この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
デバイス モビリティを使用すれば、デバイスは、その場所に基づいて設定を想定できます。お使いのシステムは、デバイスの IP サブネットを使用して、その正確な場所を特定します。クラスタ内でデバイス モビリティを有効にすることで、モバイル ユーザは、サイト間をローミングして、サイト固有の設定を取得できます。システムは、このように動的に割り当てられた設定をコール ルーティング、コーデックの選択、メディア リソースの選択などの機能に使用します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | デバイス モビリティの有効化を行うには、次のサブタスクのいずれかまたは両方を実行します。 | 設定時の必要に応じて、次の手順を実行します。デバイスごとに、あるいは複数のデバイスでの有効化と無効化を組み合わせて、デバイス モビリティがクラスタで有効になるように設定できます。 |
ステップ 2 | 物理的な場所の設定 | システムがどのネットワーク リソースをデバイスに割り当てるかを決定できるように、地理的場所を設定します。ユーザがホームの場所から移動すると、システムは、デバイスが、ローカル メディア リソースと、コールに正しく対応する帯域幅を使用しているかどうかを確認します。 |
ステップ 3 | デバイス モビリティ グループの設定 | デバイス モビリティ グループを設定して、ダイヤリング パターンが類似しているサイトの論理グループを定義します(たとえば、US_dmg および EUR_dmg)。ネットワークの規模や範囲に応じて、デバイス モビリティ グループが国、地域、州、プロビンス、市を表すように指定することもできます。たとえば、世界的なネットワークを持つ企業であれば、個々の国を表すデバイス モビリティ グループを選択できます。一方、国内または地域でのネットワークを持つ企業は、州、プロビンス、市を表すデバイス モビリティ グループを定義できます。 |
ステップ 4 | デバイス モビリティ情報の設定 | デバイス モビリティに使用されるサブネットやデバイス プールなどのデバイス モビリティ情報を設定します。電話を登録する際、システムは、[デバイス モビリティ情報の設定(Device Mobility Info Configuration)] ウィンドウで設定されたデバイス モビリティであるサブネットをデバイスの IP アドレスと比較します。最適な組み合わせでは、IP サブネット マスクでの最大ビット数を使用します(最長一致ルール)。たとえば、IP アドレス 9.9.8.2 は、サブネット 9.9.0.0/16 ではなくサブネット 9.9.8.0/24 と一致します。 |
ステップ 5 | デバイス モビリティのデバイス プールの設定 | |
ステップ 6 | ローミング デバイス プールのパラメータの表示 | (任意) |
設定時の必要に応じて、次の手順を実行します。デバイスごとに、あるいは複数のデバイスでの有効化と無効化を組み合わせて、デバイス モビリティがクラスタで有効になるように設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | クラスタのデバイス モビリティの有効化 | |
ステップ 2 | 個々のデバイスのデバイス モビリティの設定 | 個々のデバイスのデバイス モビリティを有効にする場合、または個々のデバイスに異なる値を指定する場合は、この手順を実行します。 |
クラスタ内の全デバイスでデバイス モビリティを有効にする場合、サービス パラメータを有効にします。
個々のデバイスのデバイス モビリティを有効にする場合、または個々のデバイスに異なる値を指定する場合は、この手順を実行します。
[電話機の設定(Phone Configuration)] ウィンドウでデバイス モビリティ モードを有効にすると、デバイス モビリティ モード電話機設定が [デバイス モビリティ モード(Device Mobility Mode)] サービス パラメータ設定よりも優先されます。
システムがどのネットワーク リソースをデバイスに割り当てるかを決定できるように、地理的場所を設定します。ユーザがホームの場所から移動すると、システムは、デバイスが、ローカル メディア リソースと、コールに正しく対応する帯域幅を使用しているかどうかを確認します。
デバイス モビリティ グループを設定して、ダイヤリング パターンが類似しているサイトの論理グループを定義します(たとえば、US_dmg および EUR_dmg)。ネットワークの規模や範囲に応じて、デバイス モビリティ グループが国、地域、州、プロビンス、市を表すように指定することもできます。たとえば、世界的なネットワークを持つ企業であれば、個々の国を表すデバイス モビリティ グループを選択できます。一方、国内または地域でのネットワークを持つ企業は、州、プロビンス、市を表すデバイス モビリティ グループを定義できます。
デバイス モビリティに使用されるサブネットやデバイス プールなどのデバイス モビリティ情報を設定します。電話を登録する際、システムは、[デバイス モビリティ情報の設定(Device Mobility Info Configuration)] ウィンドウで設定されたデバイス モビリティであるサブネットをデバイスの IP アドレスと比較します。最適な組み合わせでは、IP サブネット マスクでの最大ビット数を使用します(最長一致ルール)。たとえば、IP アドレス 9.9.8.2 は、サブネット 9.9.0.0/16 ではなくサブネット 9.9.8.0/24 と一致します。
電話機レコードのデバイス プールがマッチング サブネットのデバイス プールと一致する場合、システムはその電話がホームとなる場所にあるように検出し、電話はホーム デバイス プールのパラメータを保持します。
電話機レコードのデバイス プールがマッチング サブネットのデバイス プールと一致しない場合、システムはその電話がローミングであると検出します。
フィールド |
説明 |
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物理ロケーション |
ドロップダウン リストから、このデバイス プールの物理的な場所を選択します。システムは、デバイス モビリティ機能と物理的な場所を使用して、特定の地理的な場所に関係するパラメータを識別します。 |
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デバイス モビリティ グループ |
ドロップダウン リストから、デバイス モビリティ グループを選択します。 |
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デバイス モビリティ コーリング サーチ スペース |
ドロップダウン リストから、デバイスが同じデバイス モビリティ グループ内でローミングしているときに、デバイスのコーリング サーチ スペースとして使用されるコーリング サーチ スペースを選択します。 |
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[AAR コーリングサーチスペース(AAR Calling Search Space)] |
ドロップダウン リストから、自動代替ルーティング(AAR)の実行時に使用するデバイスのコーリング サーチ スペースを選択します。AAR コーリング サーチ スペースは、帯域幅不足が原因でコールがブロックされた場合に、収集された(発信側)番号の他のルーティング方法を決定するために検索されるルート パーティションのコレクションです。 |
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[AAR グループ(AAR Group)] |
ドロップダウン リストから、このデバイスの AAR グループを選択します。AAR グループは、帯域幅不足のためにブロックされるコールをルーティングするために使用するプレフィックス番号を提供します。AAR グループ設定を [なし(None)] にすると、ブロックされたコールの再ルーティングは行われません。 |
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[発呼側トランスフォーメーション CSS(Calling Party Transformation CSS)] |
この設定により、デバイスの発信者番号をローカライズできます。選択した発呼側トランスフォーメーション CSS に、このデバイス プールに割り当てる発呼側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。
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[着信側トランスフォーメーション CSS(Called Party Transformation CSS)] |
この設定により、デバイスの着信者番号をローカライズできます。選択した着信側トランスフォーメーション CSS に、このデバイス プールに割り当てる着信側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。
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デバイスの現在のデバイス モビリティの設定を表示して確認するには、次の手順に従います。