この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
CAR は、管理者、マネージャ、個々のユーザの 3 つのレベルのユーザのためのレポート機能を提供します。CDR 検索を使用できるのは、CAR 管理者だけです。
どの CDR 検索レポートでも、設定した日付と時刻の範囲内で古い方から 100 レコードしか表示されません。CDR 検索レポートは、HTML 形式でしか生成されません。
CDR 検索を設定すれば、コールの詳細を確認できます。検索は、1 つのコールのすべての関連レッグのグループを形成します。これは、コールが会議や転送を含む場合に便利です。この方法は、コール全体の進行状況や各部の品質を追跡するのに役立ちます。
ユーザ/電話番号/SIP URL による CDR 検索:CAR 管理者が使用できます。CDR をユーザまたは電話番号(発信者、元の着信者、最終的な着信者、ブリッジ番号など)で検索することにより、検索条件を満たす最初の 100 レコードのコール詳細情報を分析できます。指定した期間について、特定の番号を使用してコールを検索できます。これは、診断または情報収集の目的で、任意の特定番号が発信または着信したコールを追跡するのに役立ちます。転送、会議コールなど、関連のあるすべてのレコードが、論理グループとしてまとめて表示されます。電話番号または SIP URL を指定しなかった場合、指定した日付範囲に一致する最初の 100 個の CDR レコードが返されます。
ゲートウェイによる CDR 検索:CAR 管理者が使用できます。ゲートウェイで CDR を検索することにより、特定のゲートウェイを使用したコールの詳細情報を分析できます。この方法は、特定のゲートウェイを通過したコールに関する問題を追跡する際に役立ちます。
コール終了原因での CDR 検索:CAR 管理者が使用できます。コールが終了した原因で CDR を検索することにより、コールの終了原因に関する情報を取得できます。コール終了の原因のリストから選択し、指定した日付範囲のレポートを生成できます。生成されたレポートには、レポート条件に加えて、与えられた時間に発信されたコールの総数が含まれます。さらに、コール終了原因コードと説明、コールの総数、各コール終了原因のコールの割合(%)、その CDR を選択するためのオプションの入った表が表示されます。
コールの優先レベル別の CDR 検索:CAR 管理者が使用できます。コールの優先レベルで CDR を検索できます。生成されたレポートでは、優先度に基づいて CDR を表示できます。レポートの生成に使用する優先レベルと日付範囲を選択できます。レポートには、コールの番号と、選択した各優先レベルに対するそれらのコールの割合(%)が表示されます。[コールの優先順位の詳細(Call Precedence Details)] ウィンドウでのレポート条件には、レポートが情報を生成した優先レベルと日付範囲が表示されます。[優先レベル別の CDR 検索結果(CDR Search by Precedence Levels Result)] ウィンドウから、メディア情報と CDR-CMR ダンプを表示できます。メディア情報と CDR-CMR ダンプ情報は、別々のウィンドウで表示されます。
迷惑呼の CDR 検索:CAR 管理者が使用できます。CDR を検索して、迷惑呼に関する情報を取得できます。電話番号または SIP URL とレポートを生成する日付範囲を選択できます。レポートには、選択した電話番号または SIP URL と日付範囲のすべての迷惑呼の CDR が表示されます。レポート条件には、電話番号または SIP URL とレポートが情報を生成した日付範囲が表示されます。[CDR-CMR 検索結果(CDR-CMR search results)] ウィンドウから、メディア情報と CDR-CMR ダンプを表示できます。メディア情報と CDR-CMR ダンプ情報は、別々のウィンドウで表示されます。
CDR/CMR のエクスポート:CAR 管理者が使用できます。この機能では、与えられた日付範囲の CDR/CMR ダンプ情報をコンピュータ上の選択した場所に CSV 形式でエクスポートできます。また、ダンプ情報のファイル サイズを表示したり、CDR/CMR ファイルを削除したりすることもできます。
必ず Cisco Unified Communications Manager サービス パラメータの CDR Enabled Flag と Call Diagnostics Enabled を True(イネーブル)に設定して、システムが CDR/CMR データを生成できるようにしてください。デフォルトでは、これらのサービス パラメータはディセーブルになっています。これらのサービス パラメータの詳細については、CDR サービス パラメータを参照してください。
すべての CAR レポートで、CDR データが使用されます。レポートを作成する際には、必ず最新の CDR データを元にしてください。デフォルトでは、CDR データは週末も含めて 24 時間連続稼働でロードされますが、必要に応じて、ロード時間や、間隔、継続時間を設定できます。詳細については、CAR システム スケジューラを参照してください。
ユーザ/電話番号/SIP URL による CDR 検索の機能を使用できるのは、CAR 管理者だけです。
ここでは、ユーザまたは電話番号または SIP URL 機能に基づいて CDR データの詳細情報を表示する方法を説明します。CDR データをユーザまたは電話番号(発信者、元の着信者、または最終的な着信者)で検索することにより、検索条件を満たす最も古い方から 100 レコードのコール詳細情報を分析できます。100 を超えるレコードが返された場合は、超えた部分の結果は切り捨てられます。指定した期間について、特定の番号を使用してコールを検索できます。これは、診断または情報収集の目的で、任意の特定番号が発信または着信したコールを追跡するのに役立ちます。転送、モビリティ、サイレント モニタリングと録音、会議コールなど、関連のあるすべてのレコードが、論理グループとしてまとめて表示されます。
ステップ 1 |
を選択します。 [CDR 検索(CDR Search)] ウィンドウが表示されます。
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ステップ 2 | 次のいずれかの作業を実行します。 | ||
ステップ 3 | 指定したユーザまたは電話番号か SIP URL の CDR を表示する期間の日付と時刻の範囲を選択します。現在の時刻が、協定世界時(UTC)と現地時間の両方で表示され、次の規則が使用されます。
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ステップ 4 | CDR 検索をグループ化ありで実行するか、なしで実行するかを選択します。グループ化するように選択する場合は、[グループ化する(With Grouping)] の横のチェックボックスをオンにします。デフォルト値は、グループ化なしです。
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ステップ 5 | [OK] ボタンをクリックします。
[CDR-CMR 検索結果(CDR-CMR Search Results)] ウィンドウが表示されます。ステップ 3で設定した日付範囲内で古い方から 100 レコードだけが表示されます。 | ||
ステップ 6 | CMR データを表示するには、[その他(Others)] ボタンをクリックします。CDR と CMR 両方のデータ フィールドを表示するには、[表示(View)] ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 7 | レポートを電子メール受信者にメールで送信するには、メール レポートの手順を実行します。 |
ゲートウェイによる CDR 検索の機能を使用できるのは、CAR 管理者だけです。
ここでは、指定したゲートウェイ タイプ、または選択したルート パターンを使用するゲートウェイに基づいて CDR データを検索する方法を説明します。
ステップ 1 |
を選択します。 [ゲートウェイによる CDR 検索(CDR Search by Gateway)] ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 2 | 次のいずれかの作業を実行します。 | ||
ステップ 3 | リストからゲートウェイ タイプを選択します。
ゲートウェイの名前が、[ゲートウェイのリスト(List of Gateways)] ボックスに表示されます。
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ステップ 4 | [ゲートウェイのリスト(List of Gateways)] ボックスで、レポートに含めるゲートウェイを選択します。
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ステップ 5 | 選択したゲートウェイを [選択されたゲートウェイ(Selected Gateways)] ボックスのリストに移動するには、下矢印をクリックします。
選択したゲートウェイが、[選択されたゲートウェイ(Selected Gateways)] ボックスに表示されます。 | ||
ステップ 6 | CDR データを検索する期間の日付と時刻の範囲を選択します。現在の時刻が、協定世界時(UTC)と現地時間の両方で表示され、次の規則が使用されます。
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ステップ 7 | CDR 検索をグループ化ありで実行するか、なしで実行するかを選択します。グループ化するように選択する場合は、[グループ化する(With Grouping)] の横のチェックボックスをオンにします。デフォルトは、グループ化なしです。
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ステップ 8 | [OK] ボタンをクリックします。
[CDR-CMR 結果(CDR-CMR Results)] ウィンドウが表示されます。ステップ 6で設定した日付と時刻の範囲内で古い方から 100 レコードだけが表示されます。100 を超えるレコードが返された場合は、超えた部分の結果は切り捨てられます。 | ||
ステップ 9 | CMR データを表示するには、[その他(Others)] ボタンをクリックします。CDR と CMR 両方のデータ フィールドを表示するには、[表示(View)] ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 10 | レポートを電子メール受信者にメールで送信するには、メール レポートの手順を実行します。 |
コール終了原因での CDR 検索の機能を使用できるのは、CAR 管理者だけです。次の表に、検索条件に指定できるコール終了原因コードを示します。
ステップ 1 |
を選択します。 [コール終了の原因(Cause for Call Termination)] ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 2 | コール終了の原因を検索するには、コール終了原因のリスト内の原因を強調表示にします。
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ステップ 3 | 必要な原因が強調表示になった状態で、[選択されたコールの終了原因(Selected Call Termination Causes)] ボックスの上にある下矢印をクリックします。
選択した原因が、[選択されたコールの終了原因(Selected Call Termination Causes)] リスト ボックスに表示されます。
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ステップ 4 | CDR データを検索する期間の日付と時刻の範囲を選択します。時刻範囲を設定する際には、UTC を使用します。 | ||
ステップ 5 | CDR 検索をグループ化ありで実行するか、なしで実行するかを選択します。グループ化するように選択する場合は、[グループ化する(With Grouping)] の横のチェックボックスをオンにします。デフォルトは、グループ化なしです。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。
[コール終了の詳細(Call Termination Details)] ウィンドウに、レポート生成に使用されたレポート条件が表示され、さらに選択されている各原因コードの与えられた時間範囲内に発信されたコールの総数、コール レッグ数、コール レッグの割合(%)が表示されます。ステップ 4で設定した日付と時刻の範囲内で古い方から 100 レコードだけが表示されます。100 を超えるレコードが返された場合は、超えた部分の結果は切り捨てられます。 | ||
ステップ 7 | CDR を表示するには、コール終了詳細情報の表示を参照してください。 |
コール終了原因での CDR 検索の生成の手順に従って、[コール終了の詳細(Call Termination Details)] ウィンドウを表示します。
ステップ 1 | [CDR の選択(Select CDRs)] フィールドで、表示する個々の CDR の横にあるチェックボックスをオンにするか、またはリスト内のすべての CDR を表示する場合は [CDR の選択(Select CDRs)] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 2 | 表示する CDR を選択し終えたら、[CDR の表示(View CDRs)] をクリックします。
[CDR-CMR 検索結果(CDR-CMR Search Results)] ウィンドウが表示されます。 メディア情報と CDR-CMR ダンプ レコードを表示するには、[その他(Others)] リンクと [表示(View)] リンクをクリックします。 |
ステップ 3 | ウィンドウに表示された情報を印刷するには、ブラウザで [編集(Edit)] ボタンをクリックします。[すべて選択(Select All)] ボタンを右クリックして、印刷するレポート部分を強調表示にします。[印刷(Print)] ボタンをクリックします。 |
ステップ 4 | レポートを電子メールで送信するには、[レポートの送信(Send Report)] をクリックし、メール レポートで説明されている手順を実行します。 |
ステップ 1 |
を選択します。 [優先レベル別の CDR 検索(CDR Search by Precedence Levels)] ウィンドウが表示されます。 | ||||||||||||||||
ステップ 2 | [優先レベルの選択(Select Precedence Levels)] で、次の表の説明に従って、検索するコールの優先レベルのチェックボックスをオンにします。
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ステップ 3 | [開始日(From Date)] フィールドで、CDR を検索する日付と時刻を選択します。現在の時刻が、協定世界時(UTC)と現地時間の両方で表示され、次の規則が使用されます。
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ステップ 4 | [終了日(To Date)] フィールドで、CDR を検索する日付と時刻を選択します。 | ||||||||||||||||
ステップ 5 | CDR 検索をグループ化ありで実行するか、なしで実行するかを選択します。グループ化するように選択する場合は、[グループ化する(With Grouping)] の横のチェックボックスをオンにします。デフォルト値は、グループ化なしです。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。
[コールの優先順位の詳細(Call Precedence Details)] ウィンドウが表示され、コールの優先度レベルと値、コール レッグの数、およびコール レッグの割合(%)が示されます。 | ||||||||||||||||
ステップ 7 | [CDRの選択(Select CDRs)] カラムで、表示する CDR のチェックボックスをオンにします。 | ||||||||||||||||
ステップ 8 | [CDRの表示(View CDRs)] をクリックします。
[優先レベル別のCDR-CMR検索:CDR-CMR検索結果(CDR-CMR Search by Precedence Levels:CDR-CMR Search Results)] ウィンドウが表示されます。ステップ 3とステップ 4で設定した日付と時刻の範囲内で古い方から 100 レコードだけが表示されます。100 を超えるレコードが返された場合は、超えた部分の結果は切り捨てられます。 | ||||||||||||||||
ステップ 9 | CMR データを表示するには、[その他(Others)] ボタンをクリックします。CDR と CMR 両方のデータ フィールドを表示するには、[表示(View)] ボタンをクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 10 | レポートを電子メール受信者にメールで送信するには、[レポートの送信(Send Report)] をクリックし、メール レポートの手順を実行します。 |
ステップ 1 |
を選択します。 [迷惑呼の CDR 検索(CDR Search for Malicious Calls)] ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 2 | 次のいずれかの作業を実行します。 | ||
ステップ 3 | CDR データを検索する期間の日付と時刻の範囲を選択します。現在の時刻が、協定世界時(UTC)と現地時間の両方で表示され、次の規則が使用されます。
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ステップ 4 | CDR 検索をグループ化ありで実行するか、なしで実行するかを選択します。グループ化するように選択する場合は、[グループ化する(With Grouping)] の横のチェックボックスをオンにします。デフォルト値は、グループ化なしです。
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ステップ 5 | [OK] をクリックします。
[CDR-CMR 検索結果(CDR-CMR Search Results)] ウィンドウが表示されます。ステップ 3 で設定した日付と時刻の範囲内で古い方から 100 レコードだけが表示されます。100 を超えるレコードが返された場合は、超えた部分の結果は切り捨てられます。 | ||
ステップ 6 | CMR データを表示するには、[その他(Others)] ボタンをクリックします。CDR と CMR 両方のデータ フィールドを表示するには、[表示(View)] ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 7 | レポートを電子メール受信者にメールで送信するには、メール レポートの手順を実行します。 |
ステップ 1 |
を選択します。 [異なるコールタイプの CDR 検索(CDR Search for Different Call Types)] ウィンドウが表示されます。
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ステップ 2 | [コールタイプの選択(Select Call Type)] ドロップ ダウン リストからコール タイプを選択します。 次に、コール タイプの一覧を示します。
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ステップ 3 | 次のいずれかの作業を実行します。 | ||
ステップ 4 | 現在の時刻が、協定世界時(UTC)と現地時間の両方で表示されます。UTC と現地時間は、January 15, 2007 12:00:00 のように mmddyyyy hhmmss の数値文字列で構成されます。 | ||
ステップ 5 | [タイムゾーンの選択(Select TimeZone)] フィールドで、CDR を検索するために使用する時間帯を選択します。オプションには、現地時間帯とグリニッジ標準時(GMT)が含まれます。 | ||
ステップ 6 | [開始日(From Date)] フィールドと [終了日(To Date)] フィールドで、CDR を検索する開始日時と終了日時をそれぞれ選択します。[開始(From)] フィールドと [終了(To)] フィールドの時刻には、次の規則が適用されます。 | ||
ステップ 7 | [OK] をクリックします。
[CDR-CMR 検索結果(CDR-CMR Search Results)] ウィンドウが表示されます。ステップ 3 とステップ 4 で設定した日付と時刻の範囲内で古い方から 100 レコードだけが表示されます。100 を超えるレコードが返された場合は、超えた部分の結果は切り捨てられます。 | ||
ステップ 8 | CMR データを表示するには、[その他(Others)] ボタンをクリックします。CDR と CMR 両方のデータ フィールドを表示するには、[表示(View)] ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 9 | レポートを電子メール受信者にメールで送信するには、[レポートの送信(Send Report)] をクリックし、メール レポートの手順を実行します。 |