Cisco WAAS コンテナを使用して WAN を最適化する方法
Cisco Wide Area Application Services(Cisco WAAS)コンテナは、強力な WAN 最適化アクセラレーション ソリューションです。
(注) |
この章では、Cisco WAAS デバイスをルータと呼び、Cisco WAAS コンテナをコンテナと呼びます。 |
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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Cisco Wide Area Application Services(Cisco WAAS)コンテナは、強力な WAN 最適化アクセラレーション ソリューションです。
(注) |
この章では、Cisco WAAS デバイスをルータと呼び、Cisco WAAS コンテナをコンテナと呼びます。 |
Cisco WAAS コンテナをインストールする前に、Cisco Prime Infrastructure で次の設定を行う必要があります。
(注) |
Cisco WAAS コンテナの名前が 22 文字を超えないようにしてください。 |
Cisco WAAS Central Manager で Cisco-WAAS を管理するには、Cisco WAAS Central Manager に登録する必要があります。Cisco WAAS Central Manager への Cisco WAAS の登録は、Cisco WAAS の CLI か Cisco WAAS Central Manager GUI、または Prime Infrastructure を通じて Cisco WAAS をアクティブ化する際に行うことができます。WCM は定期的に Cisco 4451-X サービス統合型ルータ(ISR)をポーリングし、現在のステータス情報を取得して設定を同期させます。
一般的な Cisco WAAS の展開は、Prime Infrastructure と Cisco WAAS Central Manager の両方のアプリケーションから構成されます。Cisco WAAS Central Manager の IP が Cisco WAAS の有効化時に使用されます。Cisco WAAS を有効にした後で Cisco WAAS Central Manager に登録されます。Prime Infrastructure は、次の理由で WCM の IP アドレスとサーバ名が必要です。
(注) |
Cisco WAAS Central Manager の設定はワンタイム設定です。Cisco WAAS Central Manager で Prime Infrastructure を認証するには Cisco WAAS Central Manager の IP アドレスが必要であり、Prime Infrastructure の [設定(Settings)] メニューを使ってこれを設定します。 |
(注) |
Cisco WAAS Central Manager の IP を Prime Infrastructure に設定しないと、新たにアクティブ化された Cisco WAAS が Cisco WAAS Central Manager に登録されません。 |
Prime Infrastructure で Cisco WAAS Central Manager の IP アドレスとサーバ名を設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[サービス コンテナの管理(Service Container Management)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
WCM IP アドレスと WCM サーバ名を入力します。 |
ステップ 4 |
[保存(Save)] をクリックします。 WCM は次の条件下で展開できます。 Prime Infrastructure は、Prime Infrastructure で設定されているアクティブな Cisco WAAS Central Manager とのみ連携します。 Cisco WAAS Central Manager のフェールオーバー後は、Prime Infrastructure と Cisco WAAS Central Manager のインターワーキングを再び正常に動作させるために、次のいずれかを実行する必要があります。
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シングル サインオン(SSO)機能を設定すると、既存の シングル サインオン機能を使用して Prime Infrastructure からシームレスに Cisco WAAS Central Manager を起動できます。
SSO を設定するには:
ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 |
[コマンドの選択(Select a command)] ドロップダウン リストから [SSO サーバの追加(Add SSO Server)] を選択します。 |
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ステップ 3 |
SSO サーバで使用する SSL/TLS 証明書のタイプを選択します。自己署名証明書または認証局(CA)の証明書タイプから選択します。 |
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ステップ 4 |
自己署名証明書タイプを使用している場合は、SSO サーバとして機能している Prime Infrastructure の IP アドレスを入力します。CA 証明書を使用している場合は、SSO サーバとなる Prime Infrastructure サーバの IP アドレスまたは FQDN のいずれかを入力します。
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ステップ 5 |
[実行(Go)] をクリックします。 |
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ステップ 6 |
[Save] をクリックします。 |
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ステップ 7 |
[AAA Mode Settings] を選択します。 |
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ステップ 8 |
[SSO] オプション ボタンを選択します。 |
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ステップ 9 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
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ステップ 10 |
WCM IP アドレスを設定します。WCM IP アドレスの設定方法については、「Prime Infrastructure と Cisco WAAS Central Manager の統合」を参照してください。 |
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ステップ 11 |
IP アドレスを設定した後、Prime Infrastructure からログアウトし、WCM にログインしてユーザ名を作成します。 |
ステップ 1 |
WCM にログインします。 |
ステップ 2 |
を選択します。 |
ステップ 3 |
[作成(Create)] をクリックします。 |
ステップ 4 |
Prime Infrastructure のユーザ名と一致するユーザ名を入力します。 |
ステップ 5 |
[ロール管理(Role Management)] を選択し、[管理(admin)] をクリックして RBAC ロールを割り当て、ユーザ アカウントを作成します。 |
ステップ 6 |
[ドメイン管理(Domain Management)] を選択してロールとドメインを割り当てます。 |
ステップ 7 |
[送信(Submit)] をクリックします。 |
ステップ 8 |
を選択します。 |
ステップ 9 |
[Enable NCS Single Sign-On] チェックボックスをオンにして、CAS/SSO サーバの URL を入力します。 |
ステップ 10 |
[Submit] をクリックして、証明書を作成します。 |
ステップ 11 |
証明書が作成された後、[実行(Submit)] をクリックします。 |
次の方法で Cisco WAAS Central Manager をクロス起動できます。
Device Work Center から Cisco WAAS Central Manager をクロス起動するには:
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
ステップ 2 |
Cisco WAAS デバイスを選択します。 下のペインにデバイスの詳細が表示されます。 |
ステップ 3 |
[Service Container] タブをクリックします。 |
ステップ 4 |
対応する Cisco WAAS コンテナを選択して、[WCM の起動(Launch WCM)] をクリックします。 |
[導入済みサービス(Deployed Services)] からクロス起動するには:
ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 |
対応する Cisco WAAS コンテナを選択して、[WCM の起動(Launch WCM)] をクリックします。
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Cisco WAAS コンテナの OVA イメージをインポートするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
次のいずれかの場所から OVA イメージを選択します。
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ステップ 3 |
[送信(Submit)] をクリックして Prime Infrastructure にイメージをインポートします。 |
ステップ 4 |
[更新(Refresh)] をクリックし、 フォルダ内のインポートされたイメージを表示します。 |
Cisco WAAS コンテナは、単一のルータに設定するか(単一デバイスへの Cisco WAAS コンテナのインストール)、または複数のルータに設定するか(複数デバイスへの Cisco WAAS コンテナのインストール)によって、2 つの異なる方法で設定できます。
Cisco WAAS コンテナのインストールは、2 つの方法で実行できます。コンテナをインストールした後でアクティブ化するか、インストールとアクティブ化を同時に行うことができます。
(注) |
Cisco WAAS コンテナの名前が 22 文字を超えないようにしてください。 |
Cisco WAAS コンテナをインストールするには、次の手順を実行します。
Cisco WAAS-750 の場合は 4194304 KB メモリおよび 2 個のCPU
Cisco WAAS-1300 の場合は 6291456 KB メモリおよび 4 個の CPU
Cisco WAAS-2500 の場合は 8388608 KB メモリおよび 6 個の CPU
Cisco WAAS をインストールしてアクティブ化するには、750 リソース プロファイルの場合、ルータに 8 GB の RAM が必要です。
Cisco WAAS がインストールされてアクティブになると、Cisco AppNav が自動的に設定されます。
ステップ 1 |
Cisco WAAS コンテナの OVA イメージのインポート」を参照してください。 を選択し、OVA イメージをインポートします。OVA イメージのインポート方法については、「 |
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ステップ 2 |
インポート後、[更新(Refresh)] をクリックして、インポートしたイメージを表示します。 |
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ステップ 3 |
[展開(Deploy)] をクリックします。 |
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ステップ 4 |
[ネットワーク ウィザード(Network Wizard)] ページで、コンテナを設定する Cisco WAAS デバイスを選択します。 |
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ステップ 5 |
[インストール(Install)] オプション、または [インストールおよび有効化(Install and Activate)] を選択し、ドロップダウン リストからリソース プロファイルを選択します。
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ステップ 6 |
[OK] をクリックして、Cisco WAAS コンテナをインストールします。 |
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ステップ 7 |
[WAAS-XE with AppNav-XE へのトラフィックのリダイレクト(Redirect Traffic to WAAS-XE with AppNav-XE)] チェックボックスをオンにしてインストールし、アクティブにします。 |
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ステップ 8 |
[OK] をクリックし、Cisco WAAS コンテナをインストールしてアクティブにします。 |
Cisco WAAS コンテナを単一のルータにインストールするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
ステップ 2 |
表示されたリストから、Cisco WAAS コンテナをインストールするルータを選択します。 |
ステップ 3 |
[Service Container] タブをクリックします。 |
ステップ 4 |
[Add] をクリックし、各フィールドに設定の詳細の入力します。 |
ステップ 5 |
[OK] をクリックします。 |
Cisco WAAS コンテナを複数のルータにインストールするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
インポートした OVA イメージが含まれている Cisco WAAS フォルダを選択します。 |
ステップ 3 |
[展開(Deploy)] をクリックします。 表示されたリストから、Cisco WAAS コンテナをインストールするルータを選択します。 展開後、[インストール(Install)] または [インストールおよび有効化(Install and Activate)] のいずれかをクリックします(「Cisco WAAS コンテナの作成」)。 |
ステップ 4 |
[インストールおよび有効化(Install and Activate)] を選択した場合は、[値割り当て(Value Assignment)] 領域で次の詳細を入力します。
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ステップ 5 |
[OK] をクリックします。 |
[デバイス ワーク センター(Device Work Center)] または [導入済みサービス(Deployed Services)] から Cisco WAAS コンテナを非アクティブ化できます。デバイス ワーク センターでは単一の Cisco WAAS コンテナを非アクティブ化できますが、[導入済みサービス(Deployed Services)] では複数の Cisco WAAS コンテナを非アクティブ化できます。
[デバイス ワーク センター(Device Work Center)] から単一の Cisco WAAS コンテナをアンインストールするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
ステップ 2 |
表示されたリストで、Cisco WAAS コンテナをアンインストールするルータをクリックして選択します。 |
ステップ 3 |
下部ペインで [Service Container] タブをクリックします。 |
ステップ 4 |
[Uninstall] をクリックします。 |
ステップ 5 |
[OK] をクリックします。 |
[導入済みサービス(Deployed Services)] から複数の Cisco WAAS コンテナをアンインストールするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 |
表示されたリストで、Cisco WAAS コンテナをアンインストールする複数のルータをクリックして選択します。 |
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ステップ 3 |
[Uninstall] をクリックします。 |
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ステップ 4 |
[OK] をクリックします。
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次の 2 つの方法で Cisco WAAS コンテナを非アクティブ化できます。
[デバイス ワーク センター(Device Work Center)] の単一の Cisco WAAS コンテナを非アクティブ化するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
ステップ 2 |
デバイス グループ リストから Cisco WAAS デバイス名を選択します。 |
ステップ 3 |
[Service Container] タブをクリックします。 |
ステップ 4 |
[Deactivate] をクリックします。 |
[導入済みサービス(Deployed Services)] の複数の Cisco ISR-WAAS コンテナを非アクティブ化するには:
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
リストから複数の Cisco WAAS デバイス名を選択します。 |
ステップ 3 |
[非アクティブ化(Deactivate)] をクリックします。 |