この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
自動音声応答(IVR)デバイスによって、Cisco Unified Communications Manager は Cisco Unified IP Phone やゲートウェイなどのデバイスに対して事前に録音された機能アナウンス(.wav ファイル)を再生できます。これらのアナウンスは、開催中の会議のように IVR アナウンスを必要とする機能を使用しているデバイスで再生されます。
ノードを追加すると、IVR デバイスは自動的にそのノードに追加されます。IVR デバイスは、Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスがそのノード上で有効化されるまで、非アクティブなままです。
IVR は、デフォルトでは、48 人の同時発信者をサポートします。Cisco IP Voice Media Streaming Application サービス パラメータを使用して、IVR 発信者の数を変更できます。ただし、1 つのノードの IVR 発信者は 48 人以下にすることを推奨します。IVR の発信者数は、開催中の会議への参加を目的とする IVR への同時コールの予期される数に基づいて設定できます。
![]() 注意 | コール処理負荷の高い Cisco Unified Communications Manager ノードでは IVR デバイスを有効化しないでください。 |
アナウンス |
条件 |
---|---|
ConferenceNowAccessCodeFailed アナウンス |
参加者が開催中の会議に参加するための最大試行回数を超えた後に、さらに間違ったアクセス コードを入力すると再生されます。 |
ConferenceNowAccessCodeInvalid アナウンス |
参加者が間違ったアクセス コードを入力すると再生されます。 |
ConferenceNowCFBFailed アナウンス |
開催中の会議を開始する際に、会議ブリッジ容量の制限を超えている場合に再生されます。 |
ConferenceNowEnterAccessCode アナウンス |
参加者が開催中の会議に参加し、主催者が参加者のアクセス コードを設定すると再生されます。 |
ConferenceNowEnterPIN アナウンス |
主催者または参加者が会議への参加を試みると再生されます。 |
ConferenceNowFailedPIN アナウンス |
主催者が正しい PIN を入力するための最大試行回数を超えた後に再生されます。 |
ConferenceNowGreeting アナウンス |
開催中の会議のグリーティング プロンプトが再生されます。 |
ConferenceNowInvalidPIN アナウンス |
主催者が間違った PIN を入力すると再生されます。 |
ConferenceNowNumberFailed アナウンス |
主催者または参加者が、最大試行回数を超えた後に、さらに間違った会議番号を入力すると再生されます。 |
ConferenceNowNumberInvalid アナウンス |
主催者または参加者が間違った会議番号を入力すると再生されます。 |
機能 |
制約事項 |
---|---|
IVR |
自動音声応答(IVR )は、共通のメディア デバイス ドライバを介して Real-Time Protocol(RTP)ストリームを使用します。このデバイス ドライバは、保留音(MOH)、ソフトウェア メディア ターミネーション ポイント(MTP)、ソフトウェア会議ブリッジ(CFB)、アナンシエータなどの Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスによって提供されている他のソフトウェア メディア デバイスによっても使用されます。 デバイスに設定するコール数が多いと、システム パフォーマンスに影響します。CallManager サービスが同じサーバ ノードでアクティブな場合には、これはコール処理にも影響します。 |
IVR |
IVR はアウトオブバンド(OOB)DTMF 桁収集方式のみをサポートします。発信側デバイスと IVR の間で DTMF 機能に不一致がある場合は、MTP が割り当てられます。 |
IVR |
IVR は、G.711(A-law および μ-law)、G.729、およびワイドバンド 256K をサポートします。発信側デバイスと IVR の間でコーデックに不一致がある場合は、トランスコーダが割り当てられます。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | 自動音声応答装置のアクティブ化 |
ノードの IVR を有効化するには、そのノードで Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスを有効化します。クラスタ内の IVR デバイスごとに 1 つの Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスのみを有効化します。 |
ステップ 2 | IVR を保持するメディア リソース グループのリストの表示 |
Cisco Unified Communications Manager の管理を使用してメディア リソースを管理するには、メディア リソース グループとリストに IVR を追加します。 |
ステップ 3 | メディア ストリームのデフォルトの番号の変更 | (任意)
IVR のメディア ストリームのデフォルトの数を変更できます。 |
クラスタに自動音声応答装置(IVR)デバイスを登録するには、各ノードで 1 つ以上の Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスをアクティブにします。
![]() 注意 | コール処理負荷が高い Cisco Unified Communications Manage ノードでは、IVR をアクティブにしないでください。 |
フィールド |
説明 |
---|---|
サーバ |
システムは、自動的に事前に設定されたサーバを表示します(サーバはインストール時に追加されます)。 |
[名前(Name)] |
このフィールドは、デバイスが Cisco Unified Communications Manager に登録するときに使用される名前を指定します。最長 15 文字の英数字(ピリオド、ダッシュ、下線は使用可)の名前を入力します。 |
説明 |
最長 128 文字の英数字(ピリオド、ダッシュ、下線は使用可)の説明を入力します。デフォルトでは、プレフィックス IVR_ を含むサーバ名を使用します。 |
[デバイスプール(Device Pool)] |
デフォルトを選択するか、設定済みのデバイス プールのドロップダウン リストからデバイス プールを選択します。 |
参照先 |
ロケーションを使用して、一元化されたコール処理システムでコール アドミッション制御(CAC)を実装します。CAC では、ロケーション間のリンクを経由する音声コールとビデオ コールで使用可能な帯域幅を制限することで、音声品質とビデオの可用性を調整できます。ロケーションは、このロケーションとの間で送受信されるコールで使用可能な帯域幅の合計を指定します。 ドロップダウン リストから、この IVR に適したロケーションを選択します。 ロケーション設定値の [ハブなし(Hub_None)] は、この IVR で使用される帯域幅がロケーション機能によって追跡されないことを意味します。ファントムのロケーション設定は、H.323 プロトコルまたは SIP を使用するクラスタ間トランクを対象に正常な CAC を有効にするロケーションを指定します。 新しいロケーションを設定するには、 メニュー オプションを使用します。クラスタ間トランク経由のロケーション ベースの CAC のセットアップ方法については、『Cisco Unified Communications Manager システム コンフィギュレーション ガイド』を参照してください。 |
[トラステッド リレー ポイントを使用(Use Trusted Relay Point)] |
トラステッド リレー ポイント(TRP)デバイスはトラステッド リレー ポイントとしてラベル付けされている MTP またはトランスコーダ デバイスを指定します。 複数のリソースがエンドポイントに必要な場合(たとえばトランスコーダや RSVPAgent)、Cisco Unified Communications Manager は関連付けられたエンドポイント デバイスに最も近い TRP を選択します。 TRP と MTP の両方がエンドポイントに必要な場合は、TRP が必須の MTP として使用されます。 TRP と RSVPAgent の両方がエンドポイントに必要な場合、Cisco Unified Communications Manager は、TRP としても使用可能な RSVPAgent を検索します。 TRP とトランスコーダの両方がエンドポイントに必要な場合、Cisco Unified Communications Manager は、TRP としても指定可能なトランスコーダを検索します。 |