サーバーへの設定のインポート
[一括管理(Bulk Administration)] メニューを使用して、Unified Communications Manager に設定データをインポートできます。
(注) |
BAT を使用してサービス プロファイル データをエクスポートする場合、[ユーザー管理(User Management)] > [ユーザー設定(User Settings)] > [サービスプロファイル(Service Profile)] > [ディレクトリプロファイル Unified CM 管理(Directory Profile Unified CM Administration)] インターフェイスで設定された LDAP パスワードは、暗号化された形式でエクスポートされます。Unified Communications Manager サーバーから別のサーバーにサービス プロファイル データをインポートするには、エクスポートした .csv ファイルにプレーン テキスト形式でパスワードを手動で再入力する必要があります。これは、復号キーがサーバーごとに異なるため、同じパスワードをインポートできないためです。 認証に LDAP クレデンシャルを使用している場合は、Jabber クライアント設定(jabber-config.xml)ファイルで設定された DiagnosticsToolEnabled パラメータを使用して [Cisco Jabber 診断ツール(Cisco Jabber Diagnostic Tool)] を無効にする必要があります。 |
エンタープライズ パラメータまたはサービス パラメータを正常にインポートするためには、インポート場所で Cisco Unified Communications Manager Administration の [エンタープライズ パラメータ(Enterprise Parameter)] または [サービスパラメータ(Service Parameter)] ウィンドウからパラメータを更新する必要があります。その場合は、インポートを実行する前に、Cisco Unified Communications Manager Administration の [エンタープライズパラメータ(Enterprise Parameter)] または [サービスパラメータ(Service Parameter)]ウィンドウで、何も変更せずに [保存(Save)] をクリックしてください。
注目 |
[インポート/エクスポート(Import/Export)] を使用して更新できるのは、既存のエンタープライズパラメータまたはサービスパラメータだけです。データベースで一部のパラメータが欠落している場合、パラメータのインポートが失敗します。 |
"[既存の設定の上書き(Override the existing configuration)]" オプションを使用すると、アイテムがサーバーに存在する場合はそれを更新し、存在しない場合はそれを挿入するよう BPS に指示できます。この上書き(オーバーライド)オプションを使って電話機やユーザー デバイス プロファイルをインポートするとき、IP 電話サービスは更新されず、既存のエンティティのセットに付加されるだけです。
(注) |
同じ名前の複数の IP 電話サービスが存在する可能性がありますが、このようなサービスを区別する一意のキーが存在しないため、[インポート/エクスポート(Import or Export)] 操作でどのサービスを更新すか特定できず、代わりにサービスを付加します。 |
始める前に
import.csv ファイルに IPMA 固有のテンプレートが含まれている場合は、インポートトランザクションを実行する前に、ターゲットサーバー上で IPMA ウィザードを必ず実行してください。
手順
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
||
ステップ 2 |
[ファイル名(File Name)] フィールドで .tar ファイル名を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。
|
||
ステップ 3 |
[インポートの設定(Import Configuration)] セクションに、.tar ファイルのすべてのコンポーネントが一覧表示されます。インポートするオプションに対応するチェックボックスをオンにします。 |
||
ステップ 4 |
アイテムが存在する場合はそれを更新し、存在しない場合はそれを挿入するよう BPS に指示するには、[既存の設定の上書き(Override the existing configuration)] チェックボックスをオンにします。 既存の設定をオーバーライドするかどうかは任意選択です。
|
||
ステップ 5 |
[すべて選択(Select All)] をクリックすると、同時にすべてのオプションが選択され、[すべてをクリア(Clear All)] をクリックすると、すべての選択がクリアされます。 |
||
ステップ 6 |
対応するラジオ ボタンを選択して、ジョブをすぐに実行するか、それとも後で実行するかを選択します。 |
||
ステップ 7 |
選択されたデータをインポートするためのジョブを作成するには、[送信(Submit)] をクリックします。 [ステータス(Status)] セクション内のメッセージで、ジョブが正常に送信されたことを確認できます。 |
||
ステップ 8 |
[一括管理(Bulk Administration)] メイン メニューの [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] オプションを使用して、このジョブをスケジュールまたはアクティブ化します。 |
次のタスク
ジョブの実行が失敗した後、修正済みの同じ tar ファイルを実行するときに「上書き」を使用できます。
(注) |
Unified Communications Manager サーバーが作成されるとき、バックグラウンドでデータベーストリガーが起動し、これによって会議ブリッジ(CFB)やメディア ターミネーション ポイント(MTP)などのエンティティが自動的に作成されます。これらのエンティティには CFB_1 や MTP_1 などの名前が付けられます。 ユーザーがこの情報を TAR ファイルにエクスポートして、それを別の Unified Communications Manager サーバーにインポートすると、システムは CFB や MTP などのアイテムを作成します。新しい Unified Communications Manager サーバー上の名前は、インポート前の名前と同じになることも、異なる名前になることもあります。 |