サイトごとのマップ サーバのサポートについて
サイトごとのマップ サーバ機能により、サイトごとのマップサーバと、クライアントのサブネットに基づくマップ サーバの選択がサポートされます。これにより、コントローラは複数のサイトをサポートし、各サイトのトラフィックを分離することができます。
この機能は、Enterprise と Guest の両方のマップ サーバに適用されます。レイヤ 2 仮想拡張可能 LAN ネットワーク識別子ベース(L2VNID ベース)のマップ サーバでは、L2 VNID に基づいて適切なマップ サーバを選択する必要があります。
次のリストに、AP のクエリとクライアントの登録におけるマップ サーバの選択順序を示します。
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L3 ごとの VNID マップ サーバ
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サイトごとの(AP グループ)マップ サーバ
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デフォルトまたはグローバル マップ サーバ
利点
サイトごとのマップ サーバ機能を使用すると次のような利点があります。
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マップ サーバとボーダー ノードの水平スケーリングによる、単一の大規模なサイトを使用できます。
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複数のサイト間でコントローラを共有できます。各サイトでは、独自のマップ サーバと仮想ネットワークまたは VNID を持つことができ、引き続き各サイトからトラフィックをセグメント化できます。
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Enterprise マップサーバを分離したまま、複数のサイト間で Guest マップサーバを共有できます。
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同じ SSID を異なるサイトにわたって使用できます。サイト内では、別の仮想ネットワーク ドメインに属することができます。