ロケーション サービス

Cisco Hyperlocation

Cisco Hyperlocation の無線モジュールには、以下の機能があります。

  • 以下の拡張性を備えた WSM 無線モジュール機能:

    • 802.11ac

    • Wi-Fi 送信

    • 20 MHz、40 MHz、80 GHz チャネル帯域幅に拡張された WSM、RRM チャネル スキャン。

  • 拡張ロケーション機能:

    • 低遅延ロケーション最適化チャネルのスキャン

    • 32 アンテナ到達角度(AoA)

  • Bluetooth Low Energy(BLE)機能

屋内メッシュは Cisco Aironet 3600 と 3700 シリーズ アクセス ポイントで利用可能です。

Cisco Hyperlocation の詳細については、以下の文書を参照してください。

Cisco Hyperlocation の制約事項

  • スニファ モードの Cisco AP では、HyperLocation の設定はサポートされていません。

  • 有効な状態になっている Cisco HyperLocation はパフォーマンスに影響を与え、Cisco HyperLocation モジュールを搭載していない AP の両方の無線が 3 秒ごとに約 10 ミリ秒間オフチャネルになります。

ハイ アベイラビリティ環境の Cisco HyperLocation

リリース 8.4 では、グローバルおよび AP グループごとの Cisco HyperLocationの設定がプライマリ コントローラからセカンダリ コントローラにミラーリングされます。セカンダリ コントローラは内部状態のみ更新し、設定情報を AP には転送しません。

MSE メッセージの暗号化については、コントローラが暗号キーを生成して AP および MSE に送信します。AP と MSE はエンド クライアントとして暗号化と復号化のために暗号キーを使用します。セカンダリ コントローラは暗号キーを生成せず、AP と MSE はプライマリ コントローラにで実際に共有されているキーを使用します。

Cisco HyperLocation クライアント デバッグ トレース

Cisco HyperLocation クライアント デバッグ トレース機能では、詳細な HyperLocationトレース用のクライアント MAC アドレスを指定できます。この機能を有効にするには、test dot11 halo-client-trace client-mac コマンドを使用します。この機能を無効にするには、test dot11 halo-client-trace 0000.0000.0000 コマンドを使用します。

Cisco Hyperlocation の設定

すべての AP の Cisco Hyperlocation の設定(GUI)

このセクションでは、Cisco Hyperlocation 無線モジュールがあり、Cisco WLC と関連付けられているすべての AP、特定の AP、および AP のグループに対して Cisco Hyperlocation を設定する手順について説明します。
手順

ステップ 1

[Wireless] > [Access Points] > [Global Configuration] を選択します。

ステップ 2

[Hyperlocation Config Parameters] セクションで、次の手順を実行します。

  1. [Enable Hyperlocation] チェックボックスをオンにします。

    [Enable Hyperlocation] チェックボックスをオンにすると、AP と取り付けられているモジュールに基づいて、異なるロケーション サービス(PRL ベースまたは AoA ベース)が有効になります。

  2. [Packet Detection RSSI Minimum (dBm)] 値を入力します。

    これは、ロケーション計算で使用するために、データ パケットが WSM モジュールで受信される最小レベルです。デフォルト値は -100 dBm です。

    ロケーションの計算に強い信号のみを使用する場合は、この値を増やすことをお勧めします。

  3. [Scan Count Threshold for Idle Client Detection] 値を入力します。

    [Scan Count Threshold] は、AP がアイドル状態のクライアントにブロック確認応答要求(BAR)を送信する前に待機するオフチャネル スキャン サイクル数を表します。デフォルト値の 10 は、オフチャネル スキャン サイクル内のチャネル数に応じて、約 40 秒に相当します。

  4. NTP サーバの IPv4 アドレスを入力します。

    これは、この計算に関係するすべての AP が同期する必要がある NTP サーバの IPv4 アドレスです。

    一般的な Cisco WLC インフラストラクチャで使用されるのと同じ NTP サーバを使用することをお勧めします。ロケーションを正確に計算するためには、複数の AP からのスキャンが同期されている必要があります。

ステップ 3

[BLE Beacon Config Parameters] セクションで、次の手順を実行します。

  1. [Interval (1-10)Hz] ボックスに BLE 伝送間隔を入力します。

  2. [Beacon ID] を選択します。

  3. 必要に応じて、[Delete Beacon] チェックボックスをオンにして、選択されたビーコンを削除します。

  4. [Beacon Status] を有効または無効にします。

  5. ビーコンの UUID を入力します。

  6. [TxPower (-52 to 0)dBm] ボックスで選択されたビーコンの伝送パワーを指定します。

ステップ 4

設定を保存します。


AP の Cisco Hyperlocation の設定(GUI)

手順

ステップ 1

[Wireless] > [Access Points] > [All APs] を選択します。

ステップ 2

表示される [All APs] ページで、Cisco Hyperlocation を設定するアクセス ポイントの名前をクリックします。

ステップ 3

[Advanced] タブをクリックします。

これでウィンドウが開きます。

ステップ 4

[Hyperlocation Configuration] セクションで、[Enable Hyperlocation] ドロップダウン リストから [AP Specific] を選択し、次に、ドロップダウン リストの横にあるチェックボックスをオンして、AP の Cisco Hyperlocation を有効にします。

ステップ 5

[BLE Beacon Config Parameters] セクションで、次の手順を実行します。

  1. この AP にグローバル BLE ビーコンの設定を適用するには、[Global Config] チェックボックスをオンにします。グローバルな設定は適用せず、AP 固有の設定が必要な場合は、次のステップに進みます。

  2. [Interval (1-10)Hz] ボックスに BLE 伝送間隔を入力します。

  3. [Beacon ID] を選択します。

  4. [Beacon Status] を有効または無効にします。

  5. [Major] および [Minor] に、符号なし整数値(0 ~ 65535 の範囲)を入力します。

  6. –52 dBm ~ 0 の範囲で Tx 電力の減衰値を入力します。

  7. ビーコンの UUID を入力します。

ステップ 6

設定を保存します。


AP グループの Cisco Hyperlocation の設定(GUI)

手順

ステップ 1

[WLANs] > [Advanced] > [AP Groups] を選択します。

ステップ 2

AP グループ名をクリックします。

ステップ 3

[Location] タブをクリックします。

ステップ 4

[HyperLocation Config Parameters] セクションで、[Enable Hyperlocation] チェックボックスをオンにして、AP グループの Hyperlocation を有効にします。

ステップ 5

[Packet Detection RSSI Minimum (dBm)] 値を入力します。

これは、ロケーション計算で使用するために、データ パケットが WSM モジュールで受信される最小レベルです。デフォルト値は -100 dBm です。

ロケーションの計算に強い信号のみを使用する場合は、この値を増やすことをお勧めします。

ステップ 6

[Scan Count Threshold for Idle Client Detection] 値を入力します。

[Scan Count Threshold] は、AP がアイドル状態のクライアントにブロック確認応答要求(BAR)を送信する前に待機するオフチャネル スキャン サイクル数を表します。デフォルト値の 10 は、オフチャネル スキャン サイクル内のチャネル数に応じて、約 40 秒に相当します。

ステップ 7

NTP サーバの IPv4 アドレスを入力します。

これは、この計算に関係するすべての AP が同期する必要がある NTP サーバの IPv4 アドレスです。

一般的な Cisco WLC インフラストラクチャで使用されるのと同じ NTP サーバを使用することをお勧めします。ロケーションを正確に計算するためには、複数の AP からのスキャンが同期されている必要があります。

ステップ 8

設定を保存します。


すべての AP の Cisco Hyperlocation の設定(CLI)

手順
  • 次のコマンドを入力して、すべての AP の Cisco Hyperlocation を設定します。

    config advanced hyperlocation {enable | disable }
  • 次のコマンドを入力して、BLE アドバタイズ送信電力を設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon advertised-power rssi-value-in-dBm

    有効な範囲は -40 dBm ~ -100 dBm です。

  • 次のコマンドを入力して、BLE ビーコンを有効化、無効化、または削除します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id {delete | disable | enable }
    • delete :ビーコンを削除します
    • disable :ビーコンを無効にします
    • enable :ビーコンを有効にします
  • 次のコマンドを入力して、BLE ビーコン減衰レベルを設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id add txpwr value

    減衰値の有効な範囲は -52 dBm ~ 0 です。

  • 次のコマンドを入力して、BLE ビーコンの UUID を設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id add uuid value
  • 次のコマンドを入力して、BLE ビーコン間隔を設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon interval time-in-seconds

    有効な範囲は 1 ~ 10 秒です。

  • 次のコマンドを入力して、NTP サーバの IP アドレスを設定します。

    config advanced hyperlocation ntp ipv4-addr
  • 次のコマンドを入力して、トリガー後にスキャン サイクルのしきい値をリセットします。

    config advanced hyperlocation reset-threshold value
  • 次のコマンドを入力して、この値未満の場合、Cisco WLC に送信中に RSSI が無視されるしきい値を設定します。

    config advanced hyperlocation threshold value
  • 次のコマンドを入力して、PAK RSSI ロケーション トリガー間でのスキャン サイクル数を設定します。

    config advanced hyperlocation trigger-threshold value
  • 次のコマンドを入力して、Cisco Hyperlocation グローバル コンフィギュレーションの概要を確認します。

    show advanced hyperlocation summary
  • 次のコマンドを入力して、設定されている BLE ビーコンのリストを確認します。

    show advanced hyperlocation ble-beacon {all | beacon-id | firmware-download }

AP の Cisco Hyperlocation の設定(CLI)

手順
  • 次のコマンドを入力して、特定の AP の Cisco Hyperlocation を設定します。

    config advanced hyperlocation {enable | disable } ap-name
  • 次のコマンドを入力して、BLE アドバタイズ送信電力を設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon ap-name ap-name advertised-power rssi-value-in-dBm

    有効な範囲は -40 dBm ~ -100 dBm です。

  • 次のコマンドを入力して、AP の BLE ビーコンを有効または無効にします。

    config advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id add ap-name ap-name {enable | disable }
    • enable :AP のビーコンを有効にします
    • disable :AP のビーコンを無効にします
  • 次のコマンドを入力して、BLE ビーコン減衰レベルを設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id add ap-name ap-name txpwr value

    減衰値の有効な範囲は -52 dBm ~ 0 です。

  • 次のコマンドを入力して、BLE ビーコンの Major、Minor、および UUID の値を設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id add ap-name ap-name { major major-value | minor minor-value |uuid uuid-value}
  • 次のコマンドを入力して、BLE ビーコン間隔を設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon ap-name ap-name interval time-in-seconds

    有効な範囲は 1 ~ 10 秒です。

  • 次のコマンドを入力して、AP 固有の BLE 設定をクリアし、適用時にグローバルな BLE 設定を適用します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon ap-name unset

    有効な範囲は 1 ~ 10 秒です。

  • 次のコマンドを入力して、AP に設定されている BLE ビーコンのリストを確認します。

    show advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id ap-name ap-name

AP グループへの Cisco Hyperlocation の設定(CLI)

手順
  • 次のコマンドを入力して、AP グループの Cisco Hyperlocation を設定します。

    config advanced hyperlocation apgroup group-name {enable | disable }
  • 次のコマンドを入力して、AP の BLE ビーコンを有効または無効にします。

    config advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id add ap-group group-name {enable | disable }
    • enable :AP グループのビーコンを有効にします
    • disable :AP グループのビーコンを無効にします
  • 次のコマンドを入力して、BLE ビーコン減衰レベルを設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id add ap-group group-name txpwr value

    減衰値の有効な範囲は -52 dBm ~ 0 です。

  • 次のコマンドを入力して、BLE ビーコンの Major、Minor、および UUID の値を設定します。

    config advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id add ap-group group-name { major major-value | minor minor-value| uuid uuid-value}
  • 次のコマンドを入力して、AP に設定されている BLE ビーコンのリストを確認します。

    show advanced hyperlocation ble-beacon beacon-id id ap-group group-name

アクセス ポイントでの RFID トラッキングの最適化

RFID タグの監視とロケーション計算を最適化するには、802.11b/g アクセス ポイント無線用の 2.4GHz 帯域内で最高 4 つのチャネルでトラッキングの最適化を有効化できます。この機能を使用して、通常、タグが動作するようにプログラムされているチャネル(チャネル 1、6、11 など)のみをスキャンすることができます。

コントローラの GUI または CLI 使用して、監視モード用アクセス ポイントを設定し、このアクセス ポイント無線でトラッキングの最適化を有効化できます。

アクセス ポイントでの RFID トラッキングの最適化(GUI)

手順


ステップ 1

[Wireless] > [Access Points] > [All APs] の順に選択して、[All APs] ページを開きます。

ステップ 2

監視モードを有効にするアクセス ポイントの名前をクリックします。[All APs > Details for] ページが表示されます。

ステップ 3

[AP Mode] ドロップダウン リストから [Monitor] を選択します。

ステップ 4

[Apply] をクリックします。

ステップ 5

アクセス ポイントをリブートする警告が表示されたら、[OK] をクリックします。

ステップ 6

[Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。

ステップ 7

[Wireless] > [Access Points] > [Radios] > [802.11b/g/n] の順に選択して、[802.11b/g/n Radios] ページを開きます。

ステップ 8

カーソルを目的のアクセス ポイントの青いドロップダウン矢印の上に置いて [Configure] を選択します。[802.11b/g/n Cisco APs > Configure] ページが表示されます。

ステップ 9

アクセス ポイント無線を無効にするには、[Admin Status] ドロップダウン リストから [Disable] を選択し、[Apply] をクリックします。

ステップ 10

無線でトラッキングの最適化を有効にするには、[Enable Tracking Optimization] ドロップダウン リストから [Enable] を選択します。

ステップ 11

4 つの [Channel] ドロップダウン リストから、RFID タグの監視対象となるチャネルを選択します。

(注)   

タグの監視対象となるチャネルは少なくとも 1 つ設定する必要があります。

ステップ 12

[Apply] をクリックします。

ステップ 13

[Save Configuration] をクリックします。

ステップ 14

アクセス ポイント無線を再び有効にするには、[Admin Status] ドロップダウン リストから [Enable] を選択し、[Apply] をクリックします。

ステップ 15

[Save Configuration] をクリックします。


アクセス ポイントでの RFID トラッキングの最適化(CLI)

手順


ステップ 1

次のコマンドを入力して、監視モード用のアクセス ポイントを設定します。

config ap mode monitor Cisco_AP

ステップ 2

アクセス ポイントがリブートされるが操作を続行するかどうかをたずねる警告が表示されたら、Y と入力します。

ステップ 3

次のコマンドを入力して、変更を保存します。

save config
ステップ 4

次のコマンドを入力して、アクセス ポイント無線を無効にします。

config 802.11b disable Cisco_AP

ステップ 5

次のコマンドを入力して、使用国でサポートされている DCA チャネルのみをスキャンするようアクセス ポイントを設定します。

config ap monitor-mode tracking-opt Cisco_AP

(注)   

スキャン対象のチャネルを正確に指定するには、ステップ 6config ap monitor-mode tracking-opt Cisco_AP コマンドを入力します。

(注)   

このアクセス ポイントのトラッキング最適化を無効にするには、config ap monitor-mode no-optimization Cisco_AP コマンドを入力します。

ステップ 6

ステップ 5 のコマンドを入力してからこのコマンドを入力して、アクセス ポイントがスキャンする 802.11b チャネルを 4 つまで選択できます。

config ap monitor-mode 802.11b fast-channel Cisco_AP channel1 channel2 channel3 channel4

(注)   

米国では、channel 変数に 1 から 11 までの任意の値を割り当てられます。その他の国ではさらに多くのチャネルがサポートされています。少なくともチャネルを 1 つ割り当てる必要があります。

ステップ 7

次のコマンドを入力して、アクセス ポイント無線を再度有効にします。

config 802.11b enable Cisco_AP

ステップ 8

次のコマンドを入力して、変更を保存します。

save config
ステップ 9

次のコマンドを入力して、監視モードのアクセス ポイントすべての概要を表示します。

show ap monitor-mode summary


ロケーション設定(Location Settings)

ロケーションの設定(CLI)

コントローラは、クライアント デバイスのロケーションを特定するために、対象クライアント周辺のアクセス ポイントから Received Signal Strength Indication(RSSI; 受信信号強度表示)測定値を収集します。コントローラは、最大 16 台のアクセス ポイントから、クライアント、RFID、および不正なアクセス ポイントのロケーション レポートを取得できます。

ロケーションの精度を高めるために、次のコマンドを入力して、通常のクライアントまたは調整クライアントのパス損失測定(S60)要求を設定します。

config location plm ?

ここで、? は、次のいずれかを示します。

  • client {enable | disable } burst_interval :通常の、非調整クライアントのパス損失測定要求を有効または無効にします。burst_interval パラメータの有効な範囲は 1 ~ 3600 秒で、デフォルト値は 60 秒です。

  • calibrating {enable | disable } {uniband | multiband } :関連付けられた 802.11a または 802.11b/g 無線上、または関連付けられた 802.11a/b/g 無線上の調整クライアントのパス損失測定要求を有効または無効にします。

クライアントからプローブが送信される頻度が低い場合や、少数のチャネルに対してしか送信されない場合は、クライアントのロケーションが更新不可能になるか、精度が低下します。config location plm コマンドを実行すると、クライアントは強制的に、すべてのチャネルにパケットを送信するようになります。CCXv4 以上のクライアントがアソシエートすると、コントローラはそのクライアントにパス損失測定要求を送信します。これは、アクセス ポイントが使用している帯域とチャネル(2.4 GHz のみのアクセス ポイントの場合は一般にチャネル 1、6、および 11)で無期限に送信するようクライアントに指示するものです。送信する間隔は設定可能です(たとえば 60 秒)。

ロケーションに関する CLI コマンドは、この他に次の 4 つがありますが、これらのコマンドのデフォルト値は最適な値に設定されているので、変更することはお勧めしません。

  • 次のコマンドを入力して、デバイスの種類ごとに RSSI タイムアウト値を設定します。

    config location expiry ?

    ここで、? は次のいずれかです。

    • client timeout :クライアントの RSSI タイムアウト値を設定します。timeout パラメータの有効な範囲は 5 ~ 3600 秒で、デフォルト値は 5 秒です。

    • calibrating-client timeout :調整クライアントの RSSI タイムアウト値を設定します。timeout パラメータの有効な範囲は 5 ~ 3600 秒で、デフォルト値は 5 秒です。

    • tags timeout :RFID タグの RSSI タイムアウト値を設定します。timeout パラメータの有効な範囲は 5 ~ 300 秒で、デフォルト値は 5 秒です。

    • rogue-aps timeout :不正アクセス ポイントの RSSI タイムアウト値を設定します。timeout パラメータの有効な範囲は 5 ~ 3600 秒で、デフォルト値は 5 秒です。

      ロケーションを正確に特定するには、CPU が保持する RSSI が最近のものであることと、その値が大きいことが必要です。config location expiry コマンドを使用すると、古い RSSI 平均が失効するまでの時間を指定できます。


      (注)  

      config location expiry コマンドは使用も変更もしないでください。


  • 次のコマンドを入力して、デバイスの種類別に RSSI 半減期を設定します。

    config location rssi-half-life ?

    ここで、? は、次のいずれかを示します。

    • client half_life :クライアントの RSSI 半減期を設定します。half_life パラメータの有効な値は、0、1、2、5、10、20、30、60、90、120、180、または 300 秒で、デフォルト値は 0 秒です。

    • calibrating-client half_life :調整クライアントの RSSI 半減期を設定します。half_life パラメータの有効な値は、0、1、2、5、10、20、30、60、90、120、180、または 300 秒で、デフォルト値は 0 秒です。

    • tags half_life :RFID タグの RSSI 半減期を設定します。half_life パラメータの有効な値は、0、1、2、5、10、20、30、60、90、120、180、または 300 秒で、デフォルト値は 0 秒です。

    • rogue-aps half_life :不正アクセス ポイントの RSSI 半減期を設定します。half_life パラメータの有効な値は、0、1、2、5、10、20、30、60、90、120、180、または 300 秒で、デフォルト値は 0 秒です。

      クライアント デバイスの中には、チャネル変更直後は送信電力を下げるものがあるのと、RF は変動しやすいことから、RSSI の値がパケットごとに大きく異なることもあります。config location rssi-half-life コマンドを実行すると、設定可能な forget 期間(または半減期)を使用して、不均一な状態で着信したデータを平均化することで、精度を向上できます。


      (注)  

      config location rssi-half-life コマンドは使用も変更もしないでください。


  • 次のコマンドを入力して、RSSI 測定に関する NMSP 通知しきい値を設定します。

    config location notify-threshold ?

    ここで、? は、次のいずれかを示します。

    • client threshold :クライアントおよび不正クライアントの NMSP 通知しきい値(dB)を設定します。threshold パラメータの有効な範囲は 0 ~ 10 dB で、デフォルト値は 0 dB です。

    • tags threshold :RFID タグの NMSP 通知しきい値(dB)を設定します。threshold パラメータの有効な範囲は 0 ~ 10 dB で、デフォルト値は 0 dB です。

    • rogue-aps threshold :不正アクセス ポイントの NMSP 通知しきい値(dB)を設定します。threshold パラメータの有効な範囲は 0 ~ 10 dB で、デフォルト値は 0 dB です。


      (注)  

      config location notify-threshold コマンドは使用も変更もしないでください。


  • 次のコマンドを入力して、RSSI および信号対雑音比(SNR)の値の平均化に使用するアルゴリズムを設定します。

    config location algorithm ?

    ここで、? は、次のいずれかを示します。

    • simple :必要とする CPU オーバーヘッドは小さいが精度が低い、高速アルゴリズムを指定します。

    • rssi-average :精度は高いが、より多くの CPU オーバーヘッドを必要とするアルゴリズムを指定します。


      (注)  

      config location algorithm コマンドは使用も変更もしないでください。


ロケーション設定の表示(CLI)

ロケーション情報を表示するには、次の CLI コマンドを使用します。

  • 次のコマンドを入力して、現在のロケーション設定値を表示します。

    show location summary

  • 次のコマンドを入力して、特定のクライアントの RSSI テーブルを表示します。

    show location detail client_mac_addr

  • 次のコマンドを入力して、ロケーションベースの RFID 統計を表示します。

    show location statistics rfid

  • 次のコマンドを入力して、ロケーションベースの RFID 統計をクリアします。

    clear location statistics rfid

  • 次のコマンドを入力して、特定の RFID タグまたはデータベース全体のすべての RFID タグをクリアします。

    clear location rfid {mac_address | all }

  • 次のコマンドを入力して、クライアントでロケーション表示(S69)がサポートされているかどうかを表示します。

    show client detail client_mac

    ロケーション表示がクライアントでサポートされており、かつロケーション アプライアンス上で有効化されているときは、ロケーション アプライアンスはその位置を要求に応じてクライアントに知らせることができます。CCXv5 クライアントでは、ロケーション表示は自動的に有効になります。

クライアント、RFID タグ、および不正デバイスの NMSP 通知間隔の変更(CLI)

NMSP は、Cisco モビリティ サービス エンジン(Cisco MSE)とコントローラ間の発着信トラフィックに関する通信を管理します。高い頻度でのロケーション更新を必要とするアプリケーションがある場合は、クライアント、アクティブな RFID タグ、および不正なアクセス ポイント/クライアントの NMSP 通知間隔を 1 ~ 180 秒の範囲内で変更できます。


(注)  

NMSP が機能するためには、コントローラと Cisco MSE の間にあるすべてのファイアウォールで、コントローラと Cisco MSE 間の通信に使用される TCP ポート(16113)が開いている(ブロックされていない)必要があります。


手順


ステップ 1

次のコマンドを入力して、クライアント、RFID タグ、不正なクライアントおよびアクセス ポイントの NMSP 通知間隔の値を設定します。interval は 1 ~ 180 秒の範囲内の値です。

  • config nmsp notification interval rssi clients interval

  • config nmsp notification interval rssi rfid interval

  • config nmsp notification interval rssi rogues interval

ステップ 2

次のコマンドを入力して、NMSP 通知間隔を表示します。

show nmsp notification interval

以下に類似した情報が表示されます。


NMSP Notification Interval Summary

                                   RSSI Interval:
 Client.......................................... 2 sec
 RFID............................................ 2 sec
 Rogue AP........................................ 2 sec
 Rogue Client.................................... 2 sec

Spectrum Interval:
 Interferer device............................... 2 sec


NMSP 設定の表示(CLI)

NMSP 情報を表示するには、次の CLI コマンドを使用します。

  • 次のコマンドを入力して、アクティブな NMSP 接続のステータスを表示します。

    show nmsp status

  • 次のコマンドを入力して、NMSP 機能を表示します。

    show nmsp capability

  • 次のコマンドを入力して、NMSP カウンタを表示します。

    show nmsp statistics {summary | connection }

    値は次のとおりです。

    • summary 一般的な NMSP カウンタを表示します。

    • connection 接続固有の NMSP カウンタを表示します。

  • 次のコマンドを入力して、コントローラ上のアクティブなモビリティ サービスを表示します。

    show nmsp subscription {summary | detail | detail ip_addr}

    値は次のとおりです。

    • summary コントローラが加入しているすべてのモビリティ サービスを表示します。

    • detail コントローラが加入しているすべてのモビリティ サービスの詳細を表示します。

    • detail ip_addr :特定の IP アドレスが加入しているモビリティ サービスの詳細のみ表示します。

  • 次のコマンドを入力して、すべての NMSP 統計をクリアします。

    clear nmsp statistics

NMSP のデバッグについて

NMSP に関する問題が発生した場合は、次のコマンドを使用します。

  • 次のコマンドを入力して、NMSP デバッグ オプションを設定します。

    debug nmsp ?

    ここで、? は、次のいずれかを示します。

    • all {enable | disable } :すべての NMSP メッセージのデバッグを有効または無効にします。

    • connection {enable | disable } :NMSP 接続イベントのデバッグを有効または無効にします。

    • detail {enable | disable } :NMSP 詳細イベントのデバッグを有効または無効にします。

    • error {enable | disable } :NMSP エラー メッセージのデバッグを有効または無効にします。

    • event {enable | disable } :NMSP イベントのデバッグを有効または無効にします。

    • message {tx | rx } {enable | disable } :NMSP 送受信メッセージのデバッグを有効または無効にします。

    • packet {enable | disable } :NMSP パケット イベントのデバッグを有効または無効にします。

  • 次のコマンドを入力して、NMSP インターフェイス イベントのデバッグを有効または無効にします。

    debug dot11 nmsp {enable | disable }

  • 次のコマンドを入力して、IAPP NMSP イベントのデバッグを有効または無効にします。

    debug iapp nmsp {enable | disable }

  • 次のコマンドを入力して、RFID NMSP メッセージのデバッグを有効または無効にします。

    debug rfid nmsp {enable | disable }

  • 次のコマンドを入力して、アクセス ポイント監視 NMSP イベントのデバッグを有効または無効にします。

    debug service ap-monitor nmsp {enable | disable }

  • 次のコマンドを入力して、wIPS NMSP イベントのデバッグを有効または無効にします。

    debug wips nmsp {enable | disable }

プローブ要求フォワーディング

プローブ要求とはクライアントが送信する 802.11 管理フレームであり、SSID の機能についての情報を要求します。デフォルトでは、アクセス ポイントは応答済みの(acknowledged)プローブ要求をコントローラが処理できるよう送信します。応答済みの(acknowledged)プローブ要求とは、アクセス ポイントがサポートする SSID のプローブ要求です。必要に応じて、応答済みの(acknowledged)プローブ要求および未応答の(unacknowledged)プローブ要求の両方をフォワードするようアクセス ポイントを設定できます。コントローラは応答済みの(acknowledged)プローブ要求からの情報を使用してロケーションの精度を向上できます。

プローブ要求フォワーディングの設定(CLI)

手順


ステップ 1

次のコマンドを入力して、アクセス ポイントからコントローラにフォワードされたプローブ要求のフィルタリングを有効または無効にします。

config advanced probe filter {enable | disable }

デフォルトのフィルタ設定であるプローブ フィルタリングを有効にすると、アクセス ポイントは応答済みの(acknowledged)プローブ要求のみをコントローラにフォワードします。プローブ フィルタリングを無効にすると、アクセス ポイントは応答済みの(acknowledged)プローブ要求と未応答の(unacknowledged)プローブ要求の両方をコントローラにフォワードします。

ステップ 2

次のコマンドを入力して、一定期間内にコントローラに送信されるプローブ要求の、アクセス ポイント無線あたり、およびクライアントあたりの数を制限します。

config advanced probe limit num_probes interval

値は次のとおりです。

  • num_probes は、一定期間内にコントローラに送信されるプローブ要求のアクセス ポイント無線あたり、およびクライアントあたりの数(1~ 100)です。

  • interval は、プローブ制限間隔です(100 ~ 64000 ミリ秒)。

num_probes のデフォルト値は 2(プローブ要求数)であり、interval のデフォルト値は 500 ミリ秒です。

ステップ 3

save config コマンドを入力して、変更を保存します。

ステップ 4

次のコマンドを入力して、Cisco AP のプローブ キューに対してバックオフ パラメータを設定します。

config advanced probe backoff {enable | disable }
  • enable :プローブ応答に増加されたバックオフ パラメータを使用する場合にこのパラメータを選択します。

  • disable :プローブ応答にデフォルトのバックオフ パラメータ値を使用する場合にこのパラメータを選択します。

ステップ 5

次のコマンドを入力して、プローブ要求フォワーディングの設定を表示します。

show advanced probe

以下に類似した情報が表示されます。


Probe request filtering..........................  Enabled
Probes fwd to controller per client per radio....  2
Probe request rate-limiting interval..........  500 msec


CCX 無線管理

クライアント ロケーションの計算に影響を与える次の 2 つのパラメータを設定できます。

  • 無線測定要求

  • ロケーション調整

これらのパラメータは、Cisco Client Extensions(CCX)v2 以降のリリースでサポートされており、参加する CCX クライアントのロケーションの正確性と適時性を強化するよう設計されています。

ロケーション機能が適切に動作するように、アクセス ポイントを normal、monitor、または FlexConnect モードに設定する必要があります。ただし、FlexConnect モードの場合、アクセス ポイントを Cisco WLC に接続する必要があります。

無線測定要求

無線測定要求機能を有効にすると、Lightweight アクセス ポイントは、CCXv2 以降のリリースを実行しているクライアントに、ブロードキャスト無線測定要求メッセージを発行します。Lightweight アクセス ポイントは、すべての SSID に対し、それぞれ有効になった無線インターフェイスを使用して、一定の設定間隔でこれらのメッセージを送信します。802.11 無線測定の実行プロセスでは、測定要求に指定されているすべてのチャネル上の CCX クライアントが 802.11 ブロードキャスト プローブ要求を送信します。Cisco Location Appliance は、アクセス ポイントで受信されたこれらの要求に基づいてアップリンク測定を使用し、すばやく正確にクライアント ロケーションを計算します。測定するクライアントのチャネルを指定する必要はありません。Cisco WLC、アクセス ポイント、およびクライアントによって、使用するチャネルが自動的に特定されます。

無線測定機能により、(アクセス ポイントの観点だけでなく)クライアントの観点での無線環境に関する情報も Cisco WLC で取得できます。この場合、アクセス ポイントは、ユニキャスト無線測定要求を特定の CCXv4 または v5 クライアントに対して発行します。クライアントは、さまざまな測定レポートをアクセス ポイントおよび Cisco WLC に返します。これらのレポートには、無線環境に関する情報と、クライアントのロケーションを解釈するために使用されるデータが含まれています。アクセス ポイントおよび Cisco WLC が無線測定要求およびレポートで過負荷状態になるのを防ぐため、各アクセス ポイントのクライアント数は 2 つのみとし、各 Cisco WLC でサポートされるクライアント数は最大で 20 までとします。特定のアクセス ポイントまたはクライアントの無線測定要求の状態および特定のクライアントに対する無線測定レポートは、Cisco WLC の CLI で確認できます。

Cisco WLC ソフトウェアでは、Mobility Services Engine の機能が向上しており、ロケーション ベースのサービスと呼ばれる CCXv4 機能によりデバイスのロケーションを正確に解釈できます。Cisco WLC は、特定の CCXv4 または v5 クライアントにパス損失要求を発行します。クライアントが応答する場合、クライアントは Cisco WLC にパス損失測定レポートを送信します。これらのレポートには、クライアントのチャネルおよび送信電力が含まれます。


(注)  

CCX 以外のクライアントおよび CCXv1 クライアントでは、CCX 測定要求を無視し、無線測定アクティビティには参加しません。


ロケーション調整

たとえば、クライアント調整が実行される場合など、より厳密な追跡が必要な CCX クライアントの場合、アクセス ポイントからこれらのクライアントに対して、一定の設定間隔で、また CCX クライアントが新しいアクセス ポイントにローミングした場合は常に、ユニキャスト測定要求を送信させるように Cisco WLC を設定できます。このような特定の CCX クライアントに対するユニキャスト要求は、すべてのクライアントに送信されるブロードキャスト測定要求より頻繁に送信できます。ロケーション調整を CCX 以外のクライアントおよび CCXv1 クライアントに設定すると、それらのクライアントは設定された間隔で強制的にアソシエート解除され、ロケーション測定が生成されます。

CCX 無線管理の設定

CCX 無線管理の設定(GUI)

手順


ステップ 1

[Wireless] > [802.11a/n/ac] または [802.11b/g/n] > [Network] の順に選択して、[802.11a/n/ac(または 802.11b/g/n)Global Parameters] ページを開きます。

ステップ 2

[CCX Location Measurement] の下にある [Mode] チェックボックスをオンにして、CCX 無線管理をグローバルに有効にします。このパラメータによって、この Cisco WLC に接続されているアクセス ポイントから、CCX2 以降のリリースを実行しているクライアントに対してブロードキャスト無線測定要求が発行されます。デフォルト値では無効(またはオフ)になっています。

ステップ 3

前の手順で [Mode] チェックボックスをオンにした場合、[Interval] テキスト ボックスに値を入力して、アクセス ポイントによるブロードキャスト無線測定要求の発行間隔を指定します。

指定できる範囲は 60 ~ 32400 秒です。

デフォルトは 60 秒です。

ステップ 4

[Apply] をクリックします。

ステップ 5

[Save Configuration] をクリックします。

ステップ 6

次の「CCX 無線管理(CLI)」の項のステップ 2 の手順に従い、アクセス ポイントのカスタマイズを有効にします。

(注)   

特定のアクセス ポイントの CCX 無線管理を有効にするには、アクセス ポイントのカスタマイズを有効にする必要があります。これは、Cisco WLC の CLI を使用してのみ実行できます。

ステップ 7

必要に応じて、もう一方の無線帯域(802.11a/n/ac または 802.11b/g/n)について、この手順を繰り返します。


CCX 無線管理の設定(CLI)

手順


ステップ 1

次のコマンドを入力して、CCX 無線管理をグローバルに有効にします。

config advanced {802.11a | 802.11b } ccx location-meas global enable interval_seconds

interval_seconds パラメータの範囲は、60 ~ 32400 秒で、デフォルト値は 60 秒です。このコマンドによって、802.11a または 802.11b/g ネットワークでこの Cisco WLC に接続されているすべてのアクセス ポイントから、CCXv2 以降のリリースを実行しているクライアントにブロードキャスト無線測定要求が発行されます。

ステップ 2

次のコマンドを入力して、アクセス ポイントのカスタマイズを有効にします。

  • config advanced {802.11a | 802.11b } ccx customize Cisco_AP {on | off }

    このコマンドによって、802.11a または 802.11b/g ネットワーク上の特定のアクセス ポイントの CCX 無線管理機能が有効または無効になります。

  • config advanced {802.11a | 802.11b } ccx location-meas ap Cisco_AP enable interval_seconds

    interval_seconds パラメータの範囲は、60 ~ 32400 秒で、デフォルト値は 60 秒です。このコマンドによって、802.11a または 802.11b/g ネットワーク上の特定のアクセス ポイントから、CCXv2 以降を実行しているクライアントにブロードキャスト無線測定要求が発行されます。

ステップ 3

次のコマンドを入力して、設定を保存します。

save config

CCX 無線管理情報の表示(CLI)

  • 802.11a または 802.11b/g ネットワークでこの Cisco WLC に接続されているすべてのアクセス ポイントの CCX ブロードキャスト ロケーション測定要求の設定を表示するには、次のコマンドを入力します。

    show advanced {802.11a | 802.11b } ccx global

  • 802.11a または 802.11b/g ネットワーク上の特定のアクセス ポイントの CCX ブロードキャスト ロケーション測定要求の設定を表示するには、次のコマンドを入力します。

    show advanced {802.11a | 802.11b } ccx ap Cisco_AP

  • 特定のアクセス ポイントの無線測定要求の状態を表示するには、次のコマンドを入力します。

    show ap ccx rm Cisco_AP status

    以下に類似した情報が表示されます。

    
    A Radio
    
      Beacon Request................................. Enabled
      Channel Load Request........................... Enabled
      Frame Request.................................. Disabled
      Noise Histogram Request........................ Disabled
      Path Loss Request.............................. Disabled
      Interval....................................... 60
      Iteration...................................... 5
    
    B Radio
    
      Beacon Request................................. Disabled
      Channel Load Request........................... Enabled
      Frame Request.................................. Disabled
      Noise Histogram Request........................ Enabled
      Path Loss Request.............................. Disabled
      Interval....................................... 60
      Iteration................................... 5

    
  • 特定のクライアントの無線測定要求の状態を表示するには、次のコマンドを入力します。

    show client ccx rm client_mac status

    以下に類似した情報が表示されます。

    
    Client Mac Address............................... 00:40:96:ae:53:b4
    Beacon Request................................... Enabled
    Channel Load Request............................. Disabled
    Frame Request.................................... Disabled
    Noise Histogram Request.......................... Disabled
    Path Loss Request................................ Disabled
    Interval......................................... 5
    Iteration........................................ 3
    
  • 特定のクライアントの無線測定レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。

    show client ccx rm client_mac report beacon :指定されたクライアントのビーコン レポートを表示します。

    show client ccx rm client_mac report chan-load :指定されたクライアントのチャネル負荷レポートを表示します。

    show client ccx rm client_mac report noise-hist :指定されたクライアントのノイズ ヒストグラム レポートを表示します。

    show client ccx rm client_mac report frame :指定されたクライアントのフレーム レポートを表示します。

  • ロケーション調整が設定されているクライアントを表示するには、次のコマンドを入力します。

    show client location-calibration summary

  • クライアントを検出した各アクセス ポイントの両方のアンテナについてレポートされる RSSI を表示するには、次のコマンドを入力します。

    show client detail client_mac

CCX 無線管理問題のデバッグ(CLI)

  • 次のコマンドを入力して、CCX ブロードキャスト測定要求アクティビティをデバッグします。

    debug airewave-director message {enable | disable }

  • 次のコマンドを入力して、クライアントのロケーション調整アクティビティをデバッグします。

    debug ccxrm [all | error | warning | message | packet | detail {enable | disable }]

  • CCX 無線測定レポート パケットは、Inter-Access Point Protocol(IAPP)パケットでカプセル化されます。したがって、前の debug ccxrm コマンドでデバッグできない場合は、次のコマンドを入力すると IAPP レベルでデバッグできます。

    debug iapp error {enable | disable }

  • 次のコマンドを入力して、転送されたプローブとそれらに含まれている両アンテナの RSSI の出力をデバッグします。

    debug dot11 load-balancing

モバイル コンシェルジュ

モバイル コンシェルジュは、外部ネットワークで相互運用できるように 802.1X 対応クライアントを有効にするソリューションです。モバイル コンシェルジュ機能は、クライアントにサービスのアベイラビリティに関する情報を提供し、使用可能なネットワークをアソシエートするのに役立ちます。

ネットワークから提供されるサービスは、次の 2 つのプロトコルに大きく分類できます。

  • 802.11u MSAP

  • 802.11u HotSpot 2.0

モバイル コンシェルジュの設定(802.11u)(GUI)

手順


ステップ 1

[WLAN] を選択して、[WLANs] ページを開きます。

ステップ 2

802.11u パラメータを設定する対象の WLAN の青いドロップダウンの矢印の上にカーソルを置いて、[802.11u] を選択します。[802.11u] ページが表示されます。

ステップ 3

[802.11u Status] チェックボックスをオンにして WLAN の 802.11u を有効にします。

ステップ 4

[802.11u General Parameters] 領域で、次の手順を実行します。

  1. [Internet Access] チェックボックスをオンにして、この WLAN からインターネット サービスを提供できるようにします。

  2. [Network Type] ドロップダウン リストから、この WLAN に設定する 802.11u を表すネットワーク タイプを選択します。

  3. [Network Auth Type] ドロップダウン リストから、このネットワークの 802.11u パラメータに設定する認証タイプを選択します。

  4. [HESSID] ボックスに、Homogenous Extended Service Set Identifier(HESSID)値を入力します。HESSID は、HESS を識別する 6 オクテットの MAC アドレスです。

  5. IP アドレスが IPv4 形式の場合は、[IPv4 Type] ドロップダウン リストから IPv4 アドレス タイプを選択します。

  6. [IPv6 Type] ドロップダウン リストから、IPv6 アドレス タイプを使用できるようにするかどうかを選択します。

ステップ 5

[OUI List] 領域で、次の手順を実行します。

  1. [OUI] テキスト ボックスに、Organizationally Unique Identifier を、3 または 5 バイト(6 または 10 文字)の 16 進数で入力します。たとえば、AABBDF などがあります。

  2. [Is Beacon] チェックボックスをオンにして、OUI ビーコン応答を有効にします。

    (注)   

    このフィールドを有効にすると、最大 3 つの OUI を持つことができます。

  3. [OUI Index] ドロップダウン リストから、1 から 32 までの値を選択します。デフォルトは 1 です。

  4. [Add] をクリックして、この OUI エントリを WLAN に追加します。

    このエントリを削除するには、青いドロップダウン矢印画像の上にカーソルを移動し、[Remove] を選択します。

ステップ 6

[Domain List] 領域で、次の手順を実行します。

  1. [Domain Name] ボックスに、WLAN で動作しているドメイン名を入力します。

  2. [Domain Index] ドロップダウン リストで、ドメイン名のインデックスを 1 ~ 32 の値から選択します。デフォルトは 1 です。

  3. [Add] をクリックして、このドメイン エントリを WLAN に追加します。

    このエントリを削除するには、青いドロップダウン矢印画像の上にカーソルを移動し、[Remove] を選択します。

ステップ 7

[Realm List] 領域で、次の手順を実行します。

  1. [Realm] テキスト ボックスに、WLAN に割り当てるレルム名を入力します。

  2. [Realm Index] ドロップダウン リストで、レルムのインデックスを 1 ~ 32 の値から選択します。デフォルトは 1 です。

  3. [Add] をクリックして、ドメイン エントリをこの WLAN に追加します。

    このエントリを削除するには、青いドロップダウン矢印画像の上にカーソルを移動し、[Remove] を選択します。

ステップ 8

[Cellular Network Information List] 領域で、次の手順を実行します。

  1. [Country Code] テキスト ボックスに、3 文字のモバイル国番号を入力します。

  2. [CellularIndex] ドロップダウン リストで、1 ~ 32 の値を選択します。デフォルトは 1 です。

  3. [Network Code] テキスト ボックスに、ネットワーク コードを入力します。ネットワーク コードは 2 または 3 文字です。

  4. [Add] をクリックして、このセルラーのネットワーク情報を WLAN に追加します。

    このエントリを削除するには、青いドロップダウン矢印画像の上にカーソルを移動し、[Remove] を選択します。

ステップ 9

[Apply] をクリックします。


モバイル コンシェルジュの設定(802.11u)(CLI)

手順

  • WLAN の 802.11u を有効または無効にするには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u {enable | disable } wlan-id

  • Third Generation Partnership Project のセルラー ネットワークに関する情報を追加または削除するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u 3gpp-info { add index mobile-country-code network-code wlan-id | delete indexwlan-id}

  • 802.11u ネットワークで動作しているエンティティのドメイン名を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u domain {{{add | modify } wlan-id domain-index domain-name} | { delete wlan-id domain-index}}

  • WLAN の Homogenous Extended Service Set Identifier(HESSID)値を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u hessid hessid wlan-id

    HESSID は、HESS を識別する 6 オクテットの MAC アドレスです。

  • WLAN の IPv4 および IPv6 IP アドレスに使用可能な IP アドレスのタイプを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u ipaddr-type ipv4-type ipv6-type wlan-id

  • ネットワーク認証タイプを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u auth-type network-auth wlan-id

  • ローミング コンソーシアムの OI リストを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u roam-oi {{{add | modify } wlan-id oi-index oi is-beacon} | { delete wlan-id oi-index}}

  • 802.11u ネットワーク タイプとインターネット アクセスを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u network-type wlan-id network-type internet-access

  • WLAN のレルムを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u nai-realm {{{add | modify } realm-name wlan-id realm-index realm-name | { delete realm-name wlan-id realm-index}}

  • レルムの認証方式を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u nai-realm {add | modify } auth-method wlan-id realm-index eap-index auth-index auth-method auth-parameter

  • レルムの認証方式を削除するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u nai-realm delete auth-method wlan-id realm-index eap-index auth-index

  • レルムの拡張認証プロトコル(EAP)方式を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotpspot dot11u nai-realm {add | modify } eap-method wlan-id realm-index eap-index eap-method

  • レルムの EAP 方式を削除するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot dot11u nai-realm delete eap-method wlan-id realm-index eap-index

オンライン サイン アップ

オンライン サイン アップ(OSU)は、モバイル デバイスをサービス プロバイダーに登録して、ユーザがネットワーク アクセスを取得するプランを選択できるプロセスです。サインアップをすると、ネットワークに接続するユーザ資格情報がデバイスから届きます。以下に示すのはサービス プロバイダー ネットワークとホットスポットからなる OSU 向けのネットワーク アーキテクチャです。

サービス プロバイダー ネットワークは OSU サーバ、認証、許可、アカウンティング(AAA)サーバ、および認証局(CA)(へのアクセス権限)で構成されます。これらのデバイスの配置場所は同じでも、別々の場所に分散していてもかまいません。

ホットスポットには、オプションで専用の OSU サーバと AAA サーバがあります。ホットスポットは OSU サーバへの HTTPS トラフィックだけを許容する設定になります。OSU サーバは新規顧客を登録し、そのモバイル デバイスにセキュリティ資格情報を提供します。さらに OSU サーバは、最初は既存顧客のデバイスのプロビジョニングにも使用できます。サービス プロバイダーの AAA サーバでは、OSU サーバから受信した情報に基づいて加入者を認証します。

OSU プロセスは、次の項目を確認します。

  • ユーザが、所定のサービス プロバイダー ネットワークと OSU サーバと通信していること。

  • モバイル デバイスと OSU サーバの間の通信が保護されていること。

  • どれかのサービス プロバイダーの貧弱なセキュリティ対策による他のサービス プロバイダーへの悪影響の軽減。

Cisco ワイヤレス LAN コントローラ(WLC)は、以下の要件をサポートします。

  • Hotspot 2.0 指摘要素

  • OSU サービス プロバイダー リスト

  • Icon Request and Response Access Network Query Protocol(ANQP)要素

  • OSU Server-Only Authenticated L2 Encryption Network(OSEN)

  • 無線ネットワーク管理(WNM)通知サブスクリプション修復要求

  • WNM 通知認証解除イミネント要求

  • Basic Service Set(BSS)の移行管理要求フレーム - セッション URL

  • QoS マップ セット

  • 拡張機能ビット サポート:

    • WNM 通知

    • QoS マップ セット

Hotspot 2.0 指摘要素

この要素(ベンダー固有情報)により、Cisco WLC とモバイル デバイスはホットスポット(HS)2.0 対応であることを明示できます。HS 2.0 Cisco WLC から発信されるすべてのビーコンやプローブ応答フレームには、この HS 2.0 指摘要素が含まれています。モバイル デバイスの場合、アソシエーション要求フレームと再アソシエーション要求フレームには、HS 2.0 指摘要素が含まれています。

OSU サービス プロバイダー リスト

この要素は OSU サービスを提供するエンティティに関する情報を伝えます。OSU プロバイダーごとに以下の情報が提供されます。

  • フレンドリー名(1 つ以上の言語):OSU サーバ証明書から得た名前と完全に一致する通常言語の OSU プロバイダー名。

  • OSU の認証に使用するネットワーク アクセス識別子(OSEN 向け設定の場合)。

  • OSU サーバのアイコンとユニフォーム リソース識別子(URI)。


(注)  

WLC は、OSU-SP リストごとに最大 16 社のサービス プロバイダーをサポートします。


アイコン要求または応答 ANQP 要素

この要素はモバイル デバイスからの(アイコン)ダウンロード要求にファイル名を提供します。このファイル名は、OSU プロバイダー リスト要素にあるファイル名の 1 つです。アイコンの最大ファイル サイズは 65535 オクテットです。ファイル タイプは、PNG や JPEG など、有効なイメージ タイプとします。ファイル タイプの制限は Cisco WLC には適用せず、最大 16 アイコンをサポートします。

OSEN

OSEN 要素は、OSEN 対応ネットワークのアドバタイズと選択に使用します。

WNM 通知サブスクリプション修復要求

AAA サーバが WLC に RADIUS アクセス承認メッセージで、サブスクリプション修復が必要であることを示すと、WLC からモバイル デバイスにこの要件を示す WNM 通知要求が送信されます。認証が完了すると、WLC はサーバ URL としてサブスクリプション修復サーバの URL を使用してモバイル デバイスに WNM 変更を送信します。

WNM 通知認証解除イミネント要求

Wi-Fi AN の輻輳やモバイル コア ネットワーク要素の輻輳など、認証解除を必要とするネットワークの一時的な状態で、サービスの使用が承認されなくなると、ホーム SP は、認証解除イミネント通知で、モバイル デバイスに知らせます。この通知では、Basic Service Set(BSS)または Extended Service Set(ESS)で AAA サーバがモバイル デバイスに再び再認証を許可するまでの経過時間に関する情報も伝えます。その後、モバイル デバイスは再認証遅延時間が過ぎるまでは、同じ BSS や ESS に再認証することはできません。

BSS の移行管理要求フレーム - セッション URL

このコントローラは、BSS の移行管理要求フレームで、モバイル デバイスにセッションの時間切れが迫っていることを知らせます。このフレームでは、ユーザに、URL とともに、セッションの延長方法の詳細情報も伝えます。コントローラは、アクセス承認メッセージでセッションの警告時間と URL に関する情報を AAA サーバから受け取ります。

拡張機能ビット サポート

この要素には、WNM 通知と QoS マップ セットという 2 つのセクションがあります。これらについては、前のセクションで説明しました。

802.11u Mobility Services Advertisement Protocol の設定

802.11u MSAP について

MSAP(Mobility Services Advertisement Protocol)は、ネットワーク接続を確立するためのポリシー セットを使用して設定されたモバイル デバイスで主に使用するために設計されています。これらのサービスは、上位層サービスを提供するデバイス、つまりサービス プロバイダー経由で有効にされるネットワーク サービス向けです。

サービス アドバタイズメントは、MSAP を使用して、Wi-Fi アクセス ネットワークへのアソシエーションの前にサービスをモバイル デバイスに提供します。この情報はサービス アドバタイズメントで伝送されます。シングルモードまたはデュアルモード モバイル デバイスは、アソシエーションの前にサービス ネットワークをネットワークにクエリーします。デバイスによるネットワークの検出および選択機能では、ネットワークに join する判断においてサービス アドバタイズメントを使用する場合があります。

802.11u MSAP の設定(GUI)

手順


ステップ 1

[WLAN] を選択して、[WLANs] ページを開きます。

ステップ 2

MSAP パラメータを設定する目的の WLAN の青いドロップダウンの矢印の上にカーソルを置いて、[Service Advertisements] を選択します。[Service Advertisement] ページが表示されます。

ステップ 3

サービス アドバタイズメントを有効にします。

ステップ 4

この WLAN のサーバ インデックスを入力します。サーバのインデックス フィールドによって、BSSID を使用して到達可能である場所を提供する MSAP サーバ インスタンスを一意に識別します。

ステップ 5

[Apply] をクリックします。


MSAP の設定(CLI)

手順

  • WLAN の MSAP を有効または無効にするには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot msap {enable | disable } wlan-id

  • サーバ ID を割り当てるには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot msap server-id server-id wlan-id

802.11u HotSpot の設定

802.11u HotSpot について

この機能は IEEE 802.11 デバイスを外部ネットワークと相互運用できるようにするものであり、サービスが登録制か無料かに関係なく、ホットスポットまたはその他のパブリック ネットワークで一般的に使用されています。

インターワーキング サービスはネットワークの検出や選択を支援し、外部ネットワークから情報を転送できるようにします。アソシエーション前にネットワークに関する情報をステーションに提供します。インターワーキングは、家、企業、およびパブリック アクセスのユーザに役立つだけでなく、製造業者やオペレータが IEEE 802.11 カスタマーに共通のコンポーネントおよびサービスを提供するのにも役立ちます。これらのサービスは、コントローラの各 WLAN 単位で設定されます。


(注)  

Hotspot 2.0 IE の Downstream Group-Addressed Forwarding(DGAF)ビットは WLAN を無効にするか、有効にするまで、自動的に更新されません。


802.11u Hotspot の設定(GUI)

手順


ステップ 1

[WLAN] を選択して、[WLANs] ウィンドウを開きます。

ステップ 2

HotSpot パラメータを設定する目的の WLAN に対応する青色のドロップダウン矢印の上にカーソルを置いて、[HotSpot] を選択します。[WLAN > HotSpot 2.0] ページが表示されます。

ステップ 3

[WLAN > HotSpot 2.0] ウィンドウで、HotSpot2 を有効にします。

ステップ 4

[Domain ID] フィールドにドメイン ID を入力します。

ステップ 5

[OSU SSID] フィールドに、OSU SSID を入力します。

ステップ 6

WAN リンク パラメータを設定するには、次の作業を行います。

  1. [WAN Link Status] ドロップダウン リストから、ステータスを選択します。デフォルトのステータスは [Not Configured] です。

  2. [WAN Symmetric Link Status] ドロップダウン リストから、ステータスとして [Different] または [Same] を選択します。

  3. [WAN Downlink and Uplink] 速度を入力します。最大値は 4,294,967,295 kbps です。

ステップ 7

[Online Sign Up List] 領域で、次の作業を行います。

  1. [OSU Index] ドロップダウン リストから、使用する OSU インデックスを選択します。

  2. [Lang Code] ドロップダウン リストから、使用する言語コードを選択し、次のドロップダウン リストから ASCII 形式または 16 進形式のいずれかを選択します。

  3. [SP Name] フィールドで、サービス プロバイダー名を入力します。

  4. [Description] フィールドに、説明を入力します。

  5. [Add] をクリックし、リストにパラメータを追加します。

ステップ 8

[Operator Name List] 領域で、次の作業を行います。

  1. [Operator Name] テキストボックスに、802.11 オペレータの名前を入力します。

  2. [Operator index] ドロップダウン リストから、オペレータのインデックス値として 1 ~ 32 の値を選択します。

  3. [Language Code] フィールドに、言語を定義する ISO-14962-1997 エンコード文字列を入力します。この文字列は 3 文字の言語コードです。

  4. [Add] をクリックして、オペレータの詳細を追加します。

    オペレータの詳細が表形式で表示されます。オペレータを削除するには、青色のドロップダウン矢印の上にカーソルを移動し、[Remove] を選択します。

ステップ 9

[Port Config List] 領域で、次の作業を行います。

  1. [IP Protocol] ドロップダウン リストから、有効にする IP プロトコルを選択します。

  2. [Port No] ドロップダウン リストから、WLAN で有効にするポート番号を選択します。

  3. [Status] ドロップダウン リストから、ポートのステータスを選択します。

  4. [Index] ドロップダウン リストから、ポート設定のインデックス値を選択します。

  5. [Add] をクリックして、ポート設定パラメータを追加します。

    ポート コンフィギュレーション リストを削除するには、青いドロップダウン矢印の上にカーソルを移動し、[Remove] を選択します。

ステップ 10

[Apply] をクリックします。


Hotspot 2.0 の設定(CLI)


(注)  

コマンドの値の一部として "?" 記号は使用できません。


  • WLAN の HotSpot2 を有効または無効にするには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 {enable | disable }

  • WLAN のオペレータ名を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 operator-name {add | modify } wlan-id index operator-name lang-code

    次のオプションを使用できます。
    • wlan-id :オペレータ名を設定する WLAN ID。

    • index :オペレータのオペレータ インデックス。指定できる範囲は 1 ~ 32 です。

    • operator-name :802.11 オペレータの名前。

    • lang-code :使用する言語。言語を定義する ISO-14962-1997 エンコード文字列。この文字列は 3 文字の言語コードです。言語の最初の 3 文字を英語で入力します(たとえば、英語の場合は eng)。

      ヒント

      キーワードまたは引数を入力した後、Tab キーを押し、コマンドの有効な値のリストを取得します。


  • オペレータ名を削除するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 operator-name delete wlan-id index

  • ポート設定パラメータを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 port-config {add | modify } wlan-id index ip-protocol port-number

  • ポート設定を削除するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 port-config delete wlan-id index

  • WAN メトリックを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 wan-metrics wlan-id link-status symet-link downlink-speed uplink-speed

    値は次のとおりです。
    • link-status :リンク ステータス。有効な範囲は 1 ~ 3 です。

    • symet-link :シンメトリック リンク ステータス。たとえば、アップリンクとダウンリンクに異なる速度または同じ速度を設定できます。

    • downlink-speed :ダウンリンク速度。最大値は 4,194,304 kbps です。

    • uplink-speed :アップリンク速度。最大値は 4,194,304 kbps です。

  • すべてのホット スポットの設定をクリアするには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot clear-all wlan-id

  • Access Network Query Protocol(ANQP)のフォーウェイ メッセージを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config advanced hotspot anqp-4way {enable | disable | threshold value}

  • TU で ANQP のカムバック遅延値を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config advanced hotspot cmbk-delay value

  • ワイヤレス ネットワークに転送する Gratuitous ARP(GARP)を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config advanced hotspot garp {enable | disable }

  • 一定期間内に AP によってコントローラに送信される GAS 要求のアクション フレームの数を制限するには、次のコマンドを入力します。

    config advanced hotspot gas-limit { enable num-of-GAS-required interval | disable }

アクセス ポイントでの HotSpot2 の設定(GUI)

HotSpot2 を設定する場合は、ネットワークに属するアクセス ポイントを HotSpot2 をサポートするよう設定する必要があります。

手順


ステップ 1

[Wireless] > [All APs] の順にクリックして、[All APs] ページを開きます。

ステップ 2

[AP Name] リンクをクリックして、目的のアクセス ポイントの Hotspot パラメータを設定します。[AP Details] ページが表示されます。

ステップ 3

[General] タブで、次のパラメータを設定します。

  • [Venue Group]:このアクセス ポイントが属する場所のカテゴリ。次のオプションを使用できます。
    • Unspecified

    • Assembly

    • Business

    • Educational

    • Factory and Industrial

    • Institutional

    • Mercantile

    • Residential

    • Storage

    • Utility and Misc

    • Vehicular

    • Outdoor

  • [Venue Type]:上で選択した場所のカテゴリに応じて、[Venue Type] ドロップダウン リストに場所のタイプのオプションが表示されます。
  • [Venue Name]:アクセス ポイントに提供できる場所の名前。この名前は BSS と関連付けられます。これは SSID から場所に関する十分な情報が提供されない場合に使用します。
  • [Language]:使用する言語。 言語を定義する ISO-14962-1997 エンコード文字列。これは 3 文字の言語コードです。言語の最初の 3 文字を英語で入力します(たとえば、英語の場合は eng)。
ステップ 4

[Apply] をクリックします。


アクセス ポイントでの HotSpot2 の設定(CLI)

  • config ap venue add venue-name venue-group venue-type lang-code ap-name :HotSpot2 をサポートしているアクセス ポイントに、場所の詳細を追加します。

    値は次のとおりです。

    • venue-name :このアクセス ポイントが設置されている場所の名前。

    • venue-group :場所のカテゴリ。次の表を参照してください。

    • venue-type :場所のタイプ。選択した venue-group に応じて、場所のタイプを選択します。次の表を参照してください。

    • lang-code :使用する言語。言語を定義する ISO-14962-1997 エンコード文字列。これは 3 文字の言語コードです。言語の最初の 3 文字を英語で入力します(たとえば、英語の場合は eng)。

    • ap-name :アクセス ポイント名。


      ヒント

      キーワードまたは引数を入力した後、Tab キーを押し、コマンドの有効な値のリストを取得します。


  • config ap venue delete ap-name :アクセス ポイントから場所に関連する情報を削除します。

表 1. 場所グループのマッピング

場所グループの名前

グループの場所のタイプ

未指定

0

アセンブリ

1

  • 0:未指定のアセンブリ

  • 1:アリーナ

  • 2:スタジアム

  • 3:乗客ターミナル(たとえば、空港、バス、フェリー、電車の駅)

  • 4:円形劇場

  • 5:アミューズメント パーク

  • 6:礼拝所

  • 7:会議場

  • 8:図書館

  • 9:博物館

  • 10:レストラン

  • 11:シアター

  • 12:バー

  • 13:喫茶店

  • 14:動物園または水族館

  • 15:緊急対応センター

ビジネス

2

  • 0:未指定のビジネス

  • 1:医師または歯科医師のオフィス

  • 2:銀行

  • 3:消防署

  • 4:警察署

  • 6:郵便局

  • 7:専門家のオフィス

  • 8:研究および開発施設

  • 9:弁護士のオフィス

教育機関

3

  • 0:未指定の教育機関

  • 1:小学校

  • 2:中学校

  • 3:大学

工場および産業

4

  • 0:未指定の工場および産業

  • 1:工場

機関

5

  • 0:未指定の公共機関

  • 1:病院

  • 2:長期看護施設(療養所、ホスピスなど)

  • 3:アルコールおよび薬物のリハビリテーション センター

  • 4:グループ ホーム

  • 5:刑務所または拘置所

商業

6

  • 0:未指定の商業施設

  • 1:小売店

  • 2:食料品店

  • 3:自動車サービス ステーション

  • 4:ショッピング モール

  • 5:ガソリン スタンド

住居

7

  • 0:未指定の居住施設

  • 1:私邸

  • 2:ホテルまたはモーテル

  • 3:寄宿舎

  • 4:宿泊施設

倉庫

8

未指定の倉庫

公共施設、その他

9

0:未指定の公共施設およびその他

乗り物

10

  • 0:未指定の乗り物

  • 1:自動車またはトラック

  • 2:飛行機

  • 3:バス

  • 4:フェリー

  • 5:船またはボート

  • 6:電車

  • 7:モーター バイク

アウトドア

11

  • 0:未指定のアウトドア

  • 1:自治体メッシュ ネットワーク

  • 2:都市公園

  • 3:休憩施設

  • 4:交通管制施設

  • 5:バス停留所

  • 6:売店

アイコン ファイルのダウンロード(CLI)

サービス プロバイダー固有のアイコンをクライアント デバイスに表示されるように設定できます。gas メッセージで送信されクライアント デバイスに表示されるアイコン ファイルを Cisco WLC にダウンロードできます。この機能は、表示されるアイコンによってサービス プロバイダーを区別できるという点で、クライアント デバイスのユーザ インターフェイスを拡張します。

手順


ステップ 1

アイコン ファイルを TFTP、SFTP、または FTP サーバに保存します。

ステップ 2

次のコマンドを入力して、Cisco WLC にアイコン ファイルをダウンロードします。

  1. transfer download datatype icon

  2. transfer download start


アイコンの設定


(注)  

コマンド値として「?」記号は使用できません。


  • TFTP サーバまたは FTP サーバからシスコ ワイヤレス コントローラ(WLC)にアイコンをダウンロードするには、次のコマンドを入力します。

    configure icon parameters

  • アイコン パラメータを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config icons file-info filename file-type lang-code width height

  • フラッシュからアイコンを削除するには、次のコマンドを入力します。

    config icons delete {filename | all }

  • アイコン パラメータを表示するには、次のコマンドを入力します。

    show icons summary

アイコン ファイルのダウンロード(GUI)

手順

ステップ 1

サーバ上のデフォルト ディレクトリにアイコン ファイルをコピーします。

ステップ 2

[Commands] > [Download File] を選択します。

[Download File to Controller] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3

[File Type] ドロップダウン リストから、[ICON] を選択します。

ステップ 4

[Transfer Mode] ドロップダウン リストから、次のオプションのいずれかを選択します。

  • TFTP
  • FTP
  • SFTP(7.4 以降のリリースで利用可能)
ステップ 5

[IP Address] フィールドに、ステップ 4 で選択したサーバ タイプの IP アドレスを入力します。TFTP サーバを使用している場合は、[Maximum Retries] フィールドの 10 回の再試行および [Timeout] フィールドの 6 秒というデフォルト値は、調整しなくても適切に機能します。ただし、これらの値は変更できます。

ステップ 6

TFTP サーバが証明書のダウンロードを試行できる最大回数を [Maximum Retries] テキスト ボックスに入力し、TFTP サーバが証明書のダウンロードを試行できる時間(秒単位)を [Timeout] フィールドに入力します。

ステップ 7

[File Path] フィールドに、アイコン ファイルのディレクトリ パスを入力します。

ステップ 8

[File Name] フィールドに、アイコン ファイルの名前を入力します。

ステップ 9

FTP サーバを使用している場合は、次の手順に従います。

  1. [Server Login Username] テキスト ボックスに、FTP サーバにログインするためのユーザ名を入力します。

  2. [Server Login Password] テキスト ボックスに、FTP サーバにログインするためのパスワードを入力します。

  3. [Server Port Number] テキスト ボックスに、ダウンロードが発生する FTP サーバのポート番号を入力します。デフォルト値は 21 です。

ステップ 10

[Download] をクリックして、ログイン アイコン ファイルをシスコ ワイヤレス コントローラ(WLC)にダウンロードします。

ダウンロードのステータスを示すメッセージが表示されます。

ステップ 11

[Apply] をクリックします。


アイコンの設定(GUI)

手順

ステップ 1

[Controller] > [Icons] の順に選択します。

[Icon Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2

[Filename] フィールドに、アイコンのファイル名を入力します。

ステップ 3

[File Type] フィールドに、アイコンのファイル タイプを入力します。

ステップ 4

[Lang Code] フィールドに、言語コードを入力します。

ステップ 5

[Width] フィールドに、アイコンの幅を入力します。

ステップ 6

[Height] フィールドに、アイコンの高さを入力します。

ステップ 7

[Add] をクリックします。

ステップ 8

[Apply] をクリックします。


OSEN サポートの設定


(注)  

コマンド値として「?」記号は使用できません。


  • 特定の WLAN の OSEN を有効または無効にするには、次のコマンドを入力します。

    config wlan security wpa osen {enable | disable } wlan-id

  • 特定の WLAN の OSEN の詳細を表示するには、次のコマンドを入力します。

    show wlan wlan-id

OSEN の詳細設定(GUI)

手順

ステップ 1

[WLAN] を選択して、[WLANs] ウィンドウを開きます。

ステップ 2

WLAN ID をクリックして、選択した WLAN について [Edit] ページを開きます。

ステップ 3

[Security] タブをクリックして、[Layer 2] タブをクリックします。

ステップ 4

[Layer 2 Security] ドロップダウン リストから、[WPA+WPA2] を選択します。

ステップ 5

[WPA+WPA2 Parameters] の下で、[OSEN Policy] チェックボックスをオンにして OSEN を有効にします。

ステップ 6

OSEN 暗号化を有効にする場合は [OSEN Encryption] チェックボックスをオンにし、TKIP を有効にする場合は [TKIP] チェックボックスをオンにします。

ステップ 7

[Apply] をクリックします。


OSU の設定


(注)  

コマンド値として「?」記号は使用できません。


  • (OSU)サービス セット識別子(SSID)名を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 osu legacy-ssid {wlan-id | ssid-name }

  • OSU サービス プロバイダー名を作成するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 osu sp create wlan-id osu-index lang-code ascii/hex friendly-name[description]

    次のオプションを使用できます。
    • wlan-id :オペレータ名を設定する WLAN ID。

    • osu-index :オペレータの OSU インデックス。指定できる範囲は 1 ~ 32 です。

    • lang-code :使用する言語。

    • ascii/hex

    • friendly-name :—802.11 オペレータの名前。

    • description :使用する。

  • OSU サービス プロバイダーを削除するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 osu sp delete wlan-id osu-index lang-code

  • ドメイン ID を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 domain-id {wland | domain-id }

  • OSU URL を作成するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 osu sp uri add wlan-id osu-index uri

  • OSU URL を削除するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 osu sp uri delete wlan-id osu-index

  • OSU メソッド リストを設定するには、次のコマンドを入力してください:

    config wlan hotspot hs2 osu sp method add wlan-id osu-index method-pri [method-sec]

  • OSU メソッド リストを削除するには、次のコマンドを入力してください:

    config wlan hotspot hs2 osu sp method delete wlan-id osu-index method

  • 特定の WAN 上で OSU アイコン ファイルを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 osu sp icon-file add wlan-id osu-index icon-filename


    (注)  

    最初に、config icon icon-filename コマンドを使用してアイコン パラメータを設定する必要があります。


  • 特定の WAN から OSU アイコン ファイルを削除するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 osu sp icon-file delete wlan-id osu-index icon-filename

  • OSU NAI を設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 osu sp nai add wlan-id osu-index nai

  • OSU NAI を削除するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 osu sp nai delete wlan-id osu-index

  • 特定の WLAN 上で設定されている OSU の詳細を表示するには、次のコマンドを入力します。

    show wlan wlan-id

OSU の詳細設定(GUI)

手順

ステップ 1

[WLAN] を選択します。

[WLANs] ウィンドウを開きます。

ステップ 2

OSU パラメータを設定する目的の WLAN に対応する青色のドロップダウン矢印の上にカーソルを置いて、[802.11u] を選択します。

[802.11u Parameters] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3

[WLAN > 802.11u Parameters] ウィンドウで、802.11u を有効にします。

ステップ 4

[Service Provider Name] フィールドに、サービス プロバイダーの名前を入力します。

[OSU Index] フィールドには、編集している OSU インデックスが表示されます。

[Language Code] フィールドには、OSU インデックスにアソシエートされている言語コードが表示されます。

ステップ 5

[Description] フィールドに、OSU の説明を入力します。

ステップ 6

[URI] フィールドに、URI の詳細情報を入力します。

ステップ 7

[NAI] フィールドに、NAI の詳細情報を入力します。

ステップ 8

[Icon Filename] フィールドに、サービス プロバイダーにアソシエートされたアイコンのファイル名を入力します。

ステップ 9

[Method] ドロップダウン リストから、アソシエーション方式を選択します。

ステップ 10

[Apply] をクリックします。


WAN メトリックの設定


(注)  

コマンド値として「?」記号は使用できません。


  • ダウンリンク WAN メトリックを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 wan-metrics downlink wlan-id dlink-speed dlink-load

  • アップリンク WAN メトリックを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 wan-metrics uplink wlan-id ulink-speed ulink-load

  • WAN メトリックのリンク ステータスを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 wan-metrics link-status wlan-id link-status

  • 負荷測定期間 WAN メトリックを設定するには、次のコマンドを入力します。

    config wlan hotspot hs2 wan-metrics lmd wlan-id ilmd-val

CMX クラウド コネクタ

Cisco CMX クラウド コネクタは、 シスコ ワイヤレス インフラストラクチャとシームレスに統合する施設内分析機能を提供することを目的とした Software as a Service(SaaS)製品です。この製品は、カスタム ポータル経由でセキュアなゲストアクセス ソリューションをビジターに提供します。Cisco CMX クラウドの機能の一部をリストするために、ゲスト アクティビティを分析して、より良いエンゲージメントを提供し、アセットを追跡します。

Cisco CMX クラウド コネクタは、次のパッケージで構成されています。

  • Cisco CMX Connect

  • Cisco CMX Connect with Cisco CMX Presence Analytics

Cisco CMX Connect はカスタマイズ可能でシームレスなロケーション対応ゲスト キャプティブ ポータルで、オンボード カスタマーに無料の Wi-Fi インターネット アクセスを提供します。

Cisco CMX Presence Analytics は、シスコ アクセス ポイントを使用してビジターのモバイル デバイスからビジターの存在を検出する包括的な分析およびエンゲージメント プラットフォームです。これにより、マップが不要になり、迅速な導入、使いやすい、迅速な情報の取得が可能になります。

Cisco CMX Presence Analytics は、小売業、サービス業、教育、スポーツ、エンターテインメント、医療機関、空港セクターなどの顧客に対応する企業に顧客情報を提供します。これは、小規模なサイトを持ち、ロケーション精度を得るために設計されていないワイヤレス導入がある企業のニーズに対応します。

モビリティ サービス エンジン(MSE)や CMX から WLC への着信接続は、4 つの TCP/TLS 接続に制限されています。WLC から CMX クラウドへの接続に 1 つの発信 HTTPS 接続が使用され、WLC はHTTP クライアントとして機能します。WLC はプレインストールされた GeoTrust CA 証明書を使用して、CMX クラウド サーバを認証します。

WLC で HTTP プロキシ サーバが設定されている場合、このプロキシ サーバを経由して、NMSP データを 5 番目のデータ コンシューマとして CMX クラウドに送信できます 。

複数の MSE または CMX デバイスを使用している場合は、クライアントの測定、侵入検知システム(IDS)、RFID などのサービスのサブスクリプションを異なる NMSP 接続を介して配布することをお勧めします。

例として、次のサービス間では 4 つの NMSP 接続が分散されています。

  • WIPS サーバ

  • クライアントと不正

  • RFID

  • Halo トラフィックの制御

NMSP プロトコルは、WLC から CMX サーバに次のデータをエクスポートするために使用されます。

  • クライアント情報

  • クライアント RSSI 測定値

  • クライアント トラフィック統計情報

  • RFID タグ情報と測定値

  • AP の無線情報

  • 不正 AP

  • クライアント情報

  • RSSI 測定値

CMX クラウド コネクタの制約事項

  • MSE からの着信 TCP/TLS 接続数は、NMSP データの重複を減らすために 4 つまでに制限されています。

  • 1 つの WLC で 1 つの CMX クラウド URL を設定できます。

  • wIPS サービスは、HTTPS 接続ではサポートされていません。

CMX クラウド コネクタの設定(GUI)

WLC で CMX クラウド サーバを設定します。

(注)  

ID トークンまたは URL を変更するには、CMX サービスを無効にしてフィールドを更新し、サービスを有効にする必要があります。


手順


ステップ 1

[Management] > [Cloud Services] > [CMX] を選択します。

ステップ 2

サービス ステータスを [Disabled] に設定します。

ステップ 3

[Apply] をクリックします。

ステップ 4

[Cloud Services] > [Server] を選択します。

ステップ 5

[URL] ボックスに、サーバの URL を入力します。

ステップ 6

[ID-Token] ボックスに ID トークンを入力します。

ステップ 7

[Apply] をクリックします。

ステップ 8

[Cloud Services] > [CMX] を選択します。

ステップ 9

サービス ステータスを [Enabled] に設定します。

ステップ 10

[Apply] をクリックします。


CMX クラウド コネクタの設定(CLI)

手順


ステップ 1

次のコマンドを入力して、CMX クラウド サービスを設定します。

config cloud-services cmx { enabled | disabled }
ステップ 2

次のコマンドを入力して、クラウド サーバ URL を設定します。

config cloud-services server url url
ステップ 3

次のコマンドを入力して、クラウド サーバの ID トークンを設定します。

config cloud-services server id-token id-token
ステップ 4

次のコマンドを入力して、CMX クラウド サービスの概要を表示します。

show cloud-services cmx summary
ステップ 5

次のコマンドを入力して、CMX クラウド サービスの統計情報を表示します。

show cloud-services cmx statistics
ステップ 6

次のコマンドを入力して、アクティブな NMSP 接続のステータスを表示します。

show nmsp status
ステップ 7

次のコマンドを入力して、モビリティ サービスの概要を表示します。

show nmsp subscription summary

コントローラでの CMX サーバ CA 証明書のインストール(CLI)

手順


ステップ 1

次のコマンドを入力して、CMX サーバ CA 証明書をダウンロードします。

transfer download datatype cmx-serv-ca-cert

ステップ 2

次のコマンドを入力して、設定ファイルのダウンロードに使用する転送モードを指定します。

transfer download mode {ftp | tftp | http | stftp }

ステップ 3

次のコマンドを入力して、ダウンロードする証明書ファイルの名前を指定します。

transfer download filename cert-file-name

ステップ 4

次のコマンドを入力して、TFTP または FTP サーバの IP アドレスを指定します。

transfer download serverip server-ip-address

ステップ 5

(オプション)TFTP サーバを使用している場合は、次のコマンドを入力します。

  • transfer download tftpMaxRetries retries

  • transfer download tftpPktTimeout timeout

(注)   

10 回の再試行および 6 秒のタイムアウトというデフォルト値は、調整しなくても適切に機能します。ただし、これらの値は変更できます。値を変更するには、TFTP サーバがソフトウェアのダウンロードを試行する最大回数を retries パラメータに、ソフトウェアのダウンロードを試行する時間(秒単位)を timeout パラメータに入力します。

ステップ 6

次のコマンドを入力して、証明書の転送を開始します。

transfer download start

Y を入力して、アップロードを確認します。

ステップ 7

次のコマンドを入力して、デバイスをリブートします。

reset system