リモート ワーカー緊急コールの概要
リモート ワーカー緊急コール機能により、顧客はリモート バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)接続を使用した信頼性の高い緊急コール サポートをリモート ワーカーに提供できます。オフプレミス ユーザからの緊急コールは公安応答局(PSAP)にルーティングされ、各コールではユーザが提供するロケーション情報が配信されます。
この機能を使用するには、デバイス登録が中断されるたびにリモート ワーカーがロケーションを確認または更新する必要があります。最初に、オフプレミス向けデバイス(顧客のネットワークにリモート接続するデバイス)にカスタマイズ可能な免責事項通知が表示されます。この通知は、正しいロケーション情報を提供するようユーザに指示します。ロケーション情報が提供されると、指定したデバイスに現在関連付けられているオフプレミス ロケーションが表示されます。ユーザは現在のロケーションを確認するか、または保存されている別のロケーションをデバイスのディスプレイで選択します。新規ロケーションの場合、ユーザに対し、新規ロケーションを作成するための Cisco Emergency Responder Off-Premises User Web ページが表示されます。
管理者はこのプロセスを完了する前に、デバイスがコールできる接続先を、設定されている 1 つの接続先だけに制限できます。この操作により、デバイスのユーザは免責事項に同意し、現在のロケーション情報を提供した後で、デバイスを通常どおり使用できるようになります。