この文書では、Cisco CallManager によるオーバーラップ送信と受信の設定について説明します。
このドキュメントに関しては個別の要件はありません。
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。
Cisco CallManager バージョン 3.2 およびそれ以降
WS-X6608-E1 カードの Catalyst 6500
Cisco IOS® ソフトウェア リリース 12.2(2)XN を実行する Cisco 2600 および 3600 シリーズ ルータ
本書の情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。 稼働中のネットワークで作業を行う場合、コマンドの影響について十分に理解したうえで作業してください。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
オーバーラップ シグナリングでは、発呼したデバイスから受信する場合、発呼されたディジットが 1 つずつ送信される必要があります。 Q.931 に関しては、1桁目の数字は呼び出しセットアップメッセージで送信 され、それに続くディジットは情報 メッセージで送信 されます。 この手法は受信 PBX が可変長電話番号を認識できる必要がある使用されことを送信側場合呼び出しセットアッププロセスの終わりとき必要とします。 Q.931 に関しては、「完全な」メッセージを送信 することはこのために使用されます。
オーバーラップ シグナリングの代替としては、現在最も使用されているダイヤリング方式であるブロック化シグナリングがあります。 送信先番号がブロック化して送信される場合、ディジットは送信前に集められます。 Q.931 の場合、これらのディジットは、コール設定メッセージによって送信されます。
受け取るオーバーラップのための Cisco CallManager サーバを設定するためにこれらのステップを実行して下さい:
Cisco CallManager の Administration ページを開きます。
[Service] メニューから [Service Parameters] を選択します。
Service Parameters Configuration ウィンドウが表示されます 詳細については、サービスパラメータ 設定を参照して下さい。
サーバを選択します。
ドロップダウン リスト ボックスからサーバを選択するときには、パブリッシャ サーバを選択します。
左側のメニューからサービスを選択するときには、Cisco CallManager Service を選択します。
本当に OverlapReceivingForPriFlag フィールドの値(か CallManager 3.3(3) およびそれ以降の OverlapReceivingFlagforPRI フィールドを)変更して下さい。
すべてのサブスクライバ サーバに対して、手順 3 と手順 4 を繰り返します。
全サーバ上で Cisco CallManager のサービスを停止し、再開します。
詳細については、開始およびサービスの停止を参照して下さい。
設定が正しく動作することを確認するには、Cisco CallManager のトレースを収集し、Q.931 Translator でこれを開きます。 詳細は、「Q.931 Translator」を参照してください。
この画面は現われま、このトレース シーケンスを示します:
注: あるタイプの showコマンドは、Output Interpreter(登録されたお客様のみ)でサポートされています。このツールを使用すると、show コマンドの出力を分析できます。
オーバーラップ送信のための Cisco CallManager サーバを設定するために、これらのステップを実行して下さい:
Cisco CallManager の Administration ページを開きます。
[Service] メニューから [Service Parameters] を選択します。
Service Parameters Configuration ウィンドウが表示されます 詳細については、サービスパラメータ 設定を参照して下さい。
サーバを選択します。
ドロップダウン リスト ボックスからサーバを選択するときには、パブリッシャ サーバを選択します。
左側のメニューからサービスを選択するときには、Cisco CallManager Service を選択します。
偽に SendingCompleteIndicator フィールドの値を変更して下さい。
注: CallManager 4.0x に関しては SendingCompleteIndicator フィールドはもはや Service Parameters Configuration ウィンドウのオプションではないです。 完全なインジケータをセットアップに送信 することを含めるデシジョンはルートパターンの Allow Overlap Sending チェックボックスとプロトコルによって判別されます。
すべてのサブスクライバ サーバに対して、手順 3 と手順 4 を繰り返します。
全サーバ上で Cisco CallManager のサービスを停止し、再開します。
詳細については、開始およびサービスの停止を参照して下さい。
Route Pattern フィールドに任意の番号を含めてルート パターンを作成します。
たとえば 9 つが外線ダイヤリングのためのプレフィクスであるところで、9.を入力して下さい。 ルート パターンの作成に関する詳細は、「ルート パターンの設定」を参照してください。.
[Discard Digits] フィールドで、PreDot を選択して下さい。
注: 9.12 または 9.1X のような特定のルートパターンを、作成できます。
設定が正しく動作することを確認するには、Cisco CallManager のトレースを収集し、Q.931 Translator でこれを開きます。 詳細は、「Q.931 Translator」を参照してください。
この画面は現われま、このトレース シーケンスを示します:
注: あるタイプの showコマンドは、Output Interpreter(登録されたお客様のみ)でサポートされています。このツールを使用すると、show コマンドの出力を分析できます。