機密アクセス レベルの設定について
Cisco Unified Communications Manager Administration で、メニュー パス
を使用して CAL を設定します。CAL 機能は、発信やその他の補足機能(転送、Meet-Me などの会議など)を制限するために使用されます。-
デバイス(IP フォンなど)
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回線(電話番号など)
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トランク(SIP トランクなど)
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設定に基づいて発信の完了を制御します。
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発信について付加的な情報を伝える、電話に関する情報を表示します。
CAL マトリックスのフォーマット
機密アクセス レベル(CAL)マトリックスは、発信ポリシーを実装するために、ある CAL を他の CAL と比較するのに使用される X/Y マトリックスです。発信側番号からの CAL は、マトリックスの X 軸方向に選択され、マトリックスの Y 軸方向に着信側番号と比較されます。これら 2 つの値の交点は解決済み CAL と呼ばれます。解決済み CAL は、発信が続行されるべきかを判定し、またユーザに表示されるメッセージも判定します。
列 1 |
列 2 |
列 3 |
列 4 |
列 5 |
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説明 |
CAL |
1 |
2 |
3 |
制限なし |
1 |
1 |
1 |
1 |
制限付 |
2 |
1 |
2 |
2 |
社外秘 |
3 |
1 |
2 |
3 |
終了 |
説明 |
制限なし |
制限あり |
社外秘 |
重要 |
マトリックスは対称である必要があります。例えば、上記のサンプル CAL マトリックスで、CAL 2 と CAL 3 の交点にある値は CAL 3 と CAL 2 の交点にある値と同じです。それで、どちらの場合も解決済み CAL は 2 です(制限あり)。Cisco Unified Communications Manager は、インポートされたマトリックスが対称かどうかを検証しません。したがって、目的の発信ポリシーと一致するマトリックスを設定する責任は管理者にあります。 |
-
1:制限なし
-
2:制限あり
-
3:機密
CAL マトリックスの最初の行は、Cisco Unified Communications Manager にインポートしたい有効な CAL をすべて含む必要があります。説明と CAL 値は任意です。残りの列の CAL には、インポートしたい任意の数値を指定することができます。続く行は、列 1 ではテキストによる説明を、列 3 および続く列では他の CAL との関係を定義します。第 1 の行に入力された各 CAL に対して、その値についてのテキストの説明を含む結果の行があるべきです。言い換えると、列 1 は、第 1 の行に入力されるすべての CAL についてのテキストの説明を含む必要があります。最後の行(終了、説明)は、CAL マトリックスの終了を示します。この行を超える CAL はインポートされません。
発信が、CAL が 1(制限なし)である番号から CAL が 2(制限あり)である着信番号に対してなされた場合、解決済み CAL は 1(CAL 1 と CAL 2 の交点)になります。したがって、CAL 1 に対応するテキストである「制限なし」が両方の電話に表示されます。同様に、制限された側(CAL 2)と機密側(CAL 3)との間の発信の場合、「制限あり」(解決済み CAL 2 に対応)が両方の電話に表示されます。したがって、CAL マトリックスは発信に関わるすべての当事者の中で最も大きい共通の値に解決されます。