テザリング検出バイパスインターフェイス ID

機能の概要と変更履歴

要約データ

該当製品または機能エリア

P-GW

該当プラットフォーム

  • ASR 5500

  • VPC-DI

  • VPC-SI

機能のデフォルト

無効:設定が必要

このリリースでの関連する変更点

N/A

関連資料

Command Line Interface Reference

マニュアルの変更履歴

改訂の詳細

リリース

テザリング検出バイパスメカニズムは、複数のインターフェイスをサポートするよう拡張されています。

21.24.2

機能説明

P-GW では、テザリング検出機能により CLI を介して最大 10 のインターフェイス ID がサポートされ、サブスクライバをテザリングルールからバイパスできます。テザリングされたデータフローが設定済みの IPv6 インターフェイス ID とともに着信する場合、P-GW はテザリングからそのデータをバイパスします。P-GW では、テザリング検出バイパスリストからすべてまたは複数のインターフェイス ID を削除することもできます。

tethering-detection bypass interface-id の設定

複数のインターフェイス ID を追加、除外、または削除するには、次の設定を使用します。

configure 
   active-charging-service service_name 
      [ no ] tethering-detection {  bypass interface-id ipv6 ifid | tac-db bypass interface-id ipv6 ifid  } 
      default tethering-detection 
      exit 
   exit 

  • tethering-detection { bypass interface-id ipv6 ifid } :複数のインターフェイス ID を設定します。最大 10 のインターフェイス ID を設定できます。

    複数のインターフェイス ID の例:tethering-detection bypass interface-id 00-00-00-05-47-00-37-44 00-00-00-05-47-00-37-45 00-00-00-05-47-00-37-46 00-00-00-05-47-00-37-4700-00-00-05-47-00-37-48 00-00-00-05-47-00-37-49 00-00-00-05-47-00-37-50 00-00-00-05-47-00-37-51 00-00-00-05-47-00-37-52 00-00-00-05-47-00-37-53
  • default tethering-detection :インターフェイス設定をすべて削除します。

  • no tethering-detection bypass interface-id if-id1 if-idn :指定された if-id1 および if-idn インターフェイスが設定されている場合は、削除します。

    インターフェイス ID が存在しない場合は、設定されたすべてのインターフェイス ID が削除されます。

  • tac-db bypass interface-id ipv6 ifid :指定されたインターフェイス ID の TAC-db ルックアップを有効にします。

設定の確認

テザリング検出バイパスインターフェイス ID の設定を確認するには、次のコマンドを使用します。

  • show configuration

  • show configuration verbose

設定を確認するためのコマンド例を以下に示します。

configure 
   active-charging-service service_name 
      tethering-detection { bypass interface-id  ipv6 ifid  } 
      exit 
   exit 

モニタリングおよびトラブルシューティング

ここでは、テザリング検出機能に使用できる show コマンドに関する情報について説明します。

show コマンドと出力

この項では、テザリング検出属性の現在の設定を表示する show コマンドと出力について説明します。

show active-charging-tethering-detection statistics

このコマンドの出力には、次のフィールドが含まれています。

  • Total flows bypassed for scanning:設定されたインターフェイス ID でフローがバイパスされると、Total flow bypassed for scanning カウンタの値が増えます。