この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Paging Server と統合して Cisco Unified IP Phone やさまざまなエンドポイントに Basic Paging サービスを提供するように設定できます。Cisco Paging Server 製品は、InformaCast 仮想アプライアンスを介して提供され、次の導入オプションを提供します。
InformaCast Basic Paging は、電話機間のライブ オーディオ ポケットベルを個々の Cisco IP 電話または最大 50 台の電話グループに同時に提供します。InformaCast Basic Paging は、すべての Cisco Unified Communications Manager ユーザとすべての Cisco Business Edition 6000 および Cisco Business Edition 7000 ユーザに無料で提供されます。
InformaCast Advanced Notification は、フル装備の緊急通知と、無制限の Cisco IP Phone とテキストおよびオーディオ メッセージを使用するさまざまなデバイスやシステムにリーチできるページング ソリューションです。
次のような機能があります。
アナログ PA システムと IP スピーカへの接続
『Support for Cisco Jabber』
911 緊急コールのモニタリング、録音および通知
ダイナミック電話会議
メッセージの確認およびレポートによるイベントのアカウンタビリティ
非常ボタンの実装
ビルディングの避難またはロックダウン
設備の統合(照明の制御、ドアのロック)
セキュリティの統合(Motion 検出、アクセス、火災)
汎用、およびシフトまたはベル スケジューリング
ユーザは InformaCast Advanced Notification 機能にアクセスするためのライセンス キーを購入する必要があります。
InformaCast Mobile は、iOS または Android で動作するモバイル デバイスにユーザが画像、テキスト、および事前に録音された音声を送信することを可能にするクラウドベース サービスです。また、このサービスは、InformaCast Advanced Notification と双方向で統合されます。
次の機能が含まれています。
iOS または Android で動作するモバイル デバイスを介して InformaCast メッセージを送受信する機能
InformaCast Advanced Notification との双方向の統合
メッセージの確認と開封確認
無料の通話または SMS メッセージング
InformaCast Mobile は Singlewire Software から直接購入する必要があります。詳細およびダウンロードについては、Singlewire の Web サイトを参照してください。
すでに InformaCast Advanced Notification と統合するように Cisco Unified Communications Manager を設定している場合は、Cisco Unified Communications Manager の追加の設定は不要です。
Cisco Paging Server はマルチキャスト環境で動作するように設計されています。マルチキャスト用にネットワークを設定する必要があります。
ページングをサポートする Cisco Unified IP Phone の一覧については、以下のリンクにある Singlewire の『Compatibility Matrix』の「Cisco Unified IP Phones」のセクションを参照してください。
http://www.singlewire.com/compatibility-matrix.html。InformaCast Basic Paging を導入するために Cisco Paging Server と統合するように Cisco Unified Communications Manager を設定するには、次のタスクを実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | SNMP サービスの有効化 | Cisco Unified Communications Manager で SNMP を設定します。 |
ステップ 2 | デフォルト コーデック G.711 の設定 | デフォルト コーデックを G.711 に設定します。 |
ステップ 3 | ページング用デバイス プールの設定 | デバイス プールを設定します。 |
ステップ 4 | InformaCast ページングのルート パーティションの設定 | Basic Paging のルート パーティションを設定します。 |
ステップ 5 | InformaCast ページングのコーリング サーチ スペースの設定 | Basic Paging のコーリング サーチ スペースを設定します。 |
ステップ 6 | ページングに対応した CTI ポートの設定 | CTI ポートを設定します。 |
ステップ 7 | AXL アクセスを使うアクセス コントロール グループの設定 | AXL ユーザ グループ/アクセス コントロール グループを設定します。 |
ステップ 8 | ページングに対応したアプリケーション ユーザの設定 | アプリケーション ユーザを設定します。 |
ステップ 9 | 次のいずれかの手順で、電話機の Web アクセスを有効にします。 | 個々の電話機で Web アクセスを有効にするか、共通電話機プロファイルを使用して、そのプロファイルを使用する電話機のグループの Web アクセスを有効化できます。 |
ステップ 10 | 認証 URL の設定 | InformaCast がブロードキャストを Cisco Unified IP Phone にプッシュするときに電話機が InformaCast で認証されるように、Cisco Unified Communications Manager の認証 URL を、InformaCast を指し示すように設定します。 |
Cisco Unified Communications Manager および Cisco Paging Server の設定手順の詳細については、次の Web サイトにある InformaCast Virtual Appliance Basic Paging のインストール/ユーザ ガイドを参照してください。 http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/paging-server/products-maintenance-guides-list.html
InformaCast Advanced Notification ページングの導入と統合するように Cisco Unified Communications Manager を設定するには、次の作業を実行します。Advanced Notification の導入には、次の機能を含めることができます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | ページングに対応した SNMP の設定 | Cisco Unified Communications Manager で SNMP サービスを設定します。 | ||
ステップ 2 | レガシー ページングのメディア リソースの設定 | これはオプションです。レガシー ページング デバイスに接続する場合は、MTP を含むメディア リソース グループを設定します。 | ||
ステップ 3 | ページングの地域の設定 | ページング デバイスのデフォルト コーデックおよびデバイス プールとして、G.711 を使用するページングの領域を設定します。 | ||
ステップ 4 | ページングのパーティションとコーリング サーチ スペースの設定 | ページング導入のためのパーティションとコーリング サーチ スペースを設定します。 | ||
ステップ 5 | CallAware の CTI ルート ポイントの設定 | CallAware を導入している場合は、CallAware リダイレクトごとに CTI ルート ポイントを設定します。 | ||
ステップ 6 | 次のいずれかの手順を使用して、ビルトイン ブリッジを有効にします。 | CallAware を導入している場合は、クラスタ全体のサービス パラメータを使用して、または電話自体に対してビルトイン ブリッジを有効にします。
| ||
ステップ 7 | ページングに対応した CTI ポートの設定 | InformaCast ページングおよび CallAware リダイレクト用の CTI ポートを設定します。 | ||
ステップ 8 | レガシー ページング デバイスの SIP トランクの設定 | レガシー ページング デバイスに接続している場合は、レガシー デバイスに接続する SIP トランクを設定します。 | ||
ステップ 9 | AXL アクセスを使うアクセス コントロール グループの設定 | AXL API へのアクセスを含むアクセス制御グループを設定します。 | ||
ステップ 10 | ページングに対応したアプリケーション ユーザの設定 | アプリケーション ユーザを設定します。InformaCast、CallAware、PushToTalk には異なるアプリケーション ユーザを設定する必要があります。 | ||
ステップ 11 | 次のいずれかの手順を実行します。 | 電話の Web アクセスを有効にします。個々の電話の Web アクセスを有効にするか、または共通の電話プロファイルを使用して、電話グループの Web アクセスを有効化できます。 | ||
ステップ 12 | 認証 URL の設定 | Cisco Unified Communications Manager の認証 URL を InformaCast をポイントするように設定し、InformaCast から Cisco Unified IP Phone にブロードキャストがプッシュされたときに、その電話が InformaCast で認証されるようにします。 | ||
ステップ 13 | PushToTalk サービスの統合の設定 | Cisco Unified IP Phone に対する PushToTalk サービスの統合を設定します。 | ||
ステップ 14 | 電話への Directory URI の割り当て | これはオプションです。ページング電話番号にディレクトリ URI を割り当てます。これで、ページングの導入で URI ダイヤリングを実装できます。 |
InformaCast Advanced Notification 導入オプションの詳細については、InformaCast Advanced Notification の製品マニュアルを参照してください。サポートについては、Singlewire の Web サイト(http://www.singlewire.com)を参照してください。
Basic Paging または Advanced Notification の導入のため、クラスタで SNMP サービスを設定するには、次のタスクを実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | SNMP サービスの有効化 | クラスタで SNMP その他のサービスを有効にします。 |
ステップ 2 | InformaCast SNMP コミュニティ文字列の作成 | SNMP コミュニティ文字列を設定します。 |
Basic Paging(基本ページング)または Advanced Notification(高度な通知)の導入でページングを設定するには、クラスタの各ノードで SNMP を有効にする必要があります。さらに、次のサービスを有効にする必要があります。
SNMP コミュニティ文字列を設定するため、Basic Paging または Advanced Notification を導入するには、次の手順を実行します。
Basic Paging の場合、次に移動します デフォルト コーデック G.711 の設定
Advanced Notification の場合、次に移動します レガシー ページングのメディア リソースの設定
レガシー ページング デバイスを含む Advanced Notification 導入を実装する場合、InformaCast がレガシー ページング デバイスにブロードキャスト送信できるよう、次のタスクを実行してメディア リソースと MTP を設定します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | メディア リソース グループの作成 | MTP を含むメディア リソース グループを設定します。 |
ステップ 2 | メディア リソース グループ リストの作成 | メディア リソース グループをメディア リソース グループ リストに追加します。 |
レガシーのページング デバイスに接続する [高度な通知(Advanced Notification)] の導入を設定する場合、次の手順を実行します。メディア ターミネーション ポイント(MTP)のリソースを含むメディア リソース グループを設定する必要があります。MTP は、レガシーのページング インターフェイスに接続する必要があります。
レガシー ページング インターフェイスに接続するためにメディア リソース グループと MTP を設定した場合、自分のメディア リソース グループが含まれているメディア リソース グループを設定します。
基本的なページングであっても Advanced Notification を導入したページングであっても、ページングの導入には地域を設定する必要があります。
基本的なページング向け ページングに対応した SNMP の設定
Advanced Notification 向け レガシー ページングのメディア リソースの設定
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | デフォルト コーデック G.711 の設定 | その他の地域へのコール用に G.711 コーデックを使用する地域を作成します。 |
ステップ 2 | ページング用デバイス プールの設定 | ページングのデバイス プールを設定し、そのデバイス プールに対して作成した地域を割り当てます。 |
他の地域へのコールのデフォルト コーデックとして G.711 を使用する InformaCast 地域を作成する必要があります。
ページング導入用のデバイス プールを設定するには、基本ページングと高度な通知の導入の両方でこの手順を実行します。
ページングのパーティションとコーリング サーチ スペース(CSS)を次のように設定するには、次の作業を実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | InformaCast ページングのルート パーティションの設定 | InformaCast ページングのルート パーティションを設定します。 |
ステップ 2 | InformaCast ページングのコーリング サーチ スペースの設定 | InformaCast ページングのコーリング サーチ スペースを設定します。 |
ステップ 3 | CallAware のルート パーティションの設定 | これはオプションです。高度な通知の導入で CallAware を導入する場合、CallAware リダイレクトごとにルート パーティションを設定します。 |
ステップ 4 | CallAware 向けコーリング サーチ スペースの設定 | これはオプションです。高度な通知の導入で CallAware を導入する場合、CallAware リダイレクトごとにコーリング サーチ スペースを設定します。 |
Basic Paging または Advanced Notification の導入のいずれかで、InformaCast ページングのルート パーティションを作成します。
Basic Paging あるいは Advanced Notification 導入のいずれの場合も、InformaCast ページングのコーリング サーチ スペースを設定するには、次の手順を実行します。
CallAware のない Basic Paging または Advanced Notification ページングに対応した CTI ポートの設定
CallAware のある Advanced Notification CallAware のルート パーティションの設定
Advanced Notification ページングの導入で CallAware を導入する場合、各 CallAware に一意のパーティションを設定するため、次の手順を実行します。
高度な通知導入で CallAware を導入する場合、各 CallAware リダイレクトに固有のコーリング サーチ スペース(CSS)を設定する必要があります。
この手順は、CallAware を含む Advanced Notification ページングを導入している場合のみ実行します。CallAware リダイレクトごとに CTI ルート ポイントを設定する必要があります。
電話のビルトイン ブリッジを有効にするには、次のいずれの手順を実行します。
CallAware を含む高度な通知ページングの導入がある場合は、この手順を実行します。クラスタ全体のサービス パラメータを使用して組み込みブリッジを有効にするこの手順により、クラスタ内のすべての電話機の組み込みブリッジのデフォルト設定が「有効」に変更されます。ただし、個々の電話機における [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの組み込みブリッジ設定は、クラスタ全体の設定をオーバーライドします。
CallAware を使用する Advanced Notification ページングを導入している場合、次の手順を実行して、個々の電話の組み込みブリッジを有効にします。
また、サービス パラメータを使用すると、組み込みブリッジのクラスタ全体のデフォルト設定を有効にすることもできます。ただし、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの個々の電話の組み込みブリッジ設定は、クラスタ全体のサービス パラメータのデフォルトを上書きします。
ページング導入のための CTI ポートを設定するには、次の手順を実行します。必要な CTI ポートの番号は、導入のタイプとアプリケーションの使用方法によって異なります。
Basic Paging の場合 InformaCast ページングのコーリング サーチ スペースの設定
Advanced Notification の場合 電話での組み込みブリッジの有効化
Basic Paging の場合、次に移動します AXL アクセスを使うアクセス コントロール グループの設定
Advanced Notification の場合、次に移動します レガシー ページング デバイスの SIP トランクの設定
高度な通知ページングを導入していて、レガシー ページング デバイスに接続する場合は、この手順を実行します。レガシー ページング インターフェイスを有効にするには、SIP トランクを設定する必要があります。
AXL アクセスを含むアクセス コントロール グループを作成するのに Basic Paging または Advanced Notification を導入するには、次の手順を実行します。
Basic Paging の場合、 ページングに対応した CTI ポートの設定
Advanced Notification 場合、 レガシー ページング デバイスの SIP トランクの設定
Basic Paging の導入または Advanced Notification の導入に対応したアプリケーション ユーザを設定するには、次の手順を実行します。
次のいずれかの手順を実行して、電話での Web アクセスを有効にします。
Cisco Unified IP Phone の Web アクセスを有効にするには、Basic Paging または Advanced Notification の導入で次の手順を実行します。また、プロファイルを使用した電話のグループの Web アクセスを有効にするには、共通の電話プロファイルを使用することもできます。 詳細は、共通の電話プロファイルでの Web アクセスの有効化を参照してください。
Basic Paging または Advanced Notification については、次を参照してください。 認証 URL の設定
共通の電話プロファイルを使用する Cisco Unified IP Phone のグループに Web アクセスを許可するには、Basic Paging または Advanced Notification の導入のいずれかで、この手順を実行します。また、個々の電話機の Web アクセスを有効にすることもできます。詳細は、電話機での Web アクセス有効化を参照してください。
Basic Paging または Advanced Notification については、次を参照してください。 認証 URL の設定
次のタスクを実行して imformaCast を指定する認証 URL を設定すると、imformaCast が Cisco Unified Communications Manager ではなく、InformaCast で認証した電話機である Cisco Unified IP Phones にブロードキャストするようになります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | 認証 URL の設定 | InformaCast を指定するように Cisco Unified Communications Manager の認証 URL を設定します。 |
ステップ 2 | 電話のリセット | 電話機が新しい設定を使用するように導入中の電話機をリセットします。 |
ステップ 3 | 電話のテスト | 導入中の電話機が新しい認証 URL の設定を使用することを確認します。 |
Cisco Unified Communications Manager の認証 URL が InformaCast 仮想アプライアンスを指すように設定するには、次の手順を実行します。
InformaCast 仮想アプライアンスをポイントするように認証 URL を設定した後、電話をリセットする必要があります。この手順では、デバイス プールの電話を手動でリセットする方法について説明します。電話をリセットする多くの方法があります。たとえば、一括管理ツールを使用して、業務時間外にリセットを実施するようスケジュール設定できます。一括管理ツールの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration Guide』を参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [電話の場所(From Phone Where)] ボックスで、[デバイス プール(Device Pool)] を選択します。 |
ステップ 3 | 他のドロップダウン メニューとフィールド項目を、使用中の電話を含むデバイス プールを立ち上げる設定にします。 |
ステップ 4 | [検索(Find)] をクリックします。 |
ステップ 5 | リセットするデバイス プールを選択します。 |
ステップ 6 | [選択したアイテムのリセット(Reset Selected)] をクリックします。 |
ステップ 7 | [リセット(Reset)] をクリックします。 |
電話機が InformaCast 仮想アプライアンスで認証されていることを確認します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウのドロップダウン メニューとフィールドを使用して、新しい認証 URL を使用する必要のある電話機の検索をフィルタリングし、[検索(Find)] をクリックします。 |
ステップ 3 | 新しい設定を使用する必要がある電話機に関して、[IPv4 アドレス(IPv4 Address)] 列の [IP アドレス(IP Address)] リンクをクリックします。 |
ステップ 4 | [ネットワーク構成(Network Configuration)] をクリックします。 [ネットワーク構成(Network Configuration)] ページが表示されます。 |
ステップ 5 | [認証 URL(Authentication URL)] フィールドに、[URL 認証(URL Authentication)] エンタープライズ パラメータに関して入力した InformaCast 仮想アプライアンスの IP アドレスが表示されていることを確認します。正しい URL が表示されない場合は、認証 URL を設定する必要があります。 |
Basic Paging については、この時点でページング サービスの使用を開始できます。
高度な通知については、PushToTalk サービスの統合の設定を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager に Advanced Notification ページングの導入をすでに設定している場合は、次のタスクを実行して PushToTalk サービスを追加します。
統合していない場合は、PushToTalk 専用のアプリケーション ユーザを設定します。詳細の参照先: ページングに対応したアプリケーション ユーザの設定
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | PushToTalk サービス定義の作成 | Cisco Unified Communications Manager に PushToTalk 電話サービスを設定します。 |
ステップ 2 | PushToTalk の PhoneGroup パラメータの設定 | PushToTalk サービスの [電話グループ(Phone Group)] パラメータを設定します。 |
ステップ 3 | PushToTalk の SkipConfirm パラメータの設定 | PushToTalk サービスの [確認のスキップ(Skip Confirmation)] パラメータを設定します。 |
ステップ 4 | PushToTalk の [電話番号(Directory Number)] パラメータの設定 | PushToTalk サービスの [電話番号(Directory Number)] パラメータを設定します。 |
ステップ 5 | PushToTalk サービスへの電話の割り当て | PushToTalk サービス用の電話を設定します。 |
ステップ 6 | PushToTalk のワイヤレス フォンの設定 | PushToTalk サービス用のワイヤレス フォンを設定します。 |
ステップ 7 | PushToTalk のオーディオ ファイルのインストール | InformaCast 仮想アプライアンスから PushToTalk オーディオ ファイルをダウンロードして、Cisco Unified Communications Manager にアップロードします。 |
PushToTalk サービスを有効にするには、Cisco Unified IP Phone にテキストとグラフィックを含むインタラクティブ コンテンツを表示できるように、PushToTalk のサービス定義を作成する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 | サービスの [サービス名(Service Name)] を入力します。たとえば、PushToTalk のように入力します。 |
ステップ 4 | サービスの [サービスの説明(Service Description)] を入力します。たとえば、インターコム機能のように入力します。 |
ステップ 5 | [サービスの URL(Service URL)] テキスト ボックスに、http://<InformaCast Virtual Appliance IP Address>:8085/PushToTalk/PhoneMenu.action?sep=#DEVICENAME# と入力します。 |
ステップ 6 | [有効(Enable)] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] をクリックします。 |
PushToTalk を電話ごとにカスタマイズできるパラメータを設定するには、次の手順を実行します。
利用可能な電話グループのサブセットのみが表示されるように、このサービスのパラメータに登録された電話を制限することを可能にする PhoneGroup パラメータを設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックして、PushToTalk 用に作成したサービスを選択します。 |
ステップ 3 | [新規パラメータ(New Parameter)] ボタンをクリックします。 |
ステップ 4 | [パラメータ名(Parameter Name)] テキスト ボックスに PhoneGroupIds と入力します。 |
ステップ 5 | [パラメータの表示名(Parameter Display Name)] テキスト ボックスにデフォルトの電話グループを入力します。 |
ステップ 6 | [パラメータの説明(Parameter Description)] テキスト ボックスに、"すべての電話グループよりも少ない数に電話を制限する場合には、電話グループ ID を入力します"のようなテキストを入力します。 |
ステップ 7 | [パラメータが必要(Parameter is Required)] チェックボックスのチェックを外します。 |
ステップ 8 | [パラメータがパスワード(コンテンツをマスク)(Parameter is a Password (mask contents))] チェックボックスのチェックを外します。 |
ステップ 9 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 10 | [Cisco IP Phone サービス パラメータの設定(Configure Cisco IP Phone Service Parameter)] ウィンドウを閉じます。 |
ステップ 11 | [サブスクリプションの更新(Update Subscriptions)] をクリックします。 |
ステップ 12 | [保存(Save)] をクリックします。 |
この手順は、PushToTalk の SkipConfirm パラメータを設定するために使用します。SkipConfirm パラメータを使用すると、ワイヤレス フォンのサイド ボタン、またはデスク フォンの [サービス(Services)] ボタンを押すことによって、(PhoneGroupIds パラメータとともに)すぐに PushToTalk セッションに入ることができます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックして、PushToTalk 用に作成した電話サービスを選択します。 |
ステップ 3 | [新しいパラメータ(New Parameter)] をクリックします。 |
ステップ 4 | [パラメータ名(Parameter Name)] テキスト ボックスに SkipConfirm と入力します。 |
ステップ 5 | [パラメータ表示名(Parameter Display Name)] テキスト ボックスに SkipConfirmation と入力します。 |
ステップ 6 | [デフォルト値(Default Value)] テキスト ボックスに N と入力します。 |
ステップ 7 | [パラメータの説明(Parameter Description)] テキスト ボックスに、「"単独の特定の PushToTalk 電話グループに制限する場合は確認ページをスキップ(Y/N)"」のようなテキストを入力します。 |
ステップ 8 | [パラメータが必要(Parameter is required)] チェックボックスのチェックを外します。 |
ステップ 9 | [パラメータがパスワード(コンテンツをマスク)(Parameter is a Password (mask contents))] チェックボックスのチェックを外します。 |
ステップ 10 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 11 | [Cisco IP Phone サービス パラメータの設定(Configure Cisco IP Phone Service Parameter)] ウィンドウを閉じます。 |
ステップ 12 | [サブスクリプションを更新(Update Subscriptions)] ボタンをクリックします。 |
ステップ 13 | [保存(Save)] をクリックします。 |
[高度な通知(Advanced Notification)] の導入の際に、PushToTalk サービスの [電話番号(Directory Number)] パラメータを設定するには、次の手順を実行します。[電話番号(Directory Number)] パラメータを使用すると、ワイヤレス フォンのサイド ボタンを押すか、デスク フォンの [サービス(Services)] ボタンを押して、PushToTalk セッションを即座に入力できるようになります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Search)] をクリックし、PushToTalk に設定するサービスを選択します。 |
ステップ 3 | [新規パラメータ(New Parameter)] ボタンをクリックします。 |
ステップ 4 | [パラメータ名(Parameter Name)] テキスト ボックスに DN と入力します。 |
ステップ 5 | [パラメータの表示名(Parameter Display Name)] テキスト ボックスに Directory Number と入力します。 |
ステップ 6 | [パラメータの説明(Parameter Description)] テキスト ボックスに、"If skipping confirmation page when limiting to a specific phone group, use this directory number when starting a one-to-one or intercom session(特定の電話グループに制限しているときに確認ページをスキップする場合には、1 対 1 のインターコム セッションを開始する際に、この電話番号を使用します)"のようなテキストを入力します。 |
ステップ 7 | [パラメータを要求する(Parameter is Required)] チェック ボックスのチェックを外します。 |
ステップ 8 | [パラメータをパスワードにする(マスク コンテンツ)(Parameter is a Password (mask contents))] チェック ボックスのチェックを外します。 |
ステップ 9 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 10 | [Cisco IP Phone サービス パラメータの設定(Configure Cisco IP Phone Service Parameter)] ウィンドウを閉じます。 |
ステップ 11 | [サブスクリプションの更新(Update Subscriptions)] ボタンをクリックします。 |
ステップ 12 | [保存(Save)] をクリックします。 |
次の手順を使用して、PushToTalk サービスに電話を割り当て、ユーザが PushToTalk セッションを初期化するときの [(Phone Group)]、[(Skip Confirmation)]、および [(Directory Number)] パラメータの設定方法をカスタマイズします。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 | ||
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックして、PushToTalk に使用する電話を選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 | ||
ステップ 3 | [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから、[登録/登録解除(Subscribe/Unsubscribe)] を選択して [移動(Go)] をクリックします。 [Cisco IP Phone サービス(Cisco IP Phone Services)] ウィンドウが開きます。 | ||
ステップ 4 | [サービスの選択(Select a Service)] ドロップダウン リスト ボックスで [PushToTalk] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | [サービス名(Service Name)] と [ASCII サービス名(ASCII Service Name)] フィールドをデフォルト値のままにしておきます。 | ||
ステップ 6 | 電話を PushToTalk の特定の電話グループに制限する場合、[電話グループのデフォルト(Phone Group Default)] テキスト ボックスに、含める電話グループ ID を入力します。
| ||
ステップ 7 | PushToTalk セッションの入力時に電話で確認画面をスキップする場合、[確認のスキップ(Skip Confirmation)] フィールドに Y を入力します。
| ||
ステップ 8 | 電話で 1 対 1 またはインターコム セッションを即時に開始する場合、[電話番号(Directory Number)] テキスト ボックスで、1 対 1 またはインターコム セッションの電話番号を入力します。
| ||
ステップ 9 | [登録(Subscribe)] をクリックします。 | ||
ステップ 10 | [Cisco IP Phone サービス(Cisco IP Phone Services)] ウィンドウを閉じます。 | ||
ステップ 11 | [リセット(Reset)] をクリックします。 [デバイス リセット(Device Reset)] ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 12 | [リセット(Reset)] をクリックします。 |
PushToTalk サービスをワイヤレス フォンに割り当て、PushToTalk 機能がワイヤレス フォンから起動されるときの [電話グループ(Phone Group)]、[確認のスキップ(Skip Confirmation)]、[電話番号(Directory Number)] パラメータの設定方法を設定するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 | Cisco Unified CM の管理で、 を選択します。 | ||||||||||
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックして、ワイヤレス フォンを選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが表示されます。 | ||||||||||
ステップ 3 | [アプリケーション URL(Application URL)] テキスト ボックスに、[電話グループ(Phone Group)]、[確認のスキップ(Skip Confirmation)]、[電話番号(Directory Number)] パラメータを設定し、PushToTalk の機能が電話から起動されたときに PushToTalk の動作方法を制御するための URL を入力します。各 URL については、次の表を参照してください。
| ||||||||||
ステップ 4 | [保存(Save)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 | [リセット(Reset)] をクリックします。 [デバイス リセット(Device Reset)] ウィンドウが表示されます。 | ||||||||||
ステップ 6 | [リセット(Reset)] をクリックします。 |
PushToTalk がセッション アクティビティを示すために使用する次のオーディオ ファイルをインストールするには、次の手順を実行します。
電話で PushToTalk サービスを設定するには、以下の手順のいずれかを実行します。
ステップ 1 | SFTP クライアントを使用して、InformaCast 仮想アプライアンスの次のデフォルトの場所から、5 つの PushToTalk オーディオ ファイルにアクセスします。/usr/local/singlewire/PushToTalk/web/sounds |
ステップ 2 | SFTP クライアントを使用して、Cisco Unified Communications Manager TFTP サーバがアクセスできる場所にファイルをダウンロードします。 |
ステップ 3 | [Cisco Unified Operating System の管理(Cisco Unified Operating System Administration)] にログインし、 を選択します。 |
ステップ 4 | [ファイルのアップロード(Upload File)] をクリックします。 |
ステップ 5 | PushToTalk オーディオ ファイルを保存した場所を [参照(Browse)] します。 |
ステップ 6 | オーディオ ファイルごとに次の手順を実行します。 |
ステップ 7 | 次の手順を実行して、TFTP サービスを再起動します。 |
これはオプションです。 電話への Directory URI の割り当て
電話機に Directory URI を割り当てるには次の手順を使用し、その電話機で URI ダイヤルを使用できるようにします。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | [検索(Find)] をクリックして、Directory URI を割り当てる電話を選択します。 [電話機の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 | 左側に表示される [情報の関連付け(Association Information)] ペインで、電話回線をクリックします。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 | [ディレクトリ URI(Directory URIs)] セクションで、[URI] テキスト ボックスに Directory URI を入力します。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |