EoMPLS の前提条件
EoMPLS を設定する前に、ネットワークが次のように設定されていることを確認してください。
• PE ルータが IP を通して相互に到達できるように、コアに IP ルーティングを設定します。
• PE ルータ間に ラベル スイッチド パス(LSP)が存在するように、コアに MPLS を設定します。
EoMPLS の制約事項
• Cisco IOS Release 15.1SY の EoMPLS の場合、トンネル入口ではロードバランスは行われません。複数の IGP パスを使用できる場合でも、Interior Gateway Protocol(IGP)パスは 1 つだけ選択されますが、MPLS コアではロードバランスを使用できます。
• 受信された最大のレイヤ 2 パケットを伝達できるように、エンドポイント間のすべての中間リンクの最大伝送単位(MTU)を設定する必要があります。
• EoMPLS は、IEEE 802.1Q 標準に準拠する VLAN パケットをサポートします。802.1Q 仕様は、イーサネット フレームに VLAN メンバーシップ情報を挿入する標準方式を確立します。
• QoS がレイヤ 2 ポートでイネーブルの場合、802.1Q P ビットまたは IP precedence ビットのいずれかを、信頼できる設定を使用して保護できます。ただし、デフォルトでは、保護されていないビットは保護されたビットの値によって上書きされます。たとえば、P ビットが保護されている場合、IP precedence ビットは P ビットの値で上書きされます。IP precedence ビットを維持するには、no platform qos rewrite ip dscp コマンドを使用します。no platform qos rewrite ip dscp コマンドは、MPLS および MPLS VPN 機能と互換性がありません。
• プライベート VLAN では、EoMPLS がサポートされません。
• EoMPLS でトランクを使用する場合は、次の制約事項が適用されます。
– EoMPLS クラウドでイーサネット スパニングツリー ブリッジ プロトコル データ ユニット(BPDU)をサポートするには、MPLS VLAN 上のイーサネットのスパニングツリーをディセーブルにする必要があります。このようにすると、EoMPLS VLAN のカスタマー スイッチへの伝送経路がトランクに限定されます。このようにしないと、BPDU は EoMPLS クラウドに転送されません。
– トランクのネイティブ VLAN を EoMPLS VLAN として設定しないでください。
• Cisco IOS Release 15.1SY では、すべてのプロトコル(CDP、VTP、BPDU など)は無条件に MPLS クラウドでトンネリングされます。
• インターフェイス間には一意の VLAN が必要です。異なるインターフェイスで同じ VLAN ID は使用できません。
• PE から PE へのラベル スイッチド パス(LSP)を確保するには、ルーティング テーブルおよび CEF テーブル内の EoMPLS トンネル宛先ルートが /32 アドレス(マスクが 255.255.255.255 であるホスト アドレス)でなければなりません。
• 特定の EoMPLS 接続では、入力 PE の入力 EoMPLS インターフェイスおよび出力 PE の出力 EoMPLS インターフェイスを、dot1Q カプセル化が設定されたサブインターフェイスにする必要があります。このようにしないと、どちらもサブインターフェイスになりません。
• MPLS ネットワークに接続された発信インターフェイスがレイヤ 2 カードのポートである場合、802.1Q-in-802.1Q over EoMPLS がサポートされます。
• MPLS ネットワークに接続された出力インターフェイスがレイヤ 2 LAN ポート(PFC ベース EoMPLS と呼ばれるモード)である場合、EoMPLS トラフィックのシェーピングはサポートされません。
• PFC に基づいた EoMPLS では、宛先 MAC アドレスがローカルまたはリモート セグメント上にあるかどうかを判別するためのレイヤ 2 検索を実行しません。また、レイヤ 2 アドレス学習も実行しません(従来の LAN ブリッジングが実行します)。
• AToM 制御ワードはサポートされていません。
• ハードウェアレベルの巡回冗長検査(CRC)エラー、フレーミング エラー、およびラント パケットを含むイーサネット パケットは、入力時に廃棄されます。
• VLAN ベース EoMPLS はサブインターフェイスで設定する必要があります。
• ポートベース EoMPLS および VLAN ベース EoMPLS は相互に排他的です。メイン インターフェイスでポートツーポート トランスポートをイネーブルにした場合は、サブインターフェイスでのコマンド入力も不可能になります。
• レイヤ 3 VLAN インターフェイスでは EoMPLS がサポートされません。
• ポイントツーポイント EoMPLS は、物理インターフェイスおよびサブインターフェイスと連携します。
EoMPLS について
• 「AToM の概要」
• 「EoMPLS の概要」
AToM の概要
Any Transport over MPLS(AToM)は MPLS バックボーン上でレイヤ 2 パケットを転送します。AToM はエッジ ルータ間で転送されたラベル配布プロトコル(LDP)セッションを使用して、接続の設定およびメンテナンスを行います。2 つのレベルのラベルを使用して、エッジ ルータ間でスイッチングを行うと、転送が生じます。外部ラベル(トンネル ラベル)は、MPLS バックボーンを介して入力 PE から出力 PE にパケットをルーティングします。VC ラベルは、トンネル エンドポイント(出力 PE の特定の出力インターフェイスおよびイーサネット フレームの VLAN ID)で接続を判別する逆多重化ラベルです。
EoMPLS の概要
EoMPLS は AToM トランスポート タイプの 1 つです。EoMPLS は MPLS パケットに Ethernet PDU をカプセル化し、MPLS ネットワーク上で転送することにより機能します。各 PDU は単一パケットとして転送されます。Cisco IOS Release 15.1SY は、次の 2 つの EoMPLS モードをサポートしています。
• VLAN モード:MPLS ネットワーク上の単一 VC を介して、送信元 802.1Q VLAN から宛先 802.1Q VLAN にイーサネット トラフィックを転送します。VLAN モードは、デフォルトとして VC タイプ 5(dot1q タグなし)を使用します。リモート PE がサブインターフェイス(VLAN)ベース EoMPLS に対して VC タイプ 5 をサポートしない場合は、VC タイプ 4(トランスポート dot1 タグ)を使用します。
• ポート モード:ポートのすべてのトラフィックが MPLS ネットワーク上の単一 VC を共有できるようにします。ポート モードは VC タイプ 5 を使用します。
(注) VLAN モードおよびポート モードのどちらの場合も、ループバック インターフェイスを使用しない限り、Cisco IOS Release 15.1SY の EoMPLS は、インターフェイス間におけるパケットのローカル スイッチングを許可しません。
LAN ポートはレイヤ 2 トラフィックを受信し、ラベルをインポーズし、フレームを MPLS コアにスイッチングできます。
EoMPLS の設定方法
• 「VLAN ベース EoMPLS の設定」
• 「ポートベース EoMPLS の設定」
VLAN ベース EoMPLS の設定
VLAN ベース EoMPLS を設定する場合、PE ルータで次の作業を行ってください。
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ステップ 1 |
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
Router(config)# interface gigabitethernet slot/interface.subinterface |
ギガビット イーサネット サブインターフェイスを指定します。隣接 CE ルータのサブインターフェイスがこの PE ルータと同じ VLAN 上にあることを確認します。 |
ステップ 3 |
Router(config-if)# encapsulation dot1q vlan_id |
サブインターフェイスでの 802.1Q VLAN パケットの受信をイネーブルにします。 • Ethernet over MPLS が稼働している CE ルータと PE ルータ間のサブインターフェイスは、同じサブネット内になければなりません。 • その他のすべてのサブインターフェイスおよびバックボーン ルータは、同じサブネット内になくてもかまいません。 |
ステップ 4 |
Router(config-if)# xconnect peer_router_id vcid encapsulation mpls
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接続回線を疑似接続 VC にバインドします。このコマンドの構文は、その他のレイヤ 2 トランスポートの場合と同じです。 |
次に、VLAN ベース EoMPLS の設定例を示します。
interface GigabitEthernet7/4.2
xconnect 13.13.13.13 3 encapsulation mpls
(注) IP アドレスは CE デバイスのサブインターフェイスに設定されます。
MPLS トンネルを介したレイヤ 2 VLAN トランスポートの設定を確認および表示するには、次の作業を行います。
• VLAN ごとに VLAN 名、ステータス、ポートを 1 行で表示するには、show vlan brief コマンドを使用します。
---- -------------------------------- --------- -------------------------
1002 fddi-default act/unsup
1003 token-ring-default act/unsup
1004 fddinet-default act/unsup
1005 trnet-default act/unsup
• PE ルータ エンドポイントが相互に検出されたことを確認するには、show mpls ldp discovery コマンドを使用します。PE ルータが別の PE ルータから LDP の hello メッセージを受信した場合、そのルータおよび指定されたラベル スペースは「検出された」と見なされます。
Router# show mpls ldp discovery
GE-WAN3/3 (ldp): xmit/recv
13.13.13.13 -> 11.11.11.11 (ldp): active/passive, xmit/recv
• ラベル配布セッションが確立されたことを確認するには、show mpls ldp neighbor コマンドを使用します。出力の 3 行めは、LDP セッションのステートが動作可能であり、メッセージが送受信中であることを示します。
Router# show mpls ldp neighbor
Peer LDP Ident: 12.12.12.12:0; Local LDP Ident 13.13.13.13:0
TCP connection: 12.12.12.12.646 - 13.13.13.13.11010
State: Oper; Msgs sent/rcvd: 1649/1640; Downstream
GE-WAN3/3, Src IP addr: 34.0.0.2
Addresses bound to peer LDP Ident:
23.2.1.14 37.0.0.2 12.12.12.12 34.0.0.2
Peer LDP Ident: 11.11.11.11:0; Local LDP Ident 13.13.13.13:0
TCP connection: 11.11.11.11.646 - 13.13.13.13.11013
State: Oper; Msgs sent/rcvd: 1650/1653; Downstream
Targeted Hello 13.13.13.13 -> 11.11.11.11, active, passive
Addresses bound to peer LDP Ident:
11.11.11.11 37.0.0.1 23.2.1.13
• ラベル転送テーブルが正しく構築されたことを確認するには、show mpls forwarding-table コマンドを入力して、リモート PE のラベルが学習されたこと、およびこのラベルが正しいインターフェイスから正しいネクスト ホップに送信されていることを確認します。
Router# show mpls forwarding-table
Local Outgoing Prefix Bytes tag Outgoing Next Hop
tag tag or VC or Tunnel Id switched interface
16 Untagged 223.255.254.254/32 \
20 Untagged l2ckt(2) 133093 Vl2 point2point
21 Untagged l2ckt(3) 185497 Vl3 point2point
24 Pop tag 37.0.0.0/8 0 GE3/3 34.0.0.2
25 17 11.11.11.11/32 0 GE3/3 34.0.0.2
26 Pop tag 12.12.12.12/32 0 GE3/3 34.0.0.2
出力では次のデータが表示されます。
– Local tag:現在のルータによって割り当てられたラベル
– Outgoing tag or VC:ネクスト ホップによって割り当てられたラベル
– Prefix or Tunnel Id:このラベルが付加されたパケットの送信先アドレスまたはトンネル
– Bytes tag switched:この着信ラベルによってスイッチングされるバイト数
– Outgoing interface:このラベルが付加されたパケットが送信されるときに経由するインターフェイス
– Next Hop:発信ラベルに割り当てられたネイバーの IP アドレス
• 現在ルーティング中の VC のステートを表示するには、show mpls l2transport vc コマンドを入力します。
Router# show mpls l2transport vc
Local intf Local circuit Dest address VC ID Status
------------- -------------------- --------------- ---------- ----------
Vl2 Eth VLAN 2 11.11.11.11 2 UP
Vl3 Eth VLAN 3 11.11.11.11 3 UP
各 VC の詳細情報を表示するには、detail キーワードを追加します。
Router# show mpls l2transport vc detail
Local interface: Vl2 up, line protocol up, Eth VLAN 2 up
Destination address: 11.11.11.11, VC ID: 2, VC status: up
Tunnel label: 17, next hop 34.0.0.2
Output interface: GE3/3, imposed label stack {17 18}
Create time: 01:24:44, last status change time: 00:10:55
Signaling protocol: LDP, peer 11.11.11.11:0 up
MPLS VC labels: local 20, remote 18
Group ID: local 71, remote 89
MTU: local 1500, remote 1500
Remote interface description:
Sequencing: receive disabled, send disabled
packet totals: receive 1009, send 1019
byte totals: receive 133093, send 138089
packet drops: receive 0, send 0
Local interface: Vl3 up, line protocol up, Eth VLAN 3 up
Destination address: 11.11.11.11, VC ID: 3, VC status: up
Tunnel label: 17, next hop 34.0.0.2
Output interface: GE3/3, imposed label stack {17 19}
Create time: 01:24:38, last status change time: 00:10:55
Signaling protocol: LDP, peer 11.11.11.11:0 up
MPLS VC labels: local 21, remote 19
Group ID: local 72, remote 90
MTU: local 1500, remote 1500
Remote interface description:
Sequencing: receive disabled, send disabled
packet totals: receive 1406, send 1414
byte totals: receive 185497, send 191917
packet drops: receive 0, send 0
ポートベース EoMPLS の設定
Cisco IOS Release 15.1SY の EoMPLS による 802.1Q-in-802.1Q トラフィックおよびイーサネット トラフィックをサポートするには、次の作業を行って、ポートベースの EoMPLS を設定します。
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ステップ 1 |
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
Router(config)# interface gigabitethernet slot/interface |
ギガビット イーサネット インターフェイスを指定します。隣接 CE ルータのインターフェイスがこの PE ルータと同じ VLAN 上にあることを確認します。 |
ステップ 3 |
Router(config-if)# xconnect peer_router_id vcid encapsulation mpls
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接続回線を疑似接続 VC にバインドします。このコマンドの構文は、その他のレイヤ 2 トランスポートの場合と同じです。 |
次に、ポートベース設定の例を示します。
Router# show mpls l2transport vc
Local intf Local circuit Dest address VC ID Status
------------- -------------------- --------------- ---------- ----------
Gi8/48 Ethernet 75.0.78.1 1 UP
Gi7/11.2000 Eth VLAN 2000 75.0.78.1 2000 UP
Router# show run interface gigabitethernet 8/48
Building configuration...
Current configuration : 86 bytes
interface GigabitEthernet8/48
xconnect 75.0.78.1 1 encapsulation mpls
Router# show run interface gigabitethernet 7/11
Building configuration...
Current configuration : 118 bytes
interface GigabitEthernet7/11
description Traffic-Generator
logging event link-status
Router# show run int gigabitethernet 7/11.2000
Building configuration...
Current configuration : 112 bytes
interface GigabitEthernet7/11.2000
xconnect 75.0.78.1 2000 encapsulation mpls
Router# show mpls l2transport vc 1 detail
Local interface: Gi7/47 up, line protocol up, Ethernet up
Destination address: 75.0.80.1, VC ID: 1, VC status: up
Tunnel label: 5704, next hop 75.0.83.1
Output interface: Te8/3, imposed label stack {5704 10038}
Create time: 00:30:33, last status change time: 00:00:43
Signaling protocol: LDP, peer 75.0.80.1:0 up
MPLS VC labels: local 10579, remote 10038
Group ID: local 155, remote 116
MTU: local 1500, remote 1500
Remote interface description:
Sequencing: receive disabled, send disabled
packet totals: receive 26, send 0
byte totals: receive 13546, send 0
packet drops: receive 0, send 0
VC タイプを表示するには、次を実行します。
Router# remote command switch show mpls l2transport vc 1 de
Local interface: GigabitEthernet7/47, Ethernet
Destination address: 75.0.80.1, VC ID: 1
VC status: receive UP, send DOWN
VC type: receive 5, send 5
Tunnel label: not ready, destination not in LFIB
Output interface: unknown, imposed label stack {}
MPLS VC label: local 10579, remote 10038
packet totals: receive: 0 send: 0
byte totals: receive: 0 send: 0
packet drops: receive: 0 send: 0
MPLS トンネルを介したレイヤ 2 VLAN トランスポートの設定を確認および表示するには、次の作業を行います。
• VLAN ごとに VLAN 名、ステータス、ポートを 1 行で表示するには、show vlan brief コマンドを使用します。
---- -------------------------------- --------- -------------------------------
1002 fddi-default act/unsup
1003 token-ring-default act/unsup
1004 fddinet-default act/unsup
1005 trnet-default act/unsup
• PE ルータ エンドポイントが相互に検出されたことを確認するには、show mpls ldp discovery コマンドを使用します。PE ルータが別の PE ルータから LDP の Hello メッセージを受信した場合、そのルータおよび指定されたラベル スペースは「検出された」と見なされます。
Router# show mpls ldp discovery
GE-WAN3/3 (ldp): xmit/recv
13.13.13.13 -> 11.11.11.11 (ldp): active/passive, xmit/recv
• ラベル配布セッションが確立されたことを確認するには、show mpls ldp neighbor コマンドを使用します。出力の 3 行めは、LDP セッションのステートが動作可能であり、メッセージが送受信中であることを示します。
Router# show mpls ldp neighbor
Peer LDP Ident: 12.12.12.12:0; Local LDP Ident 13.13.13.13:0
TCP connection: 12.12.12.12.646 - 13.13.13.13.11010
State: Oper; Msgs sent/rcvd: 1715/1706; Downstream
GE-WAN3/3, Src IP addr: 34.0.0.2
Addresses bound to peer LDP Ident:
23.2.1.14 37.0.0.2 12.12.12.12 34.0.0.2
Peer LDP Ident: 11.11.11.11:0; Local LDP Ident 13.13.13.13:0
TCP connection: 11.11.11.11.646 - 13.13.13.13.11013
State: Oper; Msgs sent/rcvd: 1724/1730; Downstream
Targeted Hello 13.13.13.13 -> 11.11.11.11, active, passive
Addresses bound to peer LDP Ident:
11.11.11.11 37.0.0.1 23.2.1.13
• ラベル転送テーブルが正しく構築されたことを確認するには、show mpls forwarding-table コマンドを使用します。
Router# show mpls forwarding-table
Local Outgoing Prefix Bytes tag Outgoing Next Hop
tag tag or VC or Tunnel Id switched interface
16 Untagged 223.255.254.254/32 \
20 Untagged l2ckt(2) 55146580 Vl2 point2point
24 Pop tag 37.0.0.0/8 0 GE3/3 34.0.0.2
25 17 11.11.11.11/32 0 GE3/3 34.0.0.2
26 Pop tag 12.12.12.12/32 0 GE3/3 34.0.0.2
• 出力には、次のデータが表示されます。
– Local tag:現在のルータによって割り当てられたラベル
– Outgoing tag or VC:ネクスト ホップによって割り当てられたラベル
– Prefix or Tunnel Id:このラベルが付加されたパケットの送信先アドレスまたはトンネル
– Bytes tag switched:この着信ラベルによってスイッチングされるバイト数
– Outgoing interface:このラベルが付加されたパケットが送信されるときに経由するインターフェイス
– Next Hop:発信ラベルに割り当てられたネイバーの IP アドレス
• 現在ルーティング中の VC のステートを表示するには、show mpls l2transport vc コマンドを入力します。
Router# show mpls l2transport vc
Local intf Local circuit Dest address VC ID Status
------------- -------------------- --------------- ---------- ----------
Vl2 Eth VLAN 2 11.11.11.11 2 UP
ヒント Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチの詳細(設定例およびトラブルシューティング情報を含む)については、次のページに示されるドキュメントを参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/switches/ps708/tsd_products_support_series_home.html
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