モニタリング ダッシュボード

モニタリング ダッシュボード

シスコ ワイヤレス コントローラ(WLC)には、次の 2 つのモードを使用してアクセスできます。CLI(コマンド ライン インターフェイス) および GUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)。Cisco WLC GUI には新しいモニタリング ダッシュボードがあり、Cisco WLC に接続されているネットワーク デバイスの概要を単一のウィンドウで確認できます。

図 1. モニタリング ダッシュボード

モニタ ダッシュボード画面は、Cisco WLC の GUI にログインしたときのデフォルト画面です。この画面は、次の 3 つのセクションに分かれています。

  • 数値の統計

  • グラフィカル ウィジェット

  • モニタ ペインと選択オプション

数値の統計

これはダッシュボードの最上部のセクションで、ネットワーク上のアクティビティを簡単に確認できます。

  • [Wireless Networks]:この WLC で有効または無効になっている WLAN の数が表示されます。

  • [Wired Networks]:ネットワークに関連付けられている RLAN とクライアントの数が表示されます。

  • [Access Points]:ネットワーク内のアクティブな Cisco AP の数が表示されます。

  • [Active Clients]:ネットワーク内の 2.4 および 5 GHz クライアントの数が表示されます。

  • [Rogues]:ネットワーク内で検出された AP とクライアントの数が表示されます。

  • [Interferers]:2.4 および 5 GHz 帯域で検出された干渉デバイスの数が表示されます。


(注)  

見出しまたは統計値を選択すると、[Advanced] セクションの該当するページに移動します。


グラフィカル ウィジェット

グラフィカル ウィジェットには、グラフの形式で番号が提示されます。使用可能なリストから表示するウィジェットを選択できます。

アクセス ポイント

この Cisco WLC では、AP の使用率をパーセンテージで表しているドーナツ グラフを確認できます。リスト ビューに変更するには、ウィジェットの右上にある をクリックします。リスト ビューには、接続されたクライアントの数、処理されたデータ トラフィックの量、スループット値とともに AP が表示されます。デフォルトでは、AP リストは名前でソートされますが、クライアント、使用率、スループットなどでソートすることもできます。


(注)  

AP リストには上位の 10 AP しか表示されないため、このウィジェットでは、コントローラに関連付けられているすべての AP を確認できない場合があります。


AP をクリックすると、[Access Point View] .ページに移動します。[Access Point View] ページには、Cisco AP の全般的なパフォーマンス、2.4 GHz と 5 GHz 無線の両方の無線パラメータの詳細が表示されます。このページから AP を再起動できます。

表示される AP のパフォーマンス値は、AP から収集されます。[Usage Traffic] パラメータには、AP の稼働時間中に転送されたデータの総量が表示されます。[Throughput] 値は、(過去 90 秒間の)バイト数の累積値を秒数(90 秒)で割った値です。

値をエクスポートするには、 をクリックして、Excel シートをシステムに保存します。

ダッシュボードからこのウィジェットを削除するには、 をクリックします。

オペレーティング システム

接続されたクライアントで実行されているオペレーティング システムを確認できます。このリストは、各 OS タイプのクライアント数に従いソートされます。

アプリケーション

アプリケーションとその使用率およびスループットを表しているドーナツ グラフを確認できます。このウィジェットには、最初からやり直すために現在のレコードをクリアする機能があり、ウィジェットの右上にある クリアするとレコードがクリアされます。

リスト ビューに変更するには、 をクリックします。このビューには、各アプリケーションの詳細(使用状況やスループット値など)が表示されます。

値をエクスポートするには、 をクリックして、Excel シートをシステムに保存します。

ダッシュボードからこのウィジェットを削除するには、 をクリックします。

クライアント

各クライアントのネットワーク使用率をパーセンテージで表しているドーナツ グラフを確認できます。このウィジェットには、最初からやり直すために現在のレコードをクリアする機能があり、ウィジェットの右上にある クリアするとレコードがクリアされます。

リスト ビューに変更するには、 をクリックします。このビューには、各クライアントの詳細(デバイスのタイプ、データの使用率、スループット値など)が表示されます。クライアント リストは、アイデンティティ、デバイス タイプ、使用率、スループットなどでもソートできます。

[Client View] ページを開くには、クライアントをクリックします。[Client View] ページには、全般的な情報、接続性、QoS、セキュリティとポリシーの詳細が表示されます。

値をエクスポートするには、 をクリックして、Excel シートをシステムに保存します。

ダッシュボードからこのウィジェットを削除するには、 をクリックします。

上位の WLAN

ドーナツ グラフには、クライアントの数と使用率に基づいた上位の SSID が表示されます。リスト ビューには、SSID と統計情報(数字)が表示されます。

ネットワークの概要

ネットワークの概要:アクセス ポイント

このオプションを選択すると、この Cisco WLC に接続されている Cisco AP のリストが表示されます。ページでは、2.4 および 5 GHz AP が 2 つのタブに分離されています。AP の詳細はこのページに表示されます。任意の AP を選択して、詳細を確認できます。

[Access Point View] ページには、選択した AP の全般的な情報とパフォーマンスの概要が表示されます。AP の詳細セクションには、クライアントの情報、周囲で検出された隣接 AP と不正 AP(2.4 および 5 GHz)の RF のトラブルシューティング、アクティブな干渉源がある CleanAir に関するタブ、および AP を再起動するためのツール タブがあります。

ネットワークの概要:クライアント

このセクションには、アクセス ポイントに関連付けられているクライアントの詳細情報がリスト ビューで表示されます。

クライアントを選択すると、[Client View] ページが表示されます。このページには、クライアントの一般的な詳細情報が表示されます。クライアントと AP 間の接続品質を確認するには、[Connection Score] の値をクリックします。

[Client View] ページには、2 つのインフォグラフィックが表示されます。

  • 最初のインフォグラフィックには、クライアントの接続ステージが表示されます。

  • 2 番目のインフォグラフィックには、Cisco WLC とクライアント間の接続ロードマップが表示されます。また、ネットワークでコントローラからクライアントへの接続に使用されてい接続の種類とパスも表示されます。

[Network and QoS] ダッシュレットと [Security Policy] ダッシュレットには、それぞれのパラメータのステータスが表示されます。

[Client View] ページには、Cisco WLC でのクライアントからの接続を評価するためのデバッグ ツールもあります。使用できるツールは次のとおりです。

  • Ping テスト:ネットワーク内の 2 つのシステム間の接続ステータスと遅延を把握するのに役立ちます。

  • 接続:クライアントの接続ログが表示されます。

  • イベント ログ:イベントが記録され、ログをスプレッドシートに保存するためのオプションがあります。

  • パケット キャプチャ:問題の解決を支援するために、さまざまなオプションから選択して、パケットのフローに関する正確な情報を取得します。


    (注)  

    Cisco Wave 2 AP は、パケット キャプチャ機能をサポートしていません。

不正

不正アクセス ポイント(Rogue Access Points)

このページには、次のグループの 2.4 GHz と 5 GHz のネットワークの下にグループ化された不正アクセス ポイントが表示されます。

  • Unclassified

  • Friendly

  • Malicious

  • Custom

リストから不正 AP を選択して、[Rogue AP Detail] ページを表示します。このページには、接続の詳細、この不正 AP が検出された AP が表示されます。AP の詳細を表示するには、AP を選択して [Access Point View] ページを表示します。

不正クライアント(Rogue Clients)

このページには、まだ識別されていないクライアントのリストが表示されます。詳細については不正クライアントを選択してください。

[Rogue Client View] ページには、接続情報、状態、およびこのクライアントが検出された AP が表示されます。AP の詳細を表示するには、AP を選択して [Access Point View] ページを表示します。

干渉源

このページには、2.4 GHz と 5 Ghz スペクトルで検出された干渉デバイスのリストが表示されます。各カテゴリで使用可能なフィルタを使用して、干渉デバイスの特定に役立つカスタマイズ リストを表示し、電波品質を向上するための修正措置を実行します。

[Wireless] ダッシュボード

このページには、選択可能なさまざまなウィジェットのグラフィカルな概要、2.4 GHz および 5 GHz ネットワークにおけるそれぞれのパフォーマンスが表示されます。

AP パフォーマンス

このページには、Cisco AP のパフォーマンスの値がグラフィカルに表示されます。これらのパラメータは、カスタム AP パフォーマンス ダッシュボードを作成するために選択可能なウィジェットです。

クライアント パフォーマンス

このページには、クライアントのパラメータ(信号強度から関連付けの状態、およびその他の選択可能なウィジェット)が表示されます。

ベスト プラクティス

[Best Practices] ページには、現在のコンプライアンス評価と使用可能なベストプラクティスのカテゴリが表示されます。Cisco WLAN Express Setup を使用して WLC を設定している場合、 ベスト プラクティスはデフォルトで有効になっています。


(注)  

ベスト プラクティスは、CLI セットアップ ウィザードやイメージのアップグレードを介しては有効になりません。


各カテゴリのすべてのパラメータには、エキスパートの推奨事項が表示される [+] アイコンがあり、[Learn More] オプションにはそのパラメータの詳細が表示されます。各パラメータには、次の 1 つまたは複数のオプションがあります。

  • [Fix it Now]:パラメータをシスコの推奨設定に設定します。

  • [Restore Default]:ベスト プラクティス パラメータの設定をデフォルト値にリセットします。

  • [Manual Configuration]:パラメータを設定するための高度なビューを開きます。

  • [Ignore]:ベスト プラクティスのリストからパラメータを削除します。

    無視されたパラメータは アイコンの下にグループ分けされます。このアイコンは、[Best Practices] ページの右上隅に表示されます。このアイコンをクリックすると [Add Best Practice] ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、メイン ページに追加するパラメータをクリックします。

  • [Detailed]:WLAN プロファイルの設定、および手動設定のオプションがある新しいウィンドウが開きます。