概要
このドキュメントでは、Technical Assistance Center(TAC)で問題をトラブルシューティングするときに Unity Connection および PBX IP メディア ゲートウェイで有効にする最も一般的なトレースについて説明します。 問題をトラブルシューティングする際、または TAC ケースをオープンする前に、プロセスのスピードを上げるためにこれらのトレースを有効にすることができます。
トレースの有効化
Unity Connection でトレースを有効にするには、次の手順を実行します。
- Unity Connection Serviceability に移動します。
- [Trace] > [Macro Traces] の順に選択します。
- [Call Control (Miu) Traces] を展開します。
- [For SIP Systems] チェックボックスをオンにします。
次に、PIMG/TIMG(T1 IP メディア ゲートウェイ)でトレースを有効にするには、次の手順を実行します。
- PIMG/TIMG で、管理インターフェイスに移動し、[Diagnostics] > [Trace/Logging] の順に選択します。
- [Trace] の横の [Configure] をクリックします。 次のトレースをオンにすることをお勧めします。
- 電話:[Event] チェックボックスをオンにします。
- VoIP:[Prot] チェックボックスをオンにします。
- Adept:呼処理 ID ルールをトラブルシューティングする場合は、[ALL] チェックボックスをオンにします。
- SI:設定でシリアル ケーブルを使用していて、最初のグリーティングまたは正しいメールボックスに到達するコールで問題が発生している場合は、[ALL] チェックボックスをオンにします。
- [Submit] をクリックします。
これで、問題を再現できるようになります。 問題を再現する際は、時刻、発信者番号、および着信者番号をメモします。 また、発生した問題について十分に説明できるよう準備します。
トレースの開始と収集
PIMG/TIMG でトレースを開始して収集するには、次の手順を実行します。
- PIMG/TIMG で、管理インターフェイスに移動し、[Diagnostics] > [Trace/Logging] の順に選択します。
- [Trace] の横の [Start] をクリックし、コールがボイスメールに転送されると予測する、十分な時間の経過後にテスト コールを発信します。
- [Stop] をクリックします。
- [Download] をクリックして、トレース ファイルを取得します。
この同じ期間中に記録されたトレース ファイルを Unity Connection から収集するために、次の手順を実行します。
- Real Time Monitoring Tool(RTMT)を開きます。
- [Trace & Log Central] に移動します。
- ファイルを収集します。
- Conversation Manager に接続します。
- [Next] をクリックします。
- もう一度 [Next] をクリックします。
- [Collection Time] で、テスト時間に合わせて時間範囲を調整します。
- [Download File Options] で、[Download File Directory] を特定しやすいディレクトリに変更します。
- [Finish] をクリックします。 Unity Connection Server の名前が付いたフォルダにファイルがダウンロードされます。
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