この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
インターコムは、従来の回線と短縮ダイヤルの機能を組み合わせた電話回線タイプです。インターコム回線を使用すると、ユーザは別のユーザのインターコム回線にコールできます。この別のユーザは、片通話ウィスパーに自動で応答します。受信者は、ウィスパー コールを認識し、双方向インターコムコールを開始します。
インターコム回線を使用して、インターコム パーティション内の任意のインターコム回線をダイヤルできます。あるいはインターコム パーティション外部のインターコム回線をターゲットとするように回線を事前設定できます。
インターコムにより、ユーザは事前に定義したターゲットへコールを発信できます。着信側は、ミュートがオンになっているスピーカーフォン モードで自動的にこのコールに応答します。これにより、開始者と宛先の間に一方向音声パスがセットアップされます。したがって着信側がビジーまたはアイドルであるかに関係なく、開始者が短いメッセージを送信できます。
インターコム コールに対して自動応答する場合、着信側の音声が発信者に戻されないようにするため、Cisco Unified Communications Manager にはウィスパー インターコムが実装されています。ウィスパー インターコムにより、発信側から着信側への片通話だけが行われます。着信側から発信者へ通話するには、着信側が手動でキーを押す必要があります。
自動応答トーンは、送信側と受信側の両方でウィスパー インターコム状態が開始することを通知します。
インターコム回線ごとにデフォルト デバイスが必要です。インターコム回線は、指定されたデフォルト デバイスにしか表示されません。
管理者がインターコム回線をデバイスに割り当てると、まだ設定されていなければ、システムがそのデバイスをインターコム回線用のデフォルト デバイスとして設定します。管理者は、インターコム回線用のデフォルト デバイスを変更できます。管理者がデフォルト デバイスを別のデバイスに変更すると、インターコム回線が元のデバイスに割り当てられていても、そのデバイスから削除されます。
インターコム回線は、デバイス プロファイルに割り当てることができます。ユーザがデバイス プロファイルを使用してインターコム回線のデフォルト デバイスと一致するデフォルト デバイスにログインしている場合にだけ、インターコム回線が使用可能になります。そうでない場合は、ユーザのログイン時にインターコム回線が表示されません。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | インターコム パーティションの設定 | 新しいインターコムのパーティションを追加するか、既存のパーティションを設定します。 |
ステップ 2 | インターコム コーリング サーチ スペースの設定 | 新しいインターコムのコーリング サーチ スペースを追加します。 |
ステップ 3 | インターコム トランスレーション パターンの設定 | 新しいインターコムのトランスレーション パターンを追加するか、既存のインターコムのトランスレーション パターンを設定します。 |
ステップ 4 | インターコム電話番号の設定 | インターコムの電話番号を追加または更新します。 |
ステップ 5 | インターコム回線と短縮ダイヤルの設定 | インターコム回線と短縮ダイヤルを設定します。 |
電話モデルが特定のリリースおよびデバイス パックのインターコム機能をサポートすることを確認します。 電話機能一覧の生成
フィールド |
説明 |
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[名前(Name)] |
選択したインターコム パーティションの名前がこのボックスに表示されます。 |
説明 |
選択したインターコム パーティションの説明を入力すると、その説明がここに表示されます。インターコム パーティションを追加したときに説明を入力しなかった場合は、ここでその説明を追加できます。 |
タイム スケジュール(Time Schedule) |
ドロップダウン リストが、 で追加できるタイム スケジュールを使用して作成されます。 |
タイム ゾーン |
フィールド |
説明 |
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[名前(Name)] |
[インターコム コーリング サーチ スペース名(Intercom Calling Search Space Name)] フィールドに名前を入力します。この名前には、最長 50 文字の英数字を指定でき、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)を任意に組み合わせて使用することが可能です。各コーリング サーチ スペース名がシステムに固有の名前であることを確認します。
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説明 |
[説明(Description)] フィールドに説明を入力します。この説明には、任意の言語で最長 50 文字を指定でき、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)を任意に組み合わせて使用することが可能ですが、二重引用符(“)、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、および山カッコ(<>)を含めることはできません。 |
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[このコーリング サーチ スペースのインターコム ルート パーティション(Intercom Route Partitions for this Calling Search Space)] |
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[使用可能なインターコム パーティション(Available Intercom Partitions)] |
[使用可能なインターコム パーティション(Available Intercom Partitions)] リスト ボックスでインターコム パーティションを選択し、2 つのリスト ボックスの間にある矢印ボタンをクリックして、[選択されたインターコムパーティション(Selected Intercom Partition)] リスト ボックスに追加します。 インターコム パーティションの範囲を一度に追加するには、範囲内の最初のインターコム パーティションをクリックし、Shift キーを押した状態で、範囲内の最後のインターコム パーティションをクリックします。2 つのリスト ボックスの間の矢印ボタンをクリックして、パーティションの範囲を追加します。 連続していない複数のインターコム パーティションを追加するには、Ctrl キーを押した状態で、複数のインターコム パーティションをクリックします。2 つのリスト ボックスの間の矢印ボタンをクリックして、選択したインターコム パーティションを追加します。
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[選択されたインターコム パーティション(Selected Intercom Partitions)](優先度の高い順) |
インターコム パーティションの優先度を変更するには、[選択されたインターコム パーティション(Selected Intercom Partitions)] リスト ボックスでインターコム パーティション名を選択します。リストの右側にある矢印をクリックして、リスト内のインターコム パーティションを上下に移動します。 |
ステップ 1 |
を選択します。 [インターコム トランスレーション パターンの検索/一覧表示(Find and List Intercom Translation Patterns)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 | 次のいずれかのタスクを実行します。 |
ステップ 3 | [インターコム トランスレーション パターンの設定(Intercom Translation Pattern Configuration)] フィールド エリアのフィールドを設定します。フィールドとその設定オプションの詳細については、関連項目のセクションを参照してください。 |
ステップ 4 | [保存(Save)] をクリックします。
選択したパーティション、ルート フィルタおよび番号計画の組み合わせを使用するインターコム トランスレーション パターンが一意であることを確認します。重複入力を示すエラーを受け取ったら、ルート パターンまたはハント パイロット、トランスレーション パターン、電話番号、コール パーク番号、コール ピックアップ番号、またはミートミー番号の設定ウィンドウを確認します。 [インターコム トランスレーション パターンの設定(Intercom Translation Pattern Configuration)] ウィンドウに、新しく設定したインターコム トランスレーション パターンが表示されます。 |
フィールド |
説明 |
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パターン定義 |
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インターコム トランスフォーメーション パターン(Intercom Translation Pattern) |
[インターコム トランスレーション パターン(Intercom Translation Pattern)] フィールドに数値とワイルドカードを含む(スペースは含まない)インターコム トランスレーション パターンを入力します。たとえば、NANP の場合、一般的なローカル アクセスには 9.@、一般的なプライベート ネットワークの番号計画には 8XXX を入力します。有効な文字には、大文字の A、B、C、D と、国際的なエスケープ文字 + を表す \+ などがあります。このフィールドを空白のままにする場合は、[パーティション(Partition)] ドロップダウン リスト ボックスからパーティションを選択する必要があります。
重複エントリを示すメッセージを受信した場合は、ルート パターン/ハント パイロット、トランスレーション パターン、電話番号、コール パーク番号、コール ピックアップ番号、ミートミー番号をチェックします。または、重複エントリを示すメッセージを受信した場合は、ルート プラン レポートをチェックします。 |
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パーティション |
インターコム パーティションを選択します。インターコム パーティションを割り当てない場合は、[なし(None)] を選択します。[なし(None)] を選択した場合は、[インターコム トランスレーション パターン(Intercom Translation Pattern)] フィールドに値を入力する必要があります。 [最大リスト ボックス項目数(Max List Box Items)] エンタープライズ パラメータを使用することにより、このドロップダウン リストに表示するインターコム パーティションの数を設定できます。[最大リスト ボックス項目数(Max List Box Items)] エンタープライズ パラメータで指定された数より多くのインターコム パーティションが存在する場合は、ドロップダウン リストの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。[検索(Find)] ボタンをクリックすると、[パーティションの検索と一覧表示(Find and List Partitions)] ウィンドウが表示されます。インターコム パーティション名を検索して選択します。
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説明 |
インターコム トランスレーション パターンの説明を入力します。説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、山カッコ(<>)は使用できません。 |
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[番号計画(Numbering Plan)] |
番号計画を選択します。 インターコム トランスレーション パターンに @ ワイルドカードが含まれている場合は、番号計画を選択できます。番号計画を選択するオプション操作によって、特定の番号パターンに制限されます。 |
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[ルートフィルタ(Route Filter)] |
オプションのルート フィルタを選択すると、特定の番号パターンに制限されます。ルート パターンとハント パイロット内のワイルドカードと特殊文字に関するトピックを参照してください。 表示されるルート フィルタは、[番号計画(Numbering Plan)] ドロップダウン リストから選択された番号計画によって異なります。 250 を超えるルート フィルタが存在する場合は、ドロップダウン リスト ボックスの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。[検索(Find)] ボタンをクリックすると、[ルート フィルタの選択(Select Route Filters)] ウィンドウが表示されます。名前を含むフィールドのリスト項目に、部分的なルート フィルタ名を入力します。[使用する項目の選択(Select item to use)] ボックスに表示されたルート フィルタのリストで必要なルート フィルタ名をクリックし、[選択項目の追加(Add Selected)] をクリックします。
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[MLPP 優先度(MLPP Precedence)] |
ドロップダウン リストから、このインターコム トランスレーション パターンに関する MLPP 優先設定を選択します。
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[コーリング サーチ スペース(Calling Search Space)] |
必要に応じて、ドロップダウン リストから、インターコム トランスレーション パターンを追加するインターコム コーリング サーチ スペースを選択します。 [最大リスト ボックス項目数(Max List Box Items)] エンタープライズ パラメータを使用することにより、このドロップダウン リストに表示されるインターコム コーリング サーチ スペースの数を設定できます。[最大リスト ボックス項目数(Max List Box Items)] エンタープライズ パラメータで指定された数より多くのインターコム コーリング サーチ スペースが存在する場合は、ドロップダウン リストの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。[検索(Find)] ボタンをクリックすると、[コーリング サーチ スペースの検索と一覧表示(Find and List Calling Search Space)] ウィンドウが表示されます。 |
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[ルート オプション(Route Option)] |
[ルート オプション(Route Option)] 接続先は、このインターコム トランスレーション パターン(9.@ や 8[2-9]XX など)をコールのルーティングに使用するのか、コールのブロックに使用するのかを示します。[このパターンをルーティング(Route this pattern)] または [このパターンをブロック(Block this pattern)] ラジオ ボタンを選択します。 [このパターンをブロック(Block this pattern)] ラジオ ボタンを選択した場合は、このインターコム トランスレーション パターンでコールをブロックする理由を選択する必要があります。次のドロップダウン リストから値を選択します。 |
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[外部ダイヤル トーンの提供(Provide Outside Dial Tone)] |
外部ダイヤル トーンは、Cisco Unified Communications Manager がコールをローカル ネットワークの外にルーティングすることを示します。オフ ネットワークと見なすインターコム トランスレーション パターンごとにこのチェックボックスをオンにします。 |
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緊急優先(Urgent Priority) |
ダイヤル プランに重複パターンが含まれている場合は、Cisco Unified Communications Manager が、桁間タイマーが切れるまでコールをルーティングしません(一連の番号をダイヤルして現在の一致を選択できる場合も同様)。Cisco Unified Communications Manager がすぐにコールをルーティングする必要がある場合は、このチェックボックスをオンにして、桁間タイミングを中断します。 デフォルトで、[緊急優先(Urgent Priority)] チェックボックスはオンになっています。ダイヤル プランに重複パターンまたは ! を含む可変長パターンが含まれていなければ、このチェックボックスをオフにしないことをお勧めします。 |
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[発呼側トランスフォーメーション(Calling Party Transformations)] |
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[発呼側の外線電話番号マスクを使用(Use Calling Party's External Phone Number Mask)] |
発信コールの発信側回線 ID(CLID)に完全な外線電話番号を使用する場合に、このチェックボックスをオンにします。 |
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[発呼側トランスフォーメーション マスク(Calling Party Transform Mask)] |
トランスフォーメーション マスク値を入力します。有効なエントリには、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字のアスタリスク(*)とシャープ(#)、国際エスケープ文字(+)、空白が含まれます。このフィールドが空白で、先行するフィールドがオフになっている場合は、発呼側トランスフォーメーションが実行されません。 |
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[プレフィックス番号(発信コール)(Prefix Digits (Outgoing Calls))] |
プレフィックス番号を入力します。有効なエントリには、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字のアスタリスク(*)とシャープ(#)、国際エスケープ文字(+)が含まれます。
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[発信側回線 ID の表示(Calling Line ID Presentation)] |
Cisco Unified Communications Manager は、発信側回線 ID の表示(CLIP/CLIR)を補足サービスとして使用して、発信者の電話番号をコール単位で許可または制限します。 Cisco Unified Communications Manager でこのインターコム トランスレーション パターンに一致する発信側電話番号を着信側電話機のディスプレイ上に表示することを許可するのか制限するのかを選択します。 発信側回線 ID の表示を変更しない場合は、[デフォルト(Default)] を選択します。Cisco Unified Communications Manager で発信者番号の表示を許可する場合は、[許可(Allowed)] を選択します。Cisco Unified Communications Manager で発信者番号の表示をブロックする場合は、[非許可(Restricted)] を選択します。
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[発呼者名の表示(Calling Name Presentation)] |
Cisco Unified Communications Manager は、発呼者名の表示(CNIP/CNIR)を補足サービスとして使用して、発信者名をコール単位で許可または制限します。 Cisco Unified Communications Manager でこのインターコム トランスレーション パターンに一致する発信者名を着信側電話機のディスプレイ上に表示することを許可するのか制限するのかを選択します。 発呼者名の表示を変更しない場合は、[デフォルト(Default)] を選択します。Cisco Unified Communications Manager で発呼者名情報を表示する場合は、[許可(Allowed)] を選択します。Cisco Unified Communications Manager で発呼者名情報表示をブロックする場合は、[非許可(Restricted)] を選択します。 |
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[接続側トランスフォーメーション(Connected Party Transformations)] |
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[接続側回線 ID の表示(Connected Line ID Presentation)] |
Cisco Unified Communications Manager は、接続側回線 ID の表示(COLP/COLR)を補足サービスとして使用して、着信者の電話番号をコール単位で許可または制限します。 Cisco Unified Communications Manager でこのインターコム トランスレーション パターンに一致する着信側電話番号を発信側電話機のディスプレイ上に表示することを許可するのか制限するのかを選択します。 接続側回線 ID の表示を変更しない場合は、[デフォルト(Default)] を選択します。着信側電話番号を表示する場合は、[許可(Allowed)] を選択します。Cisco Unified Communications Manager で着信側電話番号の表示をブロックする場合は、[非許可(Restricted)] を選択します。 |
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[接続先名の表示(Connected Name Presentation)] |
Cisco Unified Communications Manager は、接続先名の表示(CONP/CONR)を補足サービスとして使用して、着信側名をコール単位で許可または制限します。 Cisco Unified Communications Manager でこのインターコム トランスレーション パターンに一致する接続先名を発信側電話機のディスプレイ上に表示することを許可するのか制限するのかを選択します。 接続先名の表示を変更しない場合は、[デフォルト(Default)] を選択します。接続先名を表示する場合は、[許可(Allowed)] を選択します。Cisco Unified Communications Manager で接続先名の表示をブロックする場合は、[非許可(Restricted)] を選択します。 |
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[着信側トランスフォーメーション(Called Party Transformations)] |
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[番号の削除(Discard Digits)] |
このインターコム トランスレーション パターンに一致する番号削除命令を選択します。詳細については、Cisco Unified Communications Manager システム ガイド [英語] を参照してください。
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[着信側トランスフォーメーションマスク(Called Party Transform Mask)] |
トランスフォーメーション マスク値を入力します。有効なエントリには、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字のアスタリスク(*)とシャープ(#)、国際エスケープ文字(+)、空白が含まれます。フィールドが空白の場合は、トランスフォーメーションが実行されません。ダイヤル番号がダイヤルされたとおりに正確に送信されます。 |
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[プレフィックス番号(発信コール)(Prefix Digits (Outgoing Calls))] |
プレフィックス番号を入力します。有効なエントリには、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字のアスタリスク(*)とシャープ(#)、国際エスケープ文字(+)、空白が含まれます。
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インターコム電話番号には、パターン(352XX など)を割り当てることができます。インターコム電話番号にパターンを割り当てる場合は、ユーザの混乱を避けるために、インターコム DN の設定フィールド([回線テキスト ラベル(Line Text Label)]、[ディスプレイ(内部発信者 ID)(Display (Internal Caller ID))]、[外部電話番号マスク(External Phone Number Mask)])にテキストまたは数字を追加します。これらのフィールドは、インターコム電話番号を追加し、そのインターコム電話番号と電話を関連付けた場合にのみ、そのインターコム電話番号に対して表示されます。
たとえば、ユーザ名を回線テキスト ラベルおよび内部発信者 ID に追加し、外部回線番号を外線番号マスクに追加した場合、コール情報の表示時には、352XX ではなく、John Chan と表示されます。
ステップ 1 |
を選択します。 [インターコム電話番号の検索と一覧表示(Find and List Intercom Directory Numbers)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 | 特定のインターコム電話番号を検索するには、検索条件を入力して [検索(Find)] をクリックします。 検索基準に一致するインターコム電話番号の一覧が表示されます。 |
ステップ 3 | 次のいずれかのタスクを実行します。
[インターコム電話番号の設定(Intercom Directory Number Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 | [インターコム電話番号の設定(Intercom Directory Number Configuration)] フィールド エリアのフィールドを設定します。フィールドとその設定オプションの詳細については、関連項目のセクションを参照してください。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 6 | [設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 |
ステップ 7 | [電話のリセット(Reset Phone)] をクリックします。 |
ステップ 8 | デバイスを再起動します。
再起動中に、ゲートウェイのコールがドロップされることがあります。 |
フィールド |
説明 |
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インターコム電話番号情報 |
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インターコム電話番号(Intercom Directory Number) |
ダイヤル可能な電話番号を入力します。値には、数字、ルート パターン ワイルドカード、および(.)と(@)を除く特殊文字を含めることができます。 入力したインターコム電話番号は複数のインターコム パーティションで表示される可能性があります。 国際番号用エスケープ文字 + を使用する場合は、インターコム電話番号の先頭に \+ を入力します。このフィールドでは \+ はワイルドカードを表しません。その代わりに \+ はダイヤルされる番号を表します。 |
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[ルートパターン(Route Pattern)] |
インターコム電話番号が属するインターコム パーティションを選択します。[インターコム電話番号(Intercom Directory Number)] フィールドに入力するインターコム電話番号が選択されたインターコム パーティション内で一意であることを確認します。 このドロップダウン リストに表示されるインターコム パーティションの数は [最大リスト項目(Max List Items)] エンタープライズ パラメータを使用して設定できます。[最大リスト項目(Max List Items)] エンタープライズ パラメータの指定よりも多くのインターコム パーティションが存在する場合、ドロップダウン リストの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。[検索(Find)] ボタンをクリックすると、[パーティションの検索と一覧表示(Find and List Partition)] ウィンドウが表示されます。[次を含む名前のリスト項目(List items where Name contains)] フィールドにインターコム パーティション名の一部を入力します。[使用する項目の選択(Select item to use)] ボックスに表示されるインターコム パーティションのリストで必要なインターコム パーティションをクリックし、[選択項目の追加(Add Selected)] をクリックします。
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説明 |
インターコム電話番号およびインターコム ルート パーティションの説明を入力します。説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、山カッコ(<>)は使用できません。 |
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[呼び出し表示(Alerting Name)] |
発信側電話機に表示する名前を入力します。 この設定は、QSIG プロトコルの ID サービスをサポートし、共有または非共有のディレクトリ番号に適用されます。シェアドライン アピアランスでディレクトリ番号のアラート名を設定する場合、着信側の PINX で電話機の呼出音が鳴ると、システムは次のタスクを実行します。
[呼び出し表示(Alerting Name)] を設定しないと、発信側電話機に「"名前を利用できません(Name Not Available)"」という意味のメッセージが表示される場合があります。[表示(内線発信者 ID)(Display (Internal Caller ID))] フィールドに名前を入力しない場合、[アラート名(Alerting Name)] フィールドの情報が [表示(内線発信者 ID)(Display (Internal Caller ID))] フィールドに表示されます。 [元のダイヤル番号を常に表示(Always Display Original Dialed Number)] サービス パラメータを True に設定した場合、アラート名は発信側電話機には表示されず、オリジナルのダイヤル番号だけが表示されます。 |
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ASCII 呼び出し表示(ASCII Alerting Name) |
このフィールドは [呼び出し表示(Alerting Name)] フィールドと同じ情報を提供しますが、入力を ASCII 文字に限定する必要があります。Unicode(国際化)文字をサポートしないデバイスでは [ASCII 呼び出し表示(Alerting Name ASCII)] フィールドの内容が表示されます。 |
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[CTI からのデバイスの制御を許可(Allow Control of Device from CTI)] |
このチェックボックスをオンにすると、このインターコム電話番号と関連付けられたデバイスで CTI が回線の制御とモニタを行うことが可能になります。 |
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[デバイスの関連付け(Associated Devices)] |
このインターコム電話番号とデバイスを関連付けた後で、このペインにはこのインターコム電話番号に関連付けられたデバイスが表示されます。
このインターコムの電話番号に関連付けられたデバイスを編集するには、[デバイスの関連付け(Associated Devices)] ペインでデバイス名を選択し、[デバイスの編集(Edit Device)] ボタンをクリックします。選択したデバイスの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウまたは [デバイス プロファイルの設定(Device Profile Configuration)] ウィンドウが表示されます。 このインターコム電話番号で定義されたライン アピアランスを編集するには、[デバイスの関連付け(Associated Devices)] ペインでデバイス名を選択し、[ライン アピアランスの編集(Edit Line Appearance)] ボタンをクリックします。[電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウまたは [デバイス プロファイルの設定(Device Profile Configuration)] ウィンドウが更新され、選択したデバイスのこの DN に対するライン アピアランスが表示されます。 [デバイスの関連付け解除(Dissociate Devices)] ペインのデバイスのリストからデバイスをこのインターコム電話番号に関連付けるには、[デバイスの関連付け解除(Dissociate Devices)] ペインでデバイスを選択し、2 つのペインの間にある上矢印をクリックして、[デバイスの関連付け(Associated Devices)] ペインに追加します。 |
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[デバイスの関連付け解除(Dissociate Devices)] |
デバイスからインターコム電話番号の関連付けを解除することを選択した場合、このペインにはこのインターコム電話番号の関連付けを解除したデバイスが表示されます。 [デバイスの関連付け(Associated Devices)] ペインでデバイスを選択し、2 つのペインの間にある下矢印をクリックして、[デバイスの関連付け解除(Dissociate Devices)] ペインに追加します。 |
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インターコム電話番号の設定 |
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[コーリング サーチ スペース(Calling Search Space)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、該当するインターコム コーリング サーチ スペースを選択します。インターコム コーリング サーチ スペースは、このインターコム電話番号からコールを発信できる番号を検索するための、インターコム パーティションのリストで構成されます。選択した値は、このインターコム電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。 変更により、[コール ピックアップ グループ(Call Pickup Group)] フィールドに表示される番号が更新されます。 不在転送、話中転送、無応答時転送、カバレッジなし時転送、および CTI 障害時転送の電話番号用にコーリング サーチ スペースを設定できます。選択した値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。 不在転送を正しく機能させるには、プライマリ不在転送コーリング サーチ スペースまたはセカンダリ不在転送コーリング サーチ スペースのいずれかまたは両方を設定する必要があります。システムはこれらの連結フィールド(プライマリ CFA CSS + セカンダリ CFA CSS)を使用して、CFA 宛先を検証し、コールを CFA 宛先に転送します。
電話の [不在(CFwdAll)] ソフトキーを使用してコールを転送すると、回線 CSS とデバイス CSS の自動組み合わせは使用されません。設定されたプライマリ CFA CSS とセカンダリ CFA CSS のみが使用されます。これらのフィールドがどちらもなしの場合、組み合わせは 2 つのヌル パーティションとなり、操作失敗の原因となる場合があります。 ユーザが自分の電話で転送することを制限する場合、[不在転送コーリング サーチ スペース(Forward All Calling Search Space)] フィールドから制限的なコーリング サーチ スペースを選択する必要があります。 |
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[BLF プレゼンスグループ(BLF Presence Group)] |
BLF プレゼンス グループ機能でこのフィールドを設定します。 ドロップダウン リスト ボックスから、このインターコム電話番号の BLF プレゼンス グループを選択します。選択したグループは、このインターコム電話番号をモニタできるデバイス、エンド ユーザ、アプリケーション ユーザを指定します。 BLF プレゼンス グループのデフォルト値は [標準のプレゼンス グループ(Standard Presence group)] であり、インストール時に設定されます。Cisco Unified CM の管理で設定される BLF プレゼンス グループは、ドロップダウン リストにも表示されます。 プレゼンス認証は、BLF プレゼンス グループと連携して、グループ間のプレゼンス要求を許可またはブロックします。 |
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自動応答(Auto Answer) |
このインターコム電話番号の自動応答機能を有効にするには、次のいずれかを選択します。
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[デフォルトのアクティブ デバイス(Default Activated Device)] |
ドロップダウン リストから、このインターコム電話番号のデフォルトのアクティブ デバイスを選択します。選択したデバイスは、このインターコム電話番号がデフォルトでアクティブになる電話を指定します。ドロップダウン リストにはインターコムをサポートするデバイスのみが表示されます。
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ステップ 1 |
を選択し、インターコム回線を既存の電話ボタン テンプレートに追加するか、または新しいテンプレートを作成します。
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ステップ 2 | [ボタン情報(Button Information)] エリアの [機能(Feature)] ドロップダウン リストから [インターコム(Intercom)] を選択します。 | ||
ステップ 3 | [ボタン情報(Button Information)] エリアの [機能(Feature)] ドロップダウン リストから [短縮ダイヤル(Speed Dial)] を選択します。
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ステップ 4 | [保存(Save)] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | [設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 |
機能 |
データのやり取り |
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一括管理ツール |
Cisco Unified Communications Manager 管理者は一括管理ツールを使用して、多数のインターコム ユーザを個別に追加する代わりに一度に追加できます。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration Guide』を参照してください。 |
割込み |
インターコム接続先が割り込み対象の場合でも、Cisco Unified IP Phone はウィスパー インターコムをサポートできます。 接続先発信者がインターコム ボタンを押してインターコム発信者との通話を選択すると、元のコールは保留状態になり、割り込み発信側が解放されます。 |
サイレント(DND) |
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コール保持 |
コールが保持されると、エンド ユーザが通話を切断してからでないと、Cisco Unified Communications Manager で電話機を再登録できません。 インターコム コールがウィスパー モードの場合、一方向のメディアを表し、終端側にはユーザがまったくいない可能性があります。したがって、応答モードのインターコム コールのみが保持されます(ウィスパー インターコムは保持されません)。 |
Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony(SRST) |
Cisco Unified IP Phone が SRST で登録される場合、電話機はインターコム回線を登録しません。したがって、電話機が SRST で登録されてもこの機能は使用できません。 |
Cisco Unified Communications Manager Assistant |
Cisco Unified Communications Manager Assistant 構成ウィザードを使用すると、Cisco Unified Communications Manager Assistant の設定にかかる時間を短縮し、エラーを除去できます。管理者が構成ウィザードを正常に実行して完了すると、パーティション、コーリング サーチ スペース、ルート ポイント、およびトランスレーション パターンが自動的に作成されます。 |
[CTI] |
CTI/JTAPI/TSP を使用して、インターコム回線向けに事前設定されたターゲットの電話番号を設定または変更できます。ターゲットの電話番号が Cisco Unified Communications Manager の管理を通じて更新または再設定された場合、通知を受信します。 インターコム回線がアプリケーションによって制御されるように設定しない場合、CTI/JTAPI/TSP は後方互換であることに注意してください。インターコム回線がアプリケーション ユーザ リスト内で設定されている場合、変更を行い、互換性をテストする必要がある場合があります。 |
Cisco エクステンション モビリティ |
インターコム機能は Cisco Extension Mobility と対話します。ユーザがログインするために使用するデバイス プロファイルにプロビジョニングされたインターコム回線が含まれる場合、Cisco Extension Mobility を使用して機能をサポートする電話機にログインするユーザに対して、システムはインターコム回線を提供します。電話機はそのインターコム回線のデフォルトのデバイスである必要があります。 |
Internet Protocol Version 6(IPv6) |
インターコムは、IP アドレッシング モードが IPv4 のみまたは IPv4 および IPv6 の電話機をサポートします。インターコム コールの際、応答モードは、発信者がインターコム コールを開始するときに使用されるメディア ストリームと同じ IP バージョンでメディア ストリームを確立します。 |
インターコム電話番号(回線) |
インターコム電話番号(回線)は、インターコム回線ごとに 1 つのデバイスに制限されます。Cisco Extension Mobility は広く使用されています。モバイル ユーザはインターコム機能が必要になりますが、単一のデバイスでのみ使用可能にする必要があります。インターコム回線を通常のデバイスまたは Extension Mobility プロファイルのどちらかに割り当てることができますが、システムはインターコム回線が通常のデバイスまたは Extension Mobility プロファイルのどちらかに関連付けられることを強制する必要があります。 |
Extension Mobility プロファイル |
Extension Mobility プロファイルは複数の電話機で同時に使用できます。どのデバイスがこのインターコム回線を表示できるかを指定するには、[インターコム電話番号の設定(Intercom Directory Number Configuration)] ウィンドウの [デフォルトのアクティブ デバイス(Default Activated Device)] フィールドを使用します( )。Extension Mobility に使用されないインターコム回線についても [デフォルトのアクティブ デバイス(Default Activated Device)] フィールドの設定が必要です。 |
機能 |
制約事項 |
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保留 |
インターコム コールを保留にすることは許可されません。 |
コール自動転送 |
インターコム コールを転送することはできません。 |
転送 |
インターコム コールを転送することは許可されません。 |
iDivert |
インターコム コールを即時転送することは許可されません。 |
コール ピックアップ/ダイレクト コール ピックアップ |
コール ピックアップ グループにインターコム コールは含まれません。 |
DND |
インターコムはサイレント(DND)よりも優先します。 |
Bandwidth |
十分な帯域幅がない場合、インターコム コールは失敗します。 |
コール ターゲット |
2 つのインターコム コールがターゲットに振り向けられた場合、最初のコールは接続され、2 番目のコールは失敗して話中音が出力されます。 |
割り込みと C 割り込み |
インターコムでは割り込みと C 割り込みは機能しません。 |
[会議(Conferencing)] |
インターコム コールを電話会議に含めることは許可されません。 |
モニタリングおよび録音 |
アクティブなコールがモニタまたは記録されているときに、ユーザはインターコム コールを受信も発信もできません。 |
[ビデオ(Video)] |
ビデオはインターコムではサポートされません。 |
インターコム パーティション |
コーリング サーチ スペースなどの項目またはルート パターンに割り当てられたインターコム パーティションは削除できません。 |
インターコム コーリング サーチ スペース |
デバイス、回線(DN)、トランスレーション パターン、またはその他の項目が使用しているインターコム コーリング サーチ スペースは削除できません。 |
ユーザがインターコム回線でダイヤル アウトするときに、電話機でビジー トーンが再生されます。
DN が発信者番号と同じインターコム パーティション内にありません。
ヘッドセット、ハンドセット、またはスピーカーを使用時に、インターコム コールを応答モードにすることができません。
これは仕様上の問題です。インターコム コールを接続状態にするには、対応する回線ボタンを押す方法しかありません。
スピーカー、ハンドセット、またはヘッドセットを使用してコールを終了できます。
インターコム回線が電話機に表示されません。
電話機のバージョンが 8.3(1) よりも前か、ボタン テンプレートが電話機に割り当てられていない可能性があります。
Cisco Unified Communications Manager Release 6.0(x) 以降で設定された電話に 2 つのインターコム回線があります。Cisco Unified Communications Manager が停止し、SRST にフォールバックします。しかし、インターコム回線が表示されません。
SRST の SCCP バージョンで SCCP バージョン 12 がサポートされていません。
デバッグ コマンド Debug sip-messages sip-task gsmfsmIsm sip-adapter を使用します。
show config:電話機に対してこのコマンドを実行すると、インターコム回線が標準回線(featureid-->23)として設定されているかどうかが表示されます。
Cisco Extension Mobility ユーザが電話機にログインしてもユーザのインターコム回線が表示されません。
[デフォルトのアクティブ デバイス(Default Activated Device)] が正しく設定されていません。
インターコム回線が設定され電話に割り当てられていますが、電話に表示されません。
[デフォルトのアクティブ デバイス(Default Activated Device)] の値がこのデバイスのインターコム回線に設定されています。
設定が完了している場合は、電話をリセットしてください。