Dying Gasp
この章では、シスコの産業用イーサネット シリーズ スイッチの Dying-Gasp 機能について説明します。
Dying Gasp は、高性能 WAN インターフェイスカード(HWIC)のハードウェアコンポーネント上にあり、ギガビット イーサネット インターフェイスをサポートしています。ネットワークデバイスは、グレースフルシャットダウンと dying-gasp メッセージの生成を可能にする、コンデンサでの一時的なバックアップ電源に依存しています。この一時的な電源は、これらのタスクを実行するために、10 ~ 20 ミリ秒持続するように設計されています。
Dying-Gasp パケットは、 dying-gasp コンフィギュレーション コマンドを使用してホストを設定したときに作成されます。 show dying-gasp packets コマンドを実行すると、作成されたパケットに関する詳細情報が表示されます。
SNMP Dying Gasp メッセージの SNMP サーバは、 snmp-server host コンフィギュレーション コマンドを使用して指定します。syslog Dying Gasp メッセージを送信する syslog サーバは、 logging host hostname-or-ipaddress transport udp コマンドを使用して指定します。イーサネット OAM Dying Gasp パケットは、イーサネット OAM がイネーブルになっているインターフェイス用に作成されます。
Dying Gasp パケットは、通知タイプごとに最大 5 台のサーバに送信できます。
Dying Gasp の設定の詳細については、次の URL にあるシステム管理ガイドの「Configuring Dying Gasp」の章を参照してください。
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/switches/connectedgrid/cg-switch-sw-master/software/configuration/guide/sysmgmt/CGS_1000_Sysmgmt/cgs_dying_gasp.html