レポートの生成と管理

概要

レポートには、レポート定義 (データベースクエリ) によって返されたデータが表示されます。このデータは、データベース クエリから抽出され、さまざまな レポート ビュー - グリッド、グラフとして - 表示できます。

[レポート作成者のユーザの役割(Report Designer User Role)] を持っているユーザは、レポート をクリックして、[利用可能なレポート(Available Reports)] ページを開くことができます。


(注)  


レポート インターフェイスでのアクションはすべて、ユーザ ロールと、レポートやフォルダに対するユーザのオブジェクト権限に基づいて実行されます。


レポートの作成または編集の詳細については、レポートの作成 を参照してください。

ストック レポート

シスコは、 Unified Intelligence Centerで使用する在庫レポートテンプレートを提供しています。Cisco.com から在庫レポートをダウンロードできます。ストック レポート テンプレートには、Webex CCE データベースに保存されているデータが表示されます。

Unified Intelligence Center をインストールした後、インポート機能を使用してストック テンプレートをインポートし、ビジネス要件に合わせてストック レポートをカスタマイズすることができます。インポートしたストックテンプレートは、名前を付けて保存オプションとカスタマイズ。

ストック レポートには、デフォルトのグリッド ビューが 1 つあります。一部のストック レポートにはグラフ ビューもあります。


(注)  


ストック レポート テンプレートのローカライズはサポートされていません。


利用可能な在庫レポートテンプレートは次のとおりです。

  • 監査証跡 - Unified Intelligence Center サーバのエンティティに対して実行された作成、更新、変更、および削除に関連したトランザクションの一連の監査記録を確認できます。

    デフォルトでは、[システム管理者(System Administrators)] 以外、このレポートにアクセスすることはできません。[システム管理者(System Administrators)] は、他の Unified Intelligence Center ユーザに権限を与えれば、このレポートを使用できます。

  • グループアクセスの詳細ダッシュボード、レポート、その他のリソースなどの Unified Intelligence Center リソースを使用するグループのアクセス権を表示します。

  • リソースの所有権とアクセスダッシュボード、レポート、その他のエンティティなどの Unified Intelligence Center リソースを使用するユーザのアクセス権と、ユーザの所有権に関する情報を表示します。

  • ユーザの監査ログログに記録されたユーザの詳細(名前と役割)、イベントの詳細、更新された列、ユーザの詳細、およびその他の変更された詳細などのユーザの監査ログデータを表示します。

詳細については、実行モードで [?] アイコン(テンプレートヘルプ)をクリックします。

レポート処理

次の表に、レポートから実行できるさまざまなアクションを示します。


(注)  


一度に最大 10 個のタブを開くことができます。


表 1. レポート処理
操作 説明

レポートレベルのアクション

新規

レポート

選択したフォルダで新規レポートを作成します。

(注)  

 

Stock フォルダ内でレポートを作成することはできません。レポートは Stock フォルダにのみインポートできます。レポートを編集またはカスタマイズするには、レポートを複製し、複製されたバージョンを編集します。

フォルダ

フォルダの新規作成。この機能を使用して、レポートを分類します。

(注)  

 

フォルダを別の場所に移動または保存すると、無効なフォルダを含むすべてのフォルダがドロップダウンリストに表示されます。編集権限でサブフォルダを移動することができます。

(注)  

 

Stock フォルダ内にフォルダを作成することはできません。

ツールバーアクション

更新(Refresh)

レポート ページを更新します。

すべてのフォルダ レベル(ルート、サブフォルダ、およびレポート)に適用されます。

お気に入り

レポートに簡単にアクセスするには、レポートをお気に入りにタグ付けします。

お気に入りに追加するレポート名の横にあるスターアイコンをクリックします。

検索 

特定のレポートを検索します。

インポート

レポートのインポート。

レポートをインポートするには、レポートデザイナ、レポート定義デザイナ、および値リストコレクションデザイナの各ロールと、インポート先の対象フォルダの編集権限が必要です。

詳細は、 レポートのインポートを参照してください。

(注)  

 

すべてのフォルダ レベル(ルート、サブカテゴリ、およびレポート)に適用されます。

省略記号(...)アクション

編集(Edit)

レポートの詳細を編集します。編集モードでは、レポートの詳細、ビューとしきい値、およびフィルタを追加、変更、および削除できます。

レポートを編集したら、完了をクリックします。

(注)  

 

株価レポートは編集できません。

名前を付けて保存

別の名前を付けて、レポートのコピーを保存します。

(注)  

 
  • 既定では、レポートユーザには、レポートのルートフォルダーにサブフォルダーを作成する権限がありません。権限を取得するには、管理者に連絡してください。

  • あなたは名前を付けて保存アクションで、コンテンツ(レポートまたはフォルダ)を Stock フォルダとそのサブフォルダに移動することはできません。

(注)  

 
レポートの説明では、次の特殊文字はサポートされていません。
  • カッコ (( ))

  • 山カッコ(<,>)

  • スラッシュ(/)

  • 疑問符(?)

  • クォート (")

  • スクリプト; JavaScript

レポート定義をクローン

保存されているリポートに関連付けられたレポート定義のコピーを作成したい場合:

  1. レポート定義のクローン作成チェックボックスをクリックします。

  2. 新しいレポート定義名を入力しレポート定義の場所を選択します。

  3. [保存] をクリックします。

    新しいレポートは、クローンされたレポート定義に関連付けられます。

名前の変更

フォルダまたはレポートの名前を変更します。

(注)  

 

ストック フォルダまたはストック レポートの名前は変更できません。

(注)  

 

ルート レベル フォルダに適用されます。

移動

1つのフォルダから別のフォルダにレポートまたはフォルダを移動します。

(注)  

 
  • レポートまたは移動するフォルダの親フォルダの編集権限がある場合にのみ、レポートまたはフォルダを移動することができます。

  • ストックフォルダ(およびそのサブフォルダ)内のカスタムフォルダまたはレポートを他の場所に移動することはできません。

デフォルトフィルタの設定

レポートフィルタの作成。

詳細は、 レポートのフィルターを参照してください。

(注)  

 

レポート実行モード中に、デフォルトとして設定チェックボックスをフィルタを選択ダイアログボックスでチェックすることで、デフォルトのフィルタを設定することもできます。

ヘルプの追加

レポートテンプレートのヘルプページをホストします。詳細は、テンプレートの追加ヘルプを参照してください。

削除

フォルダまたはレポートを削除します。

(注)  

 
  • レポートまたは削除するフォルダの親フォルダの編集権限がある場合にのみ、レポートまたはフォルダを削除することができます。

  • ストックフォルダは削除できません。ストックレポートは削除することができます。

権限

ダッシュボードにアクセスして管理するための適切な権限を割り当てます。

グループ - レポートのビューそして編集権限を与えます。

  • セキュリティ管理者は、これらの権限をさまざまなグループに付与できます。

  • エンティティ所有者は、直接関連付けられているグループにこれらのアクセス許可を与えることができます。

ユーザー - レポートのビューそして編集権限をさまざまなユーザーに割り当てます。セキュリティ管理者のみに適用されます。

(注)  

 
  • 個々のユーザまたはユーザグループからのより高いアクセス許可(表示と編集)が優先されます。

  • 最初の 200 レコード(アルファベット順)のみがメンバーまたはグループパネル。さらにレコードを表示するには、設定 > グループ

  • アクセス許可を変更してから、グループそしてユーザ変更を保存するか破棄するかを尋ねるプロンプトが表示されます。

固定リンク

レポートのパーマリンクを表示します。詳細は、次を参照してください。レポートのパーマリンク

(注)  

 

永続的ハイパーリンクは Web ブラウザからのみアクセスできます。

エクスポート

カスタムレポートまたはレポートフォルダをエクスポートします。レポートおよびレポートフォルダは、ZIP ファイル形式でエクスポートされます。レポートまたはレポートフォルダをエクスポートするには、REPORT DESIGNER ロールが必要です。詳細は、次を参照してください。レポートとフォルダのエクスポート

テンプレート ヘルプの追加

各 Cisco Unified Intelligence Center レポートに個別のヘルプファイルを設定できます。ヘルプ ページは別の場所に保存して、レポートをそこにポイントすることも、ヘルプページをレポートと一緒にアップロードすることもできます。

このヘルプコンテンツはレポートに固有のもので、次の説明を含みます。

  • レポートの使用方法

  • フィールドの説明

  • フィールド間の関係の詳細

  • レポートデータの解釈方法

  • その他のレポート関連情報

zip ファイルのみをアップロードできます。ZIP ファイルには複数の HTML ファイルを含めることができます。HTML ページのコンテンツは、画像を含むリッチ テキストに対応します。


(注)  


ヘルプ ファイルでは、ビデオやその他のインタラクティブ コンテンツはサポートされません。クロスサイトスクリプティング (XSS) などのセキュリティリスクを防ぐには、アップロードする HTML ファイルに有害なスクリプトが含まれていないことを確認してください。


レポート用のヘルプ ページを設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

左側のナビゲーション パネルで、レポートをクリックします。

ステップ 2

ヘルプページを作成するレポート行の横にある省略記号のアイコン(...)をクリックし、ヘルプを追加します をクリックします。

ステップ 3

ヘルプを追加ダイアログボックスで、

  • 外部ヘルプページをレポートのヘルプとして設定する場合は、URL オプションを選択し、外部 URL の場所を入力します。

  • ヘルプファイルをアップロードする場合は、ファイルを選ぶ オプションを選択してブラウズ をクリックし(HTML ファイルで)ZIP ファイルをアップロードする。

ステップ 4

ファイルをアップロードしたら、保存する をクリックします。

(注)  

 
レポートを実行するときは、レポートツールバーの「?」アイコンをクリックして設定されたヘルプファイルを表示します。

レポート フィルタ

フィルタのタイプ

Unified Intelligence Center のレポート フィルタを使用して、表示するデータを選択します。フィルタを定義し、レポートに表示するデータをフィルタ処理できます。[フィルタ(Filter)] ページを表示する方法は 2 つあります。

  • レポートの生成前:レポートの作成時に、アクション > デフォルトフィルタの定義オプションを利用して、デフォルトのフィルタ値を絞り込むことができます。

  • レポートの生成後:フィルタ アイコンを使用してフィルタ値を絞り込むことができます。


    (注)  


    レポートフィルタ選択中に、レポートデザイナでレポートの処理中にフィルタをスキップするチェックボックスが選択されている場合は、フィルタを表示できません。


Cisco Unified Intelligence Center 次のタイプのレポートフィルタをサポートしています。

  • 日付と時刻

  • キー基準

  • フィールド フィルタ

  • パラメータ

フィルタパラメータは、選択したクエリタイプに基づいて、そのレポートのレポート定義に基づいて表示されます。

表 2. [Filter] タブ

レポート定義クエリタイプ

適用可能なフィルタタブ

データベース クエリ

日付&時間、キーの基準、フィールドフィルタ

ライブデータまたはリアルタイムストリーミング

キーの基準、フィールドフィルタ

匿名ブロック

パラメータ

ストアド プロシージャ

パラメータ

日付と時刻


(注)  


  • Cisco Unified Intelligence Center ブラウザのロケールを使用して、フィルタページの日付と時間形式を表示します。もし Cisco Unified Intelligence Centerブラウザのロケール言語をサポートしていない場合は、Cisco Unified Intelligence Centerアプリケーションで選択されたロケールが使用されます。


レポート用の日時フィルタを設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

レポートを作成したら、アクション省略記号からデフォルトフィルタの設定をクリックします。

ステップ 2

日付時刻フィルターウィザードで、期間そして時間範囲オプションを選択します。

  • 日付範囲および 時間範囲フィルタで使用できるオプションは、事前に定義されています。

  • カスタムオプションの選択を使用すると、期間そして時間範囲詳細をカスタマイズできます。

    時間間隔が 1 日を超える場合にのみ、曜日([日]> [カスタム])を選択できます。

    クエリタイプの匿名ブロックに基づくレポートの場合、曜日を選択することはできません。詳細は、次を参照してください。Cisco Unified Intelligence Center レポートカスタマイズガイドhttps://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-intelligence-center/products-user-guide-list.html

ステップ 3

レポート実行中にフィルタ選択をスキップする場合は、レポートの実行中にフィルタをスキップする チェックボックスをオンにします。

(注)  

 

フィルタを選択ダイアログボックス(レポート実行モード)で、デフォルトとして設定チェックボックスをオンにすると、レポートフィルタがデフォルトとして設定されます。

ステップ 4

[次へ(Next)]をクリックします。


キー基準

フィルタの キー基準フィールド タブを使用して、値リストまたはコレクションを選択します。コレクションとは、事前設定された値のグループです。


(注)  


キー基準フィールドは事前定義されたフィルタです。[レポート定義(Report Definitions)] で定義されていると、フィルタ画面に表示されます。

キー基準フィルタを設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

レポートを作成したら、アクション省略記号からデフォルトフィルタの設定をクリックします。

ステップ 2

の中に日付時刻フィルターウィザードで、期間そして時間範囲オプションとクリック

ステップ 3

主要な基準 フィルタウィザードで、利用可能選択ボックスからコレクションまたは値を選択します。

ステップ 4

矢印を使用して、選択したコレクションまたは値を選択された選択ボックスに移動します。

ステップ 5

複数のコレクションや値を選択することもできます。

ステップ 6

[次へ(Next)]をクリックします。


フィールド フィルタ

フィールドフィルタ タブを使用して、レポート内の任意のフィールドをフィルタできます。選択したフィールドタイプ(日付、数字/小数、ブール、または文字列)に基づいて、使用できる演算子は異なります。たとえば、キュー内の 2 分を超えるコールをフィルタしたり、または保留状態のすべてのエージェントをフィルタしたりして、あまり重要でない情報を表示しないようにできます。


(注)  


レポートでフィールドフィルタを設定できます。
  • SQL クエリベースのレポートの場合のみ。

  • テキスト、日付、ブール値、または小数フィールドをフィルタリングする。


フィールドフィルタを設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

レポートを作成したら、アクション省略記号からデフォルトフィルタの設定をクリックします。

ステップ 2

の中に日付時刻フィルターウィザードで、期間そして時間範囲オプションとクリック

ステップ 3

主要な基準 フィルタウィザードで、利用可能選択ボックスからコレクションまたは値を選択し、次へ をクリックします。

ステップ 4

[フィールドフィルタ] ウィザードで、以下の基準に従ってフィルタを選択します。

フィルタ条件/演算子は、選択したフィールドタイプ(日付、数値/小数、ブール値、または文字列)に依存します。

  • [日付(Date)]の場合、日付範囲フィルタで使用できるオプションは事前に定義されています。[日付範囲(Date Rage)] ドロップダウン リストを使用して、[カスタム(Custom)]、[今日(Today)]、[前日(Yesterday)]、[今週(This Week)]、[前週(Last Week)]、[今月(This Month)]、[前月(Last Month)]、[年度累計(Year to Date)]、または [前年(Last Year)] のいずれかを選択します。

    [カスタム(Custom)] を選択した場合のみ、カレンダー、時間範囲、および曜日をカスタマイズできます。

  • [10進数(DECIMAL)]の場合、[次の値と等しい(Equal To)]、[次の値と等しくない(Not Equal To)]、[次の値より小さい(Less Than)]、[次の値以下(Less Than or Equal To)]、または [次の値より大きい(Greater Than)] から演算子を選択して、値を入力します。たとえば、演算子 [次の値より大きい(Greater Than)] を選択して、値に「16.5」を入力します。

  • [文字列(String)]の場合は、[次の値と等しい(Equal To)]、[次の値と等しくない(Not Equal To)]、[一致(Matches)] から演算子を選択してフィルタリングし、文字列の値を入力します。たとえば、演算子として [一致(Matches)] を選択し、値として Team Green を入力します。

    • 演算子として [一致(Matches)] を選択した場合は、文字列フィールドと照合する SQL パターンを指定する必要があります。文字列の先頭と末尾に、ワイルド カード文字 % が自動的に付加されます。文字列の間で SQL のワイルド カード パターンを使用することもできます。

    • フィルタのフィールドが 値リスト に関連付けられている場合、任意の値を指定するか、リスト内の 1 つ、すべて、またはいくつかの項目を [選択済み(Selected)] カラムへ移動してフィルタします。

    (注)  

     

    一致 (Matches) 演算子のみを使用して、レポートデータレコードを先頭または末尾のスペースでフィルター処理します。統一されたインテリジェンスセンターが SQL クエリを実行する前にフィルタ基準をトリムし、一致する結果をフェッチしないシナリオでは同等演算子または等しくない演算子を使用しないでください。

  • ブール の場合、オペレータリストから True または False を選択します。

ステップ 5

[演算子] ドロップダウン リストを使用して、条件を選択します。

(注)  

 

[一致(Matches)]演算子を選択した場合は、いずれかの Microsoft SQL ワイルドカード パターンを使用してデータをフィルタ処理できます。ワイルドカード文字の % が、データのフィルタ処理に使用されるすべての文字列の先頭と末尾に追加されます。

ステップ 6

[値(Value)] フィールドに、フィールド内のデータのフィルタ処理の基準となる値を入力します。

ステップ 7

[実行(Run)] をクリックします。


レポート タイプ

クエリ タイプに基づいた 3 種類のレポートがあります。

  • 履歴レポート

  • リアルタイム レポート

  • ライブ データ レポート

レポートの構成要素

これらのレポートは、次のコンポーネントで構成されています。

  • データ ソース

    データ ソースは、レポートのデータを含むソースを定義します。Unified Intelligence Center は、3 種類のデータベース、Microsoft SQL Server、IBM Informix、および Streamingをサポートしています。データ ソースは自動的に設定されている必要があります。自動的に設定されない場合は、管理者に連絡し、適切なデータ ソースを設定してください。


    (注)  


    追加のデータソースはサポートされていません。


  • レポート定義

    各レポートには、レポート定義があります。これは、各レポート テンプレートに対し、データがどのようにデータ ソースから取得されるかを表します。データがどのように取得されるか(シンプルな MS SQL クエリ、ストアド プロシージャ クエリ、リアルタイム ストリーミング、または匿名ブロック クエリ)を指定する以外にも、レポート定義には、取得されたデータセットも含まれます。これには、フィールド、フィルタ、数式、更新間隔、およびレポートのキー基準フィールドが含まれます。

  • レポート

    レポートには、レポート定義によって返されたデータが表示されます。このデータはデータベース クエリによって抽出されます。

  • タイムゾーンの変換

    タイムゾーン変換は、ユーザとデータソースのタイムゾーンが異なる場合に発生します。

    データベースクエリレポートの夏時間の考慮事項:レポートがフィルタリングされたときのタイムゾーン変換では、日付範囲の開始時の夏時間オフセットが考慮されます。フィルターの日付と時間の範囲の間のどこかに夏時間の変更が発生した場合、ユーザとデータソースが異なるタイムゾーンにある場合、タイムゾーンのオフセットは正しく計算されません。この場合、夏時間の変更の前後に別々のレポート呼び出しを実行するように、時間フィルタを分割する必要があります。


    (注)  


    夏時間のオフセットは、最新のシステムタイムゾーンライブラリに依存します。



    (注)  


    サマータイム開始日または終了日(データが録音されたとき)は、SQL データベースのタイムゾーン値の変更によって、(レポート出力)で追加の行を作成します。これは、任意のテンプレートレポート、またこれらのテンプレートレポートで使用する任意のクエリの種類 (匿名ブロック、データベースクエリ、保存済みの処理、リアルタイムストリーミング) にも適用されます。SQL でタイムゾーン値が変更されていることを確認するには、[レポートサマリ] ページの [レポートのオプション] アイコンを使用して、AW ノードの SQL コマンドを実行してタイムゾーンの変更を検証します。


    例 1:

    ユーザタイムゾーン:オーストラリア/シドニー

    データソースのタイムゾーン:America / New_York

    夏時間の変更:2013-10-06 のシドニー+1 時間 02:00 DST +1 時間はニューヨークでは既にオンになっています

    ユーザが選択したフィルタ:2013-10-06〜2013-10-06、12:00 am〜11:59 pm

    データソースのタイムゾーンで作成されたクエリ:2013-10-05 10:00:00 am〜2013-10-06 09:59:59 am

    ユーザのタイムゾーンに表示されるレポート:2013-10-06 12:00 am〜2013-10-07 12:59 am

    この場合、レポートでは、シドニー夏時間が日付範囲の開始時にオフになり日付範囲の終了時にオンになるため、1時間余分に表示されます。

    例 2:

    ユーザタイムゾーン:オーストラリア/シドニー

    データソースのタイムゾーン:America / New_York

    夏時間の変更:2013-10-06 のシドニー+1 時間 02:00 DST +1 時間はニューヨークでは既にオンになっています

    選択したフィルタ:2013-10-06〜2013-10-10、03:00 am〜11:59 pm

    データソースのタイムゾーンで作成されたクエリ:2013-10-05 12:00:00 pm〜2013-10-06 08:59:59 am

    ユーザのタイムゾーンに表示されるレポート:2013-10-06 03:00 am〜2013-10-06 11:59 pm

    この場合、日付範囲の間に夏時間の変更がないので、変換は予想どおりに行われます。

    例 3:

    ユーザタイムゾーン:America / New_York

    データソースのタイムゾーン: IST

    夏時間の変更:2013-03-03 02:00 a.m。で+1 時間 DST、ニューヨークで 2013-11-03 02:00 a.m.でオフになります。IST の夏時間の変更はありません。

    ユーザが選択したフィルタ:2013-11-03〜2013-11-03、01:30 am to 05:30 pm

    データソースのタイムゾーンで作成されたクエリ:2013-11-03 11:00:00 am〜2013-11-03 02:59:59 am

    ユーザのタイムゾーンに表示されるレポート:2013-11-03 01:30 am to 2013-11-03 04:30 pm

    この場合、レポートには、ニューヨークの夏時間が日付範囲の開始時にオンになり、日付範囲の最後にオフになるため、1 時間少ないデータが表示されます。

  • レポート ビュー

    レポートは(グリッドおよびチャートなどの)さまざまな形式で表示できます。各ビューに、独自のフィールド セットを設定できます。1 つのレポートに複数のビューを追加できます。

  • レポートのヘルプ

    レポート専用のヘルプ ページに接続できます。詳細は、テンプレートの追加ヘルプを参照してください。

履歴レポートおよびリアルタイム レポート

履歴レポート(Historical report):履歴データ ソースからデータを取得します。レポートには、デフォルトでは 15 分の更新間隔で間隔データが入力されます。履歴レポートには最大 8000 行の上限があります。

リアルタイム レポート(Real-time report):リアルタイムのデータ ソースからデータを取得します。レポートには、デフォルトでは 15 秒の更新間隔で間隔データが入力されます。リアルタイム レポートには最大 3000 行の上限があります。

Cisco Unified Intelligence Center の履歴およびリアルタイム レポートの実行時に、次の操作を行うことができます。

  • レポート内のデータへのフィルタ適用

  • グリッドからゲージまたは円グラフへのレポート ビューの変更


    (注)  


    事前に定義されたグリッド ビュー、ゲージ ビュー、またはチャート ビューのいずれかを選択できます。

    ビューの作成/編集の詳細については、レポートビューを参照してください。


  • レポートの変更

ライブ データ レポート

ライブ データ レポートでは、ストリーミング データ ソースが使用されます。ライブ データ では、グリッド ビューのみがサポートされます。


(注)  


ライブ データ レポートは、システム時刻の変更に対して自動的に応答しません。サーバまたはクライアントの時間が変更または調整された場合は、期間フィールドの値が正確に表示されるようにレポートを更新する必要があります。たとえば、夏時間(DST)の変更中は、アクティブなライブ データ レポートには、期間フィールドに正しい値が表示されません。ライブ データ レポートをリフレッシュして更新する必要があります。


レポートの管理

レポートの作成

レポート インターフェイスでのすべての操作は、レポートとカテゴリに対するユーザの役割とオブジェクト権限に基づきます。


(注)  


デフォルトでは、レポート設定ユーザには [レポート] の下にサブフォルダを作成する権限がありません。管理者がサブフォルダを作成し、アクセスを付与する必要があります。


新しいレポートを作成するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

左側のナビゲーション ペインで、レポートをクリックします。

ステップ 2

レポートを作成するフォルダに移動します。

ステップ 3

レポートツールバーから、新しい > 報告書をクリックします。

既存のレポートを編集するには、レポートに移動し、レポートの側の楕円形アイコンをクリックして、[編集] を選択します。

ステップ 4

新しいレポート作成 ウィンドウに、レポートおよび説明を入力します。

(注)  

 

レポートの名前は Cisco Unified Intelligence Center 内で固有の名前にする必要があります。

ステップ 5

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 6

基本的な詳細 タブで、レポートの詳細を入力または選択します。

(注)  

 

矢印を使用して、適切なレポート定義を選択します。

ステップ 7

[次へ(Next)]をクリックします。

ステップ 8

ビューの管理 タブで、レポートビューを作成して をクリックします。

詳細については、レポートビューを参照してください。

ステップ 9

しきい値 タブで、レポートのしきい値を作成して完了をクリックします。

詳細については、レポートしきい値を参照してください。

新しく作成されたレポートは、レポートページに一覧されます。

レポート ビュー

レポートビューには 2 種類のタイプがあります。

  • グリッド ビュー

  • [チャート ビュー]


(注)  


手動で作成されたレポートビューのいずれかに現在関連付けられているレポート定義フィールドは削除しないでください。削除した場合は、手動で作成したすべてのレポートビューのデータフィールドを再適用してレポートを保存する必要があります。

デフォルトのグリッドビューの場合、削除されたフィールドは、[データフィールド] リストから自動的に削除され、[選択されたフィールド] リストの他のフィールドは保持されます。したがって、レポートを保存するための追加アクションは必要ありません。


グリッド ビューの作成

グリッドはデータを行と列の表形式で表します。デフォルトでは、すべての Cisco ストック レポートにグリッド ビューがあります。カスタム レポートの場合、デフォルト グリッドは、レポート定義の SQL クエリから作成されます。


(注)  


グループ化およびフォントサイズはライブ データ レポートではサポートされていません。

グリッドビューは、レポートを作成または編集するときに作成できます。

グリッドビューを作成するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

レポートの作成または編集。

ステップ 2

レポートの詳細をベーシック詳細画面に入力し、次へをクリックします。

ビューの管理画面にデフォルトのグリッド表示が表示されます。

(注)  

 

Report Permalink にアクセスするには、レポートの作成が完了した後でなければなりません。レポートパーマリンクを使用すると、他のユーザとレポートを共有したり、他のユーザのレポートを表示することができます。詳細は、次を参照してください。レポートのパーマリンク

ステップ 3

デフォルトのビューを編集することができます(アクション 列> ビューを編集)をクリックするか、新規作成 > グリッドビュー で新しいグリッドビューを作成します。

グリッドビューの編集 または 新しいグリッドビュー 画面は編集または作成の選択に応じて表示されます。

ステップ 4

および説明を、それぞれのフィールドに入力します。

(注)  

 

グリッド表示 に許可される最大長:50 文字。

ステップ 5

フォント 選択ボックスで、リストからフォントサイズを選択しグリッドサイズを表示できます。

ステップ 6

矢印ボタンを使用して、利用可能値リストボックスからフィールドを選択し、選択されたフィールドリストに移動します。

ステップ 7

次の機能を使用して、グリッドビューの表示を改善できます。

  • ヘッダ - この機能を使用して、選択したフィールドにヘッダーを追加(+)または削除(-)します。これは、フィールドセットの分類に役立ちます。

    (注)  

     

    空のヘッダーを含むビューは保存できません。

  • 編集 アイコン-選択した値のリストボックスで、編集アイコンをクリック(フィールド値にカーソルを移動)して、選択したフィールドの表示名 そして列幅 を編集し、完了 をクリックします。

    (注)  

     

    ヘッダーフィールドについては、表示名のみ編集できます。

  • フィールドでグリッドをソートする -フィールドでグリッドをソートする チェックボックスを選択して、選択したレポート列を上昇または 降順 順にソートします。このチェックボックスをオンにすると、ドロップダウンリストに選択された値リストボックスからの値が入力されます。並べ替える値は 1 つだけ選択できます。

ステップ 8

[保存(Save)] をクリックします。

レポートビュー画面が表示されます。

ステップ 9

[終了(Finish)]をクリックします。


グラフ ビューの作成

Cisco Unified Intelligence Center 次のチャートタイプをサポートしています。

  • 棒グラフ - 棒グラフは非連続のイベントを表します。傾向よりイベント間の差異を表現するのに向いています。棒グラフは垂直方向に配置され、水平に積み重ねたり、上下に積み重ねたりすることができます。

  • 円グラフ - 円グラフでは、全体に対する比率として量を表します。円全体がデータの 100% を表し、各数量は適切なサイズの一片として表現されます。円グラフには 10 進数/数字のフィールドしかありません。円グラフの区分の最大数は 50 です。データセットおよびグラフ エディタ選択で 50 個を超えるウィジェットを持つ円グラフが作成された場合は、エラーが表示されます。

    ドーナツチャートは、円グラフの別の表示表現です。

  • 棒グラフ - 棒グラフは、非連続性のイベントを表し、傾向ではなくイベント間の差異を示します。棒グラフは縦方向にも横方向にも表示できます。また、縦に積み上げたり、横方向に集めて並べたりすることも可能です。

  • ダイヤルゲージ/数値 - ゲージチャートは、定義されたしきい値に従ってレポート結果のダイヤル表示を表示します。

    数値チャートは、定義されたしきい値に従って強調表示された数値形式でレポート結果を表示します。

  • 折れ線グラフ - 折れ線グラフは、連続する数量の共通の目盛りに対する経時的な変化を表します。折れ線グラフを使用して傾向を表示します。


(注)  


  • ライブ データ レポートは、グラフ ビューをサポートしていません。

  • キリル文字では、垂直方向のグラフの場合、[横軸(Horizontal Axis)] フィールドのデータ ラベルがまったく表示されないか、文字化けすることがあります。これは既知の制限です。したがって、キリル文字の場合は、水平方向のチャートを使用します。


グラフビューを作成するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

レポートの作成または編集。

ステップ 2

レポートの詳細をベーシック詳細画面に入力し、次へをクリックします。

ビューの管理画面にデフォルトのグリッド表示が表示されます。

(注)  

 

Report Permalink にアクセスするには、レポートの作成が完了した後でなければなりません。レポートパーマリンクを使用すると、他のユーザとレポートを共有したり、他のユーザのレポートを表示することができます。詳細は、次を参照してください。レポートのパーマリンク

ステップ 3

新規作成 > グラフビュー をクリックします。

ステップ 4

新しいグラフビューを作成する 画面で、必要なチャートタイプをクリックします。詳細は、次を参照してください。グラフの種類

ステップ 5

チャート情報を入力します。説明次にをクリックします。

(注)  

 

チャート表示 に許可される最大長:50 文字。

デカルト型グラフ(棒グラフ、列グラフ、および線グラフ)の場合は、グループデータデータをグループ化するためのチェックボックス:

  • フィールド別 - グラフを作成するには、このオプションを選択します。縦軸は、行または列のチャートにフッターの数式が設定されたフィールドを示し、棒グラフのフッターの数式は横軸に表示されます。

  • ラベルフィールド別 - グラフを作成するには、このオプションを選択します。縦軸には、線グラフまたは円グラフの 10 進データ型のフィールドが表示されます。棒グラフでは、横軸に 10 進数のフィールドが表示されます。

(注)  

 

円グラフの場合は、ラベルフィールド別グループデータ

ステップ 6

データフィールドを追加する 画面で、ドロップダウンリストから ラベルフィールド を選択し、リストボックスから データフィールド を選択して をクリックします。

ステップ 7

プレビューとフォーマット 画面で、選択したチャートタイプに基づいて適切な情報を入力または選択します。

詳細は、次を参照してください。グラフの種類

(注)  

 
次のデータフィールドでは、列の種類(積み重ねられたおよびグループ化された)機能は使用できません。
  • 日時 

  • Boolean

ステップ 8

[保存(Save)] をクリックします。


グラフの種類

チャート タイプ

グラフ情報

データフィールドの追加

プレビューとフォーマット

バー

ゲージ/数値

不可

(注)  

 
ゲージチャートを設定するには、レポート定義にフッターが設定された小数点以下のフィールドが少なくとも 1 つ必要です。

はい

ダイヤルゲージ/数値のグラフビューを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 範囲を入力してください。既定では、 最小 は 0、 最大 は 100 です。

  2. ゾーンを定義します。

    チャートの値が定義されたしきい値のいずれかに入っている場合、

    • ゲージポインタは、しきい値内の対応する色セットを指し示します。

    • 数値テキストは、しきい値内の対応する色セットに表示されます。

  3. [保存(Save)] をクリックします。

はい

はい

(注)  

 
円グラフを設定するには、レポート定義に 10 進数フィールドを少なくとも 1 つ設定する必要があります。

このレポートの表示タイプとして、パイ または ドーナツ を選択できます。

レポートしきい値

フィールド値がしきい値条件を満たす場合、表示するフィールドのしきい値インジケータを設定できます。このリリースでは、[しきい値 (threshold color)] の色選択に使用されるカラーパレットではない 9 色になっています。しきい値インジケータは、グリッド およびチャート > ゲージ タイプのビューにのみ設定できます。

チャート > ゲージ ビューのフィールドにしきい値インジケータを設定するには、グラフビューの作成を参照してください。

グリッド ビューのフィールドにしきい値インジケータを設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

ビューの管理画面から、レポートビューを追加した後、次へをクリックします。

しきい値 画面が表示されます。

ステップ 2

しきい値を設定するビューを選択し、フィールド名を 新しいしきい値を作成するリストから選択します。

選択したフィールド名の新しいパネルが表示され、画面がリフレッシュされます。

ステップ 3

フィールド演算子を選択し、演算子リストから条件を設定します。

演算子

説明

一致

マッチオペレータは正規表現を受け入れます。

正規表現では次のものはサポートされていないことに注意してください。

  • フラグ(i、g、m、n、y)、OR / AND これらのフラグの任意の組み合わせ。

  • 先頭と末尾のスラッシュ(/)。

例:

  • 有効なパターン→\ w + \ s

  • パターンが無効です → /\w+\s/g

    (前後にスラッシュ(/)および「g」フラグが含まれているため。)

文字列フィールド。常に、等しい、等しくない

小数フィールド、[常に次の値]、[等しい]、[等しくない]、[次の値より大きい]、[次の値より小さい]、[次の値以上]、[次の値以下]、および、[次の値との間] です。

レポート定義で、任意のフィールドに%形式が定義されている場合は、そのフィールドのしきい値を設定するときに、パーセント値の 10 進形式を入力して、レポートに条件を表示するようにしてください。

次に例を示します。

レポート定義で、フィールド「SL」に対して%フォーマットが定義されている場合、(サービスレベル)を選択し、このフィールドに「赤」を示すしきい値を適用する場合は、SL が 60%未満の場合は、次のように設定します。

  1. SL フィールドのしきい値を定義します。

  2. オペレータ を未満に設定します。

  3. パーセント値を 0.60 として入力します。

  4. 塗りつぶしなしドロップダウンで「赤」を選択します。

  5. [完了(Done)]をクリックします。

ステップ 4

塗りつぶしなし からオプションを選択してしきい値フィールドを編集します。

(注)  

 

同じフィールドまたは異なるフィールドに条件を設定できます。

  • 同じフィールド上の条件:同じフィールド上のしきい値と条件。

  • 異なるフィールドの条件:異なるフィールドの条件に基づいて、フィールドのしきい値。

  • 同じフィールド上の複数条件:異なるフィールド上の条件に基づいてフィールドにしきい値を適用します。

既存のレポートの場合は、前述の手順を実行してしきい値を追加します。

(注)  

 
しきい値設定は、フィールドの最大 30 のしきい値をサポートします。

すでに実行されたレポートから既存のしきい値を編集するには、レポートオプションをクリックしてしきい値の管理を選択します。

ステップ 5

しきい値条件に一致する場合に表示されるフィールドのテキストをフォーマットします。次のオプションを使用します。

  • テキストボールド - このチェックボックスを選択すると、レポートフィールドが太字で強調表示されます。

  • テキスト/背景色 - フィールドのテキスト/背景色のドロップダウンから色を選択します。

  • 代替テキスト:しきい値条件に一致する場合にフィールドのテキストを文字列で置換するには、新しい文字列を入力します。

    • 代替テキストとして html ハイパーリンクを追加する構文:<a href=https://www.cisco.com target=_blank>cisco</a>

    • 空のスペースをテキスト置換として追加する構文:&nbsp;

  • 画像の場所(Image Location):しきい値条件に一致する場合にテキストを画像に置換するには、画像のパスを入力します。

    (注)  

     

    統一されたインテリジェンスセンターサーバからアクセス可能なイメージ URL のみをサポートします。イメージに使用可能な最大サイズ制限は 5 MB です。

ステップ 6

[完了(Done)]をクリックします。

ステップ 7

[終了(Finish)]をクリックします。


レポートの実行

レポートアクション - 実行モード

次の表に、レポートの実行時に実行できるすべてのメニュー項目とアクションを示します。

表 3. レポート処理
操作 説明
レポートオプション

ビューの編集

ビュー編集 ダイアログボックスを表示する。現在のレポートビューを変更して、完了 をクリックして変更されたビューを直ちに表示する。

ビューに名前を付けて保存

既存のレポートビューをクローンします。ビューを保存ダイアログボックスで、複製されたビューの名前と説明を入力し、保存する をクリックします。レポート ページが更新され、複製されたビューで表示されます。

グラフビューの作成

実行するレポートに対して、 編集 権限がある場合、グラフビューを直接作成することができます。チャート ビューを作成すると、新しく作成されたチャート ビューでレポート ページが更新され、ビュー リストに表示されます。

(注)  

 

この機能は、ライブデータレポートでは無効です。

詳細は、次を参照してください。グラフビューを作成します

グループ化

現在のビュー(列)のグループ化設定を追加/削除/更新します。Cisco Unified Intelligence Center のグリッドレポートは、最大 3 つのレベルのグループ化をサポートします。

日付または日付時刻データ型を使用して列をグループ化する場合は、レコードを日単位/週単位/月単位でグループ化できます。

詳細については、グループごと を参照してください。

しきい値の管理

フィールド値がしきい値条件を満たす場合に表示するフィールドのしきい値インジケータを設定します。しきい値インジケータは、グリッド タイプおよびゲージ タイプのビューにのみ設定できます。

詳細は、 レポートのしきい値を参照してください。

SQL

このレポートの実行に使用される SQL コードを表示します。

エクスポート

実行済みのグリッドレポートのデータを .xlsx 形式でローカルディスクにエクスポートします。

(注)  

 
  • レポートを Excel ファイル形式でエクスポートして、そのエクスポートしたレポートを読み取る場合は、クライアントシステムのロケールがブラウザーのロケールと一致している必要があります (レポートをエクスポートした場合)。

  • レポート ビューアでレポートをエクセルにエクスポートした場合、DECIMAL データタイプのカスタムフォーマットは適用されません。

  • レポートは、事前に定義された日時の形式で構成されています。レポートを Microsoft Excel にエクスポートする場合、事前に定義された日時の形式が 5 つしかサポートされません。サポートされる形式は次のとおりです。

    • yy/mm/dd

    • mmm-yy

    • h:mm AM/PM

    • h:mm:ss AM/PM

    • mm/dd/yyyy hh:mm:ss

    Excel でサポートされていない日時形式のレポートをエクスポートした場合、デフォルトでは Excel の全般形式が適用されます。

[レポート(Report)] メニュー

レポートの出力または停止

レポートを実行または一時停止する場合にクリックします。

(注)  

 

レポートの実行は 3 分後にタイムアウトします。フィルタを変更してレポートに戻り、問題が解決しない場合は、管理者に問い合わせてください。

レポートの印刷

デフォルトプリンタを使用してレポートを印刷します。

(注)  

 

チャートビューのレポートは、印刷用の A3 サイズの用紙で横長モードのみをサポートします。

フィルタの管理

フィルタを選択ダイアログボックスを表示して、このレポートのフィルタ条件を変更します。

詳細は、 レポートのフィルターを参照してください。

更新(Refresh)

レポート ページを更新します。

フィルタ情報の表示

レポートのフィルター情報を表示します。

オンライン ヘルプ

設定済のテンプレートヘルプを表示します。レポートのテンプレートヘルプは、レポートページ> ヘルプを追加します

詳細は、テンプレートの追加ヘルプを参照してください。

しきい値のみ

このトグルボタンを有効にすると、しきい値が一致する行のみがレポートに表示されます。

デフォルトでは、すべてのレポートでこのチェックボックスはオフになっています。

(注)  

 

このボタンは、グループ化されたビューでは無効になっています。

グループ化(Group By)

実行されるレポートの グループ化 オプションを使用して、現在のビューのグループ化設定を追加/削除/更新します。Cisco Unified Intelligence Center のグリッドレポートは、最大 3 つのレベルのグループ化をサポートします。

日付または日時データ型の列をグループ化している場合、日単位/週単位/月単位でレコードをグループ化できます。


(注)  


  • ライブ データ レポートはグループ化をサポートしていません。

  • グループ化されたフィールドを非表示にすることはできません。


レポート データをグループ化するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

実行されたレポートから、レポートオプションアイコンをクリックして、グループ化するオプションを選択します。

ステップ 2

グループ化する ダイアログボックスで、レポートにグループ化したい レベル数 を指定します。

選択されたレベルの数に応じて、レベル、グループ化されたバイヤー、サブグループ、および展開された列の表示が有効になります。

Cisco Unified Intelligence Center のグリッドレポートは、最大 3 つのレベルのグループ化をサポートします。

ステップ 3

レポートデータを特定の列の値でグループ化するには、必要な列名を グループ化された リストから選択します。

リストから日付または日付と時刻の値を選択すると、次のいずれかを サブグループ 列から選択できます:
  • なし - レポートデータは、日付または時刻の絶対値でグループ分けされます。

  • [毎日(Daily)]:レポートは、日単位でグループ化されます。

  • [毎週(Weekly)]:レポートは、週単位でグループ化されます。

  • [毎月(Monthly)]:レポートは、月単位でグループ化されます。

デフォルトでは、拡大表示 オプションが選択されており、必要に応じてオプションのチェックを外すことができます。拡大表示列を使用すると、グループを展開して実行されたレポートを表示できます。

ショーサマリのみトグルボタンを有効にすると、レポートに要約行のみが表示されます。

たとえば、エージェント チームごとグループ化し、 [サマリの表示(Show Summary)] トグルボタンを有効にすると、各チームの概要データの行だけが表示されます。

(注)  

 
いずれかのフィールドにレポート定義にフッタ式が定義されている場合は、その数式を使用するフィールドについてもグループレベルのサマリが表示されます。

ステップ 4

[保存] をクリックします。

(注)  

 
  • グループ化されたビューの場合、しきい値のみチェックボックスは無効になっています。

  • しきい値は、グループ フィールドおよび集計行には表示されません。

  • グループ化されたフィールドのレポートからドリルダウンを実行できません。


レポートのインポート

.xml または.zip ファイル形式の Unified Intelligence Center レポートをインポートできます。

インポートされたレポートは、次のエンティティのデータを取得します。

  • レポート

  • レポート定義

  • 値リスト(Value Lists)

  • ビュー(Views)

  • しきい値

  • ドリルダウン

  • テンプレート ヘルプ


    (注)  


    • 各レポートテンプレートのヘルプ フォルダのサイズは 3 MB に制限されています。フォルダサイズがこの制限を超えると、システムはヘルプ コンテンツをロードしません。

    • レポート フィルタとコレクションはインポートできません。

    • ストックレポートテンプレートに存在するカスタム値リスト、レポート、またはレポート定義に同じ名前を使用することはできません。同じ名前が使用されると、ストックレポートテンプレートのインポートが失敗します。


レポートをインポートするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

左側のナビゲーション ペインで、レポートをクリックします。

ステップ 2

レポート リスティングページで、インポート をクリックします。

ステップ 3

ブラウズ をクリックして、インポートするファイル(.xml または.zip 形式)を選択します。

(注)  

 

ファイル サイズの上限は、.zip ファイル形式が 60 MB、.xml ファイル形式が 3 MB です。

ステップ 4

必要なファイルを選択し、[開く(Open)] をクリックします。

ステップ 5

ファイルの場所を選択します。フォルダに保存リストを使用してファイルを保存します。

ステップ 6

[アップロード(Upload)]をクリックします。

ファイルが正常にアップロードされると、テーブルには、対応するレポートテンプレート、現在使用可能なバージョン、およびインポートされるファイルの受信バージョンが入力されます。

ステップ 7

インポートするレポートのレポート定義が Unified Intelligence Center で定義されていない場合にのみ、レポート定義のデータソースを選択します。

ステップ 8

レポート定義で定義されている値リストのデータソースを選択します。

(注)  

 

値リストのデータソースの選択は必須です。

  • 値リストのデータ ソースがレポート定義と同じデータ ソースを使用しない場合。

  • リアルタイムストリーミングレポート定義の場合。

ステップ 9

インポートまたは上書きするファイルを選択します。

  • 上書き - インポートされるレポートが Unified Intelligence Center に存在する場合。

  • インポート - インポートされるレポートが新しいレポートファイルのセットの場合。

ステップ 10

[インポート(Import)]をクリックします。

(注)  

 
  • システムにレポート定義がない場合は、レポート定義 > インポートされたレポート定義フォルダに新しいレポート定義が作成されます。

  • 異なるバージョンの Unified Intelligence Center へのレポートのインポートはサポートされていません。ただし、Unified Intelligence Center をアップグレードすると、アップグレード後のバージョンでレポート テンプレートが引き続き機能します。

  • 手動で編集した XML のインポートはサポートされていません。


レポートとフォルダのエクスポート

Unified Intelligence Center からカスタムまたはストックレポートまたはレポートフォルダをエクスポートできます。レポートおよびレポートフォルダは、ZIP ファイル形式でエクスポートされます。

フォルダをエクスポートすると、そのフォルダのレポートが zip ファイルとしてグループ化されます。グループ化は、レポート定義と値リストによって使用されるデータ ソースに基づいて行われます。


(注)  


  • カスタマイズされたレポートの場合は、レポートをエクスポートする前に、値リストとレポート定義のバージョン番号を更新する必要があります。更新しないと、エクスポートで既存のレポートが上書きされません。

  • フォルダをエクスポートするときは、レポート定義またはフォルダ内のすべての値リストがそれぞれ同じデータソースを指していることを確認します。



注意    


カスタマイズされた目的で、エクスポートされたレポート(XML ファイル)を変更しないでください。ただし、必要に応じて、レポート、レポート定義、および ValueList の EntityVersion のみを変更できます。


レポートをエクスポートすると、レポートに関連付けられている次のデータがエクスポートされます。

  • レポート

  • レポート定義

  • 値リスト(Value Lists)

  • ビュー(Views)

  • しきい値

  • ドリルダウン

  • テンプレート ヘルプ(バンドルされていない場合は、zip ファイル形式で空のフォルダが作成されます)


(注)  


レポートフィルタとコレクションはレポートと共にエクスポートされません。


レポートまたはフォルダをエクスポートするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

左のナビゲーションパネルから、レポート をクリックします。

ステップ 2

エクスポートするレポートまたはレポートフォルダに移動し、レポートの横にある省略記号アイコンをクリックして エクスポート をクリックします。

(注)  

 

必要に応じて、レポートまたはレポートフォルダの名前を変更できます。ファイル拡張子を変更しないでください(レポートまたはレポートフォルダ:zip)。

ステップ 3

OKをクリックします。

エクスポートされたファイルは、指定されたローカルフォルダにダウンロードされます。

レポート概要行

多くのレポートには、1つまたは複数のサマリ行があります。これらのサマリはグリッドエディタのグループ化ページで有効になり、フィールドのフッター値を表示します。[レポート定義] の各レポート欄のフッターでこれらの値を設定します。

これらのフッターの値は次のとおりです。

  • なし (空白)

    サマリメトリックが適用できない場合、データがヌルである場合、または特定のコールタイプレポートの間隔(これらは設定値です)で、値を要約することが論理的でない場合、フッター値を空白にすることができます。

  • 平均 (列のすべてのアイテムの平均)

    例として、列が表す値に関連付けられた割合や平均時間などがあります。

  • 合計 (列の値の合計)

  • 数 (列のすべてのアイテムの合計)

  • Min (列の最小値)

  • Max (列の最大値)

  • カスタム (フッターの値に適用されたカスタム式に基づく計算)