パーマリンク

概要

Cisco Unified Intelligence Center では、永続的なハイパーリンクのことをパーマリンクと呼んでいます。

Unified Intelligence Center は、レポート向けに次の種類のパーマリンクをサポートします。

Excel リンク：このパーマリンクはグリッドビューに対してのみ生成されます。
HTML リンク：このパーマリンクはグリッドビュー、ゲージビュー、グラフビューに対して生成されます。
XML リンク：このパーマリンクはグリッドビューに対してのみ生成されます。XML 形式のデータが必要な場合に使用されます。

（注）

ライブデータレポートに対応しているのは HTML パーマリンクだけです。ライブデータレポートの HTML パーマリンクは常に認証を必要とします。

（注）

セキュリティ上の理由により、1 つの Unified Intelligence Center のパーマリンクを別の Unified Intelligence Center インスタンスのダッシュボードに表示することはできません。

ダッシュボードのパーマリンク

ダッシュボードのパーマリンクは、自分のダッシュボードを他のユーザと共有したり、他のユーザのダッシュボードを表示したりするために役立ちます。

（注）

ダッシュボードのパーマリンクには、Web ブラウザからのみアクセスできます。
認証済みのダッシュボードパーマリンクは、Cisco Finesse ではサポートされていません。
認証されていないダッシュボードパーマリンクが認証されたブラウザセッションでアクセスされると、パーマリンクへのアクセスは、ログインしているユーザのアクセス許可によって制御されます。

ダッシュボードのパーマリンクを表示するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

左側のナビゲーションウィンドウで、[ダッシュボード（Dashboards）] をクリックします。

ステップ 2

目的のダッシュボードの横にある省略記号アイコンをクリックし、[パーマリンク（Permalinks）] をクリックします。

ステップ 3

[パーマリンク（Permalinks）] ダイアログボックスで、[HTML] をクリックして、ダッシュボードのパーマリンクを [リンク（Link）] テキストボックスに表示します。

（注）

デフォルトでは、すべてのダッシュボードで認証が有効になっています。[パーマリンクを認証（Authenticate Permalink）] チェックボックスがオンの場合、パーマリンクにアクセスするユーザは、ダッシュボードの表示にあたってログイン情報の入力を求められます。
[パーマリンクを認証（Authenticate Permalink）] チェックボックスがオフの場合、パーマリンクを使用して、認証なしにそのダッシュボードを表示できます。

ダッシュボードの未認証のパーマリンクを共有すると、ダッシュボードに追加された認証済みのレポートのパーマリンクも共有されます。
ライブデータレポートが含まれているダッシュボードの場合は、[パーマリンクを認証（Authenticate Permalink）] チェックボックスがオンになっていることを確認してください。

ステップ 4

パーマリンクをコピーしてブラウザに貼り付け、ダッシュボードを表示します。

ステップ 5

[保存（Save）] をクリックします。

レポートのパーマリンク

レポートのパーマリンクは、自分のレポートを他のユーザと共有したり、他のユーザのレポートを表示するために役立ちます。

（注）

認証済みのレポートのパーマリンクは、Cisco Finesse ではサポートされません。
認証済みの Excel レポートのパーマリンクは、SSO ではサポートされません。
認証された Excel レポートのパーマリンクは、Office 365 ではサポートされていません。
認証されていないレポートパーマリンクが認証されたブラウザセッションでアクセスされると、パーマリンクへのアクセスはログインしているユーザのアクセス許可によって制御されます。
レポートのパーマリンクから別のレポートにドリルダウンすることはできません。

レポートのパーマリンクを表示するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

左側のナビゲーションウィンドウで、[レポート（Reports）] をクリックします。

ステップ 2

必要なレポートの横にある省略記号アイコンをクリックし、[パーマリンク（Permalinks）] をクリックします。

ステップ 3

[パーマリンク（Permalinks）] ダイアログボックスで、使用可能なリンク形式（HTML、Excel、または XML）を選択して、対応するレポートのパーマリンクを [リンク（Link）] テキストボックスに表示します。

（注）

デフォルトでは、[パーマリンクを認証（Authenticate Permalink）] チェックボックスがオンになり、デフォルトと可変のパーマリンクが認証されることを示します。
ライブデータレポートでは、[認証（Authenticate）] チェックボックスはデフォルトでオンになり、無効になります。

ステップ 4

レポートを表示するには、次の操作を実行します。

HTML および XML のパーマリンク：パーマリンク（HTML および XML）をコピーしてブラウザに貼り付ける

Excel のパーマリンク：

（注）

Excel にパーマリンクをインポートするには、パーマリンクを常に FQDN で使用します。
macOS 上で Excel パーマリンクコンテンツを Excel 内に外部データとして埋め込むには、自己署名証明書が使用されている場合に備えて、証明書管理から tomcat 証明書を macOS の信頼ストアに追加します。

Excel：

Excel にアクセスし、[データ（Data）] > [Webから（From Web）] に移動します。
[新しいWebクエリ（New Web Query）] > [アドレス（Address）] フィールドにレポートのパーマリンクを貼り付け、[インポート（Import）] をクリックします。

Excel 365：

Excel 365 にアクセスし、[データ（Data）] > [Webから（From Web）] に移動します。

[Webから（From Web）] > [URL] フィールドにレポートのパーマリンクを貼り付け、[OK] をクリックします。

（注）

初回のアクセス時には、[Webコンテンツへのアクセス（Access Web Content）] ダイアログボックスで接続するように求められます。

[ナビゲーター（Navigator）] ダイアログボックスで、[テーブルビュー（Table View）] > [読み込み（Load）] をクリックします。

ステップ 5

[保存（Save）] をクリックします。

ダッシュボードに Web ページウィジェットとしてレポートのパーマリンクを表示する方法については、「ダッシュボードでのレポートのパーマリンクの表示」を参照してください。

パーマリンクの詳細については、『Cisco Unified Intelligence Center レポートカスタマイズガイド』（https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/customer-collaboration/unified-intelligence-center/products-user-guide-list.html）を参照してください。

ダッシュボードでのレポートのパーマリンクの表示

ダッシュボードでレポートのパーマリンクを Web ページウィジェットとして表示できるかどうかは、レポートとダッシュボードの認証ステータスに応じて異なります。次の表は、ダッシュボードでのレポートのパーマリンクの表示をサポートするさまざまなシナリオを示しています。


	認証みのレポートパーマリンク（同じノード）	認証済みのレポートのパーマリンク（異なるノード）	認証済みのレポートのパーマリンク（異なるクラスタ）	未認証のレポートのパーマリンク（同じノード）	未認証のレポートのパーマリンク（異なるノード）	未認証のレポートのパーマリンク（異なるクラスタ）
未認証ダッシュボード	非対応	非対応	非対応	サポート対象	サポート対象	サポート対象
認証ダッシュボード	サポート対象	非対応	非対応	サポート対象	サポート対象	サポート対象
ダッシュボードビューア	サポート対象	非対応	非対応	サポート対象	サポート対象	サポート対象

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