G-CDR におけるパケットカウント

ここでは、次の内容について説明します。

機能の概要と変更履歴

要約データ

該当製品または機能エリア

P-GW

該当プラットフォーム

  • ASR 5500

  • VPC - DI

  • VPC - SI

機能のデフォルト

有効、常時オン

このリリースでの関連する変更点

N/A

関連資料

P-GW Administration Guide

マニュアルの変更履歴


重要


リリース 21.2 および N5.1 よりも前に導入された機能の改訂履歴の詳細は示していません。


改訂の詳細

リリース

このリリースでは、P-GW は、ベアラーコンテキストを含まず、古い F-TEID を含むベアラー変更要求メッセージを受け入れます。

21.14

最初の導入。

21.2 よりも前

機能説明

IoT UE が接続されるとメッセージが送信され、必要に応じて次のメッセージの送信時間まで省電力モード(PSM)になります。IoT UE は、各メッセージの後に接続を解除(つまり、セッション終了)しません。通信事業者は IoT UE セッションで生成された CDR を介してこのようなメッセージの数を評価することで、オフラインの請求レコードにパケット数を含めて、IoT デバイス向けの課金システムを導入できます。


重要


この機能は、custom24 GTPP ディクショナリに適用されます。

機能の仕組み

この機能の一部として、datapacketsFBCDownlink と datapacketsFBCUplink というパケット数に関する 2 つの新しい属性が導入されました。これら 2 つの属性は CLI で制御され、CLI が有効になっている場合にのみ表示されます。既存の属性は変更または削除されません。

G-CDR におけるパケットカウントの設定

ここでは、この機能をサポートするために使用可能な CLI コマンドについて説明します。

G-CDR におけるパケット制御の有効化

GTPP サーバー グループ コンフィギュレーション モードで G-CDR のパケット数の送信を有効または無効にするには、次のコマンドを使用します。

configure 
   context context_name 
      gtpp group group_name 
         [ no ] gtpp attribute packet-count 
         end 

  • no :G-CDR におけるアップリンクおよびダウンリンクのパケット数の送信を無効にします。

  • packet-count :このオプションを指定すると、CDR にオプションフィールド「datapacketFBCUplink」と「datapacketFBCDownlink」が追加されます。

  • デフォルトでは、この gtpp attribute packet-count CLI は無効になっています。

モニタリングおよびトラブルシューティング

このセクションでは、機能のモニタリングと障害対応に使用できる CLI コマンドについて説明します。

コマンドや出力の表示

この項では、この機能のサポートにおける show コマンドまたはその出力について説明します。

show configuration

この CLI コマンドの出力が拡張され、該当する機能が有効な場合、APN に関する次のフィールドが表示されるようになりました。gtpp attribute packet-count

show gtpp group name <name>

この CLI コマンドの出力が拡張され、該当する機能が有効な場合、Packet count present のフィールドが新たに表示されるようになりました。