コール アドミッション制御について
コール アドミッション制御は、WAN リンク上でユーザが期待するレベルの音声品質を維持する場合に使用します。
リンク上に存在するアクティブ コール数が増えすぎて帯域幅の使用量が過剰になると、音声品質が低下し始める場合があります。コール アドミッション制御は、特定のリンク上で同時にアクティブにするコール数を制限することにより、音声品質を調整します。コール アドミッション制御を使用して、リンク上で特定レベルの音質を保証することはできませんが、リンク上のアクティブ コールが消費する帯域幅を調整できます。
コール アドミッション制御は、帯域幅とポリシーでコールを拒否することによって機能します。コールがコール アドミッション制御によって拒否された場合、着信側の電話機は呼び出し音が鳴らず、発信者にはビジー音が聞こえます。また、発信者には、電話機に「帯域幅不足です」などのメッセージが表示されます。自動代替ルーティング (AAR) を有効にしている場合、コール受付制御は、WAN 帯域を利用できないときに、代替公衆交換電話網 (PSTN) の着信コールを自動的に diverts します。