概要
このドキュメントでは、Connection 管理で Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)ドメイン名を更新する方法について説明します。このドメインは、ユニファイド メッセージングとデジタル ネットワーキングに影響します。
Unity Connection は、SMTP クライアントおよび SMTP サーバとして実行できます。デフォルトでは、SMTPドメイン名は、インストールされている最初のノードの完全修飾ドメイン名(FQDN – ホスト名、DNSドメイン名が追加されている場合はホスト名)に設定されています。特定のシナリオでは、デフォルト値から SMTP ドメイン名を変更することが必要になる場合があります。これは、各接続場所に固有の SMTP ドメインがあることと、そのドメインが会社の電子メール ドメインと同じでないことを確認するために必要になる場合があります。
手順
クラスタの SMTP ドメインを変更するには、デジタル ネットワーキングが現在設定されているのであれば、それをネットワークから削除する必要があります。デジタル ネットワークにこれを追加しなおす前に、次の手順を実行します。
変更する場所(クラスタ)が次のどのリストにも表示されなくなったことを確認するために、すべてのリモート ロケーションを検査します。
- [Connection Administration] > [Networking] > [Links] > [Intrasite Links]
- [Connection Administration] > [Networking] > [Links] > [Intersite Links]
場所がリモート クラスタに表示されなくなったら、SMTP ドメインを変更するために、次の手順を実行します。
- Unity Connection の管理 Web ページに移動します。
- [System Settings] > [SMTP Configuration] > [Server]を選択します。
- [Change SMTP Domain]をクリックします。ドメイン名を更新して、[Save]をクリックします。
- 次のサービスを再起動することが要求されます。Connection Conversation Manager、Connection Message Transfer Agent、および Connection SMTP Server。
- クラスタ内では、Connection Conversation Manager と Connection SMTP Server を両方のサーバ上で再起動します(Mail Transfer Agent(MTA)はプライマリ ノード上でしか実行しません)。
必要に応じて、サイト内リンクとサイト間リンクを追加しなおします。
注:Cisco Unity Connection のメッセージ ルーティングにおける問題を回避するために、Cisco Unity Connection の SMTP ドメインが、社内電子メール ドメインとは異なっていることを確認します。
関連情報