次世代ワイヤレス サイト マップの紹介
Cisco Prime Infrastructure には、リリース 3.2 から次世代のワイヤレス サイト マップが導入されています。次世代のサイト マップは、より大きく詳細なマップを提供する新しいユーザ インターフェイスにより強化されています。
次世代ワイヤレス サイト マップにアクセスするには、
を選択します。[ドメインサイドバー(Domain Sidebar)] メニューには、キャンパス、ビルディング、屋外区域、およびフロアがツリー ビューで表示されます。ツリー ビューでキャンパス、ビルディング、屋外区域、またはフロアをクリックすると、対応するマップがさまざまなパネルとともに右側のペインに表示されます。
ワイヤレス サイト マップの構成方法
ワイヤレス サイト マップには、事前に設定された階層があります。
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キャンパスはマップ階層の最上位レベルです。キャンパスは単一の事業拠点またはサイトを表します。キャンパスは、1 つ以上のフロア領域を持つ少なくとも 1 つのビルディングと、多数の外部領域から構成されます。
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ビルディングはキャンパス内の単一の構造物を表し、組織に関連するフロア領域マップに役立ちます。1 つのキャンパス マップに必要な数だけビルディングを追加できます。ビルディングでは、1 つまたは複数のフロアとそれに関連する外部領域を使用します。ビルディングはキャンパス マップにのみ追加できます。
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フロア領域は、キュービクル、壁に囲まれたオフィス、配線クローゼットなどで構成されるビルディング内にあります。フロア領域をビルディング マップのみに追加できます。作成する各ビルディング マップには、最大 100 のフロアを追加できます。
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地下レベルはフロア領域と同じですが、フロア領域と逆の順序で番号が付けられています。地下はビルディング マップにのみ追加できます。100 のフロア領域に加え、作成する各ビルディング マップには最大 100 の地下レベルを追加できます。
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外部領域は外部の場所です。外部領域は通常、ビルディングに関連付けられていますが、ビルディングと同レベルでキャンパス マップに直接追加する必要があります。キャンパス マップには必要な数だけ外部領域を追加できます。
Cisco Prime Infrastructure にはデフォルトのキャンパス マップが 2 つ付属しています。
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[システムキャンパス(System Campus)]:デフォルトのキャンパス マップです。新しいビルディング、フロア、地下または外部領域を作成するが、キャンパス マップの一部として作成しない場合、それらの従属マップは自動的に [システムキャンパス(System Campus)] マップの子として作成されます。
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[未割り当て(Unassigned)]:他のマップ([システムキャンパス(System Campus)] を含む)に割り当てられていないすべてのネットワーク エンドポイントとホストのデフォルト マップです。
ワイヤレス サイト マップ内で使用するためのイメージ ファイルの準備に関するガイドライン
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PNG、JPEG、GIF など、ラスタ イメージ ファイル形式に保存するグラフィック アプリケーションを使用します。
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フロアおよび屋外領域マップの場合、Cisco Prime Infrastructure では、PNG、JPEG、GIF、CAD ベクター形式(DXF および DWG)などのビットマップ イメージを使用できます。
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画像の寸法が、キャンパス マップに追加する予定のすべてのビルディングと屋外領域の合計寸法よりも大きいことを確認します。
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ワイヤレス フロア プラン マップで使用されるイメージでサポートされる最大寸法は次のとおりです。
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PNG イメージ: 2万ピクセル (15000 ピクセル)。
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JPG イメージ: 2万ピクセル (2万ピクセル)。
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インポートする前に、サイトの水平および垂直の寸法をフィートまたはメートル単位で収集します。これにより、インポート時にこれらの寸法を指定できます。
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キャンパス、ビルディング、フロア、または外部領域をメートル単位で入力する場合は、デフォルトのマップ測定単位をメートルに変更します。
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マップを作成したら、それらにネットワーク要素を割り当てることができます。この操作を手動で行うには、必要に応じて個々のデバイスを選択して、キャンパス、ビルディング、フロア、外部領域に割り当てます。ワイヤレス アクセス ポイントおよびアクセス コントローラの場合、組織のアクセス ポイントまたはワイヤレス アクセス コントローラの命名階層を使用してマップに自動的に追加できます。