Cisco Unity Connection 2.x では、メッセージの再生後にタイムスタンプの通知をオフにしようとすると、すべてのメッセージの前後にタイムスタンプが通知されてしまいます。
このドキュメントでは、この問題のトラブルシューティング方法について説明します。
このドキュメントに関しては個別の要件はありません。
このドキュメントの情報は、次のハードウェアとソフトウェアのバージョンに基づいています。
Unity Connection 2.x バージョン
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Cisco Unity Connection 2.x では、電話機からボイスメールを確認する際、TUI カンバセーション中に各メッセージが再生された後に、デフォルトで日時が通知されます。 各メッセージを再生する前に、日時が通知されるようにデフォルト設定を変更できます。 これを実行するには、Cisco Unity Bulk Edit Tool で [Conversation] > [Message Review] に移動し、[Announce Time Before Playing Each Message] をオンにします。
これを実行すると、タイムスタンプが各メッセージの前と各メッセージの後の両方で通知されます。 これは、ユーザに煩わしく感じさせてしまう可能性があります。 以前のバージョンの Cisco Unity Connection 1.2 では、[Announce Time Before Playing Each Message] をオンにすると、各メッセージの後のタイムスタンプは自動的にオフにされました。 そのため、この通知は前か後のどちらかだけ再生されました。 Unity Connection 2.x では、この機能が移植されていません。
注: この問題は、Cisco Bug ID CSCsr12433(登録ユーザ専用)に記載されており、Cisco Unity Connection 7.0(1) で修正されています。
これを解決する唯一の方法は、デフォルトの「後」を「前」に変更する際に、CLI でスクリプトを実行して [Announce Time After Playing Each Message] をオフにすることです。
Unity Connection 2.x の CLI で、次のスクリプトを実行し、メッセージの後の日時の通知をオフにします。
run cuc dbquery unitydirdb update tbl_usersubscriber set saytimestampafter=0