コール パークの概要
コール パーク機能を使用すると、通話を保留にし、Unified Communications Manager システム内の別の電話機(たとえば、別のオフィスや会議室の電話機)からその通話に応答することができます。アクティブ コールに対応している場合は、[パーク(Park)] ソフトキーを押すと、そのコールをコール パーク内線番号にパークできます。システム内の別の電話からコール パーク内線番号にダイヤルして、その通話を受けることができます。
コール パーク内線番号として使用するために、単一のディレクトリ番号を定義することも、ディレクトリ番号の範囲を定義することもできます。各コール パーク内線番号にパークできるコールは 1 つだけです。
コール パーク機能は Unified Communications Manager クラスタ内で機能します。クラスタ内の各 Unified Communications Manager ノードにコール パーク内線番号が定義されている必要がありますコール パーク内線番号として使用するために、単一のディレクトリ番号を定義することも、ディレクトリ番号の範囲を定義することもできます。電話番号または番号範囲が一意であることを確認します。
ユーザは、割り当てられたルート パターン(たとえば、インタークラスタ トランクのルート パターンとしての 80XX)とコール パーク番号(たとえば 8022)をダイヤルして、パークされた通話を別の Unified Communications Manager クラスタから取得できます。コーリング サーチ スペースとパーティションが正しく設定されていることを確認する必要があります。コール パークはクラスタ間で機能します。
有効なコール パーク内線番号は、整数とワイルドカード文字 X からなります。コール パーク内線番号には最大で XX を設定できます(例:80XX)。これにより、最大 100 件のコール パーク内線番号を提供できます。コールがパークされると、Unified Communications Manager は、次に使用可能なコール パーク内線番号を選択し、電話機にその番号を表示します。
パーク モニタリング
パーク モニタリングは、タイマーが期限切れになるまで Cisco Unified Communications Manager がパークされたコールのステータスをモニタする、オプションのコール パーク機能です。タイマーが期限切れになると、コールは事前に設定されている番号に転送されるか、ボイスメールに送信されるか、またはコールのパーク元に戻ります。パーク モニタリングは電話回線とハント パイロットに適用できます。