Unity Connection で DRS バックアップ デバイスを追加できない

概要

このドキュメントでは、Unity Connectionがディザスタリカバリシステム(DRS)バックアップデバイスを追加できない場合に、オプションがグレー表示されているために発生する可能性がある状況について説明します。これは、Unity Connectionクラスタサブスクライバでも発生する可能性があります。

DRSバックアップが発生すると、サブスクライバ上の項目のバックアップが失敗するという症状も発生する可能性があります。

問題

Unity ConnectionはDRSバックアップデバイスを追加できません。

解決策 1

この問題をトラブルシューティングするには、次の手順を実行します。

1. Unity Connectionパブリッシャで、[OS Admin] > [Security] > [Certificate mgmt] > [Find] > [ipsec.pem] > [Download to PC]に移動します。
2. [Subscriber to Certificate Management]ページに移動します。
3. サブスクライバサーバのパブリッシャのIPsec信頼証明書を削除します。
4. パブリッシャからダウンロードした証明書をIPsec信頼としてアップロードします。
5. マスターエージェント(MA)とローカルエージェント(LA)を再起動します。

解決策 2

解決策1で問題が解決しない場合は、パブリッシャのIPsec証明書に問題がある可能性があります。その場合、パブリッシャで証明書を再生成し、サブスクライバから存在する信頼を削除する必要があります。パブリッシャから新しいIPsec証明書をIPsec信頼としてコピーするには、次の手順を実行します。

1. [Cisco Unified Communications Manager OS Administration]ページにログインします。
2. [Security] > [Certificate Management] を選択します。[Certificate List] ウィンドウが表示されます。
3. 証明書リストをフィルタリングするには、検索コントロールを使用します。
4. ipsec.pemファイルを選択し、Regenerateをクリックします。
5. ipsec.pemファイルが正常に再生成されたら、コンピュータにipsec.pemファイルをダウンロードします。
6. [Certificate Management]ページに戻ります。
7. 既存の破損したIPsec信頼ファイルエントリを検索します。証明書(CTL)のファイル名を選択し、[削除]をクリックします。詳細は、「証明書の削除」を参照してください。
8. ダウンロードしたipsec.pemファイルを「ipsec-trust」というタイトルでアップロードします。
9. MAとLAを再起動します。

この問題は、Cisco Bug ID CSCts01090に関連している可能性があります。