RedSky での緊急コールの処理の概要
Important |
この機能は、リリース 12.5(1)SU6 および 14SU2 以降で適用されます。 |
Unified Communications Manager と統合された RedSky ソリューションにより、クライアントは、キャンパス内かリモートかにかかわらず、従業員全体に 9-1-1 の緊急通報サービスを提供するアクティブなロケーションを持ち、コールを緊急対応者に送信できます。
エンドポイントは、HTTP Enabled Location Delivery(HELD)リクエストへの応答として RedSky サーバーから受信した場所 URI を保存します。緊急番号 9-1-1 が Webex からダイヤルされると、Unified Communications Manager は、以前に保存されたロケーション URI を INVITE メッセージの Geolocation ヘッダーとして取得し、呼び出されたデバイスの場所に関連する Geolocation ヘッダーとしてロケーション URI を含む、発信 INVITE で、コールを RedSky サーバーにルーティングします。RedSky サーバーは、適切な ELIN に置き換え、緊急送信のために、任意の公安応答局(PSAP)に通話を送信します。E911 Anywhere は、SMS テキスト、電子メール、セキュリティデスク画面アラートなどの通話通知を同時に送信します。
Cisco Emergency Responder は、E911 規制に準拠できるように、企業内を移動するすべてのデバイスのディスパッチ可能な場所を自動的に検出して追跡します。Emergency Responder は、スイッチポート、アクセスポイントや IP サブネットを介して、または手動で、設定された Cisco IP Phone を追跡します。Emergency Responder では電話機のステータス(構内、構外、位置未確認)を保持し、自動ロケーション情報(ALI)または ELIN 情報を RedSky に渡します。電話機のユーザーは Unified CM を使用して、緊急コールを RedSky および指定した緊急プロバイダにルートします。
構外電話機の場合、ユーザーの電話機の現在のロケーションが以前に定義されていない場合、ユーザーは Emergency Responder 構外ユーザー Web ページに移動して、新しいロケーションを作成します。新しい場所が定義され、住所が確認されると、構外電話からの緊急コールは RedSky を通じて完了します。
Note |
従業員が組織サイトのオンプレミスで働いている場合、呼び出し元のシステム管理者がユーザーの場所を定義することをお勧めします。 |