SDP 透明性プロファイルの設定

SDP 透明性プロファイルの概要

SDP 透明性プロファイルには、システムが Cisco Unified Communications Manager によってネイティブでサポートされていない宣言的属性を入力コール レッグから出力コール レッグにパス スルーできるようにする宣言的 SDP 属性のルール セットが含まれています。SDP 透明性プロファイルがないと、Cisco Unified Communications Manager はサポートされていな SDP 属性をドロップします。

SDP 透明性プロファイルに複数のルールを設定し、それらを SIP プロファイルを介して SIP デバイスまたはトランクに適用できます。SDP 透明性プロファイルを適用するには、両方のコール レッグが SIP である必要があります。次のタイプの SDP 属性ルールを設定できます。

  • プロパティ:ルールがプロパティ属性に対して設定されると、Cisco Unified Communications Manager は、属性に値がある場合を除き、SDP 属性をパス スルーします。

  • 任意の値:ルールが任意の値に対して設定されると、値が 1 つ以上の空白以外の文字で構成されている限り、SDP 属性はパス スルーされます。
  • リストからの値:ルールがこのオプションを使用して設定されると、値が指定された値のいずれかに一致する限り、SDP 属性はパス スルーされます。最大 5 つの候補値を設定できます。

SDPの透明性プロファイルの制限事項

次の制約事項は、SDP 透明性プロファイルに適用されます。これらの状況のいずれかが出力コール レッグに発生すると、Cisco Unified Communications Manager は宣言型 SDP 属性を通過させません。

  • パススルーをサポートしていない、1つ以上のメディア ターミネーション ポイント(MTPs)またはトラステッド リレー ポイントが割り当てられます

  • [メディア ターミネーション ポイントが必要(Media Termination Point Required)] チェックボックスを、SIP トランク用にチェックします

  • トランスコーダが使用されます

  • RSVP が使用されます

  • 入力コール レッグでは遅延オファーが使用されている一方、出力コール レッグでは早期オファーが使用されている場合。

  • メディアの回線は拒否されました(port=0)

  • いずれかのコール レッグが、SIP 以外のプロトコルを使用している場合

SDP 透明性プロファイルの前提条件

サードパーティ製 SIP 製品の導入を計画している場合は、その製品が Session Description Protocol(SDP)を実装している方法を理解していることを確認します。

SDP 透明性プロファイルの設定

Cisco Unified Communications Manager でネイティブでサポートされていない宣言された SDP 属性のルール セットを SDP 透明性プロファイルに設定します。SDP 透明性プロファイルが SIP デバイスに適用される場合、Cisco Unified Communications Manager は入力コール レッグから出力コール レッグに SDP 属性を渡します。

手順
    ステップ 1   Cisco Unified CM の管理から、[デバイス(Device)] > [デバイス設定(Device Settings)] > [SDP 透明性プロファイル(SDP Transparency Profile)] を選択します。
    ステップ 2   [新規追加(Add New)] をクリックします。
    ステップ 3   [名前(Name)] と [説明(Description)] に入力します。
    ステップ 4   [属性情報(Attribute Information)] ペインで、パススルーする SDP 属性のルールを作成します。
    • プロパティ属性をパススルーするには、[名前(Name)] テキスト ボックスに属性(たとえば a=recvonly)を入力し、[タイプ(Type)] ドロップダウン リスト ボックスから [プロパティ(Property)] を選択します。
    • 値属性をパススルーするには、[名前(Name)] テキスト ボックスに属性(たとえば a=rtpmap)を入力し、[タイプ(Type)] ドロップダウン リスト ボックスから [値(Any Value)] を選択します。
    • 最大 5 つの値がある値属性をパススルーするには、[名前(Name)] フィールドに属性(たとえば a=rtpmap)を入力し、[タイプ(Type)] ドロップダウン リスト ボックスから [値(Any Value)] を選択します。結果の [値(Value)] テキスト ボックスに、属性の値を入力します。[+] をクリックして、この属性に最大 5 つの値を追加できます。
    ステップ 5   この透明性プロファイルの追加 SDP 属性を入力できる新しい行を作成するために[(+)]をクリックします。
    ステップ 6   [保存(Save)] をクリックします。