Web ベース アプリケーションである Bulk Administration Tool(BAT)を使用して、Catalyst 6000 FXS アナログインターフェイス モジュール上で多数の電話、ユーザ、およびポートの Cisco CallManager データベースへの追加、更新、または削除などのバルク トランザクションを実行できます。 また BAT は、Cisco VG200 ゲートウェイとポートの挿入および削除もサポートします。 以前は手動操作でしたが、BAT によりプロセスを自動化でき、追加、更新、削除の操作をはるかに迅速に実行できます。 また BAT は、BAT のオプション コンポーネントである Tool for Auto-Registered Phones Support(TAPS)も提供します。
このドキュメントでは、次の BAT エラー メッセージとそのトラブルシューティングに必要な手順について説明します。
Error Number: 40002 Error Description:37000: [Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server] The cursor was not declared.
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
Cisco Unified Communications Manager(CallManager)
一括管理ツール(BAT)
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。
Cisco Unified Communications Manager (CallManager) 4.x
一括管理ツール(BAT)5.x
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。 ネットワークが稼働中の場合は、コマンドが及ぼす潜在的な影響を十分に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
BAT から電話をエクスポートしようとすると、次のエラー メッセージが表示される。
Error Number: 40002 Error Description:37000: [Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server] The cursor was not declared.
このエラーを解決するには、次の手順を実行します。
プログラムの追加と削除で BAT をアンインストールします。
注: BAT がアンインストールされても C:\ciscowebs\BAT フォルダが削除されない場合は、これを削除します。
サーバを再起動します。
[CCMAdmin] > [Application] > [Install Plugins] から BAT を再インストールします。
Cisco CallManager のパブリッシャ データベースを実行するシステムに管理者権限でログオンします。
[Applications] > [Install Plugins] を選択します。 [Install Plugins] ウィンドウが表示されます。
Cisco Bulk Administration Tool を探し、セットアップ アイコンをダブルクリックします。
標準の [Windows] ダイアログボックスが表示されます。 システムで実行可能な BAT インストールをコピーするか、現在の場所から実行するかを選択する必要があります。
サーバで BAT の従来バージョンが検出された場合、プロンプトから再インストールまたはアップグレードを実行するかどうか確認されます。 BAT を再インストールする、または以前のバージョンからアップグレードするには、[OK] をクリックします。
[Welcome] 画面が表示されます。 [Next] をクリックすると、[Current Settings] ウィンドウが表示されます。
デフォルトの場所である C:\CiscoWebs\BAT\ にインストールするには、[Next] をクリックします。 BAT は C:\ciscowebs\BAT\ にインストールされます。 このパスは変更できません。 [Start Copying Files] ウィンドウが表示されます。 [Setup] がファイルのコピーを開始します。
[Setup Complete] ウィンドウが表示されます。 BAT が正常にインストールされました。
[Finish] をクリックして [Setup] を閉じます。