目次
この章では、SRST 参照先の追加、更新、コピー、または削除に関する情報を説明します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』の SRST 参照先に関するトピックを参照してください。
SRST 参照先の設定の概要
Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、 メニュー パスを使用して、SRST 参照先を設定します。
Survivable Remote Site Telephony(SRST)参照先は、デバイス用のその他すべての
Cisco Unified Communications Manager サーバが到達不能になった場合に、限定された
Cisco Unified Communications Manager 機能を提供するゲートウェイを構成します。 SRST 参照先は通常、デバイス プールに割り当てられており、
Cisco Unified Communications Manager が到達不能になった場合に、発信側のデバイスがコールを実行しようとして検索するゲートウェイを決定します。 SRST 参照先の詳細については、
『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』の SRST 参照先の設定値に関するトピックを参照してください。
SRST 参照先の削除
デバイス プールなどの項目が使用している SRST 参照先は削除できません。 SRST 参照先を使用しているデバイス プールを検索するには、[SRST参照先の設定(SRST Reference Configuration)] ウィンドウの [依存関係レコード(Dependency Records)] リンクをクリックします。 依存関係レコードがシステムで使用できない場合は、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。 使用中の SRST 参照先を削除しようとすると、
Cisco Unified Communications Manager からエラー メッセージが表示されます。 使用中の SRST 参照先を削除する場合は、事前に、次の作業のどちらか一方または両方を実行しておく必要があります。
 注意 |
SRST 参照先を削除するときは、削除する SRST 参照先が正しいか慎重に確認してください。 削除した SRST 参照先を元に戻すことはできません。 誤って削除した場合は、その SRST 参照先を作成し直す必要があります。
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SRST 参照先の設定値
次の表に、SRST 参照先の設定を示します。
表 1 SRST 参照先の設定値
フィールド |
説明 |
[名前(Name)] |
名前を SRST 参照先の [名前(Name)] フィールドに入力します。 この名前には、最長 50 文字の英数字を指定することができ、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)を任意に組み合わせて使用することが可能です。 SRST 参照先名はそれぞれ固有の名前にしてください。
(注) |
SRST 参照先には、内容を表す簡潔な名前を使用してください。 |
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[ポート(Port)] |
この SRST 参照先のポート番号を入力します。 デフォルト値は 2000 です。
(注) |
この値を変更するのは、この値がゲートウェイのポート設定と一致しない場合だけにしてください。 この値とゲートウェイのポート設定は一致している必要があります。 |
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[IPアドレス(IP Address)] |
デバイス プール内のデバイス用に、SRST 参照先として使用するゲートウェイの IP アドレスを入力します。 |
[SIPネットワーク/IPアドレス(SIP Network/IP Address)] |
SIP を実行している電話機が SRST モード時に使用するサーバの IP アドレスを入力します。
ヒント |
SIP デバイスが SRST 対応ゲートウェイにフォールバックできるようにするには、[SIPネットワーク/IPアドレス(SIP Network/IP Address)] フィールドと [SIPポート(SIP Port)] フィールドを設定する必要があります。 |
|
[SIPポート(SIP Port)] |
SRST ゲートウェイの SIP ポートを入力します。 デフォルト値は 5060 です。 |
[セキュアSRST(Is SRST Secure?)] |
SRST 対応ゲートウェイに、自己署名証明書が含まれることを確認した後、このチェックボックスをオンにします。 SRST を設定し、ゲートウェイおよび従属する電話機をリセットすると、Cisco CTL Provider サービスは、SRST 対応ゲートウェイ上の証明書プロバイダー サービスから認証されます。 Cisco CTL クライアントは、SRST 対応ゲートウェイから証明書を取得し、
Cisco Unified Communications Manager データベースに保存します。
ヒント |
データベースおよび電話機から SRST 証明書を削除するには、このチェックボックスをオフにして [保存(Save)] をクリックし、従属する電話機をリセットします。 |
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[SRST証明書プロバイダポート(SRST Certificate Provider Port)] |
このポートは、SRST 対応ゲートウェイ上で証明書プロバイダー サービスに対する要求をモニタします。
Cisco Unified Communications Manager は、このポートを使用して SRST 対応のゲートウェイから証明書を取得します。 Cisco SRST Certificate Provider のデフォルトのポート番号は 2445 です。 SRST 対応ゲートウェイ上でこのポートを設定した後、このフィールドにポート番号を入力します。
ヒント |
このポートが現在使用されている場合、またはファイアウォールを使用していてそのファイアウォール内でこのポートを使用できない場合は、別のポート番号の設定が必要になる場合があります。 |
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[証明書の更新(Update Certificate)] |
ヒント |
このボタンは、[セキュアSRST(Is SRST Secure?)] チェックボックスをオンにし、 [保存(Save)] をクリックしてはじめて表示されます。 |
このボタンをクリックすると、
Cisco Unified Communications Manager データベースに保存されている既存の SRST 対応ゲートウェイの証明書が、Cisco CTL クライアントによって置き換えられます(証明書がデータベースに存在する場合)。 従属する電話機をリセットした後、TFTP サーバは cnf.xml ファイルを(新しい SRST 対応ゲートウェイの証明書とともに)電話機に送信します。 |
この章では、SRST 参照先の追加、更新、コピー、または削除に関する情報を説明します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』の SRST 参照先に関するトピックを参照してください。
SRST 参照先の設定の概要
Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、 メニュー パスを使用して、SRST 参照先を設定します。
Survivable Remote Site Telephony(SRST)参照先は、デバイス用のその他すべての
Cisco Unified Communications Manager サーバが到達不能になった場合に、限定された
Cisco Unified Communications Manager 機能を提供するゲートウェイを構成します。 SRST 参照先は通常、デバイス プールに割り当てられており、
Cisco Unified Communications Manager が到達不能になった場合に、発信側のデバイスがコールを実行しようとして検索するゲートウェイを決定します。 SRST 参照先の詳細については、
『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』の SRST 参照先の設定値に関するトピックを参照してください。
SRST 参照先の削除
デバイス プールなどの項目が使用している SRST 参照先は削除できません。 SRST 参照先を使用しているデバイス プールを検索するには、[SRST参照先の設定(SRST Reference Configuration)] ウィンドウの [依存関係レコード(Dependency Records)] リンクをクリックします。 依存関係レコードがシステムで使用できない場合は、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。 使用中の SRST 参照先を削除しようとすると、
Cisco Unified Communications Manager からエラー メッセージが表示されます。 使用中の SRST 参照先を削除する場合は、事前に、次の作業のどちらか一方または両方を実行しておく必要があります。
 注意 |
SRST 参照先を削除するときは、削除する SRST 参照先が正しいか慎重に確認してください。 削除した SRST 参照先を元に戻すことはできません。 誤って削除した場合は、その SRST 参照先を作成し直す必要があります。
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SRST 参照先の設定値
次の表に、SRST 参照先の設定を示します。
表 1 SRST 参照先の設定値
フィールド |
説明 |
[名前(Name)] |
名前を SRST 参照先の [名前(Name)] フィールドに入力します。 この名前には、最長 50 文字の英数字を指定することができ、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)を任意に組み合わせて使用することが可能です。 SRST 参照先名はそれぞれ固有の名前にしてください。
(注) |
SRST 参照先には、内容を表す簡潔な名前を使用してください。 |
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[ポート(Port)] |
この SRST 参照先のポート番号を入力します。 デフォルト値は 2000 です。
(注) |
この値を変更するのは、この値がゲートウェイのポート設定と一致しない場合だけにしてください。 この値とゲートウェイのポート設定は一致している必要があります。 |
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[IPアドレス(IP Address)] |
デバイス プール内のデバイス用に、SRST 参照先として使用するゲートウェイの IP アドレスを入力します。 |
[SIPネットワーク/IPアドレス(SIP Network/IP Address)] |
SIP を実行している電話機が SRST モード時に使用するサーバの IP アドレスを入力します。
ヒント |
SIP デバイスが SRST 対応ゲートウェイにフォールバックできるようにするには、[SIPネットワーク/IPアドレス(SIP Network/IP Address)] フィールドと [SIPポート(SIP Port)] フィールドを設定する必要があります。 |
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[SIPポート(SIP Port)] |
SRST ゲートウェイの SIP ポートを入力します。 デフォルト値は 5060 です。 |
[セキュアSRST(Is SRST Secure?)] |
SRST 対応ゲートウェイに、自己署名証明書が含まれることを確認した後、このチェックボックスをオンにします。 SRST を設定し、ゲートウェイおよび従属する電話機をリセットすると、Cisco CTL Provider サービスは、SRST 対応ゲートウェイ上の証明書プロバイダー サービスから認証されます。 Cisco CTL クライアントは、SRST 対応ゲートウェイから証明書を取得し、
Cisco Unified Communications Manager データベースに保存します。
ヒント |
データベースおよび電話機から SRST 証明書を削除するには、このチェックボックスをオフにして [保存(Save)] をクリックし、従属する電話機をリセットします。 |
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[SRST証明書プロバイダポート(SRST Certificate Provider Port)] |
このポートは、SRST 対応ゲートウェイ上で証明書プロバイダー サービスに対する要求をモニタします。
Cisco Unified Communications Manager は、このポートを使用して SRST 対応のゲートウェイから証明書を取得します。 Cisco SRST Certificate Provider のデフォルトのポート番号は 2445 です。 SRST 対応ゲートウェイ上でこのポートを設定した後、このフィールドにポート番号を入力します。
ヒント |
このポートが現在使用されている場合、またはファイアウォールを使用していてそのファイアウォール内でこのポートを使用できない場合は、別のポート番号の設定が必要になる場合があります。 |
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[証明書の更新(Update Certificate)] |
ヒント |
このボタンは、[セキュアSRST(Is SRST Secure?)] チェックボックスをオンにし、 [保存(Save)] をクリックしてはじめて表示されます。 |
このボタンをクリックすると、
Cisco Unified Communications Manager データベースに保存されている既存の SRST 対応ゲートウェイの証明書が、Cisco CTL クライアントによって置き換えられます(証明書がデータベースに存在する場合)。 従属する電話機をリセットした後、TFTP サーバは cnf.xml ファイルを(新しい SRST 対応ゲートウェイの証明書とともに)電話機に送信します。 |