PFCP 関連付けリリースを介した UPF から cnSGWc へのコール切断通知
機能名 |
リリース |
説明 |
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UPF によって開始された PFCP 関連付け解除に関する通知 |
2024.03.0 |
この機能により、cnSGWc は UPF によって開始された PFCP 関連付け解除セッションの手順に関する通知を受信できます。この通知は、UPF と cnSGWc でセッションと関連付けを同時にクリアすることを示しています。 cnSGWc が通知を受信しない場合、UPF が cnSGWc から次のセッション変更要求を受信するまで、コールは接続されたままになります。この結果、サブスクライバの使用状況レポートが失われます。ここで、拡張 PFCP 関連付け解除機能(EPFAR)を使用すると、シグナリング効率が高まり、cnSGWc による使用状況レポートの効果的な処理が実現します。 デフォルト設定:無効:有効にするには設定が必要です |
UPF がエラーまたは部分的な障害によりコールをクリアすることを決定すると、UPF はコールのクリアについて cnSGWc に通知せずに、コールをローカルでクリアします。UPF が cnSGWc から次のセッション変更要求を受信するまで、コールは接続されたままになります。
コールクリア中の使用状況レポートの損失を防ぎ、シグナリング効率を向上させるために、UPF に拡張 PFCP 関連付け解除(EPFAR)機能を適用し、PFCP 関連付け解除を開始して、cnSGWc と UPF 間のセッションを同時に正常にクリアします。この機能は、3GPP TS 29.244 のリリース 16.9.0、セクション 5.18.1 およびセクション 5.18.2 に準拠しています。
EPFAR ネゴシエーション
EPFAR ネゴシエーション機能は、CP 機能と UP 機能間の通信を処理します。CP 機能と UP 機能の両方が EPFAR 機能をサポートしている場合、関連付けリリースアクションが実行されます。UPF が SMF との関連付けを解除する必要がある場合は、構成コマンドを使用して EPFAR 機能を有効にすることもできます。
SGW は、UPF への PFCP 関連付け設定応答で CP Function Features IE の EPFAR ビットを設定することで、EPFAR 機能のサポートを示します。
ローリングアップグレードの場合、シャーシがアクティブになるたびに、EPFAR 機能が再度ネゴシエートできるように、UPF または cnSGWc は UP または CP 機能による PFCP 関連付けの更新を送信します。UPF によって開始されたリリースは、次の手順を使用してトリガーされます。
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UPF が開始した PFCP セッションのリリース
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UPF によって開始された拡張 PFCP 関連付け解除