Cisco Unified Communications Manager リリース 12.0(1) 一括管理ガイド

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Cisco Unified Communications Manager リリース 12.0(1) 一括管理ガイド

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ジョブのスケジュール設定の管理

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Updated:
2018年3月8日

章のタイトル： ジョブのスケジュール設定の管理

ジョブのスケジュール設定の管理

この章では、BPS のアクティブ化とジョブのスケジュール設定について説明します。

一括トランザクションのスケジュールを設定して、これらのトランザクションを開始する必要がある時刻を指定できます。Cisco Unified Communications Manager Administration の [一括管理（Bulk Administration）] メニューから送信されたジョブはすべて、Bulk Provisioning Service（BPS）のキューに入れられます。ジョブに対して指定した開始時刻によって、トランザクションの実行が開始されます。開始時刻が指定されていない場合、トランザクションは受信された順番で実行されます。

Bulk Provisioning Service のアクティブ化

実行するためにジョブを送信する前に、Bulk Provisioning Service（BPS）をアクティブにする必要があります。

BPS は、アクティブ化されると自動的に起動します。サービスが起動するごとに、BPS は Cisco Unified Communications Manager データベースと同期されます。

手順
    ステップ 1   [Cisco Unified Communications Manager Serviceability] ウィンドウから、[ツール（Tools）] > [サービスのアクティブ化（Service Activation）] の順に選択します。 [サービスの開始（Service Activation）] ウィンドウが表示されます。
    ステップ 2   [サーバ（Server）] ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager を実行しているサーバを選択します。
    ステップ 3   [データベースおよび管理者サービス（Database and Admin Services）] 領域で、Cisco Bulk Provisioning Service に対応するチェックボックスをオンにします。
    （注）     

    サービスが既にアクティブな場合、[Activation Status] に [Activated] と表示されます。

    ステップ 4   [更新（Update）]をクリックします。 ウィンドウが更新され、Bulk Provisioning Service に対応する [アクティブ化ステータス（Activation Status）] に [アクティブ化（Activated）] と表示されます。
    関連タスク
    BPS の開始、停止、および再起動
    関連情報
    Tool for Auto-Registered Phone Support のユーザ ロケール関連のトピック

    BPS の開始、停止、および再起動

    Bulk Provisioning Service（BPS）を手動で停止または再起動できます。


    （注）  

    BPS は、Cisco Unified Communications Manager Serviceability を使用してアクティブ化することで自動的に開始されます。

    手順
      ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager Serviceability で、[ツール（Tools）] > [コントロールセンター：機能サービス（Control Center - Feature Services）] の順に選択します。

      [コントロールセンター：機能サービス（Control Center–Feature Services）] ウィンドウが表示されます。

      ステップ 2   [サーバ（Servers）] ドロップダウン リスト ボックスから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。

      Cisco Bulk Provisioning Service が、[データベースおよび管理者サービス（Database and Admin Services）] 領域の [サービス名（Service Name）] 列のリストに表示されます。

      （注）     

      BPS がすでにアクティブになっている場合は、[アクティベーションステータス（Activation Status）] に [アクティブ（Activated）] と表示されます。

      ステップ 3   BPS に対応するチェックボックスをオンにして、次のいずれかを実行します。
      1. BPS を再起動するには、[再起動（Restart）] をクリックします。 サービスが再起動し、「Service Successfully Restarted」というメッセージが表示されます。
      2. BPS を停止するには、[停止（Stop）] をクリックします。 サービスが終了し、「Service Successfully Stopped」というメッセージが表示されます。
      3. 停止した BPS を開始するには、[開始（Start）] をクリックします。 サービスが起動し、「Service Successfully Started」というメッセージが表示されます。

      BPS の非アクティブ化とログアウト

      BPS を非アクティブにした後は、このツールを使用する必要がなければログアウトすることができます。

      手順
        ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager Serviceability で、[ツール（Tools）]、[サービスのアクティブ化（Service Activation）] の順に選択します。 [サービスの開始（Service Activation）] ウィンドウが表示されます。
        ステップ 2   [サーバ（Servers）] ドロップダウン リスト ボックスから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。

        Cisco Bulk Provisioning Service が、[データベースおよび管理者サービス（Database and Admin Services）] 領域の [サービス名（Service Name）] 列に表示されます。

        ステップ 3   Cisco Bulk Provisioning Service に対応するチェックボックスをオフにして、[更新（Update）] をクリックします。 サービスが非アクティブになり、[ステータス（Status）] 列に [非アクティブ（Deactivated）] ステータスが表示されます。

        BPS に送信されたジョブの検索

        Cisco Unified Communications Manager Administration 上の [一括管理（Bulk Administration）] メニューを介してすでに BPS に送信されたジョブを検索できます。

        手順
          ステップ 1   [一括管理（Bulk Administration）] > [ジョブ スケジューラ（Job Scheduler）] を選択します。[ジョブの検索/一覧表示（Find and List Jobs）]ウィンドウが表示されます。
          ステップ 2   最初の [ジョブの検索（Find Job where）] ドロップダウン リスト ボックスから、次のオプションのいずれかを選択します。
          • ユーザ（User）
          • ステータス
          • ジョブ ID（Job ID）
          • 説明
          • スケジュール日時（Scheduled Date Time）
          （注）     

          ジョブを検索するときには、人間が判読できる日付ではなく、エポックタイムを使用してください。たとえば、「July 2015」ではなく「1438171」を使って検索します。

          ステップ 3   2 番目の [ジョブの検索（Find Job where）] ドロップダウン リスト ボックスから、次のオプションのいずれかを選択します。
          • が次の文字列で始まる（begins with）
          • が次の文字列を含む（contains）
          • が次の文字列と等しい（is exactly）
          • が次の文字列で終わる（ends with）
          • が空である（is empty）
          • が空ではない（is not empty）
          ステップ 4   3 番目のドロップダウン リスト ボックスから、[表示（Show）] を選択して、完了したジョブを表示します。
          ステップ 5   必要に応じて適切な検索テキストを指定し、[検索（Find）] をクリックします。

          さらにクエリを定義するには、[AND] または [OR] を選択して複数のフィルタを追加し、ステップ 2 ～ステップ 5 を繰り返します。

          ヒント   

          データベースに登録されているすべてのジョブを検索するには、検索テキストを何も入力せずに [検索（Find）] をクリックします。

          検出されたジョブのリストが次の分類で表示されます。
          • ジョブ ID
          • スケジュール日時（Scheduled Date Time）
          • 送信日時
          • 順序
          • 説明
          • Status
          • 最後のユーザ
            （注）     

            ジョブのスケジュール時に [後で実行（Run Later）] ラジオ ボタンを選択した場合は、[ステータス（Status）] に [保留（Hold）] と表示されます。[今すぐ実行（Run Immediately）] ラジオ ボタンを選択した場合は、[ステータス（Status）] に [処理中（Pending）] と表示されます。ジョブが完了している場合は [ステータス（Status）] に [完了（Completed）] と表示され、エラーが発生したために完了できなかったジョブの場合は [未完了（Incomplete）] と表示されます。

          ステップ 6   スケジュール設定する（またはアクティブにする）処理中または保留中のジョブのジョブ ID をクリックします。 [ジョブの設定（Job Configuration）] ウィンドウが表示されます。

          送信済みジョブのスケジュール

          送信済みジョブをスケジュールできます。

          手順
            ステップ 1   スケジュールするジョブを検索します。
            ステップ 2   [ジョブの設定（Job Configuration）] ウィンドウで、ジョブのスケジュールとアクティブ化に関する設定を入力します。

            次の表を参照してください。

            表 1 ジョブの設定

            フィールド

            説明

            ジョブ ID

            ジョブの送信時に作成されたジョブ ID が表示されます。

            ジョブのステータス（Job Status）

            次のいずれかのジョブ ステータスが表示されます。

            • 保留

            • 保留中（Pending）

            • 完了

            • 未完了（Incomplete）

            スケジュール日時（Scheduled Date Time）

            ドロップダウン リスト ボックスから、月、日、年を選択します。ジョブをスケジューリングする時刻を入力します。

            送信日時

            ジョブが送信された日時が表示されます。

            順序

            ドロップダウン リスト ボックスから、ジョブの実行順序を選択します。1 から 20 までの番号を選択できます。

            （注）     

            複数のジョブのスケジュール日時が同じである場合は、シーケンス番号に従ってジョブが BPS 内のキューに入れられます。スケジュールされた日時と順序が同じである場合は、送信された日時に従ってジョブがキューに入れられます。

            ジョブ説明（Job Description）

            ジョブの作成時に入力した説明が表示されます。この説明は、任意の言語で最大 50 文字を含めるように編集できますが、二重引用符（"）、パーセント記号（%）、アンパサンド（&）、バックスラッシュ（\）、および山カッコ（<>）を含めることはできません。

            頻度（Frequency）

            次のオプションの中から、トランザクションの頻度を選択します。

            • [1 回（Once）]

            • 月 1 回

            • [毎週（Weekly）]

            • [毎日(Daily)]

            • 毎時（Hourly）

            たとえば [毎日（Daily）] を選択すると、毎日、[スケジュール日時（Schedule Time and Date）] フィールドに入力された時刻にトランザクションが実行されます。

            ジョブの終了時刻（Job End Time）

            反復的な（頻度の高い）ジョブの終了時刻が表示されます。

            最終変更者（Last Modified By）

            このジョブを最後に変更した管理者のユーザ ID が表示されます。
            ステップ 3   スケジュールされた時刻のジョブをアクティブにするには [ジョブのアクティブ化（Activate job）] をクリックします。または後でジョブをアクティブにする場合は、[保存（Save）] をクリックして設定を保存します。

            [ジョブの検索/一覧表示（Find and List Jobs）] ウィンドウが表示されます。

            （注）     

            ジョブが保存されていても、まだアクティブになっていない場合は、ジョブのステータスが [保留（Hold）] と表示されます。このようなジョブをアクティブ化しない限り、BPS では処理されません。

            ステップ 4   すでにアクティブ化したジョブのジョブ ID をクリックします。[ジョブの設定（Job Configuration）] ウィンドウで、完了、未完了、停止要求中、または処理中のすべてのジョブに関する次の情報が [ジョブの結果（Job Results）] 領域に表示されます。
            • ジョブの実行日時（Job Launched Date Time）
            • ジョブの結果の状況（Job Result Status）
            • 処理されたレコードの数（Number of records Processed）
            • 失敗したレコードの数（Number of Records Failed）
            • レコードの総数（Total Number of Records）
            • ログ ファイル名
              （注）     

              [ログ ファイル名（Log File Name）] 列のリンクをクリックすると、このトランザクションのログ ファイルが表示されます。

            次の作業

            ジョブのリストに戻るには、[関連リンク（Related Links）] ドロップダウン リスト ボックスから [検索/一覧表示に戻る（Back to Find/List）] を選択して [実行（Go）] をクリックします。

            関連タスク
            BPS に送信されたジョブの検索

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