EMCC デバイスの挿入
BAT を使用して、Cisco Unified Communications Manager データベースに EMCC デバイスを追加します。
EMCC デバイスごとに、EMCC1、EMCC2 などの形式で一意の名前が付きます。BAT は、最後に使用された番号を取得することにより、EMCC デバイス番号を割り当てます。電話機、UDP、RDP、EMCC テンプレートなどの他のエンティティに同じ形式(EMCC1、EMCC2)の名前が付いている場合、BAT Insert EMCC は命名の重複に関するエラーを生成します。そのため、EMCC デバイスを挿入する前に、同じ名前形式の上記のエンティティを必ず名前変更してください。
例
管理者ユーザが 27 台の EMCC デバイスを挿入するとします。まず BAT は、UCM で使用された最後の EMCC デバイス シリアル番号(たとえば EMCC123)を探します。その後、その次の番号からデバイスの挿入を開始します(EMCC124 ~ EMCC150)。UDP デバイスに EMCC135、EMCC137、EMCC150 という名前がすでに使用されている場合、BAT Insert EMCC は命名エラーを生成します。UDP デバイスの名前を変更しない限り、上記の名前を持つ EMCC デバイスは作成されません。
始める前に
EMCC デバイスを挿入する前に、有効な EMCC テンプレートをデフォルトとして設定する必要があります。EMCC デバイスの更新手順に従って、デフォルト テンプレートを設定します。
追加する EMCC デバイスの数を判別するには、登録済み電話機の数を調べて、現時点で登録されていない可能性のあるデバイスを考慮するためにそれに 5% を加えます。100 台の電話機がある場合は、100 に 0.05 を掛けて 5 を算出します。結果(5)を合計(100)に加えます。EMCC デバイスの数は 105 です。
Cisco Unified Communications Manager 上の登録済みの電話機、ゲートウェイ、およびメディア リソース デバイスの数に関する情報を表示するには、RTMT を開いて、[音声/ビデオ(Voice/Video)] > [デバイス(Device)] > [デバイスの要約(Device Summary)] の順に選択します。
手順
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
ステップ 2 |
[EMCC デバイスの挿入(Insert EMCC Devices)] ラジオ ボタンが選択されていることを確認します。 |
ステップ 3 |
[追加する EMCC デバイスの数(Number of EMCC Devices to be added)] フィールドに、デバイスの数を入力します。 |
ステップ 4 |
[ジョブ情報(Job Information)] 領域に、ジョブの説明を入力します。 [EMCC デバイスの挿入(Insert EMCC Devices)] がデフォルトの説明です。 |
ステップ 5 |
すぐに EMCC デバイスを挿入する場合は、[今すぐ実行(Run Immediately)] をクリックします。後でデバイスを挿入する場合は、[後で実行(Run Later)] をクリックします。 |
ステップ 6 |
EMCC デバイスを挿入するためのジョブを作成するには、[送信(Submit)] をクリックします。 |
ステップ 7 |
[一括管理(Bulk Administration)] メイン メニューの [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] オプションを使用して、このジョブをスケジュールまたはアクティブ化します。 |