このドキュメントでは、データベース複製のエラー メッセージ、およびトラブルシューティングするために必要な手順について説明します。
Cisco CallManager CDBLException Dump: [ActiveX object not initialized via insert or select] Administration
シスコでは、Cisco Unified Communications Manager に関する知識があることを推奨しています。
このドキュメントの情報は、Cisco Unified Communications Manager に基づきます。
本書の情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。 稼働中のネットワークで作業を行う場合、コマンドの影響について十分に理解したうえで作業してください。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
ユーザが Cisco CallManager Web ページにログインすると、以下の例に示すように「Cisco CallManager CDBLException Dump: [[ActiveX object not initialized via insert or select] Administration」というデータベース複製エラー メッセージが表示される。
このドキュメントで説明するエラー メッセージは、2 つのネットワーク インターフェイス カード(NIC)が有効になっていて、複数の IP アドレスが割り当てられていると表示されます。 サーバには、一度に 1 つの NIC のみ存在することを確認してください。
デュアル NIC はサポートされません。 推奨される使用方法は、NIC を 2 つ準備し、そのうち 1 つは耐障害性用として確保しておき、一度に 1 つしか動作させない方法です。 2 つ目の NIC を無効にしないと、Cisco CallManager サーバに IP アドレスが 2 つ割り当てられてしまう可能性があります。 Cisco CallManager サーバに IP アドレスが 2 つ割り当てられると、サービスが中断してしまう可能性があります。
このエラー メッセージは、サーバ上のウイルスが原因で表示されることもあります。 CallManager サーバに対して最新の認定済みウイルス エンジンを実行してください。
別の理由として、キャッシュ メモリに関連する問題も考えられます。 その場合の回避策は、クラスタを再起動することです。 この回避策は、数時間してから試してください。
以上の回避策で問題が解決しない場合は、以下のいずれかの回避策を試してください。
最新の Cisco Security/OS サービス パックが使用されていることを確認する必要があるかもしれません。 これらのサービス パックについての詳細は、Cisco IP Telephony オペレーティング システム、SQL Server、セキュリティ アップデートを参照してください。 最新の Cisco CallManager ソフトウェア パックを入手するには、CallManager and Voice Apps Crypto Software ダウンロード(登録ユーザ専用)ページを参照してください。
IIS を停止して再起動し、該当サーバでブラウザをテストします。
hosts ファイルと lmhosts ファイルを更新します。
各 CallManager サーバの最新の「hosts」ファイルは、c:\winnt\system32\drivers\etc に置かれています。
各 CallManager サーバの最新の「lmhosts」ファイルは、c:\winnt\system32\drivers\etc に置かれています。
これらのファイルの情報が最新であることを確認します。欠落している情報がある場合は、その情報を追加してから、コマンド プロンプトで nbtstat -R command を入力します。