無線リソース管理(RRM)とは
オペレーティング システムのセキュリティ ソリューションでは、Radio Resource Management(RRM; 無線リソース管理)機能を使用して、すべての近隣アクセス ポイントを継続的にモニタし、不正アクセス ポイントを自動的に検出します。
Cisco Unified Wireless Network に内蔵されている RRM は、RF 環境をモニタし、検出されたパフォーマンスの問題を動的に修正します。
Prime Infrastructure は、アクセス ポイントの送信電力またはチャネルが変化したときにトラップを受信します。こうしたトラップ イベントまたは RF の再グループ化などの同様のイベントは、Prime Infrastructure イベントに通知として記録され、イベント ディスパッチャによって保持されました。近隣のアクセス ポイントからの信号、干渉、ノイズ、負荷など、送信電力またはチャネルの変化の理由は明らかではありませんでした。これらのイベントや統計を表示してトラブルシューティングを実行できませんでした。
RRM 統計情報を使用して、障害のある場所を特定し、チャネルまたは電力レベルの変更について考えられる理由を示すことができます。ダッシュボードでは、ネットワーク全体の RRM パフォーマンスの統計情報が表示され、イベントのグループ化に基づいてチャネル変更の理由が予測されます。イベントのグループ化には次のものが含まれます。
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パフォーマンスが最も低いアクセス ポイント
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同じ RF グループ内のコントローラ間の設定の不一致
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しきい値に基づいてアクセス ポイントによって検出されたカバレッジ ホール
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コントローラによって検出されたプリカバレッジ ホール
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最大電力で動作しているアクセス ポイントの比率
(注) |
RRM ダッシュボードの情報は、Lightweight アクセス ポイントのみで使用できます。 |