Cisco VT Advantage は、他のエンドポイントも Cisco VT Advantage を使用している場合に、リアルタイムで Cisco IP Phone でビデオをストリーミングすることができます。 このドキュメントでは、ユーザの PC への Cisco VT Advantage のインストール方法について説明します。 Cisco VT Advantage の詳細については、Cisco VT Advantage のテクニカル ドキュメントを参照してください。
ユーザには、ローカル PC 上での管理者権限が必要です。
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。
1000 MZ 以上のプロセッサおよび 256 MB のメモリが搭載された PC。
Windows 2000(Service Pack 3 以降)または Windows XP(Service Pack 1 以降)を実行中の PC。
Cisco VT Advantage カメラのみ。
40 MB の空きストレージがあるハードドライブ。
本書の情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。 稼働中のネットワークで作業を行う場合、コマンドの影響について十分に理解したうえで作業してください。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
次の手順を実行します。
インストール プロセスを開始するために、ハードドライブに CD を挿入します。
インストール ウィンドウが表示されたら、[Next] をクリックしてライセンス契約書を受け入れ、インストールを続行します。次の画面では、カスタム インストールを必要とする特定のニーズがない限り、[Complete] オプション(推奨)を選択します。
インストール時に、Cisco VT カメラを USB ポートに接続するよう求められます。
注: インストール指示が出されるまで、カメラをインストールしないでください。
Windows プラグ アンド プレイによってカメラが検出されると、VT Advantage インストール プログラムが自動的にビデオ デバイスのドライバをインストールします。
カメラが正常に接続されたら、ショートカット オプションを選択して [Next] をクリックします。
インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示され、PC を再起動するよう求められます。
注: 再起動が完了するまで、Cisco VT Advantage カメラは正常に機能しません。
再起動が完了したら、カメラのインストールをテストするために、VT Advantage プログラムを起動します。 [Start] > [Programs] > [Cisco VT Advantage] の順に選択します。
[Local] ウィンドウに画像が表示されるはずです。 [Remote] ウィンドウは、VT Advantage 対応の IP フォンが接続されるまでブランクのままです。 この状態は、[VT Advantage] ウィンドウの [Connectivity] ウィンドウで、リモート ウィンドウとの間の赤い X で確認できます。 [Video Signal] ウィンドウには、(送信側)ウィンドウに対応する緑色のバーが表示されているはずです。 CPU 使用率が高かったりカメラがブロックされていたりすると、ローカル ビデオの信号強度が低くなることがあります。
注: ローカル TV カメラで画像を見ることができれば、インストールは正常に完了しています。
ローカル信号を受信していない場合は、ビデオ カメラが USB ポート/ハブに正しく設置されていることと、VT Advantage アプリケーションでミュートに設定されていないこと([Video] > [mute video])を確認します。 USB ハブを使用している場合は、そのハブで他のデバイスが正常に機能することを確認するか、カメラを PC 上の USB ポートに直接接続してみます。 また、PC 上のデバイス マネージャーで VT Advantage カメラが正しくインストールされていることを確認し、デバイス名に赤または黄色の X が示されていないことを確認します。 以下に、正常にインストールされた状態のデバイス マネージャの表示例を示します。
Cisco VT Advantage の使用/インストール時に発生することのある各種問題のトラブルシューティングについては、以下の資料を参照してください。