- Cisco Industrial Ethernet 4000、4010、および 5000 スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
- Contents
- はじめに
- 設定の概要
- コマンドライン インターフェイスの使用
- インターフェイスの設定
- スイッチ アラームの設定
- スイッチ セットアップの設定
- Cisco IOS Configuration Engine の設定
- スイッチ クラスタの設定
- スイッチ管理の実行
- PTP の設定
- PROFINET の設定
- CIP の設定
- SDM テンプレートの設定
- スイッチ ベース認証の設定
- IEEE 802.1x ポートベース認証の設定
- MACsec
- Web ベース認証の設定
- SmartPort マクロの設定
- SGACL モニタモードおよび SGACL ロギングの設定
- SGT 交換プロトコル over TCP(SXP)およびレイヤ 3 トランスポートの設定
- VLAN の設定
- VTP の設定
- 音声 VLAN の設定
- STP の設定
- MSTP の設定
- オプションのスパニングツリー機能の設定
- Resilient Ethernet Protocol の設定
- FlexLink および MAC アドレス テーブル移動更新の設定
- DHCP の設定
- ダイナミック ARP インスペクション(DAI)の設定
- IP ソース ガードの設定
- IGMP スヌーピングおよび MVR の設定
- ポート単位のトラフィック制御の設定
- LLDP、LLDP-MED、およびワイヤード ロケーション サービスの設定
- SPAN および RSPAN の設定
- レイヤ 2 NAT の設定
- CDP の設定
- UDLD の設定
- RMON の設定
- システム メッセージ ロギングの設定
- SNMP の設定
- ACL によるネットワーク セキュリティの設定
- QoS の設定
- スタティック IP ユニキャスト ルーティングの設定
- IPv6 ホスト機能の設定
- リンク ステート トラッキングの設定
- IP マルチキャスト ルーティングの設定
- MSDP の設定
- IPv6 MLD スヌーピングの設定
- HSRP および VRRP の設定
- IPv6 ACL の設定
- Embedded Event Manager の設定
- IP ユニキャスト ルーティングの設定
- IPv6 ユニキャスト ルーティングの設定
- ユニキャストの概要
- Cisco IOS IP SLA 動作の設定
- Dying Gasp
- 拡張オブジェクト トラッキングの設定
- MODBUS TCP の設定
- イーサネット CFM
- Cisco IOS ファイル システム、コンフィギュレーション ファイル、およびソフトウェア イメージの操作
- EtherChannel の設定
- トラブルシューティング
- SD カードの使用
DHCP の設定
DHCP の設定に関する情報
この章では、スイッチに Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)スヌーピング機能、Option 82 データ挿入機能、および DHCP サーバのポートベースのアドレス割り当て機能を設定する方法について説明します。また、IP ソース ガード機能の設定方法についても説明します。
DHCP スヌーピング
DHCP は、中央のサーバからホスト IP アドレスを動的に割り当てるために LAN 環境で広く使用されており、それによって IP アドレス管理のオーバーヘッドが大幅に軽減されます。DHCP では、ネットワークに接続されたホストだけが IP アドレスを使用し、IP アドレスを永続的にホストに割り当てる必要がなくなるため、限られた IP アドレス空間を節約できます。
DHCP サーバ
DHCP サーバーは、スイッチまたはルータ上の指定されたアドレス プールから DHCP クライアントに IP アドレスを割り当て、それらのアドレスを管理します。DHCP サーバーがそのデータベースから要求された設定パラメータを取得して DHCP クライアントに渡すことができない場合は、ネットワーク管理者が定義した 1 つまたは複数のセカンダリ DHCP サーバーに要求を転送します。
DHCP リレー エージェント
DHCP リレー エージェントは、クライアントとサーバの間で DHCP パケットを転送するレイヤ 3 デバイスです。リレー エージェントは、同じ物理サブネット上にないクライアントとサーバの間で要求および応答を転送します。リレー エージェントによる転送は、IP データグラムをネットワーク間で透過的に交換するレイヤ 2 での通常の転送とは異なります。リレー エージェントは、DHCP メッセージを受け取ると、新しい DHCP メッセージを生成して、出力インターフェイス上で送信します。
DHCP スヌーピング
DHCP スヌーピングは、信頼できない DHCP メッセージのフィルタリングと DHCP スヌーピング バインディング データベース(DHCP スヌーピング バインディング テーブルとも呼ばれる)の作成および管理によってネットワーク セキュリティを確保する DHCP セキュリティ機能です。
DHCP スヌーピングは、信頼できないホストと DHCP サーバの間でファイアウォールに似た役割を果たします。DHCP スヌーピングを使用することにより、エンド ユーザーに接続された信頼できないインターフェイスと DHCP サーバーまたは別のスイッチに接続された信頼できるインターフェイスを区別できます。
注: DHCP スヌーピングを正しく機能させるためには、すべての DHCP サーバを信頼できるインターフェイス経由でスイッチに接続する必要があります。
信頼できない DHCP メッセージとは、ネットワークまたはファイアウォールの外側から送信されたメッセージのことです。サービス プロバイダ環境で DHCP スヌーピングを使用する場合は、カスタマーのスイッチなど、サービス プロバイダ ネットワーク内には存在しないデバイスから送信されたメッセージが信頼できないメッセージとなります。不明なデバイスから送信されたメッセージは、トラフィック攻撃の原因になりうるため、信頼できません。
DHCP スヌーピング バインディング データベースには、MAC アドレス、IP アドレス、リース期間、バインディングの種類、VLAN 番号、およびスイッチの信頼できないローカル インターフェイスのインターフェイス情報が含まれています。このデータベースには、信頼できるインターフェイスに接続されたホストの情報はありません。
サービス プロバイダー ネットワークでは、同じネットワーク内のデバイスのポートに接続されたインターフェイスが信頼できるインターフェイスとなります。ネットワーク内の信頼できないインターフェイスまたはネットワークに属さないデバイスのインターフェイスに接続されたインターフェイスは、信頼できないインターフェイスとなります。
スイッチが信頼できないインターフェイスでパケットを受信し、そのインターフェイスが属している VLAN で DHCP スヌーピングがイネーブルに設定されている場合、スイッチは送信元 MAC アドレスと DHCP クライアントのハードウェア アドレスを比較します。アドレスが一致した場合(デフォルト)、スイッチはパケットを転送します。アドレスが一致しない場合、スイッチはパケットをドロップします。
スイッチは、次のいずれかの状況が発生した場合に DHCP パケットをドロップします。
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DHCPOFFER パケット、DHCPACK パケット、DHCPNAK パケット、DHCPLEASEQUERY パケットなど、DHCP サーバからのパケットがネットワークまたはファイアウォールの外側から着信した。
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パケットが信頼できないインターフェイスに着信し、送信元 MAC アドレスと DHCP クライアントのハードウェア アドレスが一致しない。
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スイッチが DHCPRELEASE または DHCPDECLINE ブロードキャスト メッセージを受信し、その MAC アドレスは DHCP スヌーピング バインディング データベースに含まれているが、バインディング データベース内のインターフェイス情報がメッセージを受信したインターフェイスと一致しない。
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DHCP リレー エージェントが 0.0.0.0 以外のリレー エージェント IP アドレスを含む DHCP パケットを転送し、Option 82 情報が含まれないパケットを信頼できないポートに転送する。
DHCP スヌーピングをサポートする集約スイッチであり、DHCP Option 82 情報を挿入するエッジ スイッチに接続されているスイッチは、Option 82 情報を含むパケットが信頼できないインターフェイスに着信した場合、それらのパケットをドロップします。DHCP スヌーピングがイネーブルに設定されている場合に、パケットが信頼できるポートに着信しても、集約スイッチは接続されたデバイスの DHCP スヌーピング バインディングを認識せず、完全な DHCP スヌーピング バインディング データベースを作成できません。
集約スイッチを信頼できないインターフェイス経由でエッジ スイッチに接続できる場合、 ip dhcp snooping information option allow-untrusted グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力すると、集約スイッチはエッジ スイッチによって挿入された Option 82 情報を含むパケットを受け入れます。集約スイッチは、信頼できないスイッチ インターフェイスを介して接続されたホストのバインディングを認識します。集約スイッチで、ダイナミック ARP インスペクションや IP ソース ガードなど、DHCP セキュリティ機能をイネーブルに設定することもできますが、その場合でもスイッチは Option 82 情報を含むパケットをホストが接続されている信頼できない入力インターフェイスで受信します。集約スイッチ上のエッジ スイッチとの接続ポートは、信頼できるインターフェイスとして設定する必要があります。
Option 82 データ挿入
住宅地域にあるメトロポリタン イーサネット アクセス環境では、DHCP は多数の加入者に対し、IP アドレスの割り当てを一元的に管理できます。スイッチで DHCP スヌーピングの Option 82 機能をイネーブルにすると、加入者装置は MAC アドレスだけでなく、その装置をネットワークに接続するスイッチ ポートによっても識別されます。サブスクライバ LAN 上の複数のホストをアクセス スイッチの同じポートに接続できます。これらのホストは一意に識別されます。
注: DHCP オプション 82 機能は、DHCP スヌーピングがグローバルにイネーブルであり、この機能を使用するサブスクライバデバイスが割り当てられた VLAN でもイネーブルである場合に限りサポートされます。
図 60 に、一元的な DHCP サーバがアクセス レイヤのスイッチに接続された加入者に IP アドレスを割り当てるメトロポリタン イーサネット ネットワークの例を示します。DHCP クライアントとそれらに関連付けられた DHCP サーバは同じ IP ネットワークまたはサブネット内に存在しないため、DHCP リレー エージェント(Catalyst スイッチ)にヘルパー アドレスを設定することにより、ブロードキャスト転送をイネーブルにし、クライアントとサーバ間で DHCP メッセージを転送します。
図 60 メトロポリタン イーサネット ネットワークにおける DHCP リレー エージェント
スイッチで DHCP スヌーピング情報オプション Option 82 をイネーブルにすると、次のイベントがこの順序で発生します。
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ホスト(DHCP クライアント)は DHCP 要求を生成し、これをネットワーク上にブロードキャストします。
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スイッチは、この DHCP 要求を受信すると、パケットに Option 82 情報を追加します。デフォルトでは、リモート ID サブオプションはスイッチの MAC アドレスで、回線 ID サブオプションは、パケットが受信されるポートの識別子 vlan-mod-port です。
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リレー エージェントの IP アドレスが設定されている場合、スイッチはこの IP アドレスを DHCP パケットに追加します。
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スイッチは、オプション 82 フィールドを含む DHCP 要求を DHCP サーバーに転送します。
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DHCP サーバはこのパケットを受信します。Option 82 に対応しているサーバであれば、リモート ID と回線 ID のいずれか一方または両方を使用して、IP アドレスを割り当てたり、1 つのリモート ID または回線 ID に割り当てることができる IP アドレスの数を制限するようなポリシーを実装したりできます。次に DHCP サーバは、DHCP 応答内に Option 82 フィールドをエコーします。
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スイッチによって要求がサーバーにリレーされた場合、DHCP サーバーは応答をスイッチにユニキャストします。スイッチは、リモート ID フィールドと、場合によっては回線 ID フィールドを調べ、Option 82 データが挿入済みであることを確認します。スイッチは Option 82 フィールドを削除してから、DHCP 要求を送信した DHCP クライアントに接続するスイッチ ポートにパケットを転送します。
デフォルトのサブオプション設定では、前述のイベントのシーケンスが発生すると、図 61 にある次のフィールドの値は変化しません。
回線 ID サブオプションのポート フィールドでは、ポート番号は 3 から始まります。図 61 に、デフォルトのサブオプション設定が使用されている場合のリモート ID サブオプションおよび回線 ID サブオプションのパケット フォーマットを示します。スイッチがこれらのパケット形式を使用するのは、DHCP スヌーピングをグローバルに有効にし、 ip dhcp snooping information option グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力した場合です。
は、ユーザ設定のリモート ID サブオプション、および回線 ID サブオプションのパケット形式を示しています。スイッチでは、DHCP スヌーピングをグローバルにイネーブルにし、 ip dhcp snooping information option format remote-id グローバル コンフィギュレーション コマンド、および ip dhcp snooping vlan information option format-type circuit-id string インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力した場合に、これらのパケットが使用されます。
パケットでは、リモート ID および回線 ID サブオプションを次のように設定した場合、これらのフィールドの値がデフォルト値から変更されます。
Cisco IOS DHCP サーバ データベース
DHCP ベースの自動設定プロセスの間、指定 DHCP サーバは Cisco IOS DHCP サーバ データベースを使用します。これには IP アドレス、 アドレス バインディング 、およびブート ファイルなどの設定パラメータが含まれます。
アドレス バインディングは、Cisco IOS DHCP サーバ データベース内のホストの IP アドレスおよび MAC アドレス間のマッピングです。クライアント IP アドレスを手動で割り当てること、または、DHCP サーバが DHCP アドレス プールから IP アドレスを割り当てることが可能です。
DHCP スヌーピング バインディング データベース
DHCP スヌーピングをイネーブルにすると、スイッチは信頼できないインターフェイスに関する情報を DHCP スヌーピング バインディング データベースに保存します。データベースには、8192 のバインディングを含めることができます。
各データベース エントリ( バインディング )は、IP アドレス、それに関連付けられた MAC アドレス、リース期間(16 進形式)、バインディングが適用されるインターフェイス、およびインターフェイスが属する VLAN で構成されます。データベース エージェントは、設定された場所のファイルにバインディングを保存します。各エントリの末尾にあるチェックサムは、ファイルの先頭のバイトを含め、エントリに関連付けられたすべてのバイトを対象として計算されます。各エントリは、まず 72 バイトのデータがあり、その後に 1 つのスペースとチェックサム値が続きます。
スイッチのリロード後もバインディングを保持するには、DHCP スヌーピング データベース エージェントを使用する必要があります。エージェントがディセーブルで、ダイナミック ARP インスペクションまたは IP ソース ガードがイネーブルにされ、DHCP スヌーピング バインディング データベースがダイナミックバインディングされている場合、スイッチは接続を切断されます。このエージェントがディセーブルで、DHCP スヌーピングだけがイネーブルである場合、スイッチの接続は切断されませんが、DHCP スヌーピングは DHCP スプーフィング攻撃を防止できないことがあります。
リロードすると、スイッチはバインディング ファイルを読み込み、DHCP スヌーピング バインディング データベースを作成します。スイッチは、データベースに変更が加えられたときにはバインディング ファイルを更新します。
スイッチは、新しいバインディングを認識するか、バインディングを失うと、ただちにデータベース内のエントリを更新します。スイッチはバインディング ファイル内のエントリも更新します。バインディング ファイルの更新頻度は設定可能な遅延時間によって決まり、更新はバッチ処理されます。ファイルが指定された時間内(書き込み遅延および中断タイムアウトの値によって設定される)に更新されない場合、更新は停止します。
このファイルの各エントリにはチェックサム値を示すタグが付けられます。スイッチは、ファイルを読み取るときに、このチェックサムを使用してエントリを検証します。最初の行の initial-checksum エントリは、最新のファイル更新に関連するエントリを以前のファイル更新に関連するエントリと区別します。
スイッチが起動し、計算されたチェックサム値が保存されているチェックサム値と一致した場合、スイッチはバインディング ファイルのエントリを読み取り、バインディングを DHCP スヌーピング バインディング データベースに追加します。次のいずれかの状況が発生した場合、スイッチはエントリを無視します。
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スイッチがエントリを読み取り、計算されたチェックサム値が保存されているチェックサム値と一致しない。この場合、そのエントリとそれ以降のエントリは無視されます。
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エントリに含まれているリース期間が終了している(スイッチはリース期間の終了時にバインディング エントリを削除しないことがある)。
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エントリに含まれるインターフェイスが現在はシステムに存在しない。
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インターフェイスがルーテッド インターフェイスまたは DHCP スヌーピングにおける信頼できるインターフェイスである。
DHCP スヌーピングのデフォルト設定
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Cisco IOS ソフトウェアではイネーブル、設定が必要。1 |
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有効2 |
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イネーブル(無効なメッセージは廃棄)。2. |
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既存のリレー エージェント情報を置換。2. |
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パケットを信頼できない入力インターフェイスで受け取る DHCP スヌーピング オプション3 |
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Cisco IOS ソフトウェアではイネーブル、設定が必要。 注: スイッチは、DHCP サーバとして設定されているデバイスからだけ、ネットワークアドレスおよび設定パラメータを取得します。 |
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2.スイッチは、DHCP サーバの IP アドレスが DHCP クライアントの SVI に設定されている場合に限り DHCP パケットをリレーします。 3.この機能は、スイッチがエッジ スイッチによって Option 82 が挿入されたパケットを受信する集約スイッチである場合に使用します。 |
DHCP スヌーピング設定時の注意事項
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DHCP スヌーピングは、スイッチ上でグローバルにイネーブルにする必要があります。
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DHCP スヌーピングは、VLAN で DHCP スヌーピングがイネーブルになるまでアクティブになりません。
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スイッチ上で DHCP スヌーピングをグローバルにイネーブルにする前に、DHCP サーバや DHCP リレー エージェントとして機能するデバイスが設定され、イネーブルになっていることを確認してください。
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スイッチで DHCP スヌーピング情報オプションを設定する前に、DHCP サーバとして機能するデバイスを設定してください。たとえば、DHCP サーバが割り当てたり除外したりできる IP アドレスを指定するか、またはそれらのデバイスの DHCP オプションを設定する必要があります。
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スイッチ上で文字数の多いサーキット ID を設定する場合、NVRAM またはフラッシュ メモリに長い文字列が与える影響を考慮してください。サーキット ID 設定がその他のデータと組み合わされた場合、NVRAM またはフラッシュ メモリの容量を超えてしまい、エラー メッセージが表示されます。
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スイッチで DHCP リレー エージェントを設定する前に、DHCP サーバーとして機能するデバイスを設定してください。たとえば、DHCP サーバが割り当てたり除外したりできる IP アドレスを指定するか、デバイスの DHCP オプションを設定するか、または DHCP データベース エージェントをセットアップする必要があります。
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DHCP リレー エージェントがイネーブルで、DHCP スヌーピングがディセーブルである場合、DHCP Option 82 データ挿入機能はサポートされません。
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スイッチ ポートが DHCP サーバに接続されている場合は、 ip dhcp snooping trust インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力して、ポートを信頼できるポートとして設定してください。
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スイッチ ポートが DHCP クライアントに接続されている場合は、 no ip dhcp snooping trust インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力して、ポートを信頼できないポートとして設定してください。
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信頼できないデバイスが接続されたアグリゲーション スイッチに ip dhcp snooping information option allow-untrusted コマンドを入力しないでください。このコマンドを入力すると、信頼できないデバイスがオプション 82 情報をスプーフィングする可能性があります。
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show ip dhcp snooping statistics ユーザ EXEC コマンドを入力して DHCP スヌーピング統計情報を表示したり、 clear ip dhcp snooping statistics 特権 EXEC コマンドを入力してスヌーピング統計情報をクリアしたりできるようになりました。
注: RSPAN VLAN で DHCP スヌーピングをイネーブルにしないでください。RSPAN VLAN で DHCP スヌーピングをイネーブルにすると、DHCP パケットが RSPAN 宛先ポートに届かない可能性があります。
DHCP スヌーピング バインディング データベースの注意事項
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NVRAM とフラッシュ メモリは、いずれも記憶容量が限られているため、バインディング ファイルを TFTP サーバーに保存することを推奨します。
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ネットワーク ベースの URL(TFTP や FTP など)については、スイッチがバインディングをその URL のバインディング ファイルに初めて書き込む前に、設定された URL に空のファイルを作成する必要があります。空のファイルをサーバ上に作成する必要があるかどうかについては、TFTP サーバのマニュアルを参照してください。TFTP サーバによっては、そのように設定できないことがあります。
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データベースに正しいリース期間が記録されるように、NTP をイネーブルにし、設定することを推奨します。詳細については、「手動での日時の設定」を参照してください。
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NTP が設定されている場合、スイッチのシステム クロックが NTP と同期化されたときにだけ、スイッチがバインディングの変更内容をバインディング ファイルに書き込みます。
パケット転送アドレス
DHCP サーバおよび DHCP クライアントが異なるネットワークまたはサブネットにある場合、スイッチを ip helper-address address インターフェイス コンフィギュレーション コマンドで設定する必要があります。一般的なルールは、クライアントに最も近いレイヤ 3 インターフェイス上にコマンドを設定することです。 ip helper-address コマンドで使用されているアドレスは、特定の DHCP サーバ IP アドレスか、または他の DHCP サーバが宛先ネットワーク セグメントにある場合はネットワーク アドレスにすることができます。ネットワーク アドレスを使用することで、どの DHCP サーバも要求に応答できるようになります。
DHCP サーバ ポートベースのアドレス割り当て
DHCP サーバー ポートベースのアドレス割り当ては、接続されたデバイス クライアントの ID またはクライアント ハードウェア アドレスに関係なく、DHCP がイーサネット スイッチ ポートで同じ IP アドレスを維持できるようにする機能です。
ネットワークに導入されたイーサネット スイッチは、直接接続されたデバイスに接続を提供します。工場の作業場など、一部の環境では、あるデバイスで不具合が発生した場合は、それと同時に、そのネットワークで代わりのデバイスが動作を開始しなければなりません。現在の DHCP 実装では、この代わりのデバイスに、DHCP が同じ IP アドレスを提供する保証はありません。コントロールやモニタリングなどを行うソフトウェアは、各デバイスに関連付けられた IP アドレスが一定であることを期待しています。デバイスを交換した場合、DHCP クライアントが変更された場合でも、アドレスの割り当ては一定のままでなければなりません。
DHCP サーバ ポートベースのアドレス割り当て機能が設定されている場合、この機能により、ある接続ポートで受信された DHCP メッセージでクライアント ID やクライアント ハードウェア アドレスが変更されたとしても、同じ接続ポートには常に同じ IP アドレスが提供されることが保証されます。DHCP プロトコルは、DHCP パケットのクライアント ID オプションにより、DHCP クライアントを識別します。クライアント ID オプションを含まないクライアントは、クライアント ハードウェア アドレスにより識別されます。この機能を設定すると、インターフェイスのポート名が、クライアント ID またはハードウェア アドレスよりも優先され、実際の接続ポイントであるスイッチ ポートがクライアント ID になります。
すべてのケースで、同じポートにイーサネット ケーブルを接続することにより、接続されたデバイスに、DHCP 経由で同じ IP アドレスが割り当てられます。
DHCP サーバ ポートベースのアドレス割り当て機能がサポートされているのは、Cisco IOS DHCP サーバだけです。サードパーティ製のサーバではサポートされていません。
ポートベースのアドレス割り当て設定時の注意事項
ここでは、DHCP ポートベースのアドレス割り当て設定時の注意事項を説明します。
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1 つのポートに付き割り当てることができる IP アドレスは 1 つだけです。
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専用アドレス(事前に設定されたアドレス)は、 clear ip dhcp binding グローバル コンフィギュレーション コマンドではクリアできません。
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事前に設定されたアドレスは、通常の動的な IP アドレス割り当てからは自動的に除外されます。ホスト プールでは、事前に設定されたアドレスは使用できませんが、1 つの DHCP アドレス プールに対して複数のアドレスを事前に設定することはできます。
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DHCP プールから事前に設定された予約への割り当てを制限する(予約されていないアドレスはクライアントに提供されず、その他のクライアントはプールによるサービスを受けない)ために、 reserved-only DHCP プール コンフィギュレーション コマンドを入力することができます。
DHCP の設定方法
DHCP リレー エージェントの設定
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|---|---|---|
スイッチ上で DHCP サーバおよび DHCP リレー エージェントをイネーブルにします。デフォルトでは、この機能はイネーブルです。 |
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パケット転送アドレスの指定
DHCP スヌーピングおよび Option 82 のイネーブル化
DHCP スヌーピング バインディング データベース エージェントのイネーブル化
DHCP サーバ ポートベースのアドレス割り当てのイネーブル化
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|---|---|---|
すべての着信 DHCP メッセージで、加入者 ID がクライアント ID としてグローバルに使用されるように DHCP サーバを設定します。 |
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インターフェイス上ですべての着信 DHCP メッセージで、加入者 ID がクライアント ID として使用されるように DHCP サーバを設定します。 |
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IP アドレスの事前割り当て
スイッチ上での DHCP ポートベースのアドレス割り当てをイネーブルにした後で、 ip dhcp pool グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、IP アドレスの事前割り当てと、クライアントへの関連付けを行います。DHCP プールから事前に設定された予約への割り当てを制限するために、 reserved-only DHCP プール コンフィギュレーション コマンドを入力することができます。ネットワークまたはプール上の範囲の一部である予約されていないアドレスがクライアントには提供されず、他のクライアントはプールによるサービスを受けられません。このコマンドの入力により、ユーザは、共通の IP サブネットを共有し、他のスイッチのクライアントからの要求を無視する DHCP プールを持つスイッチのグループを設定できます。
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|---|---|---|
DHCP プール コンフィギュレーション モードを開始し、DHCP プールの名前を定義します。プール名は、記号文字列(Engineering など)または整数(0 など)です。 |
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(任意)DHCP アドレス プールでは、予約されたアドレスだけを使用します。デフォルトでは、プール アドレスは制限されません。 |
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DHCP のモニタリングおよびメンテナンス
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DHCP スヌーピング バインディング データベース内の動的に設定されたバインディングだけを表示します。このようなバインディングは、バインディング テーブルとも呼ばれます。 |
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DHCP の設定例
DHCP サーバ ポートベースのアドレス割り当てのイネーブル化:例
次の例では、加入者 ID が自動的に生成され、DHCP サーバは DHCP メッセージ内のクライアント ID フィールドを一切無視して、その代わりに、加入者の ID を使用しています。加入者 ID はインターフェイスのショート名に基づきます。また、クライアントの事前割り当てされた IP アドレスは 10.1.1.7 です。
次に、事前割り当てされたアドレスが DHCP プールに正常に予約された例を示します。
DHCP スヌーピングのイネーブル化:例
次に、DHCP スヌーピングをグローバルおよび VLAN 10 でイネーブルにし、ポートのレート制限を 1 秒あたり 100 パケットに設定する例を示します。
その他の参考資料
関連ドキュメント
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|---|---|
『Cisco IOS IP Command Reference, Volume 1 of 3: Addressing and Services』 |
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『 Cisco IOS IP Configuration Guide』の「IP Addressing and Services」の章 |
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標準
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MIB
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|---|---|
Cisco IOS XR ソフトウェアを使用して MIB を特定およびダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用し、[Cisco Access Products] メニュー( http://cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml )からプラットフォームを選択します。 |
RFC
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この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。 |
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