RF プロファイル

RF タグプロファイル

RF プロファイルを使用すると、共通のカバレッジゾーンを共有する AP のセットをグループ化し、そのカバレッジゾーン内の AP に対する RRM の動作を選択的に変更できます。たとえば、多くのユーザが集まる、または会合するエリアに、大学が高密度の AP を展開する場合があります。この場合は、同一チャネル干渉を管理しながら、セル密度に対処するために、データレートと電力の両方を操作する必要があります。隣接エリアでは、通常のカバレッジが提供されますが、そのような操作によって高密度エリアのカバレッジが失われることがあります。

RF プロファイルと RF タグを使用すると、異なる環境やカバレッジゾーンで動作する AP のセットに対する RF 設定を最適化できます。RF プロファイルは IEEE 802.11 無線用に作成され、RF タグにマッピングされているすべての AP に適用されます。つまり、その RF タグを持つ AP はすべて同じプロファイル設定になります。

AP タグの設定（GUI）

始める前に

プライマリコントローラとバックアップコントローラを設定する前に、AP 参加プロファイルがすでに設定済みであることを確認します。

手順

ステップ 1	[Configuration] > [Tags & Profiles] > [Tags] > > を選択します。
ステップ 2	[Manage Tags] ページで、[AP] タブをクリックします。
ステップ 3	[Tag Source] タブで、タグソースをドラッグアンドドロップして優先順位を変更します。
ステップ 4	必要に応じて、[Revalidate Tag Sources on APs] チェックボックスをオンにします。
ステップ 5	[Apply] をクリックします。
ステップ 6	[Static] タブで、[Add] をクリックします。
ステップ 7	[Associate Tags to AP] ウィンドウで、MAC アドレスを入力します。
ステップ 8	適切な [Policy Tag Name]、[Site Tag Name]、[RF Tag Name] を選択します。
ステップ 9	[Save & Apply to Device] をクリックします。
ステップ 10	[Filter] タブで、[Add] をクリックします。
ステップ 11	[Associate Tags to AP] ウィンドウで、ルールと AP 名の正規表現を入力します。
ステップ 12	スライダを使用して、[Active] を有効にします。
ステップ 13	[Priority] を入力します。有効な範囲は 0 ～ 127 です。
ステップ 14	適切な [Policy Tag Name]、[Site Tag Name]、[RF Tag Name] を選択します。
ステップ 15	[Save & Apply to Device] をクリックします。

AP タグの設定（CLI）

AP タグを作成するには、次の手順に従います。

始める前に

ワイヤレス RF タグで作成したものと同じ AP タグを使用していることを確認します。

手順

コマンドまたはアクション目的

ステップ 1

configure terminal

例:

Device# configure terminal

グローバルコンフィギュレーションモードを開始します。

ステップ 2

ap mac-address

例:

Device(config)# ap 188b.9dbe.6eac

AP タグコンフィギュレーションモードを開始します。

重要	AP MAC アドレスのみを使用してください。イーサネット MAC アドレスは使用しないでください。

ステップ 3

rf-tag rf-tag

例:

Device(config-ap-tag)# rf-tag rftag1

名前付き RF タグを設定し、AP MAC アドレスをタグに追加します。

ステップ 4

end

例:

Device(config-ap-tag)# end

コンフィギュレーションモードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ap tag summary

例:

Device# show ap tag summary

使用可能な AP のタグのサマリーを表示します。

次のタスク

ワイヤレス RF タグを設定します。