この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Unified Communications Manager 一括管理(BAT)または Tool for Auto-Registered Phones Support の使用時に発生する可能性があるさまざまな問題やメッセージに関する情報を提供します。
Cisco Unified Communications Manager Serviceability の [サービス制御(Service Control)] ウィンドウから、トレース ファイルの書き込み機能を有効にすることができます。
トレース ファイルには、ツールの機能の問題を追跡する手段が用意されています。システムは、BAT と TAPS 用のトレース ファイルを、BAT と TAPS がインストールされているサーバに書き込みます。
BAT 用および TAPS 用のトレース ファイルは次のように表示されます。
bps<index number>.log
taps<index number>.log
ここで、<index number> は 1 ~ 250 の範囲です。
トレース ファイルに含める情報を設定した後は、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)で trace および log central オプションを使用して、トレース ファイルを収集および表示できます。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Serviceability System Guide』を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager Serviceability の [サービス制御(Service Control)] ウィンドウから、トレース ファイルの書き込みを無効にすることができます。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager Serviceability で、 を選択します。 [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 | [サーバ(Server)] ドロップダウン リスト ボックスから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。 |
ステップ 3 | [設定済みサービス(Configured Services)] ドロップダウン リスト ボックスから [Cisco Bulk Provisioning Service] を選択します。 |
ステップ 4 | トレース機能を非アクティブにするには、[トレースオン(Trace On)] チェックボックスをオフにします。 |
ステップ 5 | [更新(Update)] をクリックします。
このアクションによって、この機能が無効になります。 |
BAT は、一括トランザクションごとにログ ファイルを生成します。ログ ファイルにはレコードのキー値が示されるので、管理者はレコードを再検証できます。電話機の MAC アドレスは、電話機の追加、更新、または変更を行う際のキー値として機能します。ユーザが追加されると、ユーザ ID がキー値として機能します。BAT で作成された各ジョブのログ ファイルを表示するには、該当するジョブを見つけ、[ログファイル名(Log File Name)] 列のリンクをクリックします。ポップアップ ウィンドウに、そのジョブのログ ファイルの詳細が表示されます。
ログ ファイル名は、実行された操作と、その操作が終了した日時を示しています。
[ファイルのアップロード/ダウンロード(Upload/Download Files)] メニュー オプションからファイルを削除し、正しい機能用としてファイルをアップロードしてください。
(注) | Cisco Unified IP Phone(モデル 7911、7941、7961、)では移行のアクティビティが正しく機能し、移行後は SIP として電話が登録されます。 |
低トラフィックの時間帯に一括トランザクションを送信することをお勧めします。Cisco Unified Communications Manager が大量のコールを処理しているときに BAT ファイルを最初のノード データベースに挿入すると、BAT トランザクションが遅くなる可能性があります。実際、Cisco Unified Communications Manager によるコール処理に悪影響が及ぶ可能性もあります。
ファイル サイズを 1 ファイルあたり 12000 レコード未満に制限することにより、BAT パフォーマンスが改善する可能性があります。
また、BAT ファイルを最初のノード データベースに挿入するに当たり、Cisco Unified Communications Manager のノード サーバで動作する TFTP サービスを予め停止することにより、BAT パフォーマンスが改善することがあります。挿入トランザクションが完了したら、TFTP サービスを再起動する必要があります。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager Serviceability ウィンドウで、 の順に選択します。 | ||
ステップ 2 | 対応するラジオ ボタンをクリックして、[Unified CM サービスからの Cisco TFTP(Cisco TFTP from the Unified CMService)] リストを選択します。 | ||
ステップ 3 | [停止(Stop)] をクリックして、[OK] をクリックします。
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原則として、TAPS が使用されていない場合は、TAPS サービスを停止することをお勧めします。このサービスを停止することによって、TAPS の不要な使用を防ぐことができ、また CPU 時間をある程度節約することもできます。
Cisco UCCX サーバで JTAPI が使用可能であることを確認します。
UCCX サーバ上の JTAPI バージョンが、Cisco Unified Communications Manager にインストールされている JTAPI バージョンと同じであることを確認します。
Cisco Unified Communications Manager でルート ポイントと CTI ポートが適切に設定されていることを確認します。
JTAPI ユーザの [CTI からのデバイスの制御を許可(Allow Control of Device from CTI)] チェックボックスがオンになっていることを確認します。これは、Cisco Unified Communications Manager Administration のユーザ ウィンドウで確認できます。
CTI Manager サービスが開始されていることを確認します。
Cisco Unified Communications Manager のユーザ設定で、ポートとルート ポイントがユーザに関連付けられていることを確認します。
さらにトラブルシューティングを行うには、Cisco UCCX サーバの MIVR ログ ファイルを収集して確認してください。