迷惑コール ID の概要
迷惑なコールや危険なコールをトラックするために、迷惑コール ID(MCID)機能を設定できます。ユーザは、Cisco Unified Communications Manager がネットワーク上の着信コールの発信元を特定して登録するようにリクエストすることで、このようなコールをレポートできます。
MCID 機能を設定すると、次のアクションが実行されます。
- ユーザが危険なコールを受信し、[迷惑コール(Malicious call)] を押します(または、SCCP ゲートウェイに接続されている POTS 電話機を使用している場合は機能コード *39 を入力します)。
- Cisco Unified Communications Manager はユーザに確認トーンとテキスト メッセージを送信し(電話機にディスプレイがある場合)、MCID 通知の受信を確認します。
- Cisco Unified Communications Manager は、迷惑コールとして登録されていることが示されているコールに対して、呼詳細レコード(CDR)を更新します。
- Cisco Unified Communications Manager は、イベント情報を含むアラームおよびローカルの syslog エントリを生成します。
- Cisco Unified Communications Manager は、MCID 呼び出しを、ファシリティ メッセージを介して接続されたネットワークに送信します。ファシリティ情報要素(IE)は、MCID 呼び出しを暗号化します。
- この通知を受信すると、PSTN または他の接続されたネットワークは、法的機関にコール情報を提供するなどのアクションを実行します。