目次
この章では、着信側トランスフォーメーション パターンに関する情報を提供します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』 の着信側番号トランスフォーメーションの設定値、ルート パターンとハント パイロットのワイルドカードと特殊文字に関するトピックを参照してください。 また、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』 のローカル ルート グループに関するトピックも参照してください。
着信側トランスフォーメーション パターンの設定の概要
Cisco Unified Communications Manager の管理ページ で、メニュー パスを使用して、着信側トランスフォーメーション パターンを設定します。
[着信側トランスフォーメーションパターン(Called Party Transformation Pattern)] ウィンドウのパラメータは、宛先デバイスの着信側トランスフォーメーション コーリング サーチ スペースを使用して、適切な発信者情報を提供します。 トランスフォーメーション パターンを使用するコールはルーティングできないことに注意してください。 このパターンと一致した場合、コールはデバイスにルーティングされません。
(注)
着信側トランスフォーメーション パターンとその使用法、およびローカル ルート グループ機能が設定されているときの設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』 のローカル ルート グループに関するトピックを参照してください。
着信側トランスフォーメーション パターンの設定値
次の表に、着信側トランスフォーメーション パターンの設定値を示します。
表 1 着信側トランスフォーメーション パターンの設定値
フィールド
説明
[パターン定義(Pattern Definition)]
[パターン(Pattern)]
数字とワイルドカード(スペースを使用しない)を含むトランスフォーメーション パターンを入力します。たとえば、NANP では、通常のローカル アクセスの場合は 9.@ を、通常のプライベート ネットワーク番号計画の場合は 8XXX を入力します。 大文字の A、B、C、D、および \+ を指定できます。\+ は、国際的なエスケープ文字 + を表します。
(注)
パターンが一意であることを確認してください。 重複エントリを示すエラーが表示された場合は、トランスフォーメーション パターン、ルート パターン、トランスレーション パターン、電話番号、コール パーク番号、コール ピックアップ番号、メッセージ受信のオン/オフ、またはミートミー番号をチェックしてください。 また、必要に応じてルート プラン レポートもチェックしてください。
ワイルドカードの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』 のルート パターンとハント パイロットのワイルドカードと特殊文字に関するトピックを参照してください。
[パーティション(Partition)]
パーティションを使用してトランスフォーメーション パターンへのアクセスを制限する場合は、ドロップダウン リスト ボックスから適切なパーティションを選択します。 トランスフォーメーション パターンへのアクセスを制限しない場合は、パーティションの代わりに [<なし>(<None>)] を選択します。
Max List Box Items エンタープライズ パラメータを使用すると、このドロップダウン リスト ボックスに表示されるパーティションの数を設定できます。 Max List Box Items エンタープライズ パラメータの指定よりも多くのパーティションが存在する場合は、このドロップダウン リスト ボックスの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。 [検索(Find)] ボタンをクリックすると、[パーティションの検索/一覧表示(Find and List Partitions)] ウィンドウが表示されるので、パーティション名を検索して選択します。
(注)
トランスフォーメーション パターンは、ルート パターンや電話番号などのダイヤル パターンとは別の非ヌル パーティションに設定してください。 トランスフォーメーション パターンを検索するとき、ヌル パーティションのパターンは無視されます。
(注)
リスト ボックス項目の最大数を設定するには、 の順に選択し、[CCMAdmin Parameters] を選択します。
(注)
パターン、ルート フィルタ、およびパーティションの組み合わせが、
Cisco Unified Communications Manager クラスタ内で固有であることを確認してください。
[説明(Description)]
トランスフォーメーション パターンの説明を入力します。 説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、または山カッコ(<>)は使用できません。
[番号計画(Numbering Plan)]
番号計画を選択します。
[ルートフィルタ(Route Filter)]
トランスフォーメーション パターンにワイルドカード @ が含まれている場合は、ルート フィルタを選択できます。 オプションでルート フィルタを選択すると、所定の番号パターンが制限されます。
表示されるルート フィルタは、[番号計画(Numbering Plan)] ドロップダウン リスト ボックスで選択する番号計画によって異なります。
Max List Box Items エンタープライズ パラメータを使用して、このドロップダウン リスト ボックスで表示する項目数を設定することができます。 Max List Box Items エンタープライズ パラメータで指定した数よりも多くのルート フィルタが存在する場合、ドロップダウン リスト ボックスの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。 [検索(Find)] ボタンをクリックすると、[ルートフィルタの検索/一覧表示(Find and List Route Filters)] ウィンドウが表示されるので、ルート フィルタ名を検索して選択します。
(注)
リスト ボックス項目の最大数を設定するには、 の順に選択し、[CCMAdmin Parameters] を選択します。
[緊急優先(Urgent Priority)]
Cisco Unified Communications Manager は、[緊急優先(Urgent Priority)] を指定してすべての着信側トランスフォーメーション パターンを設定します。パターンの優先順位は変更できません。
[着信側トランスフォーメーション(Called Party Transformations)]
[番号の削除(Discard Digits)]
この着信側トランスフォーメーション パターンに関連付ける番号削除の命令を選択します。 表示される番号削除の命令は、[番号計画(Numbering Plan)] ドロップダウン リスト ボックスで選択する番号計画によって異なります。
[着信側トランスフォーメーションマスク(Called Party Transform Mask)]
トランスフォーメーション マスク値を入力します。 有効な入力値は、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字 X、アスタリスク(*)、シャープ(#)、国際的なエスケープ文字 +、およびブランクです。 このフィールドがブランクのときに、上記のフィールド([番号の削除(Discard Digits)])がオフの場合、トランスフォーメーションは行われません。
[プレフィックス番号(Prefix Digits)]
[プレフィックス番号(Prefix Digits、発信コール)] フィールドに、プレフィックス番号を入力します。 有効な入力値は、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字のアスタリスク(*)、シャープ(#)、国際的なエスケープ文字 +、およびブランクです。
(注)
付加されたプレフィックス番号は、割り当てられたデバイスにルーティングされる電話番号に影響を与えません。
[着信側番号タイプ(Called Party Number Type)]
着信側電話番号内の番号タイプの形式を選択します。
Cisco Unified Communications Manager は、着信側電話番号(DN)のタイプを設定します。 ダイヤル プラン(たとえば、NANP やヨーロッパのダイヤル プラン)について十分な経験がある場合を除いて、デフォルト値を変更しないようにお勧めします。
Cisco Unified Communications Manager はヨーロッパ諸国の国別のダイヤル パターンを認識しないため、ヨーロッパ圏ではデフォルトの変更が必要になる場合があります。 この設定は、着信側電話番号が国別以外の番号計画に符号化されることを期待する PBX への接続時にも変更できます。
次のいずれかのオプションを選択します。
[
Cisco Unified Communications Manager ]:
Cisco Unified Communications Manager が電話番号タイプを設定する場合に使用します。
[不明(Unknown)]:ダイヤリング プランが不明の場合に使用します。
[国内(National)]:使用国のダイヤリング プランの地域内でダイヤルする場合に使用します。
[国際(International)]:使用国のダイヤリング プラン以外の地域でダイヤルする場合に使用します。
[加入者(Subscriber)]:短縮登録者番号を使用して登録者にダイヤルしている場合に使用します。
[着信側番号計画(Called Party Numbering Plan)]
着信側電話番号の番号計画の形式を選択します。
Cisco Unified Communications Manager は、着信側 DN の番号計画を設定します。 ダイヤル プラン(たとえば、NANP やヨーロッパのダイヤル プラン)について十分な経験がある場合を除いて、デフォルト値を変更しないようにお勧めします。
Cisco Unified Communications Manager はヨーロッパ諸国の国別のダイヤル パターンを認識しないため、ヨーロッパ圏ではデフォルトの変更が必要になる場合があります。 また、国別タイプ以外の番号として、ルーティングを使用して PBX に接続する場合も、この設定値を変更できます。
次のいずれかのオプションを選択します。
[
Cisco Unified CM (Cisco Unified Communications Manager)]:
Cisco Unified Communications Manager が電話番号の番号計画を設定する場合に使用します。
[ISDN]:使用国のダイヤリング プラン以外の地域でダイヤルする場合に使用します。
[国内標準(National Standard)]:使用国のダイヤリング プランの地域内でダイヤルする場合に使用します。
[非通知(Private)]:プライベート ネットワーク内でダイヤルする場合に使用します。
[不明(Unknown)]:ダイヤリング プランが不明の場合に使用します。
この章では、着信側トランスフォーメーション パターンに関する情報を提供します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』 の着信側番号トランスフォーメーションの設定値、ルート パターンとハント パイロットのワイルドカードと特殊文字に関するトピックを参照してください。 また、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』 のローカル ルート グループに関するトピックも参照してください。
着信側トランスフォーメーション パターンの設定の概要
Cisco Unified Communications Manager の管理ページ で、メニュー パスを使用して、着信側トランスフォーメーション パターンを設定します。
[着信側トランスフォーメーションパターン(Called Party Transformation Pattern)] ウィンドウのパラメータは、宛先デバイスの着信側トランスフォーメーション コーリング サーチ スペースを使用して、適切な発信者情報を提供します。 トランスフォーメーション パターンを使用するコールはルーティングできないことに注意してください。 このパターンと一致した場合、コールはデバイスにルーティングされません。
(注)
着信側トランスフォーメーション パターンとその使用法、およびローカル ルート グループ機能が設定されているときの設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』 のローカル ルート グループに関するトピックを参照してください。
着信側トランスフォーメーション パターンの設定値
次の表に、着信側トランスフォーメーション パターンの設定値を示します。
表 1 着信側トランスフォーメーション パターンの設定値
フィールド
説明
[パターン定義(Pattern Definition)]
[パターン(Pattern)]
数字とワイルドカード(スペースを使用しない)を含むトランスフォーメーション パターンを入力します。たとえば、NANP では、通常のローカル アクセスの場合は 9.@ を、通常のプライベート ネットワーク番号計画の場合は 8XXX を入力します。 大文字の A、B、C、D、および \+ を指定できます。\+ は、国際的なエスケープ文字 + を表します。
(注)
パターンが一意であることを確認してください。 重複エントリを示すエラーが表示された場合は、トランスフォーメーション パターン、ルート パターン、トランスレーション パターン、電話番号、コール パーク番号、コール ピックアップ番号、メッセージ受信のオン/オフ、またはミートミー番号をチェックしてください。 また、必要に応じてルート プラン レポートもチェックしてください。
ワイルドカードの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』 のルート パターンとハント パイロットのワイルドカードと特殊文字に関するトピックを参照してください。
[パーティション(Partition)]
パーティションを使用してトランスフォーメーション パターンへのアクセスを制限する場合は、ドロップダウン リスト ボックスから適切なパーティションを選択します。 トランスフォーメーション パターンへのアクセスを制限しない場合は、パーティションの代わりに [<なし>(<None>)] を選択します。
Max List Box Items エンタープライズ パラメータを使用すると、このドロップダウン リスト ボックスに表示されるパーティションの数を設定できます。 Max List Box Items エンタープライズ パラメータの指定よりも多くのパーティションが存在する場合は、このドロップダウン リスト ボックスの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。 [検索(Find)] ボタンをクリックすると、[パーティションの検索/一覧表示(Find and List Partitions)] ウィンドウが表示されるので、パーティション名を検索して選択します。
(注)
トランスフォーメーション パターンは、ルート パターンや電話番号などのダイヤル パターンとは別の非ヌル パーティションに設定してください。 トランスフォーメーション パターンを検索するとき、ヌル パーティションのパターンは無視されます。
(注)
リスト ボックス項目の最大数を設定するには、 の順に選択し、[CCMAdmin Parameters] を選択します。
(注)
パターン、ルート フィルタ、およびパーティションの組み合わせが、
Cisco Unified Communications Manager クラスタ内で固有であることを確認してください。
[説明(Description)]
トランスフォーメーション パターンの説明を入力します。 説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、または山カッコ(<>)は使用できません。
[番号計画(Numbering Plan)]
番号計画を選択します。
[ルートフィルタ(Route Filter)]
トランスフォーメーション パターンにワイルドカード @ が含まれている場合は、ルート フィルタを選択できます。 オプションでルート フィルタを選択すると、所定の番号パターンが制限されます。
表示されるルート フィルタは、[番号計画(Numbering Plan)] ドロップダウン リスト ボックスで選択する番号計画によって異なります。
Max List Box Items エンタープライズ パラメータを使用して、このドロップダウン リスト ボックスで表示する項目数を設定することができます。 Max List Box Items エンタープライズ パラメータで指定した数よりも多くのルート フィルタが存在する場合、ドロップダウン リスト ボックスの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。 [検索(Find)] ボタンをクリックすると、[ルートフィルタの検索/一覧表示(Find and List Route Filters)] ウィンドウが表示されるので、ルート フィルタ名を検索して選択します。
(注)
リスト ボックス項目の最大数を設定するには、 の順に選択し、[CCMAdmin Parameters] を選択します。
[緊急優先(Urgent Priority)]
Cisco Unified Communications Manager は、[緊急優先(Urgent Priority)] を指定してすべての着信側トランスフォーメーション パターンを設定します。パターンの優先順位は変更できません。
[着信側トランスフォーメーション(Called Party Transformations)]
[番号の削除(Discard Digits)]
この着信側トランスフォーメーション パターンに関連付ける番号削除の命令を選択します。 表示される番号削除の命令は、[番号計画(Numbering Plan)] ドロップダウン リスト ボックスで選択する番号計画によって異なります。
[着信側トランスフォーメーションマスク(Called Party Transform Mask)]
トランスフォーメーション マスク値を入力します。 有効な入力値は、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字 X、アスタリスク(*)、シャープ(#)、国際的なエスケープ文字 +、およびブランクです。 このフィールドがブランクのときに、上記のフィールド([番号の削除(Discard Digits)])がオフの場合、トランスフォーメーションは行われません。
[プレフィックス番号(Prefix Digits)]
[プレフィックス番号(Prefix Digits、発信コール)] フィールドに、プレフィックス番号を入力します。 有効な入力値は、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字のアスタリスク(*)、シャープ(#)、国際的なエスケープ文字 +、およびブランクです。
(注)
付加されたプレフィックス番号は、割り当てられたデバイスにルーティングされる電話番号に影響を与えません。
[着信側番号タイプ(Called Party Number Type)]
着信側電話番号内の番号タイプの形式を選択します。
Cisco Unified Communications Manager は、着信側電話番号(DN)のタイプを設定します。 ダイヤル プラン(たとえば、NANP やヨーロッパのダイヤル プラン)について十分な経験がある場合を除いて、デフォルト値を変更しないようにお勧めします。
Cisco Unified Communications Manager はヨーロッパ諸国の国別のダイヤル パターンを認識しないため、ヨーロッパ圏ではデフォルトの変更が必要になる場合があります。 この設定は、着信側電話番号が国別以外の番号計画に符号化されることを期待する PBX への接続時にも変更できます。
次のいずれかのオプションを選択します。
[
Cisco Unified Communications Manager ]:
Cisco Unified Communications Manager が電話番号タイプを設定する場合に使用します。
[不明(Unknown)]:ダイヤリング プランが不明の場合に使用します。
[国内(National)]:使用国のダイヤリング プランの地域内でダイヤルする場合に使用します。
[国際(International)]:使用国のダイヤリング プラン以外の地域でダイヤルする場合に使用します。
[加入者(Subscriber)]:短縮登録者番号を使用して登録者にダイヤルしている場合に使用します。
[着信側番号計画(Called Party Numbering Plan)]
着信側電話番号の番号計画の形式を選択します。
Cisco Unified Communications Manager は、着信側 DN の番号計画を設定します。 ダイヤル プラン(たとえば、NANP やヨーロッパのダイヤル プラン)について十分な経験がある場合を除いて、デフォルト値を変更しないようにお勧めします。
Cisco Unified Communications Manager はヨーロッパ諸国の国別のダイヤル パターンを認識しないため、ヨーロッパ圏ではデフォルトの変更が必要になる場合があります。 また、国別タイプ以外の番号として、ルーティングを使用して PBX に接続する場合も、この設定値を変更できます。
次のいずれかのオプションを選択します。
[
Cisco Unified CM (Cisco Unified Communications Manager)]:
Cisco Unified Communications Manager が電話番号の番号計画を設定する場合に使用します。
[ISDN]:使用国のダイヤリング プラン以外の地域でダイヤルする場合に使用します。
[国内標準(National Standard)]:使用国のダイヤリング プランの地域内でダイヤルする場合に使用します。
[非通知(Private)]:プライベート ネットワーク内でダイヤルする場合に使用します。
[不明(Unknown)]:ダイヤリング プランが不明の場合に使用します。