ハント グループの概要
ハント グループは階層的に編成された回線のグループで、ハント グループ リストの最初の番号が話中の場合は 2 番目の番号にダイヤルされます。2 番目の番号が話中の場合は次の番号がダイヤルされるという具合に続きます。
電話ユーザは、ハント グループへのログインまたはハント グループからのログアウトに IP フォンの [ハント(Hlog)] ソフトキーまたは [ハント グループ(Hunt Group)] 回線ボタンを使用します。電話にはログイン状態が視覚的に表示されるので、ユーザは各自が 1 つ以上の回線グループにログインしているかどうかを確認できます。
ハント グループ機能には次の機能があります。
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ユーザは IP フォンの [ハント(Hlog)] ソフトキーを使用して電話へのログインと電話からのログアウトを切り替えます。
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ハント グループにより、発信者が内線番号グループから使用可能な回線を自動的に検出できます。
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ハント グループ ログオフ機能により、電話ユーザは、電話番号にルーティングされた着信コールを電話機で受信しないように設定できます。電話に関連付けられている 1 つ以上の回線グループへのコール以外の着信コールの場合、電話のステータスに関係なく電話の呼び出し音が鳴ります。
(注)
電話番号(DN)は、電話に関連付けられている回線グループに属します。
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システム管理者は、ハント グループに自動でログインした電話へのユーザのログインまたはログアウトを実行できます。
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電話ユーザは [ハント(Hlog)] ソフトキーを使用して、電話の電話番号が属するすべての回線グループから、その電話をログアウトできます。
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Cisco Unified Communications Manager リリース 9.0 以降では、ハント グループ ログオフ機能により、モバイル デバイスをデスク フォンとして使用できるようになりました。モバイル クライアントから [ハント(Hlog)] ソフトキーを使用する場合、ハント パイロットに対して発信されたコールを受信しません。