウントは、既存の GTP-C メッセージカウンタと同様にメッセージタイプ別に分類されます。バルク統計は、該当する S-GW および P-GW サービス、および S5、S8、S11、S4 インターフェイスによって分類されます。
eMPS セッション/メッセージのバルク統計が追加されました。
ピギーバックメッセージ
ピギーバックメッセージの場合、いずれかのメッセージが一致する ARP を含む場合、または最終的に非 eMPS セッションが eMPS セッションに変換される場合、両方のメッセージが eMPS メッセージとしてカウントされ、両方のメッセージに対応する統計が増分されます。
ベアラー変更要求が S-GW の S11 インターフェイスでベアラー作成応答と共にピギーバックされ、ベアラー作成応答が最終的に非 eMPS セッションから eMPS セッションに変換される場合、ベアラー変更応答の統計は増分されません。
バルク統計の収集とリセット
バルク統計は、eGTP-C スキーマと pgw-egtpc-s5s8 スキーマに追加されます。eGTP-C スキーマおよび pgw-egtpc-s5s8 スキーマのこれらの eMPS バルク統計は、次のバルク統計までの間のみ値を保持します。つまり、これらのバルク統計の値は、次のバルク統計までに交換された eMPS メッセージの数を示します。
制限事項
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ピアレベルと APN レベルの統計は収集されません。
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MPS 統計のリカバリはサポートされていません。
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eMPS セッションの ARP を使用した demux によって拒否された CSReq、DDNReq、および変更通知メッセージについては、MPS 統計は収集されません。
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再試行または再送信されたメッセージについては、MPS 統計は収集されません。
ライセンス
![]() 重要 |
ARP 値による GTP-C メッセージのバルク統計を使用するには、有効なライセンスキーをインストールする必要があります。ライセンスの入手方法の詳細については、シスコのアカウントまたはサポート担当者にお問い合わせください。 |