Webex CCE中のレポート

概要

Cisco Unified Intelligence Center Cisco Contact Center 製品のレポート作成のプラットフォームです。 これは、履歴、リアルタイム、ライブデータのレポートおよびダッシュボードを提供する Web ベースのアプリケーションです。

Unified Intelligence Center 次の役割を果たします。

  • ベースソリューションのデータベースからデータを取得する。 ベースソリューションはどの Contact Center 製品でもかまいません。

  • 特定のデータを取得するカスタムクエリを作成する。

  • レポートの視覚表現をカスタマイズする。

  • レポートデータをカスタマイズします。

  • さまざまなグループのユーザに、その役割に基づいて特定のデータを表示する。

Customer Journey Analyzer

統一されたインテリジェンスセンターユーザは、レポートプラットフォームを使用して、左側のナビゲーションウィンドウからアナライザーを使用して、Customer Journey Analyzerを開始します。

CLI set cuic analyzer url <urlname> を使用して、デフォルトのアナライザー URL をカスタマイズできます。

詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-intelligence-center/products-maintenance-guides-list.htmlCisco Unified Intelligence Center アドミニストレーション ガイドを参照してください。

Customer Journey Analyzerにより、複数のデータソースおよびシステムから履歴データが採掘され、データの特定のビジネスビューが生成されます。 アナライザーには、パターンを識別し、継続的な改善の見通しを深めるのに役立つ傾向が視覚的に表示されます。


(注)  


Customer Journey Analyzer へのアクセスには、クラウドコネクトの採用手続きプロセスが完了している必要があります。 Cloud Connector を使用すると、オンプレミスの Cisco Contact Center が Customer Journey Analyzer) などのクラウドサービスに接続して、ビジネスメトリックを使用できます。


詳細については、Cisco Unified Contact Center Enterprise 機能ガイドビジネスメトリックの関連情報https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-contact-center-enterprise/products-feature-guides-list.htmlを参照してください。

Unified Intelligence Center へのアクセス

Unified Intelligence Centerレポートアプリケーションにログインするための URLは次のとおりです。

HTTPS

https://<HOST>:8444/cuicui/Main.jsp

ここで、HOST は Unified Intelligence Centerノードの DNS 名です。


(注)  


シスコ Unified Intelligence Centerは、HTTP をサポートしていません。


ストック レポート

次のレポートバンドルは、Cisco Unified Intelligence Center のストックレポートとして利用できます。

  • リアルタイムおよび履歴遷移テンプレート - 新規ユーザー向けに設計された初級テンプレート。 これらのテンプレートは [すべてのフィールド] テンプレートの簡素化バージョンであり、他のコンタクトセンターのソリューションで使用可能なテンプレートと似ています。

  • リアルタイムおよび過去のすべてのフィールドのテンプレート - データベースのすべてのフィールドのデータを提供するテンプレートです。 これらのテンプレートは、カスタムレポートを作成するための基礎として最も役立ちます。また、プレシジョンキュールーティングデータ用のテンプレートが含まれています。

  • リアルタイムおよび過去のアウトバウンドテンプレート - アウトバウンドオプションのアクティビティに関するレポート用のテンプレートです。 アウトバウンドオプションが含まれる導入の場合は、これらのテンプレートをインポートしてください。

  • ライブデータテンプレート - ライブデータストリーム処理システムをデータソースとして使用するレポート用のテンプレートです。 これらのレポートの更新間隔は、リアルタイムまたは履歴レポートよりもはるかに速く、通常は 3 秒未満です。 利用できるレポートは、エージェント、エージェント スキル グループ、プレシジョン キュー、スキル グループ、最近の状態履歴、最近の通話履歴です。

  • 連絡先共有テンプレート - 連絡先共有システムのレポート用のテンプレートです。 連絡先共有レポートを使用して、連絡先共有システムの現在の設定と動作を理解することができます。 連絡先共有ルーティングのアクティブな構成、各グループの各ターゲット システムにルーティングされた通話数、ルーティング プロセス中にエラーが発生した通話に関するデータを表示できます。

  • Cisco Unified Intelligence Center 管理用セキュリティテンプレート - Cisco Unified Intelligence Server の監査証跡、権限、テンプレートの所有権についてレポートするテンプレートです。

  • リアルタイムおよび履歴 Customer Collaboration Platform テンプレート - Customer Collaboration Platform 活動に関するレポート用のテンプレート。 導入にCustomer Collaboration Platformが含まれる場合、これらのテンプレートをインポートします。

レポート バンドルは Cisco.com からダウンロードできます。 ダウンロードページ(https://software.cisco.com/download/type.html?mdfid=282163829&catid=null)のIntelligence Centerレポートリンクをクリックします。 展開方法に応じて、Unified Intelligence Center のインストールにはこれらのレポートのすべてまたはサブセットが含まれる場合があります。

レポート テンプレートのカスタマイズ

ストック レポートのテンプレートではレポートのニーズを満たさないと判断した場合は、既存のレポート テンプレートを変更したり、カスタム レポート テンプレートを作成したりできます。 例えば、既存のレポートテンプレートをカスタマイズし、その部門の活動とパフォーマンスを監視するために、その部門のみのオブジェクトを含むコレクションを作成することができます。

レポートテンプレートのカスタマイズ方法については、『Cisco Unified Intelligence Center Report Customization Guide』 (https://www.cisco.com/en/US/products/ps9755/tsd_products_support_series_home.html)を参照してください。