Auto SmartPort マクロは、ポートで検出されたデバイス タイプに基づいてポートを動的に設定します。スイッチがポートで新しいデバイスを検出すると、適切な Auto SmartPorts マクロを適用します。ポート上でリンク ダウン イベントが発生した場合、スイッチはそのマクロを削除します。たとえば、ポートに
Cisco IP Phone を接続した場合は、Auto SmartPorts により自動的に Cisco IP Phone マクロが適用されます。Cisco IP Phone マクロが適用されると、遅延に影響されやすい音声トラフィックを正しく処理できるように
QoS(Quality Of Service)、セキュリティ機能、および専用の音声 VLAN がイネーブルになります。
Auto SmartPorts は、イベント トリガーを使用して、マクロにデバイスをマッピングします。最も一般的なイベント トリガーは、接続されているデバイスから受信した Cisco Discovery Protocol(CDP)メッセージに基づいています。デバイス(Cisco
IP Phone、Cisco ワイヤレス アクセス ポイント、Cisco スイッチ、または Cisco ルータ)の検出は、そのデバイスのイベント トリガーを呼び出します。
Link Layer Discovery Protocol(LLDP)は、CDP をサポートしないデバイスを検出するために使用されます。イベント トリガーとして使用される他のメカニズムには、802.1X 認証結果と学習した MAC アドレスなどがあります。
主に CDP および LLDP メッセージと MAC アドレスに基づいて、さまざまなデバイス用にシステムの組み込みイベント トリガーがあります。これらのトリガーは、Auto SmartPort が有効になっている限り有効になっています。
プロファイルとデバイス用のユーザ定義のトリガー グループを設定できます。トリガー グループ名を使用してユーザ定義マクロを関連付けます。