ファイル システム コマンド

この章は、次の項で構成されています。

ファイル仕様

ファイルは次の場所にある可能性があります。

  • ネットワーク:TFTP サーバおよび/または SCP サーバ - ネットワーク ファイル

  • アクティブフラッシュ:フラッシュファイル

  • アクティブの USB ポートに接続されている大容量ストレージ:USB ファイル1 つの大容量ストレージだけがサポートされます。

注。スイッチ内ではすべてのスタックユニットのフラッシュ上のファイルシステムがサポートされますが、ファイルシステム CLI コマンドは、アクティブユニット上のフラッシュファイルへのアクセスのみを許可します。アクティブユニットと他のユニット間で必要なファイル同期は、スイッチによって自動的に実行されます。

ファイルまたはディレクトリの場所の指定には、Uniform Resource Locator(URL)が使用されます。URL には次のシンタックスがあります。

<url> ::= tftp://<location>/<file-path> | scp://[<username>:<password>@]<location>/<file-path> | usb://<file-path> | flash://<file-path> | <current-directory>[/<file-path>] | <higher-directory>[/<file-path>] | <file-path>

<username> ::= 文字列(70 文字以内)

<password> ::= 文字列(70 文字以内)

<location> ::= <ipv4-address> | <ipv6-address> | <dns-name>

<current-directory> ::= [{usb | flash}:][. ]

<higher-directory> ::= [{usb | flash}:]..

<file-path> ::= [<directories-path>/]<filename>

<directories-path> ::= <directory-name> | <directories-path>/<directory-name>

<directories-path> の最大ディレクトリ数は 16 です。

<directory-name> ::= 文字列(63 文字以内)

<filename> ::= 文字列(63 文字以内)

ファイル名およびディレクトリ名は、ポータブル ファイル名文字セットの文字だけで構成されます。このセットには次の文字が含まれます。

  • A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z

  • a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z

  • <スペース>

  • 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 . _ -

最後の 3 つの文字はそれぞれ、<ピリオド>、<下線>、および <ハイフン> の文字です。

URL にスペースが含まれている場合、" 文字で囲む必要があります。

次に例を示します。

"flash://aaa it/alpha/file 125"

URL の最大長は 160 文字です

USB では次のファイル システムがサポートされています。

  • FAT32:完全サポート。

  • NTFS:部分的にサポート(読み取り専用)。

スイッチでは、次の事前に定義された URL エイリアスがサポートされています。

  • active-image:事前に定義された URL エイリアスはアクティブイメージファイルを指定します。このファイルには、次の権限があります。

    readable

    executable

  • inactive-image:事前に定義された URL エイリアスは、非アクティブイメージファイルを指定します。このファイルには、次の権限があります。

    readable

    executable

  • running-config:事前に定義された URL エイリアスは、実行コンフィギュレーション ファイルを指定します。

  • startup-config:事前に定義された URL エイリアスは、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを指定します。このファイルには、次の権限があります。

    readable

  • localization。事前に定義された URL エイリアスは、セカンダリ言語ディクショナリファイルを指定します。これらのファイルには次の権限があります。

    readable

  • logging。事前に定義された URL エイリアスは、Syslog ファイルを指定します。このファイルには、次の権限があります。

    readable

  • mirror-config。事前に定義された URL エイリアスは、ミラー設定ファイルを指定します。このファイルには、次の権限があります。

    readable

例 1。次の例では、IPv4 アドレスを使用して TFTP サーバ上のファイルを指定します。

tftp://1.1.1.1/aaa/dat/file.txt

例 2。次の例では、IPv6 アドレスを使用して TFTP サーバ上のファイルを指定します。

tftp://3000:1:2::11/aaa/dat/file.txt
例 3。次の例では、DNS 名を使用して TFTP サーバ上のファイルを指定します。
tftp://files.export.com/aaa/dat/file.txt

例 4。次の例では、フラッシュ上のファイルを指定します。

flash://aaa/dat/file.txt

例 5。次の例では、現在のディレクトリを使用してファイルを指定します。

./dat/file.txt
dat/file.txt

例 6。次の例では、上位のディレクトリを使用してファイルを指定します。

../dat/file.txt

例 7。次の例では、USB ポートに接続された大容量ストレージ デバイス上のファイルを指定します。

usb://aaa/dat/file.txt

例 8。次の例では、現在のディレクトリを使用して、USB ポートに接続された大容量ストレージ デバイス上のファイルを指定します。

usb:aaa/dat/file.txt
usb:./aaa/dat/file.txt

例 9。次の例では、上位のディレクトリを使用して、USB ポートに接続された大容量ストレージ デバイス上のファイルを指定します。

usb:../aaa/dat/file.txt

システム フラッシュ ファイル

スイッチが使用するシステム ファイルは、flash://system/ ディレクトリにあります。ユーザはシステム ファイルおよびディレクトリを追加、削除、および名前変更できません。ユーザはシステム ディレクトリの下に新しいディレクトリを作成できません。

システム ファイルは、次のグループに分類されます。

  • 内部のシステム ファイル。ファイルは、スイッチ自体によって作成されます。例として、Syslog ファイルを挙げることができます。

  • ユーザによってインストール/アンインストールされたファイル。このグループには次のファイルが含まれます。

    アクティブおよび非アクティブ イメージ

    スタートアップ コンフィギュレーション

    セカンダリ言語辞書

また、次の以前のバージョンからのコマンドも使用できます。

注。工場出荷時のデフォルトにリセットすると、次のファイルを除いて、フラッシュからすべてのファイルが削除されます。

  • active-image

  • inactive-image

  • mirror-config

  • localization

flash://system/ ディレクトリには次のディレクトリが含まれます。

  • flash://system/images/:このディレクトリにはアクティブと非アクティブのイメージファイルが含まれています。

  • flash://system/configuration/:このディレクトリには、スタートアップとミラーのコンフィギュレーション ファイルが含まれています。

  • flash://system/localization/:このディレクトリには、セカンダリ言語ディクショナリファイルが含まれています。

  • flash://system/syslog/:このディレクトリには、syslog ファイルが含まれています。

  • flash://system/applications/:このディレクトリには、スイッチアプリケーションによって管理される内部システムファイルが含まれています。

スタック上のフラッシュ ファイル システム

CLI コマンドは、アクティブユニットのフラッシュにあるファイルにのみアクセスを提供します。スイッチは、アクティブユニットとメンバーユニット間の自動同期を実行します。

  • スタンバイユニットのフラッシュファイルシステムは、アクティブユニットのフラッシュファイルシステムと完全に同期されます。

  • 非スタンバイメンバーユニットのファイルシステムの場合、次のファイルのみが同期されます。

    • アクティブなイメージ ファイル

    • 非アクティブなイメージ ファイル

    • セカンダリ言語ディクショナリファイル

    • その他のすべてのファイルおよびディレクトリは削除されます。

boot config

リロード後にスタートアップ コンフィギュレーションとしてファイルをインストールするには、特権 EXEC モードで boot config コマンドを使用します。スタートアップ コンフィギュレーション ファイルをアンインストールするには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

boot config startup-config-url

boot config running-config

boot config mirror-config

no boot config

パラメータ

  • startup-config-urlファイルの URL。事前に定義された URL は設定できません。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

startup-config-url ファイルからスタートアップ コンフィギュレーションをインストールするには、boot config startup-config-url コマンドを使用します。ファイルは、CLI コマンドを含むテキスト ファイルである必要があります。コマンドは次の処理を実行します。

  • システムのディレクトリ flash://system/configuration/ にファイルをコピーします

  • テキスト形式から内部のバイナリ形式へファイル形式を変換します。

  • 変換後のファイルをスタートアップ コンフィギュレーションとしてインストールします。前のスタートアップ コンフィギュレーション ファイルは削除されます。

  • スタンバイユニットにスタートアップ コンフィギュレーションをインストールします。

実行コンフィギュレーションからスタートアップ コンフィギュレーションをインストールするには、boot config running-config コマンドを使用します。

ミラー コンフィギュレーション ファイルからスタートアップ コンフィギュレーションをインストールするには、boot config mirror-config コマンドを使用します。

スタートアップ コンフィギュレーションをアンインストールするには、no boot config コマンドを使用します。アンインストールされたファイルは削除されます。

例 1。次の例では、TFTP サーバからスタートアップ コンフィギュレーションをインストールします。

switchxxxxxx#  boot config tftp://1.1.1./confiration-files/config-v1.9.dat

例 2。次に、フラッシュからスタートアップ コンフィギュレーションをインストールする例を示します。

switchxxxxxx#  boot config flash://confiration-files/config-v1.9.dat

例 3。次の例では、現在のスタートアップ コンフィギュレーションを設定解除します。

switchxxxxxx#  no boot config

例 4。次の例では、実行コンフィギュレーション ファイルからスタートアップ コンフィギュレーションをインストールします。

switchxxxxxx#  boot config running-config

例 5。次の例では、ミラー コンフィギュレーション ファイルからスタートアップ コンフィギュレーションをインストールします。

switchxxxxxx#  boot config mirror-config

boot localization

ファイルをセカンダリ言語辞書ファイルとしてインストールするには、特権 EXEC モードで boot localization コマンドを使用します。インストールした言語ファイルを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文

boot localization dictionary-url

no boot localization

パラメータ

  • dictionary-url:ファイルの URL。事前に定義された URL は設定できません。

デフォルト設定

デフォルト言語。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

セカンダリ言語ディクショナリを dictionary-url ファイルからインストールするには、boot localization dictionary-url コマンドを使用します。コマンドは次の処理を実行します。

  • システムのディレクトリ flash://system/localization/ にファイルをコピーします

  • インストールしたファイル形式とファイル言語がデバイスでサポートされているかどうかを検証します。ファイルの形式が正しくない場合、またはファイルの言語がデバイスでサポートされていない場合、ファイルはコピーされず、コマンドはエラーで終了します。

  • デバイス上の関連する言語ファイルを、インストールしたファイルに置き換えます。言語ファイルを更新しても、Web GUI ユーザが使用するアクティブなセカンダリ言語は変更されません。

  • 他のすべてのスタックユニットにセカンダリ言語ディクショナリの関連ファイルをインストールします。

セカンダリ言語辞書をアンインストールするには、no boot dictionary コマンドを使用します。アンインストールしたファイルは削除されます。

例 1。次の例では、TFTP サーバからセカンダリ言語辞書ファイルをインストールします。

switchxxxxxx#  boot localization tftp://196.1.1.1/web-dictionaries/germany-dictionary.lang

例 2。次の例では、フラッシュからセカンダリ言語辞書ファイルをインストールします。

switchxxxxxx#  boot localization flash://web-dictionaries/germany-dictionary.lang

boot system

スタートアップ時にスイッチがロードするシステム(アクティブ)イメージをインストールするには、特権 EXEC モードで boot system コマンドを使用します。

構文

boot system image-url

boot system inactive-image

パラメータ

  • image-url:ファイルの URL。事前に定義された URL は設定できません。

デフォルト設定

デフォルトなし。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

image-url ファイルから新しいアクティブ イメージをインストールするには、boot system image-url コマンドを使用します。コマンドは次の処理を実行します。

  • システムのディレクトリ flash://system/image/ にファイルをコピーします

  • その形式を検証します。ファイルが正しいイメージ形式ではない場合、ファイルは削除され、コマンドはエラーで終了します。

  • コピーしたファイルを、スタートアップ時にロードするために使用されるアクティブ イメージとしてインストールします。前のアクティブ イメージ ファイルは、非アクティブ イメージとして保存されます。前の(非アクティブな)イメージは削除されます。

  • すべてのスタック ユニットで新しいアクティブ イメージをインストールします。

非アクティブイメージをアクティブイメージとして、アクティブイメージを非アクティブイメージとして設定するには、boot system inactive-image コマンドを使用します。

コマンドは、すべてのスタック ユニットで非アクティブ イメージをアクティブとしてインストールします。

例 1。次の例では、TFTP サーバから新しいアクティブ イメージを設定します。

switchxxxxxx#  boot system tftp://145.21.2.3/image/image-v1-1.ros

例 2。次の例では、フラッシュから新しいアクティブ イメージを設定します。

switchxxxxxx#  boot system flash://images/image-v1-1.ros

例 3。次の例では、非アクティブ イメージを設定します。

switchxxxxxx#  boot system inactive-image

cd

現在のディレクトリまたはファイル システムを変更するには、ユーザ EXEC モードで cd コマンドを使用します。

構文

cd url

パラメータ

  • url:フラッシュまたは USB のディレクトリを指定します。

デフォルト設定

フラッシュのルート ディレクトリ(flash://

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

使用上のガイドライン

ターミナル セッションが開始されると、セッションの現在のディレクトリが flash:// に設定されます。現在のディレクトリを変更するには、cd コマンドを使用します。

例 1。次の例では、フラッシュで新しい現在のディレクトリを設定します。

switchxxxxxx>  pwd
flash://
switchxxxxxx>  cd date/aaa
switchxxxxxx> pwd
flash://date/aaa

例 2。次の例では、USB で新しい現在のディレクトリを設定します。

switchxxxxxx> pwd
flash://
switchxxxxxx> cd usb://
switchxxxxxx> pwd
usb://

copy

ファイルをコピー元からコピー先にコピーするには、特権 EXEC モードで copy コマンドを使用します。

構文

copy src-url dst-url

*copy {running-config | startup-config} dst-url

copy {running-config | startup-config} dst-url [exclude | include-encrypted | include-plaintext]

copy src-url running-config

copy running-config startup-config

copy tech-support cbd usb://<file-path>

パラメータ

  • src-url:コピー元ファイルの場所の URL。事前に定義された URL エイリアスを設定できます。

  • dst-url:コピー先のファイルまたはディレクトリの URL。事前に定義された URL エイリアスは設定できません。

  • exclude:ファイルは、コピーするファイルのセンシティブ データを含みません。

  • include-encrypted:ファイルは、暗号化された形式でセンシティブ データを含みます。安全性オプションが設定されていない場合、デフォルトではこの安全性オプションが適用されます。

  • include-plaintext:ファイルは、プレーン テキスト形式でセンシティブ データを含みます。

  • tech-support cbd:ソースが Cisco Business Dashboard(CBD)テクニカルサポート情報であることを示します。このソースが選択されている場合、宛先は USB のみです。指定したファイル名に「.zip」サフィックスが含まれていない場合、このサフィックスはコピーされたファイル名に自動的に追加されます(完全なパス長は最大 160 文字)。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

次に関連するガイドラインを示します。

  • 1 つのネットワーク ファイルを、別のネットワーク ファイルにコピーすることはできません。

  • Localization は、事前に定義された src-url または dst-url としてサポートされていません。

  • 任意のファイルをコピーするには、copy src-url dst-url コマンドを使用します。dst-url 引数が既存のフラッシュ ファイルを定義している場合、このファイルに書き込み権限がないとコマンドは失敗します。dst-url 引数がディレクトリ ファイルを定義している場合、ファイルは同じ名前のディレクトリにコピーされます。ファイル形式の検証または変換は行われません。src-url 引数と dst-url 引数がフラッシュ ファイルを定義している場合、dst-url ファイルは src-url ファイルのアクセス権を持ちます。src-url 引数が非フラッシュ ファイルを定義し、dst-url 引数がフラッシュ ファイルを定義している場合、dst-url ファイルは次の権限を持ちます。

    • readable

    • writable

  • 実行コンフィギュレーション ファイルにファイルを追加するには、copy src-url running-config コマンドを使用します。

例 1。次の例では、ファイル file1 を TFTP サーバー 172.16.101.101 から flash://aaa/file1 ファイルへコピーします。

switchxxxxxx# copy tftp://172.16.101.101/file1 flash://aaa/file1

例 2。次の例では、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを tftp://172.16.101.101/config.txt ファイルに保存します。

*switchxxxxxx# copy startup-config tftp://172.16.101.101/config.txt or switchxxxxxx# copy startup-config tftp://172.16.101.101/config.txt include-encrypted

例 3。次の例では、実行コンフィギュレーション ファイルをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

switchxxxxxx# copy running-config startup-config

(注)  


*

show running-config または startup-config の ssd 設定に「file SSD Indicator plaintext」と表示されている場合、コピーされたファイルにはプレーンテキストの機密情報が含まれています。

show running-config または startup-config の ssd 設定に「file SSD Indicator encrypted」と表示されている場合、コピーされたファイルには 暗号化された機密情報が含まれています。

show running-config または startup-config の ssd 設定に「file SSD Indicator exclude」と表示されている場合、コピーされたファイルには機密情報が含まれず、 除外されます。


例 4。次の例では、TFTP サーバに Syslog ファイルをコピーします。

switchxxxxxx# copy logging tftp://1.1.1.1/syslog.txt

例 5。次の例では、USB ポートに接続された大容量ストレージ デバイスからフラッシュにファイルをコピーします。

switchxxxxxx# copy usb://aaa/file1.txt flash://dir1/file2

delete

ローカル ファイルを削除するには、特権 EXEC モードで delete コマンドを使用します。

構文

delete url

delete startup-config

パラメータ

  • url:削除するローカル ファイルのローカル URL を指定します。事前に定義された URL およびネットワーク URL は設定できません。

  • file-name:削除する SNA ユーザファイルの名前を指定します。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

delete url コマンドは、ネットワーク ファイルを削除できません。

スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを削除するには、delete startup-config コマンドを使用します。

例 1。次の例では、フラッシュから「backup/config」というファイルを削除します。

switchxxxxxx# cd flash://backup/
switchxxxxxx# delete aaa.ttt
Delete flash://backup/aaa.ttt? [Y/N]Y

例 2。次の例では、USB ポートに接続された大容量ストレージ デバイスから「aaa/config」というファイルを削除します。

switchxxxxxx# delete usb://aaa/config
Delete usb://aaa/config? [Y/N]Y

dir

ファイルまたはファイル システムのリストを表示するには、ユーザ EXEC モードで dir コマンドを使用します。

構文

dir [url]

パラメータ

  • url:表示するディレクトリのローカル URL を指定します。事前に定義された URL およびネットワーク URL は設定できません。引数を指定しない場合、現在のディレクトリが使用されます。

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

使用上のガイドライン

このコマンドは、ネットワーク ディレクトリには適用できません。

現在のディレクトリを表示するには、dir コマンドを引数なしで使用します。

次の例では、flash://mng/ ディレクトリを表示します。

switchxxxxxx> dir flash://mng/
Permissions
  d-directory
  r-readable
  w-writable
  x-executable
134560K of 520000K are free
Directory of flash://mng/
Permission  File Size     Last Modified      File Name
----------  ---------  --------------------  ------------------
 drw-         4720148  Dec 12 2010 17:49:36  bin
 -r--              60  Dec 12 2011 17:49:36  config-list
 -r--             160  Feb 12 2011 17:49:36  image-list
 -r-x         6520148  Nov 29 2010  7:12:30  image1
 -rw-            2014  Nov 20 2010  9:12:30  data

mkdir

新規ディレクトリを作成するには、特権 EXEC モードで mkdir コマンドを使用します。

構文

mkdir url

パラメータ

  • url:作成したディレクトリの URL を指定します。事前に定義された URL およびネットワーク URL は設定できません。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

mkdir コマンドは、ネットワーク ディレクトリには適用できません。

mkdir コマンドは、flash://system/ ディレクトリにはディレクトリを作成できません。

作成したものを除き、url 引数で定義されているすべてのディレクトリが存在している必要があります。

例 1。次の例では、フラッシュにディレクトリを作成します。

switchxxxxxx# mkdir flash://date/aaa/

例 2。次の例では、USB ポートに接続された大容量ストレージ デバイスにディレクトリを作成します。

switchxxxxxx# mkdir usb://newdir/

more

ファイルの内容を表示するには、ユーザ EXEC モードで more コマンドを使用します。

構文

more url

パラメータ

  • url:表示するファイルのローカル URL または事前に定義されたファイル名を指定します。

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

次の例では、実行コンフィギュレーション ファイルの内容を表示します。

switchxxxxxx> more running-config
no spanning-tree
interface range gi/11-48
speed 1000
exit
no lldp run
line console
exec-timeout 0

pwd

現在のディレクトリを表示するには、ユーザ EXEC モードで pwd コマンドを使用します。

構文

pwd [usb: I flash:]

パラメータ

  • usb::USB ドライバの現在のディレクトリを表示します。

  • flash::フラッシュ ドライバの現在のディレクトリを表示します。

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

使用上のガイドライン

指定されたドライバの現在のディレクトリを表示するには、pwd usb: I flash: コマンドを使用します。

最近 cd コマンドによって設定された現在のディレクトリを表示するには、pwd コマンドを使用します。

次の例では、cd コマンドを使用して現在のディレクトリを変更し、次に pwd コマンドを使用してその現在のディレクトリを表示します。

switchxxxxxx> pwd
flash://
switchxxxxxx> cd date/aaa
switchxxxxxx> pwd
flash://date/aaa

reload

オペレーティング システムをリロードするには、特権 EXEC モードで reload コマンドを使用します。

構文

reload [in [hhh:mm | mmm] | at hh:mm [day month]] | cancel]

reload cancel

パラメータ

  • in hhh:mm | mmm:指定した分数、または時間および分数が経過したときにイメージがリロードされるようにスケジューリングします。リロードは、約 24 日以内に実行する必要があります。

  • at hh:mm:イメージのリロードが(24 時間制で)指定された時間に有効になるようにスケジューリングします。月日を指定すると、指定された日時にリロードが行われるようにスケジュールが設定されます。月日を指定しなかった場合、リロードは当日の指定時刻に行われます(指定時刻が現時刻より後の場合)。または翌日の指定時刻に行われます(指定時刻が現在時刻よりも前の場合)。00:00 を指定すると、深夜 0 時のリロードが設定されます。リロードは、24 時間以内に実行される必要があります。

  • day:1 ~ 31 の範囲で日付を指定します。

  • month:月を指定します。(範囲:Jan ~ Dec)

  • cancel:スケジューリングされているリロードをキャンセルします。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

スイッチをリロードするには、reload コマンドを使用します。

スケジューリングされたスイッチのリロードを指定するには、reload {in hhh:mm | mmm | at hh:mm [day month]} コマンドを使用します。

at キーワードは、スイッチでシステム クロックが設定されている場合にのみ設定できます。

at キーワードを使用してリロード時刻を指定するときに月日を指定した場合は、指定された日時にリロードが実行されます。月日が指定されていない場合は、リロードが(指定された時間が現在の時間よりも遅い場合は)現在の日の指定された時間、または(指定された時間が現在の時間よりも早い場合は)翌日の指定された時間に行われます。00:00 を指定すると、深夜 0 時のリロードが設定されます。リロードは、24 日以内に実行される必要があります。

スケジューリングされたリロードを取り消すには、reload cancel コマンドを使用します。

例 1。次に、スイッチをリロードする例を示します。

switchxxxxxx# reload
This command will reset the whole system and disconnect your current session. Do you want to continue? (Y/N) [Y]

例 2。次に、10 分でイメージをリロードする例を示します。

switchxxxxxx# reload in 10
This command will reset the whole system and disconnect your current session. Reload is scheduled for 11:57:08 UTC Fri Apr 21 2012 (in 10 minutes). Do you want to continue? (Y/N) [Y]

例 3。次に、8 月 24 日 12:10 にイメージをリロードする例を示します。

switchxxxxxx# reload at 12:10 24 Aug
This command will reset the whole system and disconnect your current session. Reload is scheduled for 12:10:00 UTC Sun Aug 24 2014 (in 1 hours and 12 minutes). Do you want to continue ? (Y/N)[N]

例 4。次に、13:00 にイメージをリロードする例を示します。

switchxxxxxx# reload at 13:00 soft
This command will reset the whole system and disconnect your current session. Reload is scheduled for 13:00:00 UTC Fri Apr 21 2012 (in 1 hour and 3 minutes). Do you want to continue? (Y/N) [Y]

例 5。次に、リロードを取り消す例を示します。

switchxxxxxx# reload cancel
Reload cancelled.

rename

ローカル ファイルまたはディレクトリの名前を変更するには、特権 EXEC モードで rename コマンドを使用します。

構文

rename url new-url

パラメータ

  • url:名前を変更するファイルまたはディレクトリの URL を指定します。事前に定義された URL およびネットワーク URL は設定できません。

  • new-url:名前が変更されたファイルまたはディレクトリの新しい URL を指定します。事前に定義された URL およびネットワーク URL は設定できません。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

url および new-url 引数は、同じドライバを指定する必要があります。

このコマンドは、ネットワーク ファイルまたはネットワーク ディレクトリの名前を変更することはできません。

このコマンドは、ファイルまたはディレクトリの名前を flash://system ディレクトリに変更することはできません。

例 1。次に、flash://bin/text1.txt ファイルの名前を flash://archive/text1sav.txt に変更する例を示します。

switchxxxxxx# cd flash://archive
switchxxxxxx# rename flash://bin/text1.txt ./text1sav.txt

例 2。次に、flash://a/b ディレクトリの名前を flash://e/g/h ディレクトリに変更する例を示します。

switchxxxxxx# pwd
flash://a/b/c/d
switchxxxxxx> dir flash://a
Permissions
  • d-directory
  • r-readable
  • w-writable
  • x-executable
134560K of 520000K are free
Directory of flash://a
File Name     Permission  File Size      Last Modified
---------     ----------  ---------   --------------------
b                drw-        472148   Dec 13 2010 15:49:36
switchxxxxxx> dir flash://e/g/h
Permissions
  • d-directory
  • r-readable
  • w-writable
  • x-executable
134560K of 520000K are free
Directory of flash://e/g/h
File Name     Permission  File Size      Last Modified
---------     ----------  ---------   --------------------
switchxxxxxx# rename flash://a/b flash://e/g/h
switchxxxxxx# pwd
flash://e/g/h/c/d
switchxxxxxx> dir flash://a
Permissions
  • d-directory
  • r-readable
  • w-writable
  • x-executable
134560K of 520000K are free
Directory of flash://mng/
File Name     Permission  File Size      Last Modified
---------     ----------  ---------   --------------------
switchxxxxxx> dir flash://e/g/h
Permissions
  • d-directory
  • r-readable
  • w-writable
  • x-executable
134560K of 520000K are free
Directory of flash://e/g/h
File Name     Permission  File Size      Last Modified
---------     ----------  ---------   --------------------
c                drw-        720148   Dec 12 2010 17:49:36

rmdir

ローカル ディレクトリを削除するには、特権 EXEC モードで rmdir コマンドを使用します。

構文

rmdir url

パラメータ

  • url:削除するファイルまたはディレクトリの URL を指定します。事前に定義された URL およびネットワーク URL は設定できません。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

空のディレクトリのみが削除できます。

このコマンドは、ネットワーク ディレクトリを削除できません。

このコマンドは、flash://system ディレクトリ内のディレクトリを削除できません。

例 1。次の例では、フラッシュから「backup/config」というディレクトリを削除します。

switchxxxxxx# rmdir flash://backup/config/
Remove flash://backup/config? [Y/N]Y

例 2。次の例では、USB ポートに接続された大容量ストレージ デバイスから「aaa/config」というディレクトリを削除します。

switchxxxxxx# rmdir usb://aaa/config/
Remove directory usb://aaa/config? [Y/N]Y

service mirror-configuration

ミラー コンフィギュレーション サービスを有効にするには、service mirror-configuration グローバル コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。このサービスを無効にするには、no service mirror-configuration コマンドを使用します。

構文

service mirror-configuration

no service mirror-configuration

パラメータ

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

デフォルト設定

デフォルト設定では、ミラー コンフィギュレーション サービスは有効になっています。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション モード

使用上のガイドライン

ミラー設定サービスは、最後の既知の安定した設定(24 時間変更されていないスタートアップ コンフィギュレーション)のコピーを自動的に保持します。

このサービスを無効にすると、ミラー設定ファイルが削除されます。

例 1:次の例は、ミラー設定サービスを無効にします。

switchxxxxxx(config)# no service mirror-configuration

This operation will delete the mirror-config file if exists. Do you want to continue? (Y/N) [N]

例 2:次の例では、ミラー コンフィギュレーション サービスを有効にしています。

switchxxxxxx(config)# service mirror-configuration

サービスが有効になりました。

show bootvar / show version

スタートアップ時にデバイスによってロードされたアクティブなシステム イメージ ファイルを表示し、またスイッチをリブート後にロードされるシステム イメージ ファイルを表示するには、ユーザ EXEC モードで show bootvar または show version コマンドを使用します。

構文

show bootvar

show version

パラメータ

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

使用上のガイドライン

Show bootvarshow version コマンドには同じ機能があります。

例 1。次の例では、リロード後のコマンドの出力例を示します。

switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 23FA000012857D8855AABC7577AB5562
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
Inactive-image: flash://system/images/image_v12-01.ros
  Version: 12.01
  MD5 Digest: 3FA000012857D8855AABC7577AB8999
  Date: 04-Feb-2001
  Time: 11:13:17

例 2。この例では、boot system tftp://1.1.1.1/image_v14-01.ros コマンドの適用後に、非アクティブを継続します。

switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
  Inactive after reboot
Inactive-image: flash://system/images/image_v14-01.ros
  Version: 14.01
  MD5 Digest: 23FA000012857D8855AABC7577AB5562
  Date: 24-Jul-2014
  Time: 23:11:17
  Active after reboot

例 3。この例では、システムリロード後に、非アクティブを継続します。

switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v14-01.ros
  Version: 14.01
  MD5 Digest: 23FA000012857D8855AABC7577AB5562
  Date: 24-Jul-2014
  Time: 23:11:17
Inactive-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07

例 4。この例では、boot system inactive-image コマンドの適用後に、非アクティブを継続します。

switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v14-01.ros
  Version: 14.01
  MD5 Digest: 23FA000012857D8855AABC7577AB5562
  Date: 24-Jul-2014
  Time: 23:11:17
  Inactive after reboot
Inactive-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
Active after reboot

例 5。この例では、システムリロード後に、非アクティブを継続します。

switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
Inactive-image: flash://system/images/_image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07

例 7。次の例では、boot system コマンドを 2 回適用した後のコマンド出力例を示します。

switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
Inactive-image: flash://system/images/image_v12-01.ros
  Version: 12.01
  MD5 Digest: 3FA000012857D8855AABC7577AB8999
  Date: 04-Feb-2001
  Time: 11:13:17
switchxxxxxx# boot system tftp://1.1.1.1/image_v14-01.ros
switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
  Inactive after reboot
Inactive-image: flash://system/images/image_v14-01.ros
  Version: 14.01
  MD5 Digest: 23FA000012857D8855AABC7577AB5562
  Date: 24-Jul-2014
  Time: 23:11:17
  Active after reboot
switchxxxxxx# boot system tftp://1.1.1.1/image_v14-04.ros
switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
  Inactive after reboot
Inactive-image: flash://system/images/image_v14-04.ros
  Version: 14.01
  MD5 Digest: 23FA000012857D8855AABC7577AB5562
  Date: 24-Jul-2014
  Time: 23:11:17
  Active after reboot

例 8。次の例では、boot system tftp://1.1.1.1/image_v14-01.ros コマンドと boot system inactive-image コマンドを適用した後のコマンド出力例を示します。

switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
Inactive-image: flash://system/images/image_v12-01.ros
  Version: 12.01
  MD5 Digest: 3FA000012857D8855AABC7577AB8999
  Date: 04-Feb-2001
  Time: 11:13:17
switchxxxxxx# boot system tftp://1.1.1.1/image_v14-01.ros
switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
  Inactive after reboot
Inactive-image: flash://system/images/image_v14-01.ros
  Version: 14.01
  MD5 Digest: 23FA000012857D8855AABC7577AB5562
  Date: 24-Jul-2014
  Time: 23:11:17
  Active after reboot
switchxxxxxx# boot system inactive-image
switchxxxxxx# show bootvar
Active-image: flash://system/images/image_v12-03.ros
  Version: 12.03
  MD5 Digest: 63FA000012857D8855AABEA7451265456
  Date: 04-Jul-2014
  Time: 15:03:07
Inactive-image: flash://system/images/image_v14-01.ros
  Version: 14.01
  MD5 Digest: 23FA000012857D8855AABC7577AB5562
  Date: 24-Jul-2014
  Time: 23:11:17

show mirror-configuration service

ミラー設定サービスのステータスを表示するには、ユーザ EXEC モードで show mirror-configuration service コマンドを使用します。

構文

show mirror-configuration service

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

次の例では、ミラー コンフィギュレーション サービスのステータスを表示しています。

switchxxxxxx# show mirror-configuration service
Mirror-configuration service is enabled

show reload

スイッチのリロードのステータスを表示するには、ユーザ EXEC モードで show reload コマンドを使用します。

構文

show reload

パラメータ

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド モード

ユーザ EXEC モード

使用上のガイドライン

show reload コマンドを使用すると保留中のイメージのリロードを表示できます。

例 1。次の例では、スケジュール済みリロードが設定されているときの情報を表示します。

switchxxxxxx> show reload
Image reload scheduled for 00:00:00 UTC Sat April 20 (in 3 hours and 12 minutes)

例 2。次の例では、スケジュール済みリロードが設定されていないときの情報を表示します。

switchxxxxxx> show reload
No scheduled reload

show running-config

現在の実行コンフィギュレーション ファイルの内容を表示するには、特権 EXEC モードで show running-config コマンドを使用します。

show running-config [interface interface-id-list | detailed | brief]

パラメータ

  • interface interface-id-list:インターフェイス ID のリストを指定します。インターフェイス ID には次のタイプのいずれかを指定できます:イーサネット ポート、ポート チャネルまたは VLAN。

  • detailed:SSL キーと SSH キー、および証明書を含む設定を表示します。

  • brief:SSL キーと SSH キー、および証明書なしで設定を表示します。

デフォルト設定

すべてのインターフェイスが表示されます。detailed または brief キーワードが指定されていない場合、brief キーワードが適用されます。

コマンド モード

特権 EXEC モード

次の例では、実行コンフィギュレーション ファイルの内容を表示しています。

switchxxxxxx# show running-config
config-file-header
AA307-02
v1.2.5.76 / R750_NIK_1_2_584_002
CLI v1.0
file SSD indicator encrypted
@
ssd-control-start
ssd config
ssd file passphrase control unrestricted
no ssd file integrity control
ssd-control-end cb0a3fdb1f3a1af4e4430033719968c0
!
unit-type unit 1 network te uplink none
unit-type unit 2 network te uplink none
unit-type unit 3 network te uplink none
unit-type unit 4 network te uplink none
unit-type-control-end
!
no spanning-tree
interface range gi1/0/1-4
speed 1000
exit
no lldp run
interface vlan 1
ip address 1.1.1.1 255.0.0.0
exit
line console
exec-timeout 0
exit
switchxxxxxx# 

show startup-config

スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの内容を表示するには、特権 EXEC モードで show startup-config コマンドを使用します。

構文

show startup-config [interface interface-id-list]

パラメータ

  • interface interface-id-list:インターフェイス ID のリストを指定します。インターフェイス ID には次のタイプのいずれかを指定できます:イーサネット ポート、ポート チャネルまたは VLAN。

コマンド モード

特権 EXEC モード

次の例では、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの内容を表示します。

switchxxxxxx# show startup-config
config-file-header
AA307-02
v1.2.5.76 / R750_NIK_1_2_584_002
CLI v1.0
file SSD indicator encrypted
@
ssd-control-start
ssd config
ssd file passphrase control unrestricted
no ssd file integrity control
ssd-control-end cb0a3fdb1f3a1af4e4430033719968c0
!
no spanning-tree
interface range gi1/0/1-4
speed 1000
exit
no lldp run
interface vlan 1
ip address 1.1.1.1 255.0.0.0
exit
line console
exec-timeout 0
exit
switchxxxxxx#

write

実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存するには、特権 EXEC モードで write コマンドを使用します。

構文

write

write memory

パラメータ

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド モード

特権 EXEC モード

使用上のガイドライン

実行コンフィギュレーション ファイルをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存するには write コマンドまたは write memory コマンドを使用します。

次の例では、write コマンドを使用して startup-config ファイルを running-config ファイルで上書きする方法を示します。

switchxxxxxx# write
Overwrite file [startup-config] ?[Yes/press any key for no]....15-Sep-2010 11:27
:48 %COPY-I-FILECPY: Files Copy - source URL running-config destination URL flash://startup-config
15-Sep-2010 11:27:50 %COPY-N-TRAP: The copy operation was completed successfully
Copy succeeded