リンク集約について
LAG を使用すると、インターフェイスごとにプライマリ ポートとセカンダリ ポートを設定する必要がなくなるため、コントローラの設定が簡素化されます。いずれかのコントローラ ポートに障害が発生した場合は、他のポートへトラフィックが自動的に移行します。少なくとも 1 つのコントローラ ポートが機能している限り、システムは継続して動作し、アクセス ポイントはネットワークに接続されたままとなります。また、ワイヤレス クライアントは引き続きデータを送受信します。
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
LAG を使用すると、インターフェイスごとにプライマリ ポートとセカンダリ ポートを設定する必要がなくなるため、コントローラの設定が簡素化されます。いずれかのコントローラ ポートに障害が発生した場合は、他のポートへトラフィックが自動的に移行します。少なくとも 1 つのコントローラ ポートが機能している限り、システムは継続して動作し、アクセス ポイントはネットワークに接続されたままとなります。また、ワイヤレス クライアントは引き続きデータを送受信します。
CAPWAP LAG サポート機能は、CAPWAP 用に複数のイーサネット ポートをサポートしているアクセス ポイントに適用されます。
デュアル イーサネット ポートを搭載した 11AC AP では、データ チャネルで CAPWAP AP LAG サポートが必要です。
Cisco Aironet 1850、2800、および 3800 シリーズの AP では、2 番目のイーサネット ポートがデフォルトでリンク集約(LAG)ポートとして使用されます。この LAG ポートは LAG が無効になっている場合に RLAN ポートとして使用できます。
次の AP は、LAG ポートを RLAN ポートとして使用します。
1852E
1852I
2802E
2802I
3802E
3802I
3802P
アクセス ポイントは CAPWAP AP LAG サポート向けに明確に有効にする必要があります。
CAPWAP データは IPv6 をサポートしていません。
LAG を有効にする場合はデータ DTLS を有効にしないでください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 |
configure terminal 例:
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 2 |
ap lag support 例:
|
コントローラで CAPWAP LAG サポートを有効にします。
したがって、LAG 機能を持つすべての AP がリブートし、有効になっている CAPWAP LAG に join します。 |
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ステップ 3 |
end 例:
|
特権 EXEC モードに戻ります。また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。 |
CAPWAP LAG がコントローラでグローバルに有効になると、次のようになります。
AP は、コントローラに join します。
AP は、CAPWAP サポートを交換します。
LAG が AP で有効になっている場合、LAG モードが開始されます。
CAPWAP LAG がコントローラでグローバルに無効になると、次のようになります。
AP は、コントローラに join します。
AP は、CAPWAP サポートを交換します。
LAG が AP ですでに有効になっている場合、AP LAG 設定が AP に送信されます。
AP がリブートします。
AP は、無効になった LAG を使用して再度 join します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 |
configure terminal 例:
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 2 |
ap profile ap-profile 例:
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AP プロファイルを設定し、AP プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。
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ステップ 3 |
lag 例:
|
AP プロファイルの CAPWAP LAG を有効にします。 |
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ステップ 4 |
end 例:
|
コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 |
ap profile ap-profile 例:
|
AP プロファイルを設定し、AP プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。
|
||
ステップ 3 |
no lag 例:
|
AP プロファイルの CAPWAP LAG を無効にします。 |
||
ステップ 4 |
end 例:
|
コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 |
no ap lag support 例:
|
コントローラで CAPWAP LAG サポートを無効にします。
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||
ステップ 3 |
end 例:
|
コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
すべてのシスコ AP のグローバル LAG ステータスを確認するには、次のコマンドを使用します。
Device# show ap lag-mode
AP Lag-Mode Support Enabled
AP LAG 設定のステータスを確認するには、次のコマンドを使用します。
Device# show ap name <ap-name> config general
Cisco AP Identifier : 0008.3291.6360
Country Code : US
Regulatory Domain Allowed by Country : 802.11bg:-A 802.11a:-AB
AP Country Code : US - United States
::
AP Lag Configuration Status : Enabled/Disabled
Has AP negotiated lag based on AP capability and per AP config.